デストロエンダー



ゴジラ/デストロイア型メダロット(GZL)
登場作品:S

機体概要

メダロットSと特撮映画「ゴジラ」シリーズとのコラボとして登場したメダロット。

モチーフは1995年公開の映画、「ゴジラVSデストロイア」に登場したデストロイア
映画第1作「ゴジラ」でゴジラを倒したオキシジェン・デストロイヤー(※)の影響で復活した、酸素がほとんど存在しなかった先カンブリア時代に生息していた、甲殻類の特性を持った微小な生命体がその元。
現代の酸素の存在する環境に適応するため、微小な生命体が異常進化を遂げて誕生した怪獣で、完全生命体の異名を持つ。
劇中デストロイアは微小な生命体が融合して何パターンにも変異しており、デストロエンダーのモチーフはゴジラなどの二足歩行怪獣に類似した最終形態、デストロイア完全体である。

型式番号GZL05

コウモリの羽の様な頭と翼が生えた、デストロイア完全体の姿をそのままメダロットに落とし込んでいる。
特徴的な翼は、背中ではなく肩に備えつけられている。
メカニカルデザインはスタジオGSの安藤孝太郎氏。

※映画第1作「ゴジラ」において登場した、水中の酸素を全て破壊してしまうという効果を持った薬剤で、シリーズ全体でも人類が完全にゴジラを倒すことの出来た物体のひとつ。開発した芹沢博士は兵器転用などで悪用されることを恐れて、その製造法の一切を残さず、自身もゴジラ諸共命を絶った。後年の作品でも「ゴジラVSデストロイア」を含めてオマージュとして言及されたり、似た様な効果を持った物体が登場したりしている。

機体説明

メダロットS

メダロットS×ゴジラシリーズコラボイベント第2週「ゴジラコラボ 対G作戦」にてエネミーとして先行登場。
その後メダロットS×ゴジラシリーズコラボイベント第4週「ゴジラコラボ メダマイスター検定」開催に合わせて、ピックアップガチャで入手出来るコラボ期間限定初期ランク☆3メダロットとしてスペゴジラグナと共に登場。

技構成はゴジラグナを意識したもので、類似した技が存在している。
ゴジラグナとの相違点としては、自身にマイナス症状を付与して力へと変えるゴジラグナに対して、相手に与えたマイナス症状を利用して追い打ちを掛けるという点が挙げられる。
やはりゴジラグナをはじめとするほとんどのゴジラシリーズコラボメダロットと同様、ニュートラルパーツかつ全てのパーツがヘヴィパーツに該当するという特徴を持つ。

頭部パーツは本作初出の新技、ダブルファイアS(ショット)
攻撃時に相手に対して、ファイアマイナス症状を2つ付与し、さらに自身にもファイアを付与する効果を持つ。
要はダブルメルトSファイア版である。
アトミックレイジと比較して、ランク☆6時の威力値は1556と低いものの、成功値は1366と大きく上回る。
充填値819、冷却値653と行動速度もアトミックレイジより優れている。

右腕パーツは同じくコラボメダロットのアポカリジエンド以来となるマイナスチェイン?
ニュートラルパーツとしては初。
アポカリダークと比較するとランク☆6時の威力値が1361と若干低いのに対して、成功値が1004と若干高い。
充填値748、冷却値584と行動速度は高くなっている。

左腕パーツはHサバイバー、パーツ単位では初となる。
ランク☆6時の威力値はボソンのドライブCと比較しても1605とほとんど変わらず、純粋なダメージソースとしても優秀。
だが成功値は921と低下していて、カスリでマイナス症状の付与を回避される危険性が若干高くなっている。
充填値はわずか1のみ高い621だが、冷却値は636と若干上がっている。
それでも重い攻撃後ペナルティは変わらない上、メダチェンジ後の技ではない分、攻撃後の隙を突かれて機能停止させられる危険性はより高い。

先述のとおり、全てのパーツがヘヴィパーツに該当する。

脚部特性は本作初出のコンバスション?
自身にファイアが付与されている状態で、ファイアで受けるダメージが回復に変わり、全てのパーツの装甲値以外の性能が上昇するという効果を持つ。
要はメルトダウン?ファイア版である。
ヘヴィリミットは最大値の3。

ランク☆6時に充冷値892と基礎値は高い方だが、バーニンストンプと比較すると若干低い。
だが逆に回避値は1507と高く、コンバスション?の補正が発生すればダブルエッジなどの補正値には及ばないにしても、高い回避性能を発揮出来る。
射耐値1278、格耐値1223とバーニンストンプと比較して射耐値の方が高くなっている。

ゴジラグナに類似してはいるものの、劇中の誕生経緯を彷彿とさせる、ゴジラグナに対してメタを張るかの如き技を持ったメダロット。
相手にダブルファイアSファイアを複数付与し、自身の性能も高めた上でマイナスチェイン?で追い討ちを掛けるのが鉄板となる。
相手の回復技や技構成上天敵となる妨害クリアを封殺出来るHサバイバーも存在するため、相手に回復させる隙を与えさせずに機能停止させられる可能性もある。
だが妨害クリアは基本的に行動速度が高いため、ダブルファイアSHサバイバーよりも先んじられてしまうのは否めない。
相手を上回る行動速度での妨害クリアの使用の封殺や、チーム全てのメダロットにマイナス症状攻撃を満載しての物量作戦で対処するのが手となる。
後者は乱暴な手段とはなるが、マイナスチェイン?との相性も良くなるため、単なるゴリ押しとは言い難い。
ミステリーダーは格闘攻撃の成功値に大きな補正を掛けられるファイターコアに加えて、エフェクトクリアフラッシュを使用出来るため、何かと相性が良い。
草原やサイバーの地形で採用してみると良いだろう。
同じ安藤孝太郎氏デザインのフレイムヴルカン?ファイターコアが使用出来て、相手の妨害クリアを自身のフレイムで打ち消した上で自身のHサバイバーでの追撃という連携が出来るため、決してネタ編成とはならない。
やはりヘヴィパーツを満載しているため、重力属性攻撃が弱点。
加えてHサバイバー使用後は回避も防御も出来なくなるため、防御役は必須となる。

登場人物としてのデストロエンダー

メダロットS

メダロットS×ゴジラシリーズコラボイベント第3週「ゴジラコラボ 対G作戦」にて登場。

工事現場で作業の妨害をしていた未知のメダロット。
やはり「キシャアアアアアッ!」という咆哮を上げるだけで、意味のある言葉は話さず意思疎通は出来ない。
やはりクロスはデストロエンダーの名前を感じ取って把握している。
それに加えて、デストロエンダーは複数体が存在していた

デストロエンダーが作業を妨害していた工事現場の地下には、ロボロボ団のアジトが存在した。
その話を知ったサケカースは、デストロエンダー仲間にしようと目論んだものの、言うことを聞かず失敗してしまう。
加えて、重機や駆けつけたゴジラグナの攻撃の衝撃を感じ取って、無数のデストロエンダーが姿を現してしまう
アラセ達とゴジラグナに加えて、セレクト隊の活躍のおかげでデストロエンダー達は撃退され、何処かへと姿を消した。

関連機体

機人(メダロット)対怪獣(ゴジラ)、ゴジラシリーズコラボメダロット
ゴジラグナ 身を融かす熱を力と変える怪獣王
トリニティギドラ 23世紀からの刺客、超ドラゴン怪獣
セラフモス 小さき美人に導かれし地球の守護者
メカゴジラグナ 超技術の結晶、対G超兵器
スペゴジラグナ Gを滅ぼすもの、宇宙結晶怪獣
デストロエンダー 古代からの刺客、完全生命体

機体性能

メダロットS

デストロエンダー(パーツ性別:N)
アルバム
謎のデータをもとに開発された、
とげとげしい角と翼を持った
怪獣を思わせる姿のメダロット。

その身に秘めた莫大なエネルギーで
相手を撃ち抜き、切り裂く。
成長という名の改良を繰り返して
完全体に至ったと言われているが、
真実を知る者はいない。

※ステータスはランク☆6レベル100時のものです。
頭部:オキシジェンレイ(GZL05)
装甲 成功 威力 充填 冷却 回数 Hv スキル
4199 1366 1556 819 653 3 しゃげき ダブルファイアS

右腕:ミクロスライサー(GZL05)
装甲 成功 威力 充填 冷却 Hv スキル
3959 1004 1361 748 584 かくとう マイナスチェイン?

左腕:デヴァステイター(GZL05)
装甲 成功 威力 充填 冷却 Hv スキル
3959 921 1605 621 636 かくとう Hサバイバー

脚部:アストロシールド(GZL05)
装甲 射耐 格耐 回避 充冷 Hv タイプ 脚部特性
4019 1278 1223 1507 892 3 二脚 コンバスション?
地形相性
荒野 砂漠 山地 岩山 草原 森林 市街地 アリーナ 凍土 水辺 サイバー
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最終更新:2025年05月09日 19:46