エゼ18: エゼキエル書  第19章
エゼ19:1 あなたはイスラエルの君たちのために悲しみの歌をのべて、
エゼ19:2 言え、あなたの母はししのうちにあって、どんな雌ししであったろう。彼女は若いししのうちに伏して子じ
しを養った。
エゼ19:3 彼女は子じしの1つを育てたが、それは若いししとなって、獲物をとることを学び、人を食べた。
エゼ19:4 国々の人は彼に対して叫び声をあげ、落し穴でこれを捕え、かぎでこれをエジプトの地に引いて行っ
た。
エゼ19:5 雌じしは自分の思いが破れ、その望みを失ったのを見たので、ほかの子じしをとって、これを若い子じし
とした。
エゼ19:6 彼はししのうちに行き来し、若いししとなって、獲物をとることを学び、人を食べた。
エゼ19:7 彼はその要害を荒し、その町々を滅ぼした。そのほえる声によって、その地とその中に満ちるものとは皆
恐れた。
エゼ19:8 そこで国々の人は彼に対して四方にわなを設け、彼に網を打ちかけ、落し穴で彼を捕らえた。
エゼ19:9 彼らはかぎをもって、これをかごに入れ、これをバビロンの王のもtni連れて行き、これをおりのなかに入
れて、再びその声をイスラエルの山々に聞えさせないようにした。
エゼ19:10 あなたの母は射ずのほとりに移し植えられたぶどう畑のぶどうの来のようで、射ずが多いために実りが
よく、枝がはびこった。
エゼ19:11 その強い幹は君たる物のつえとなった。それは茂みの中に高くそびえ、多くの枝をつけて高く見えた。
エゼ19:12 しかしこのぶどうの来は憤りによって抜かれ、地に投げうたれ、東風がそれを枯らし、その実はもぎ取ら
れ、その強い幹は枯れて、火に焼き滅ぼされた。
エゼ19:13 今これは荒野に、かわいた、水野ない地に移し植えられ、
エゼ19:14 火がその幹から出て、その枝と実とを滅ぼしたので、強い幹で、君たる者のつえとなるべきものはそこ
にない。これが悲しみの言葉、また悲しみの歌となった。
最終更新:2008年07月06日 11:20