『ノブは苦労人で使用人』
あらすじ
メイジが家督を放棄したことによって、仕えていた俺は職をなくすことになった。
日本まで追いかけて来たはいいが、
メイジを世話している「としあき」とかいうやつはまるで甲斐性が無い。
本国へ連れ帰ろうと何度も説得したが、
頑なに拒むメイジの首を振らせることは出来なかった。
生活していくために新しい主に仕えたものの、
やはり長年ともに暮らしたメイジのことが気になっていた。
日本まで追いかけて来たはいいが、
メイジを世話している「としあき」とかいうやつはまるで甲斐性が無い。
本国へ連れ帰ろうと何度も説得したが、
頑なに拒むメイジの首を振らせることは出来なかった。
生活していくために新しい主に仕えたものの、
やはり長年ともに暮らしたメイジのことが気になっていた。
(第一話冒頭より抜粋)
△
△
ノブ
- ブルガリアでメイジに仕えていた少年。彼女を追って日本まで来たのはいいが、新しい主とメイジの世話に追われる日々。
- メイジの世話をしにとしあきの家に通う「通い妻」。お給料はでません。
- 「僕」という一人称を使うノヴが大半の中、「俺」を使う少し変わったタイプである。
- 口調は丁寧だが、心の中ではけっこう毒を吐くこともある。でも根は素直なところもある。
江上恵(えがみ めぐみ)
- ノブが日本で見つけた新しい雇い主。
- 「わぁい」な漫画を描くことを生業とする。
- 仕事中はタオル地のヘアバンドで髪を纏ている。また仕事が終わるとミルクたっぷりのホットココアを飲むのが習慣。
- ノブの仕事は通常の家事に加え、ココアを入れたり、彼女をお姫様抱っこでベッドへ運ぶこと。もちろんこの時は重いなんて口が裂けても言わない。
- 不貞腐れたように口を尖らせた様子が、ノブの知っている誰かさんにそっくりな新しい主。
- ノブが言うにはズボラらしい。
- 恋人はいない。
- キャラ設定(仮)
江上恵(えがみめぐみ)img>image>Egami
外見はほめ子かなぁ、imgとnovは同居中、おち○ちん絵描き
ノブは薄給、としあきとの関係は不明
- 彼女が登場したSSは、『喜び』という別のSSの一場面から書かれたもので、『喜び』自体が彼女の執筆する漫画という設定になっている。なお『喜び』は通い妻あき氏の作品ではない。
としあき
- メイジを養う青年。
- 職業等についての描写は無いが、クロゼットにスーツが掛かっている辺り、案外働いているのかもしれない。
- 生活態度はズボラで、それゆえメイジまでがズボラになりはしないかとノブを苛立たせている。
- ただ、だらしない男ではあるが、クリスマスにはメイジへのプレゼントを用意しているので、彼なりに彼女のことを思っているのだろう。
またこの時、ノブにもささやかではあるがプレゼントを渡しているので、彼なりに日頃の感謝をしてもいるのだろう。
メイジ
- 彼女についてはまだあまり触れられていない。
- 「家督を放棄」とあるので、大きな家の生まれであろうという程度。
- ただ、としあきとの関係は深いようである。
添付ファイル