3ニー16,,ニーファイ第3書  第16章
3ニー16,*-*,なお救い主の声を菊別の羊の群があること。信ずる異邦人の授かる祝福。福音を拒む者の状態。予
言者イザヤの言葉を引きたもう。
3ニー16,1,”まことに、まことに汝らに告ぐ、われはこの地にも有らず、エルサレムの地にも有らず、またわれがこれ
までに行きて教え導きし地の近所にも有らざるほかの羊を有つ。
3ニー16,2,その羊はいまだわが声を聞きたることもなく、われがかれらに現われしこともなし。
3ニー16,3,されど、ついにただ1つの群とただ1つの群とただ1つの牧者のみあるに至るために、われがこの羊にも
行きて、われらがわが声を聞き、わが羊の中に数えらるるようにせよとの命を御父より受けたるによりて、われは行き
てかれらに現れん。
3ニー16,4,さればわれがここを去りて後、今言いし言葉を記せと汝らに命ず。こはエルサレムに在りてわれを見、わ
れが導きと恵みを与えたる間われと共に在りしわが民が、もしm汝らのことおよびいまだ知らざるほかの氏族のこと
を、聖霊によりて教えたもうようわが名によりて
3ニー16,4-1,願わざる時には、汝らの書き記すこの言葉が保存されて異邦人に伝わり、エルサレムに住む民の不
信仰なるが故に世界の全面に散らさるるエルサレムの民の残りの子孫が、すでに完全なる福音を知る異邦人に助
けられてわが群に入る、すなわちエルサレムの民の残りの子
3ニー16,4-1-1,贖い主なるわれを知るようにならんためなり。
3ニー16,5,その時になりて、われはエルサレムの民の子孫を世界の隅々より集め、また御父がイスラエルの家のす
べての民に立てたまいし誓約を果さん。
3ニー16,6,われと御父のことを異邦人に証する聖霊によりて、われを信じ聖霊を信ずる異邦人は、その信仰ある故
にさいわいなり。
3ニー16,7,見よ、御父は言いたまえり。イスラエルの家よ、汝らは不信仰なるにひきかえて異邦人はイエス・キリスト
を信ず。されば末の日に異邦人は真理を授けらるるにより、わが教えも完全に知るに至る。
3ニー16,8,されど汝ら禍なり。と異邦人の中にて信ぜざる者どもに御父は宣えり。異邦人はこの地に来りてイスラエ
ルの家につながるわが民を散らし、己れらの中よりこれを追い出し、、足の下にこれを踏みにじるにもかかわらず、
3ニー16,9,御父が異邦人を憐みたまい、イスラエルの家につながるわが民を裁きたもうによりてその後、われ汝ら
に告ぐ、われはまたわが民を打ち悩まして殺さしめ、異邦人の中より追い出させ、また異邦人にも憎ましめて異邦
人のわらいぐさとならせその口の端にかからしめん。
3ニー16,10,御父は汝らに家とわれに命じたまえり。すなわちもし言本陣がわが具悔いんに対して罪を犯し、ほか
のあらゆる民あるいは全世界の人々にもまして心おごり、あらゆる偽り、欺偽、悪事、偽善、人殺し、祭司の売教、
みだらなる行いまた秘密の憎むべき行いなだをして、
3ニー16,10-1,わが完全なる福音を拒む時あらば、御父の言いたまいしごとく’われは完全なる福音を異邦人の中
より取り去り、
3ニー16,11,而して、わが民なるイスラエルの家に立てたる誓約を果して、わが福音をわが民なるイスラエルの家に
伝えん。
3ニー16,12,またイスラエルの家よ。その時われは異邦人がもはや汝らを治むる権能なきことを明らかに汝らに示
し、われが汝らに立てたる誓約を果すによりて汝らはわが福音を完全なるままに知るに至るべし。
3ニー16,13,されど、もし異邦人悔い改めてわれに立ち帰るならば、わが民なるイスラエルの家の中に数えらるるべ
し。
3ニー16,14,またイスラエルの家に属するわが民が、異邦人の間を通りすぎて異邦人を踏みにじることを許さざるべ
し。
3ニー16,15,されど、もし異邦人われに立ち帰らず、わが声を聞かざるときには、イスラエルの家なるわが民をして
異邦人の間を通りすぎまた足の下にふみにじらしむべし。その時異邦人は塩気を失いしごとく益に立たずなりて、
そとに捨てられ、イスラエルの家なるわが民の足の下
3ニー16,15-1,ふみにじらるるほかなきなり’と、こは御父が汝らに宣べよとわれに命じたまいし言葉なり。
3ニー16,16,まことにまことに、汝らに告ぐ、御父はこの地を受け嗣ぎの地としてこの民に与えよろわれに命じたまえ
り。
3ニー16,17,その時予言者イザヤの宣べたる言葉は事実となりて現わる。イザヤは言えり。
3ニー16,18,’主がシオンを回復したもう時、汝の番人らはこころを1つにし、声をそろえて高らかに歌わん。
3ニー16,19,エルサレムの荒れすたれたる所よ、主はその民を慰めエルサレムを贖いて回復したまいし故、喜びて
共に歌え。
3ニー16,20,主はその聖き能力を万国の民の目に現わしたまいし故、世界の隅々の人々までことごとく神の与えた
もう救いを必ず見るべし’と”。
最終更新:2008年07月05日 01:53