詩篇 第３８章 - モルモンの本

詩38: 詩篇　　第３８篇
詩38:*-* 記念のためにうたったダビデの歌
詩38:1 主よ、あなたの憤りをもってわたしを責めず、激しい怒りをもってわたしを懲らさないでください。
詩38:2 あなたの矢がわたしに突き刺さり、あなたの手がわたしの上にくだりました。
詩38:3 あなたの怒りによってわたしの肉には全きところなく、わたしの罪によって、わたしの骨には健やかなところ
はありません。
詩38:4 わたしの不義はわたしの頭を越え、重荷のように重くて負うことができません。
詩38:5 わたしの愚かによって、わたしの傷は悪臭を放ち、腐れただれました。
詩38:6 わたしは折れかがんで、いたくうなだれ、ひねもす悲しんで歩くのです。
詩38:7 わたしの腰はことごとく焼け、わたしの肉には全きところがありません。
詩38:8 わたしは衰えはて、いたく打ちひしがれ、わたしの心の激しい騒ぎによってうめき叫びます。
詩38:9 主よ、わたしのすべての願いはあなたに知られ、わたしの嘆きはあなたに隠れることはありません。
詩38:10 わたしの胸は激しく打ち、わたしの力は衰え、わたしの目の光もまた、わたしを離れ去りました。
詩38:11 わが友、わがともがらはわたしの災を見て離れて立ち、わが親族もまた遠く離れて立っています。
詩38:12 わたしのいのちを求める者はわなを設け、わたしをそこなおうとする者は滅ぼすことを語り、ひねも欺くこ
とをはかるのです。
詩38:13 しかしわたしは耳しいのように聞かず、おしのように口を開きません。
詩38:14 まことに、わたしは聞かない人のごとく、議論を口にしない人のようです。
詩38:15 しかし、主よ、わたしはあなたを待ち望みます。わが神、主よ、あなたこそわたしに答えられるのです。
詩38:16 わたしは祈ります。”わが足のすべるとき、わたしにむかって高ぶる彼らにわたしのことによって喜ぶこと
をゆるさないでください”と。
詩38:17 わたしは倒れるばかりになり、わたしの苦しみは常にわたしと友にあります。
詩38:18 わたしは、みずから不義を言いあらわし、わが罪のために悲しみます。
詩38:19 ゆえなく、わたしに敵する者は強く、偽ってわたしを憎む喪ｎは多いのです。
詩38:20 悪をもって善に報いる者は、わたしがよい事に従うがゆえに、わがあだとなります。
詩38:21 主よ、わたしを捨てないでください。わが神よ、わたしに遠ざからないでください。
詩38:22 主、わが救いよ、すみやかにわたしをお助けください。