#image(CygnusHyoga.webp,height=450,title=聖衣がどんなに進化してもマスクのデザインだけは変わらない) &font(22,b,i,#e9e516,#4169e1){「マーマ…もう二度と逢えないかもしれない…これが僕の運命なんだね」} #region(担当声優) :[[橋本晃一>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:橋本晃一|]]|TV版、『冥王ハーデス十二宮編編』、『邪神エリス』『神々の熱き戦い』『真紅の少年伝説』『最終聖戦の戦士たち』『天界編序奏』 :[[佐藤智恵>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:佐藤智恵|]]|TV版(幼少期、21話) :[[冬馬由美>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:冬馬由美|]]|TV版(幼少期、47話以降) :[[三浦祥朗>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:三浦祥朗|]]|『冥王ハーデス冥界編』以降の作品全般 :[[井上富美子>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:井上富美子|]]|『冥王ハーデス十二宮編』(幼少期) :[[宮野真守>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:宮野真守|]]|『聖闘士星矢Ω』 :[[小野賢章>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:小野賢章|]]|『LEGEND of SANCTUARY』 :[[梶裕貴>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:梶裕貴|]]|『ライジングコスモ』 |>|CENTER:[[ボイス]]集| |橋本氏(『聖域十二宮編』)&br()&nicovideo(sm38801951)|三浦氏(『ソルジャーズ・ソウル』)&br()&youtube(https://youtu.be/RmxybujsM5E){340,185}| #endregion 『週刊少年ジャンプ』で連載されていた車田正美氏の漫画『&ruby(セイントセイヤ){[[聖闘士星矢>天馬星座の星矢]]}』の登場人物。 名前の読みは「キグナスのヒョウガ」。 作中ではほぼ&b(){「キグナス氷河」}と呼称されており、アニメ版での公式表記も同様。 &b(){「キグナス」}ははくちょう座の英名で、ラテン語で白鳥の事(本作以前でも白鳥マークの[[ガソリンスタンド>エネゴリくん]]「キグナス石油」で知られていた)。 『[[仮面ライダーフォーゼ]]』でもキグナス・ゾディアーツが登場しており、ポージング等オマージュらしき点も見受けられる。 なお、[[イレギュラーハンター>エックス]]の総監とは無関係(ちなみにキグナスが出るのは[[こっち>ロックマン(流星のロックマン)]])。 &s(){総監の初代声優は後述の紫龍と同じだったりするが} ブロンドの髪と青い瞳が特徴的な[[14歳>MUGENキャラクター年齢別一覧]]の&ruby(ブロンズセイント){青銅聖闘士}。 母親(マーマ)はロシア人のナターシャで、父親はアジア最大と言われる日本の財団「グラード財団」総帥の城戸光政。 ロシア人と日本人のハーフであり、異母兄弟である&ruby(ペガサス セイヤ){[[天馬星座の星矢]]}達と違って氷河のみはその事実を知っていたものの、 光政からは認知されていなかった。 7歳の時にロシアから船で日本へ向かう最中に事故で母が船もろとも救難不可能なほどの深海に沈んでしまい、 母の遺体を引き上げる力を得るために聖闘士となる決心をする。 8歳の時にグラード財団によって東シベリアへ送り込まれ、&ruby(ゴールドセイント){[[黄金聖闘士>獅子座のアイオリア]]}の一人である&ruby(アクエリアス){水瓶座}のカミュ(アニメではカミュの弟子である&ruby(クリスタルセイント){水晶聖闘士})に師事する。 上記の修行の動機についてはカミュから敵に対して(優しい性格故に)甘いと言われ、兄弟子であるアイザックからも酷評されている。&link_anchor(*1){*1} 氷河は自分よりアイザックが格上の力量を持つと認めており、白鳥星座の&ruby(クロス){聖衣}を手に入れるのはアイザックの方であると思っていた。&link_anchor(*2){*2} しかし修行5年目の時に未熟な内に母の遺体を引き上げに潜ったために潮流から抜け出せなくなり、それを救いに来たアイザックを犠牲にしてしまう。 アイザックを失った翌年、修行6年目にして聖闘士となる。 寡黙な振る舞いで、一見すると冷たい印象を与えがちだが、 内面には優しさ、&s(){[[マザコン>風間トオル]]}母への愛情、聖闘士としての熱い闘志が秘められている。 &ruby(コスモ){小宇宙}によって物質の熱運動を下げる事で、標的物を凍結させて戦闘不能に至らしめる凍気技の使い手。 同じく青銅聖闘士の一人である&ruby(ドラゴン シリュウ){[[龍星座の紫龍]]}同様、黄金聖闘士に指導を受けただけあって青銅聖闘士の中でも突出した技術の持ち主である。 [[必殺技]]は&ruby(コスモ){小宇宙}で作り出した凍気をブローに込めて放ち、相手にダメージを与え凍結させる「ダイヤモンドダスト」、 相手の周りに氷の結晶のリングを作り出し、動きを封じる「カリツォー」(ロシア語で&b(){「輪」}を意味する、TVアニメでの呼称は「氷結リング」)、 コークスクリューパンチから凍気を撃ち出す事で相手を巨大な凍気の竜巻で飲み込んで凍結させる「ホーロドニースメルチ」 (後述のオーロラエクスキューション体得前までの氷河最大の技で、ロシア語で&b(){「冷たい竜巻」}を意味する。 なお、作中でのスペルは&b(){「KHOLODNYI SMERCH」})、 天空に冷気を込めた小宇宙を放ち、前哨的な拳から最大限に高めた冷気を相手に向けて放つ「オーロラ・サンダー・アタック」&link_anchor(*3){*3} (TVアニメのオリジナル技で、原作の「ホーロドニースメルチ」に相当する)など。 また、師匠のカミュの技である両腕を水瓶の形に組み合わせ、拳の先端(水瓶の口にあたる)から無限大の凍気を撃ち出す「オーロラエクスキューション」や、 相手を氷の棺に封印する「フリージングコフィン」も習得した。 アニメ版では必殺技を出す前に&s(){尺稼ぎの為に}小宇宙を高める為のモーションが「キグナスダンス」と呼ばれネタにされたりも。&link_anchor(*4){*4} 一方で「このポーズを取らせたら氷河がダイヤモンドダストを打とうとしている事が一発で分かる」と原作者が絶賛して原作に逆輸入されたりもしている。 &s(){「シベリア仕込みの足封じ技」?あれは忘れろ} 劇中では永久氷壁の中に白鳥座の聖衣が眠っている事をカミュから教えられ、氷河はこれを破壊して聖衣を入手。 晴れて聖闘士となった後は&ruby(ギャラクシアンウォーズ){銀河戦争}という形で聖闘士同士による私闘という掟を破った星矢達を粛清するべく聖域からの刺客として参戦。 対峙した&ruby(ヒドラ イチ){[[海ヘビ星座の市]]}の聖衣が自慢の毒の牙も凍気で全く受け付けず、ダイヤモンドダストで返り討ちにする。 その中で、星矢と紫龍との死闘を&s(){すました顔で「[[矛盾とは最強の矛と盾をぶつけ合わせたら両方が壊れるという中国故事>マガグランドキング]]」と微妙におかしな解説をしながら}経て、 瀕死となった紫龍を助けてほしいという&ruby(シュンレイ){春麗}の嘆願に応えた星矢の姿を見て聖域からの命令に疑問を抱き、 星矢を支えて蘇生のために流星拳を撃つ距離の調整を手伝った。 その後は&ruby(ブラックセイント){暗黒聖闘士}達による&ruby(サジタリアス){[[射手座>射手座のアイオロス]]}の&ruby(ゴールドクロス){黄金聖衣}の強奪により銀河戦争が中止され、なし崩し的に星矢達の仲間になった(=反逆者扱いになった)。 &i(){(以上、Wikipediaより一部引用・改変)} その後、&ruby(シルバーセイント){白銀聖闘士}との戦いでは格上のはずの白銀聖闘士[[ケンタウロス(サントール)>ケンタウロスマン]]星座のバベルに圧勝する実力を見せつけ、&link_anchor(*5){*5} 聖域十二宮では天秤宮まで降りてきたカミュのフリージングコフィンで封印されてしまうものの、[[アンドロメダ星座の瞬]]の献身によって回復。 &s(){そしてこのシーンで氷河×瞬のカップリングが生まれ} その後は&ruby(スコーピオン){蠍座}のミロ、そして師であるカミュと対決、二度に亘る名勝負の末に大技オーロラエクスキューションを会得しカミュを打ち破った。 &s(){そしてこの戦いでカミュ×氷河のカップリングが生まれたり、あるいはミロ×カミュだったり色々と} 短編『氷の国のナターシャ』において「&ruby(ブルーウォリアー){氷闘士}」のアレクサーの野望を単身で打ち破っている。 &s(){まだ聖衣が最初期の形状なのにオーロラエクスキューションを使っているという矛盾があるのだがあまり気にしないように} 海皇ポセイドンとの戦いでは、氷河を助けるために命を散らしたと思われていた兄弟子アイザックと再会。 アイザックは「邪悪な者は滅ぼすが善人は決して殺さない」とされるクラーケンの&ruby(スケイル){鱗衣}によって命を救われており、 海皇ポセイドンに仕える&ruby(ジェネラル){[[海将軍>海魔女のソレント]]}の一人、&ruby(クラーケン){海魔人}のアイザックとなっていた。 「心清き者達だけのユートピアを造るために邪悪な者を滅ぼす」というポセイドンの理想に共鳴したアイザックと氷河は戦うが、 実はアイザックはこの戦いはポセイドンの真意では無く何者かに操られていた事を薄々察しており、氷河にそれを伝えて息絶える。 そして星矢達と共にポセイドンと戦い、水瓶座の黄金聖衣を身に纏って激闘。アテナが救出され、ポセイドンを再び封じ込めるまで戦い抜いた。 冥王ハーデスとの戦いでは、「天敗星[[トロル]]のイワン」&link_anchor(*6){*6}を事もなげに一蹴。 だが次に遭遇した「天罪星リュカオンのフレギアス」は意外な実力者で、氷河は紫龍と共に一撃でやられてしまう。 この場は&ruby(ジェミニ){双子座}の聖闘士となっていたカノンがフレギアスを倒し、窮地を逃れた。 黄金聖闘士達が嘆きの壁を破壊して散り、最終決戦の場エリシオンへの道が開かれると、冥界三巨頭の一人「[[天貴星グリフォンのミーノス]]」と対決。 ミーノスの実力の前に窮地に陥るが、エリシオンに続く超空間に移動した時にアテナの血を浴びた聖衣に守られていた氷河は助かり、 普通の冥衣だったミーノスは超空間に飲まれて消滅してしまう。 エリシオンでは「死を司る神タナトス」によって白鳥座の聖衣ばかりか水瓶座の聖衣までも破壊されて絶体絶命の危機に追い込まれるが、 破壊された白鳥座の聖衣が&ruby(ゴッドクロス){神聖衣}に変化。 タナトスは星矢が倒し、続く「眠りを司る神ヒュプノス」を紫龍と共に撃破。ハーデスとの最終決戦までを戦い抜いた。 上記説明にもちょこちょこ出ていたが、氷河はアニメ版において変更点が多く、そしてそれがネタにされやすいキャラでもあったりする。 まず原作では[[ロシア語の必殺技名>オロフ・リンデロード]]が、アニメでは「[[子供が呼びづらい>コンボイ]]」と言う理由で別の名前に変更されており、 しかもその名前が何というか絶妙にアレなせいで槍玉に上げられがちだった (余談だが、『マフィア梶田と[[中村悠一>司波達也]]の「わしゃがなTV」』において、特にカリツォー→氷結リングの流れは「ダサッ!」と酷評されていた。&s(){残当})。 さらに放送当時はまだ「師匠」の設定が原作で無かったため、アニメオリジナルの「水晶聖闘士」に師事していたという設定を付けられてしまうのだが、 その後に原作で水瓶座のカミュが氷河の師匠として登場してしまった。 そんな中で、かなり強引にこの矛盾を解消するための有名な台詞が&b(){「あなたは水晶聖闘士の師、つまり俺の師も同然の方です!」}である。 通称「我が師の師は師も同然」。&s(){[[後に格ゲーでも同じ現象が>是空]]} まぁそれ自体は大師匠と孫弟子の関係と考えればおかしくはないのだが、原作では氷河が何かと「我が師カミュ」と言いまくり、 二人の師弟関係がフィーチャーされていたため、アニメでは直接の師匠であるはずの水晶聖闘士との関係性が何とも言えない感じになってしまっていた。 元々アニメ版『聖闘士星矢』は原作から変更された要素やオリジナル要素が極めて多い(尤も当時のアニメ化としては珍しくもないが)事で知られ、 特に分かりやすい例だと、原作では[[伸縮前提>ビッグボルフォッグ]]だった青銅聖衣のデザインが玩具化の都合によりかなり変更されているのだが、 氷河は比較的デザインの変更が少ない方(マスクがヘルメット化していない。ただしベルトとレッグは変更されている)である代わりに、 設定面では上記の通り深い部分でやらかしているため、アニメ版を良くも悪くも象徴するような形でネタにされがちだったりする。 &s(){まぁ原作時点で「おまる座の聖衣」とか[[「マザコン」とかネタにされていた>サザビー]]わけだが} ちなみにインナーも初期は冒頭イラストのように青だったが、アスガルド編からは聖衣のデザイン変更とともに白色に変更されている。 //↓前後の文脈が繋がっていないので、どうしても追加したいなら適切な場所に移動した方が良いかと思います #co(){ とはいえ上記の甘いと評された部分も本当に甘ちゃんという訳ではなく、実際には感情に流されやすいといった評価が正しい。 事実、[[鳳凰星座の一輝]]との初戦では鳳凰幻魔拳によりマーマの無惨な姿を見せ付けられたり、 後の十二宮戦において氷河の心の整理を付けさせるべく、カミュにマーマの遺体を更なる海底に沈められた時には激昂したりした他、 アニメ版では何かと感極まれば滝のように涙を流すといったカリカチュアライズをされる事も。 しかし、同じく十二宮戦において&ruby(スコーピオン){蠍座}のミロと対峙するも叩き潰され、ミロの即死技と言えるスカーレットニードルを、 「降伏か死か」の選択肢を突き付けながら拷問された際も、最期の瞬間まで沙織や星矢達を信じて前進する姿を前にミロは心を打たれ、 とどめを刺されるどころか血止めの急所・真央点を突かれる形で命を救われる等と、熱い見所もある。 } //脚注1が近い内容なので合流させてみました //上記の下りの文を書いた者です。散文的な記述で誠に申し訳ありませんでした。脚注等と合流させた方にも感謝致します。 あとアニメ映画でスイカを持って現れた場面が妙に印象に残ってネタにされる事も。 実は氷河がスイカ担当になったのは「冷やすため」という合理的な理由があるんだとか……。 アニメ続編の『聖闘士星矢Ω』では当初は&b(){「謎の男」}として登場。 かつての火星の軍神マルスとの戦いで、他の聖闘士同様魔傷を負っており、小宇宙を燃やせない状態に陥っていたが、 オリオン星座のエデンに敗れた上にアテナの光を受け継いだ少女アリアを連れ去られ、 メンタルがボロボロな主人公・天馬星座の光牙を再起させるために&b(){キグナスダンスとダイヤモンドダストを繰り出した}。 &font(22,b,i,#e9e516,#4169e1){「自分の力を信じるんだ。自分の小宇宙を!!} &font(22,b,i,#e9e516,#4169e1){ お前の心の希望の光で、俺の小宇宙の力に耐えてみせろ!!} &font(22,b,i,#e9e516,#4169e1){ もし、お前の小宇宙が俺の小宇宙に耐えきれなければ、} &font(22,b,i,#e9e516,#4169e1){ そこにあるのは死あるのみだ!!!」} ……のはいいものの、当の氷河本人は&b(){第二部まで一切名乗りを上げなかった}ため、公式やファンからも&b(){「謎の男(笑)」}呼ばわりされたとか…。 なお、『Ω』では星矢が射手座に昇格し、紫龍も途中から天秤座に昇格した一方、氷河は最後まで白鳥星座の青銅聖衣を纏ったまま (意匠はハーデスとの戦いで纏った最終聖衣に水晶が施されたもの)。 水瓶座の黄金聖衣を纏う事は無かったものの、第二部のパラスベルダ決戦時に魔女メディアの計らいでそれを纏ったデスウォッチの時貞と対峙。 「デスウォッチの&ruby(クロノテクター){刻衣}に比べればガラクタ、ただの鉄クズ」と愚弄し時の支配者を気取る彼に激怒し、 オーロラエクスキュージョンとフリージングコフィンの合わせ技を炸裂、生きたまま絶対零度の織りなす氷結の棺に閉じ込めた。 &font(22,b,i,#e9e516,#4169e1){「借り物の影に隠れて、偽りの永遠を求めようと、} &font(22,b,i,#e9e516,#4169e1){ そんな男が我が師の聖衣を侮辱するとは片腹痛い!!!」} 傷つきながらも己が誇りのために戦いを挑み散っていった闘士達を相手にしてきた伝説の聖闘士の前では、 不死身を気取る時貞など最も弱く容易い相手でしかなかった。 &font(22,b,i,#e9e516,#4169e1){「フッ、少々熱くなり過ぎたか……?」} &s(){すごく……熱くなり過ぎです。それだけ時貞がクールでいられない敵であったと言えよう} ---- **MUGENにおける白鳥星座の氷河 #image(Tux CygnusHyoga.gif) Tux氏他(MugenPixArt)によるものが存在。 [[ドット>ドット絵]]は『[[KOF>THE KING OF FIGHTERS]]』風の手描きグラフィック。 [[ボイス]]は日本語とイタリア語の2種類が存在しており、defファイル切り替えで選択可能。 操作方法は6ボタン方式。 ダイヤモンドダストや氷結リング、オーロラエクスキューション、オーロラサンダーアタックなど、原作でも披露していた技が一通り揃っている。 [[ゲージ]]が満タンになると白色のオーラを纏ったり、兜が取れる演出も搭載されている。 この他、暗黒聖闘士のメンバーの一人であるブラックスワン&link_anchor(*7){*7}もTecla2000氏とShunchain氏の共同製作によってMUGEN入りしていたが、現在は入手不可。 ちなみに前述の水晶聖闘士もMárisson Ferraz Tobias氏とLian_Rozen氏の共同製作によってMUGEN入りしていたが、こちらも現在は入手不可。 &font(22,b,i,#e9e516,#4169e1){「フッ、この氷河に敗北があるとおもうか!} &font(22,b,i,#e9e516,#4169e1){ この場で息絶えるのは聖闘士の道を踏み外したおまえの方だ! } &font(22,b,i,#e9e516,#4169e1){ 男の戦いに言葉は不要!結果が全てを証明するはずだ!」} ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[白鳥星座の氷河],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[白鳥星座の氷河],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[白鳥星座の氷河],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} だがこの師弟達、揃いも揃って「クールになれ」と言ってる割には情に厚く、感情に流されやすい。 氷河は[[鳳凰星座の一輝]]との初戦では鳳凰幻魔拳によりマーマの無惨な姿を見せ付けられたり、 後の十二宮戦において氷河の心の整理を付けさせるべく、カミュにマーマの遺体を更なる海底に沈められた時には激昂したりした他、 アニメ版では何かと感極まれば滝のように涙を流すといったカリカチュアライズをされる事も。 海界では「リュムナデスのカーサ」にカミュが生きていたという幻影を見せられて泣いて喜んでいる隙を突かれてやられてしまった。 師匠のカミュはわざわざ自分の宮から降りて氷河一人だけ死なないように自分が封印するという挙に出たり (青銅聖闘士と戦ってはいるものの、黄金聖闘士が宮を空ける事は命令違反)、 &ruby(ソウルオブゴールド){『黄金魂』}で義理に囚われて敵に回ったり、 アイザックはそんなカミュの姿勢をも糾弾してはいたが結局は自分も人情を捨て切れていなかったり、 実はこの戦いはポセイドンの意思では無いと感づいていながらクラーケンに命を救われた義理からか死ぬまでその事を言わずに戦い抜いたり、 外伝作品『海皇再起』で(異世界の)カミュと戦う事になったら師への恩を涙ながらに語ったりと、 全員が人情家の面を色濃く見せている。 人情家だからこそ「それではいけないから注意しろ」という訓戒を度々行っているのだろうが……。 しかし、十二宮戦において蠍座のミロと対峙するも叩き潰され、 ミロの即死技と言えるスカーレットニードルを「降伏か死か」の選択肢と共に突き立てられながら拷問された際も、 最後の瞬間まで沙織や星矢達を信じて前進する姿を前にミロは心を打たれ、 とどめを刺されるどころか血止めの急所・真央点を突かれる形で命を救われる等と、熱い見所もある。 最後の最後には人としての情が勝ってしまう、そんな心熱き男達なのだ。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} 『海皇再起』では、色々あって氷河が聖闘士の修行に来なかったifの世界で、アイザックは見事白鳥座の聖闘士になっている。 //アイオロスが聖域を追われず城戸光政と出会わなかったため、星矢達は聖闘士にならなかったのですが、年齢設定上アイオロスと光政が会う前に星矢達は生まれているので「氷河が誕生しなかった世界」では無いです &aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}} オーロラサンダーアタックのモーションが(登場時期の関係上、偶然の一致なのだろうが)カミュのオーロラエクスキューションと同じだった結果、 師弟対決の末に氷河が氷系最強技であるオーロラエクスキューションを習得すると言う[[超ドキドキのシーン>クマ吉]]のはずが、 「今まで使ってきた技と何処が違うんだ?」という超ガッカリな展開になってしまった……。 また、オーロラサンダーアタックが同一モーションで3発放つのに対し、オーロラエクスキューションは1発なので、 『聖闘士星矢』好きで有名な中村悠一氏等は「劣化版の技なのでは?」と疑問を呈していた。 好意的に解釈するのであれば、3発分の小宇宙を1発に集束して撃っているとも取れるが (-150℃(青銅聖衣の凍結温度)3発よりも-273.15℃(黄金聖衣の凍結温度)1発の方が強い)。 //彗星拳も100発殴っている &aname(*4,option=nolink){&color(red){*4}} 他の主役陣が拳の軌跡で星座をなぞる程度だったのに対し、氷河は全身を使って白鳥座(&ruby(ノーザンクロス){[[北十字>ジーザス]]})を表現していた。 ……のは良いとして、何故か氷河だけは星座のポーズを取る前に白鳥の[[羽ばたきモーション>クレーン]]までやっていたため、「ダンス」扱いされる事に。 また、氷河と対戦する事になるミロもキグナスダンスに対抗するように蠍座を模した構えを&s(){取らされる}取る事になり、 これがどう見ても[[さそり拳>スコーピオン(形意拳)]]であるため(厳密には片足立ちであり手は宙に浮いている。&s(){それはそれでクックロビン音頭と言うか何と言うか…})、 当時の蠍座生まれの少年達は散々笑いものにされるという[[哀しみを背負う>無想転生]]羽目になった。 もう本当に、当人達は大真面目なのだがギャグにしか見えんのだ……。 あと、黄金聖闘士ごっこをする際に無茶な姿勢を要求されるのも蠍座の子には辛かった。 原作なら指差してスカーレットニードルって言うだけで済んだのに。 「実は白銀聖闘士にも一人では勝てなかったうえに陰から助けてもらった事にも気づいて無かった」事にされたり(詳細は[[瞬>アンドロメダ星座の瞬]]のページの脚注に記載)等、 アニメでのミロは何故こんな悲惨な改変をされてしまったのか……&s(){折角の[[池田秀一>シャンクス]]氏が演じたキャラなのに}。 &aname(*5,option=nolink){&color(red){*5}} この時、まだ設定が固まっていなかったのか、 バベルの「アテナを敵に回して逃げおおせるつもりか」と言う問いかけに「必要とあらば&b(){アテナさえも倒す!}」という仰天ものの返しをしていたが、 当然単行本では修正された。 まぁ当時の氷河達はアテナの正体が[[城戸沙織]]だとは知らなかったので仕方が無い。 言い換えると、アテナは氷河達の側に居るわけだが、白銀聖闘士達は偽教皇に騙されていたため 「アテナは&ruby(サンクチュアリ){聖域}に御座す。星矢達は聖闘士の力を私欲の為に使った不忠義者であり、粛清の為に派遣されたはずの氷河も星矢達に味方した裏切者」 という認識だったので仕方が無い。 なお、アニメ版のバベルは死の間際に沙織がアテナだと知り、来世でも聖闘士として戦うことを誓い息を引き取ると言う、 偽教皇に騙されたとはいえ間違いなくアテナの忠臣ではあったというフォローがなされている。 &aname(*6,option=nolink){&color(red){*6}} 「俺の名は天敗星の……」と言おうとした瞬間ダイヤモンドダストで(オーロラエクスキューションでは無い)葬られており、名前すら分からず、 後に冥衣分解装着図で「天敗星トロル」までが判明、原作完結後の人物辞典でようやく「天敗星トロルのイワン」と分かったという数奇な運命を辿る。 必殺技は「グレーテスト・ザ・[[ペレストロイカ>ザンギエフ]]」という謎の技名で、どのような技だったのかは永遠の謎とされている。 「最初から敗北する運命の星の下に生まれてきた」と言われる、人として生まれながら最もマンモス哀れな男 (「マンモス○○」とは、当時作者がハマっていたアイドル・酒井法子女史が使っていた「のりピー語」で「超○○」と言う意味)。 ……なのだが、元ネタ『水滸伝』の天敗星はまるっきり正反対の「天をも敗る星」と言う意味を持つ、 れっきとした梁山泊108星「活閻羅の阮小七」というメインメンバーの一人。デコの『[[水滸演武]]』にも出演している。 いったい何故こうなってしまったのか、天の星も嘆いていよう。 &aname(*7,option=nolink){&color(red){*7}} キグナスに該当する暗黒聖闘士は「ブラックスワン」。 「白鳥座の暗黒バージョン」という意味よりも、現実に存在する黒鳥の呼び名や、それに伴う逸話 (初めて黒鳥の存在が発見された時、「有り得ないと思われていた事が本当に起きる」という意味で「ブラックスワン」が使われるようになった) が優先されたようだ。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:橋本晃一|,|CV:佐藤智恵|,|CV:冬馬由美|,|CV:三浦祥朗|,|CV:井上富美子|,|CV:宮野真守|,|CV:小野賢章|,|CV:梶裕貴|,ジャンプヒーロー,鎧,金髪,氷使い