ネイモア

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#ref(namor.jpg,,height=450,title=キャプテンアメリカ、初代ヒューマントーチ、 そしてこの男から始まった) アメリカの[[マーベルコミック>アメコミ]]に登場しているヒーロー。 初出は1939年の『Marvel Comics #1』と非常に早く、ヒーローの中でも最古参の一人である。 なお、ネイモアは個人名であり、ヒーローとしての正式名称は「ネイモア・ザ・サブマリナー」。 フルネームは「ネイモア・マッケンジー」であるが、あまり知られていない。 &s(){おっぱっぴーとか言いそうな}海パン一丁という男らしいコスチュームが目を引くが、 一説によると、DCコミックの[[アクアマン]]と外見特徴が被った為に現在のデザインになったとか。設定も似ているし、有り得る話ではある。 &s(){ちなみに[[クロスオーバー]]『DC vs. MARVEL』でアクアマンとやり合った際にチートを使われて負けたことがあるのは内緒だ} これ以外にジャケット&長ズボンのコスチュームも存在し、また、両足に羽根が生えているという特徴も持つ。 純粋なホモ・サピエンスではなく、海中に住む人類ホモ・マーマヌス(要するに[[半魚人>オルバス]])である。 母親はアトランティス王国の王族で、父親が砕氷船の船長(アメリカ人)というハーフなため、人間に近い姿をしている。 時期によって[[王子>ベジータ]]だったり王様だったりするが、とにかく高貴な身分なのは間違いない。 当初はアトランティス王国の君主として、海を汚し続ける人間と対立していたが、 紆余曲折あって地上のヒーロー達と共闘するようになる。 ただそれでも、あまり地上の事には首を突っ込まない上、やたらと態度も大きいのだが。 マーベル世界でも指折りのプライドの高さに加え、これまた[[上から数えた方が早いくらいの短気な性格>サンファイア]]っぷりなので、 何かと[[問題事の張本人>問題児]]になることが多い。 かの『[[シビル・ウォー>アイアンマン]]』勃発の原因の一つもこの人だったりする (全面的にこの人だけのせいではなく、また、そもそも彼の血縁者が事の発端に巻き込まれて死んでしまったからというのもあるが)。 多元宇宙が互いに衝突して消滅の危機に瀕するという大規模な事件が起こった際には、 「自分の宇宙を保全するためにやむなし」と他の宇宙を消失させる計画を推進。 ヒーロー側にその決断を下せる人材がいなかったためについさっきまで所属していたヒーロー側組織を脱退し、 次の瞬間には悪の組織結成という変わり身の早さを見せるほど非情な判断のできる男である。 気位は高いが同時に義理堅い一面もあるため、一度打ち解けた相手に対しては比較的友好的である。 あの[[Dr.ドゥーム]]とお互いを認め合う関係にあると言えば、それがどれほどのことかよく分かるだろう。 共闘するヒーローは主にアベンジャーズだが、[[エマ・フロスト>ホワイトクイーン]]との約定によりミュータントの独立国家である[[ユートピア>サイクロップス]]に在籍していた事も。 第二次大戦中は[[ナチス>アドルフ・ヒトラー]]と敵対し[[キャプテンアメリカ]]やヒューマントーチ(初代)と共に「[[インベーダーズ>スペースインベーダー]]」を組織。 ナチの策略により氷漬けになっていたキャップを現代に甦らせたのも他ならぬネイモアである。 &s(){結果論であり事実は単なる偶然に過ぎないし、} &s(){そのためにエスキモーがご神体として信仰していた氷塊を海にぶん投げ砕くという蛮行を働いているのだが(しかも無反省)} 有力なヒーロー達の代表&s(){悪の}秘密結社「イルミナティ」の一員にもなっている。 悪役側だと(本当の意味での)悪の秘密結社「カバル」に所属歴あり。最初は一構成員に過ぎなかったが、後に自身が主催者にもなっている。 ヒーローとしての能力は、海に関する物が多い。海中でも[[イルカ]]並の速さで泳げる上、水中呼吸も可能。 また、イルカ、シャチ、サメなど海に住む生物とある程度は意思疎通が可能である。 地上でも、飛行能力と100トンもの重さを持ち上げられるパワーで戦える。 水タイプっぽい設定とは裏腹に[[放電能力>ブランカ]]も有しており、電撃を放って攻撃できたりもする(ただし一回使うと充電期間が必要になる)。 素手で闘うことが多いが、三つ叉の槍(トライデント)を携行することもある。 人間関係も、かなり初期の方から出番があるため結構広い。 ただし、当初は敵対関係だったり、それ以降も陸上とは没交渉だったりとで、あまり深い関係はない。 第二次大戦前はベティー・ディーンという女性警官と付き合っていたが、現在は音沙汰なし。 キャプテンアメリカとは昔からの付き合いである他、ファンタスティック・フォーのメンバーとも仲がよい。 ……一回[[インヴィジブル・ウーマン]]に横恋慕したせいで、[[リード>Mr.ファンタスティック]]と険悪になったりしたが。 サイクロップスがミュータント国家ユートピアを建国した時には、アトランティス王国が同盟関係を結んでいるため、 本人は認めていないが実質的にX-MENのメンバーとなっていた。 実際、基本的に戦闘の際にはサイクの指示で動いており、ユートピアの国政にも参加している。 ちなみにここでもサイクの現恋人の[[エマ>ホワイトクイーン]]に横恋慕している。 何故ならネイモアの中では、&font(i,b){友人の恋人を寝取る=友人への尊敬を示す}という事になっているから。 ……[[何を言っているのかわからねーと思うが>恐怖の片鱗]]&b(){本人がそう言ってるん[[だから仕方ない>○○だからしょうがない]]。}異文化交流って大変ですな。 #region(とうとうやらかしちゃった) 2012年に連載された『アベンジャーズ vs. X-MEN』にて、[[サイクロップス]]、[[エマ・フロスト>ホワイトクイーン]]、[[コロッサス]]、マジックと共に[[フェニックス・ファイブ>ジーン・グレイ]]へ覚醒。 地球上限定ならば神に等しい力を会得し、大津波を引き起こすことが可能となった。 他のフェニックス・ファイブと異なり、世界平和というよりアベンジャーズの打倒を目的として行動している。 何しろ、相手を殺さないように動く他の四人と異なり、一人だけ&b(){最初から殺る気満々}だった。 そして、一連の戦いでフェニックス・フォースに対抗できる数少ない存在である[[スカーレットウィッチ]]に、手も足も出ず敗走。 これに%%ビビった%%脅威を感じたネイモアは、なんとアトランティスの軍勢を率い、アベンジャーズが身を寄せていたワカンダに侵攻し、 &bold(){街と人を津波で押し流し、恐怖に怯え、溺れていく市民を攻撃させる}という暴挙に出た。 簡単に説明すると、ワカンダはアベンジャーズの一員であり[[ストーム]]の夫でもある&b(){[[ブラックパンサー]]}こと&b(){ティチャラ}が国王を務めるアフリカの小国で、 [[キャプテンアメリカ]]の盾の素材でもある衝撃吸収金属ヴィブラニウムの原産地の一つでもある(他は南極にある)。 確かにアベンジャーズの同盟国ともいえるが、市民の大半は超人どころか兵士ですらない[[一般市民>女性市民]]であり、 津波の被害がどれほど恐ろしいものかは、2011年の震災を経験した日本人には最早説明する必要すらないだろう。 …幾ら発売元が日本じゃないとはいえ、よくこの時期に出版できたものである。&s(){『[[UMVC3>MARVEL VS. CAPCOM]]』でも[[ガンマツナミ>ハルク]]はそのまんまだったし} //ガンマツナミは2016~2017年の再版でもそのまま この戦いでアベンジャーズの全力によってフェニックス・フォースはネイモアから引き剥がされてしまったため、 ネイモアはフェニックス・ファイブの脱落者第1号という不名誉を賜った。&s(){所詮、ヤツは我らの中でも最弱…} だが、その引き剥がされた力は他のフェニックス・ファイブのメンバーに分配されたため、戦いは続いていく。 肝心のネイモアはのうのうとアトランティスに帰還している…。 …さて。ここまで読んで、まるでネイモアがフェニックス・フォースのせいで豹変したかのように思うかもしれないが、 [[他のX-MEN>ストーム]]からの評価は「ネイモアは正に&b(){いつも通り}」であった。 「いくらなんでも」と言いたくなるかもしれないが、彼のメンタリティが海底人である以上、仕方がないのだろう。 マーベル世界では&b(){「人類の敵ではあるが悪人ではない」}なんて[[連中は>グラディエーター]][[ゴロゴロ>スーパースクラル]][[居るし>ギャラクタス]]。 ちなみに上述の所業が元でティチャラとオロロ(ストーム)夫妻は離婚に追い込まれた(その後和解したものの復縁までには至らず)。 彼女からすれば本当とばっちりである。 #endregion しかし、[[ヒーローからヴィラン>ビショップ]]、[[ヴィランからヒーロー>マグニートー]]になったキャラクターはそれなりにいるが、 その両極端をここまで頻繁に行ったり来たりしているのは、ネイモアぐらいのものだろう。 &b(){[[本人に悪気や悪意は欠片もないのがまた恐ろしい。>プロフェッサーX]]} 一度、ハイペリオンというヒーロー(マーベル版[[スーパーマン]]のようなもの)に&b(){首をもがれて}死亡したが、 タイムマシンを用いて生き返ることに成功している。 …まあアメコミだし、一回死んで生き返るくらいは通過儀礼みたいなものだが。 ちなみに、かの『[[宇宙忍者ゴームズ>Mr.ファンタスティック]]』にも登場予定があったが、版権問題がクリアできず、 「&b(){リッパダー}(トリトン)」というオリジナルキャラが代役として登場している。 ……が、そのトリトンもトリトンでMARVELの既存キャラと名前や見た目がモロに被っており、何だかとてもややこしい事に。 以上、ネイモアというキャラクターについて一通りの記述が為されたが、 お分かりの通り&b(){実は本国でもあまり人気が無い}キャラである。 まあ、見た目が海パン一丁のオッサンとか、[[特殊刑事課>両津勘吉]]もしくは某お笑い芸人にしか見えないし、 持ってる能力もそれぞれの専門分野系ヒーローには遠く及ばないし、 他人の女を略奪婚しようとするわ他所のカップルを別れさせるわ節操が無いし、 ヒーローと手を組む際にいちいち理由を必要とする癖にヴィランと組む時は無条件だったりするし、 好かれる要素はあまり無いだろう…。 キレやすく、高慢ちきで、機嫌が悪いと理不尽に当たり散らし、悪事をしても反省しない…と、 &b(){MARVEL版[[ジャイアン]]}([[ドラ>ドラえもん]]映画版でなく普段のお話のジャイアン)みたいなものなので嫌われるのも仕方ない。 &b(){海の中のものは基本的に自分のもの}と主張し沈没船の財宝などを独り占めしているという話もあったり。 [[アクアマン]]にとっての[[ブラックマンタ]]のような個人的因縁のある宿敵・悪役などが乏しいこともあり、 主人公になっても映えないため実写映画化(MCU)がされにくいというネックもある。 &s(){MUGENだったら[[ライバル>怪盗ジェイムズ]]さえいれば[[魚屋>サイモン]]ですらヒーローになれるのに…} と言うか&b(){ヒーローやってる時より悪役やってる時の方が活躍できる}男である。 そんな&s(){クソダサい}あんま格好良くないと思われていたネイモア氏の2018年頃の様子だが… #region(なんということでしょう) #image(Avengers_Vol_8_9_Textless.jpg,title=誰このイケメン,width=300) &b(){急激にイケメン化した。} これによりネイモアというキャラクターが見直され、今までの扱いを覆すことができることを期待しよう。 なにしろマーベルで最も歴史のあるヒーローの一人、本当はカッコイイ男のはずなのだから。 #endregion ---- **MUGENにおけるネイモア #image(namor.gif,title=両足の羽根がアクアマンには無い特徴) アメコミキャラでお馴染みのZVitor氏によるものが公開されている。 基本的には格闘技で戦うが、[[超必殺技]]「アトランティックフラッド」を発動すると洪水が起き、 その間は電撃技「イールショック」などの性能が変わるようになっている。 [[AI]]もデフォルトで搭載されている。 &space(1)&ref(Namor_01.gif)&space(1)&ref(Namor_02.gif) スプライトをSGM氏が担当し、[[カラーパレット]]をAcey氏が担当したバージョン(製作は同じくZVitor氏)では、 選んだカラーによってコスチュームが変化するというサービス精神旺盛なものになっている。 [[ドット>ドット絵]]は[[ユリアン]]の改変であり所々に面影がある (ちなみにそのユリアンも原作では家庭用追加カラーに&s(){同じくおっぱっぴーとか言いそうな}ネイモアっぽいカラーが存在する)。 腕やトライデントから電撃を放つ、イントロで空を飛んで現われる等、[[原作再現]]要素もバッチリ。 『Avengers vs. X-Men』に登場した時期のものを再現したものである。 Mammalman氏による外部AIが公開されており、ランクは強上位~場合によっては凶下位にも対抗し得る強さを持つ。 |Mammalman氏AI&br()&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=lC7CvNqeAMA){320,240}| ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ネイモア],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ネイモア],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ネイモア],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //超能力者,ヒーロー,半裸,王様,黒髪,雷使い
#ref(namor.jpg,,height=450,title=キャプテンアメリカ、初代ヒューマントーチ、 そしてこの男から始まった) アメリカの[[マーベルコミック>アメコミ]]に登場している&s(){ヴィラン}ヒーロー。 初出は1939年の『Marvel Comics #1』と非常に早く、ヒーローの中でも最古参の一人である。 なお、ネイモアは個人名であり、ヒーローとしての正式名称は「ネイモア・ザ・サブマリナー」。 フルネームは「ネイモア・マッケンジー」であるが、あまり知られていない。 &s(){おっぱっぴーとか言いそうな}海パン一丁という男らしいコスチュームが目を引くが、 一説によると、DCコミックの[[アクアマン]]と外見特徴が被った為に現在のデザインになったとか。設定も似ているし、有り得る話ではある。 &s(){ちなみに[[クロスオーバー]]『DC vs. MARVEL』でアクアマンとやり合った際にチートを使われて負けたことがあるのは内緒だ} これ以外にジャケット&長ズボンのコスチュームも存在し、また、両足に羽根が生えているという特徴も持つ。 純粋なホモ・サピエンスではなく、海中に住む人類ホモ・マーマヌス(要するに[[半魚人>オルバス]])である。 母親はアトランティス王国の王族で、父親が砕氷船の船長(アメリカ人)というハーフなため、人間に近い姿をしている。 時期によって[[王子>ベジータ]]だったり王様だったりするが、とにかく高貴な身分なのは間違いない。 当初はアトランティス王国の君主として、海を汚し続ける人間と対立していたが、 紆余曲折あって地上のヒーロー達と共闘するようになる。 ただそれでも、あまり地上の事には首を突っ込まない上、やたらと態度も大きいのだが。 マーベル世界でも指折りのプライドの高さに加え、これまた[[上から数えた方が早いくらいの短気な性格>サンファイア]]っぷりなので、 何かと[[問題事の張本人>問題児]]になることが多い。 かの『[[シビル・ウォー>アイアンマン]]』勃発の原因の一つもこの人だったりする (全面的にこの人だけのせいではなく、また、そもそも彼の血縁者が事の発端に巻き込まれて死んでしまったからというのもあるが)。 多元宇宙が互いに衝突して消滅の危機に瀕するという大規模な事件が起こった際には、 「自分の宇宙を保全するためにやむなし」と他の宇宙を消失させる計画を推進。 ヒーロー側にその決断を下せる人材がいなかったためについさっきまで所属していたヒーロー側組織を脱退し、 次の瞬間には悪の組織結成という変わり身の早さを見せるほど非情な判断のできる男である。 気位は高いが同時に義理堅い一面もあるため、一度打ち解けた相手に対しては比較的友好的である。 あの[[Dr.ドゥーム]]とお互いを認め合う関係にあると言えば、それがどれほどのことかよく分かるだろう。 共闘するヒーローは主にアベンジャーズだが、[[エマ・フロスト>ホワイトクイーン]]との約定によりミュータントの独立国家である[[ユートピア>サイクロップス]]に在籍していた事も。 第二次大戦中は[[ナチス>アドルフ・ヒトラー]]と敵対し[[キャプテンアメリカ]]やヒューマントーチ(初代)と共に「[[インベーダーズ>スペースインベーダー]]」を組織。 ナチの策略により氷漬けになっていたキャップを現代に甦らせたのも他ならぬネイモアである。 &s(){結果論であり事実は単なる偶然に過ぎないし、} &s(){そのためにエスキモーがご神体として信仰していた氷塊を海にぶん投げ砕くという蛮行を働いているのだが(しかも無反省)} 有力なヒーロー達の代表&s(){悪の}秘密結社「イルミナティ」の一員にもなっている。 悪役側だと(本当の意味での)悪の秘密結社「カバル」に所属歴あり。最初は一構成員に過ぎなかったが、後に自身が主催者にもなっている。 ヒーローとしての能力は、海に関する物が多い。海中でも[[イルカ]]並の速さで泳げる上、水中呼吸も可能。 また、イルカ、シャチ、サメなど海に住む生物とある程度は意思疎通が可能である。 地上でも、飛行能力と100トンもの重さを持ち上げられるパワーで戦える。 水タイプっぽい設定とは裏腹に[[放電能力>ブランカ]]も有しており、電撃を放って攻撃できたりもする(ただし一回使うと充電期間が必要になる)。 素手で闘うことが多いが、三つ叉の槍(トライデント)を携行することもある。 人間関係も、かなり初期の方から出番があるため結構広い。 ただし、当初は敵対関係だったり、それ以降も陸上とは没交渉だったりとで、あまり深い関係はない。 第二次大戦前はベティー・ディーンという女性警官と付き合っていたが、現在は音沙汰なし。 キャプテンアメリカとは昔からの付き合いである他、ファンタスティック・フォーのメンバーとも仲がよい。 ……一回[[インヴィジブル・ウーマン]]に横恋慕したせいで、[[リード>Mr.ファンタスティック]]と険悪になったりしたが。 サイクロップスがミュータント国家ユートピアを建国した時には、アトランティス王国が同盟関係を結んでいるため、 本人は認めていないが実質的にX-MENのメンバーとなっていた。 実際、基本的に戦闘の際にはサイクの指示で動いており、ユートピアの国政にも参加している。 ちなみにここでもサイクの現恋人の[[エマ>ホワイトクイーン]]に横恋慕している。 何故ならネイモアの中では、&font(i,b){友人の恋人を寝取る=友人への尊敬を示す}という事になっているから。 ……[[何を言っているのかわからねーと思うが>恐怖の片鱗]]&b(){本人がそう言ってるん[[だから仕方ない>○○だからしょうがない]]。}異文化交流って大変ですな。 #region(とうとうやらかしちゃった) 2012年に連載された『アベンジャーズ vs. X-MEN』にて、[[サイクロップス]]、[[エマ・フロスト>ホワイトクイーン]]、[[コロッサス]]、マジックと共に[[フェニックス・ファイブ>ジーン・グレイ]]へ覚醒。 地球上限定ならば神に等しい力を会得し、大津波を引き起こすことが可能となった。 他のフェニックス・ファイブと異なり、世界平和というよりアベンジャーズの打倒を目的として行動している。 何しろ、相手を殺さないように動く他の四人と異なり、一人だけ&b(){最初から殺る気満々}だった。 そして、一連の戦いでフェニックス・フォースに対抗できる数少ない存在である[[スカーレットウィッチ]]に、手も足も出ず敗走。 これに%%ビビった%%脅威を感じたネイモアは、なんとアトランティスの軍勢を率い、アベンジャーズが身を寄せていたワカンダに侵攻し、 &bold(){街と人を津波で押し流し、恐怖に怯え、溺れていく市民を攻撃させる}という暴挙に出た。 簡単に説明すると、ワカンダはアベンジャーズの一員であり[[ストーム]]の夫でもある&b(){[[ブラックパンサー]]}こと&b(){ティチャラ}が国王を務めるアフリカの小国で、 [[キャプテンアメリカ]]の盾の素材でもある衝撃吸収金属ヴィブラニウムの原産地の一つでもある(他は南極にある)。 確かにアベンジャーズの同盟国ともいえるが、市民の大半は超人どころか兵士ですらない[[一般市民>女性市民]]であり、 津波の被害がどれほど恐ろしいものかは、2011年の震災を経験した日本人には最早説明する必要すらないだろう。 …幾ら発売元が日本じゃないとはいえ、よくこの時期に出版できたものである。&s(){『[[UMVC3>MARVEL VS. CAPCOM]]』でも[[ガンマツナミ>ハルク]]はそのまんまだったし} //ガンマツナミは2016~2017年の再版でもそのまま この戦いでアベンジャーズの全力によってフェニックス・フォースはネイモアから引き剥がされてしまったため、 ネイモアはフェニックス・ファイブの脱落者第1号という不名誉を賜った。&s(){所詮、ヤツは我らの中でも最弱…} だが、その引き剥がされた力は他のフェニックス・ファイブのメンバーに分配されたため、戦いは続いていく。 肝心のネイモアはのうのうとアトランティスに帰還している…。 …さて。ここまで読んで、まるでネイモアがフェニックス・フォースのせいで豹変したかのように思うかもしれないが、 [[他のX-MEN>ストーム]]からの評価は「ネイモアは正に&b(){いつも通り}」であった。 「いくらなんでも」と言いたくなるかもしれないが、彼のメンタリティが海底人である以上、仕方がないのだろう。 マーベル世界では&b(){「人類の敵ではあるが悪人ではない」}なんて[[連中は>グラディエーター]][[ゴロゴロ>スーパースクラル]][[居るし>ギャラクタス]]。 ちなみに上述の所業が元でティチャラとオロロ(ストーム)夫妻は離婚に追い込まれた(その後和解したものの復縁までには至らず)。 彼女からすれば本当とばっちりである。 #endregion しかし、[[ヒーローからヴィラン>ビショップ]]、[[ヴィランからヒーロー>マグニートー]]になったキャラクターはそれなりにいるが、 その両極端をここまで頻繁に行ったり来たりしているのは、ネイモアぐらいのものだろう。 &b(){[[本人に悪気や悪意は欠片もないのがまた恐ろしい。>プロフェッサーX]]} 一度、ハイペリオンというヒーロー(マーベル版[[スーパーマン]]のようなもの)に&b(){首をもがれて}死亡したが、 タイムマシンを用いて生き返ることに成功している。 …まあアメコミだし、一回死んで生き返るくらいは通過儀礼みたいなものだが。 ちなみに、かの『[[宇宙忍者ゴームズ>Mr.ファンタスティック]]』にも登場予定があったが、版権問題がクリアできず、 「&b(){リッパダー}(トリトン)」というオリジナルキャラが代役として登場している。 ……が、そのトリトンもトリトンでMARVELの既存キャラと名前や見た目がモロに被っており、何だかとてもややこしい事に。 以上、ネイモアというキャラクターについて一通りの記述が為されたが、 お分かりの通り&b(){実は本国でもあまり人気が無い}キャラである。 まあ、見た目が海パン一丁のオッサンとか、[[特殊刑事課>両津勘吉]]もしくは某お笑い芸人にしか見えないし、 持ってる能力もそれぞれの専門分野系ヒーローには遠く及ばないし、 他人の女を略奪婚しようとするわ他所のカップルを別れさせるわ節操が無いし、 ヒーローと手を組む際にいちいち理由を必要とする癖にヴィランと組む時は無条件だったりするし、 好かれる要素はあまり無いだろう…。 キレやすく、高慢ちきで、機嫌が悪いと理不尽に当たり散らし、悪事をしても反省しない…と、 &b(){MARVEL版[[ジャイアン]]}([[ドラ>ドラえもん]]映画版でなく普段のお話のジャイアン)みたいなものなので嫌われるのも仕方ない。 &b(){海の中のものは基本的に自分のもの}と主張し沈没船の財宝などを独り占めしているという話もあったり。 [[アクアマン]]にとっての[[ブラックマンタ]]のような個人的因縁のある宿敵・悪役などが乏しいこともあり、 主人公になっても映えないため実写映画化(MCU)がされにくいというネックもある。 &s(){MUGENだったら[[ライバル>怪盗ジェイムズ]]さえいれば[[魚屋>サイモン]]ですらヒーローになれるのに…} と言うか&b(){ヒーローやってる時より悪役やってる時の方が活躍できる}男である。 そんな&s(){クソダサい}あんま格好良くないと思われていたネイモア氏の2018年頃の様子だが… #region(なんということでしょう) #image(Avengers_Vol_8_9_Textless.jpg,title=誰このイケメン,width=300) &b(){急激にイケメン化した。} これによりネイモアというキャラクターが見直され、今までの扱いを覆すことができることを期待しよう。 なにしろマーベルで最も歴史のあるヒーローの一人、本当はカッコイイ男のはずなのだから。 #endregion ---- **MUGENにおけるネイモア #image(namor.gif,title=両足の羽根がアクアマンには無い特徴) アメコミキャラでお馴染みのZVitor氏によるものが公開されている。 基本的には格闘技で戦うが、[[超必殺技]]「アトランティックフラッド」を発動すると洪水が起き、 その間は電撃技「イールショック」などの性能が変わるようになっている。 [[AI]]もデフォルトで搭載されている。 &space(1)&ref(Namor_01.gif)&space(1)&ref(Namor_02.gif) スプライトをSGM氏が担当し、[[カラーパレット]]をAcey氏が担当したバージョン(製作は同じくZVitor氏)では、 選んだカラーによってコスチュームが変化するというサービス精神旺盛なものになっている。 [[ドット>ドット絵]]は[[ユリアン]]の改変であり所々に面影がある (ちなみにそのユリアンも原作では家庭用追加カラーに&s(){同じくおっぱっぴーとか言いそうな}ネイモアっぽいカラーが存在する)。 腕やトライデントから電撃を放つ、イントロで空を飛んで現われる等、[[原作再現]]要素もバッチリ。 『Avengers vs. X-Men』に登場した時期のものを再現したものである。 Mammalman氏による外部AIが公開されており、ランクは強上位~場合によっては凶下位にも対抗し得る強さを持つ。 |Mammalman氏AI&br()&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=lC7CvNqeAMA){320,240}| ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ネイモア],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ネイモア],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ネイモア],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //超能力者,ヒーロー,半裸,王様,黒髪,雷使い

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