詩篇 第６６章 - モルモンの本

詩66: 詩篇　　第６６篇
詩66:*-* 聖歌隊の指揮者によってうたわせた歌、さんび
詩66:1 全地よ、神にむかって喜び呼ばわれ、
詩66:2 そのみ名の栄光を歌え。栄えあるさんびをささげよ。
詩66:3 神に告げよ。”あなたのもろもろのみわざは恐るべきかな。大いなる力によって、あなたの敵はみ前に屈伏
し、
詩66:4 全地はあなたを拝み、あなたをほめうたい、み名をほめうたうであろう”と。
詩66:5 来て、神のみわざを見よ。人の子らにむかってなされることは恐るべきかな。
詩66:6 神は海を変えて、かわいた地とされた。人々は徒歩で川を渡った。その所でわれらは神を喜んだ。
詩66:7 神は大能をもって、とこしえに統べ治め、その目はもろもろの国民を監視される。そむく者はみずからを高
くしてはならない。
詩66:8 もろもろの民よ、われらの神をほめよ。神をほめたたえる声を聞えさせよ。
詩66:9 神はわれらを生きながらえさせ、われらの足のすべるのをゆるされない。
詩66:10 神よ、あなたはわれらを試み、しろがねを練るように、われらを練られた。
詩66:11 あなたはわれらを網にひきいれ、われらの腰に重き荷を置き、
詩66:12 人々にわれらの頭の上を乗り越えさせられた。われらは火の中、水の中を通った。しかしあなたはわれら
を広い所に導き出された。
詩66:13 わたしは燔祭をもってあなたの家に行き、わたしの誓いをあなたに果します。
詩66:14 これはわたしが悩みにあったとき、わたしのくちびるの言い出したもの、わたしの口が約束したもので
す。
詩66:15 わたしは肥えたものの燔祭を雄羊のいけにえの煙と共にあなたにささげ、雄牛と雄やぎとをささげます。
詩66:16 すべて神を恐れる者よ、来て聞け。神がわたしのためになされたことを告げよ。
詩66:17 わたしは声をあげて神に呼ばわり、わが舌をもって神をあがめた。
詩66:18 もしわたしが心に不義をいだいていたならば、主はお聞きにならないであろう。
詩66:19 しかし、まことに神はお聞きになり、わが祈の声にみこころをとめられた。
詩66:20 神はほむべきかな。神はわが祈をしりぞけず、そのいつくしみをわたしからとりさられなかった。