3ニー24,,
ニーファイ第3書 第24章
3ニー24,*-*,ニーファイ人に与えられたマラキ言葉。什分の一と捧物の律法。
マラキ書第3章と比べよ。
3ニー24,1,またイエスは御父がマラキに授けたもうた言葉であって、今自分がその弟子たちに伝えようと言葉を掛
けと言うこともその弟子たちに命じたもうた。そして、弟子たちがこれを書いてしまうと、イエスはその説明をなしたも
うた。その言葉は次のようである”御父はマラ
3ニー24,1-1,宣えり。見よ、万群の主はかく言う。われはわが使者をつかわす。この使者はわが前に道を備えん。
されば、汝らの求むる主、すなわち汝らの喜ぶ誓約の使者はたちまちその神殿に来るべし。かれは必ず来る。
3ニー24,2,されど、かれの来る時によく堪え得る物は誰ぞ。かれの現わるる時によく立ち得る物は誰ぞ。かれは金
を吹きわくる物の火のごとく、布さらしの灰汁のごとし。
3ニー24,3,かれは銀を吹きわけて清むる物のごとく坐してレビの子孫を清め、これを金銀のごとく清めてかれらに
義しく主に捧物を捧げしむべし。
3ニー24,4,されば、ユダとエルサレムとの捧物は昔と同じく、また過ぎ去りし年と同じく主に喜ばれん。
3ニー24,5,而して、われは裁判をなすために汝らに近づき、魔法を使う物と、姦淫をなる物と、偽りの誓いを立つる
物と、俸給につきて雇人を悩し、やもめとみなしごとをしいたげ、他国の物をしりぞけてわれをおそれぞる者とに対
してきびしくまた速に明しを立つと万群の主は言
3ニー24,6,われは主なり、われは変わることなき故にヤコブの子孫なる汝らが亡ぶることなし。
3ニー24,7,汝らはその先祖の時代よりわが律法を離れて守らざりしが、今われに立ち帰れ、さらばわれ汝らに帰ら
んと、万群の主は言う。されど汝らは、何に於て主に立ち帰るべきかとたずぬ。
3ニー24,8,見よ、人は神の物を盗まんや。されど、汝らはすでにわが物を盗めり。しかも汝らは、何に於てわれらは
神の物を盗みしやとたずぬ。その什分の一と捧物とに於てなり。
3ニー24,9,汝らはのろいを以てのろわる。汝ら全国の民はわが物を盗みし故なり。
3ニー24,10,われ家に食物あらしめんために、什分の一をことごとくわが倉に持ち来りてわれを例見よ。われが汝ら
に天の窓を開きて容るる所なきほどのあふるる恵みを汝らに与うるか与えざるかを見よ。
3ニー24,11,もし汝らが什分の一をことごとく持ち来らば、われは食い荒す者を汝らのためにふせぎ、汝らの畑の作
物を食い荒すことを止むべし。また汝らの葡萄の木をして熟せざる内にその実を落とさしめざるべし。万群の主は
かく言う。
3ニー24,12,かくして、汝らの地は楽しき地となる故に、万国の民は汝らをさいわいなる者と言わん。
3ニー24,13,汝らは激しき言葉もてわれに逆らいしが’汝に逆らいて何を言いしか’と言う。
3ニー24,14,見よ、汝らは’神に仕うるは空しきことなり。われらがこれまで神の律法を守り、また万群の主の前にへり
くだりて歩きたるは何の益かあらん。
3ニー24,15,今われらは誇り高ぶる者を幸福なり言う。悪を行う者は栄ゆるのみならず、神を試みてすら罰を受け
ず’と言う。
3ニー24,16,そのとき、主を畏れし者は互いにたびたび語り合いたれば、主は耳を傾けてその話を聞き、主を畏れ
てその名を尊びし喪Nたちの行いを記念する書は誌されて主の前に置かれたり。
3ニー24,17,万群の主は言う。われが、わが宝石となる者を選びて集むる時、われをおそれてわが名を尊びし者た
ちをわが味方とし、人が己れに仕うる息子の命を助くるごとくわれはその者たちの命を助けん。
3ニー24,18,その時こそ汝らは立ち帰りて義人と悪人との区別、神に仕うる者と仕えざる者との区別を知るを得
ん”。