飛蝗あき氏設定詳細
あらすじ
それは彼女が日本に来る前のこと。
大好きな家族に囲まれた日々。
勉強をして、本を読み、森に遊ぶ幸福な日々。
もうすぐ彼女は9歳の誕生日を迎えようとしていた。
そしてそんな娘を見つめ、父は思う。
――逞しくなったな…。
ここに住み始めてから7年。「彼女」がこの世から居なくなり、もう7年も経とうとしていた。
……それが一年前のことだった。
メイジ
- 1話目の時点で8歳。父、家政婦のナンシーと共に郊外の森の中にある家に住む。
- 母は幼い時に死別したと父から聞いている。
- 父の意向から学校へは通っていないが、父とナンシーの指導の下、歳相応以上の学力はある。
- 数学が得意で読書好き。
- もっと小さい頃、捕まえたバッタが怖くなって泣いてしまったが、今は大きいのも小さいのも可愛いと言う。
メイジ父
- 40歳前後。職業は画家。在宅で仕事をしている。
- 弟が居るが疎遠。
ナンシー
- 60歳半ば。メイジの父の親戚で、夫とは死別している。
- 現在の家に父が住み始めるのと一緒に、家政婦として雇われたが、今ではメイジの母代わりとして共同生活という形をとっている。
- 彼女にとってメイジは娘であり孫であるような存在、そしてまたメイジ自身もナンシーの事は母親のような存在だと思っている。
メイジの家
- 木造の二階建ての小さな家。周りは森に囲まれている。父の創作活動の為、静かな場所に家を建てた。
- 家の前には手製の小さな花壇や畑が在り、よくメイジが手入れをしている。
添付ファイル