カプセル怪獣

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#image(capsule.jpg,width=380,title=きみにきめた!) //トップ絵が何もなしというのも味気ないんで、カプセルの画像を張りました。 &font(27,b,i,red){「行け!ミクラス!」} カプセル怪獣とは、1967年の特撮作品『[[ウルトラセブン]]』に登場した3体の[[怪獣]]のこと。肩書きはいずれも「カプセル怪獣」。 普段は主人公モロボシ・ダンの携帯する数センチのカプセル内にミクロ化されて収納されており、カプセルを投げると カプセルから出現して数十メートル大の怪獣として実体化し、主人公の忠実な味方として主人公の命令を聞いて相手と戦う。 ''普段は手のひらサイズに縮小できるので簡単に持ち運びができる味方の怪獣''という画期的な発想が最大の特徴であり、 [[ポケモン>モンスターボール]]&link_anchor(*1){*1}や[[召喚獣>バハムート]]といった後の作品に与えた影響は計り知れない。召喚時の「行け!ウインダム!」や 怪獣をカプセルに戻す際の「戻れ!ミクラス!」などの掛け声も後の作品に多大な影響を与えたとされる。 味方怪獣なのでどことなくデザインにも愛嬌があり、登場回数も多いのでファンの人気と知名度も高い。 ただし『ウルトラセブン』のヒーローはウルトラセブンだったのでカプセル怪獣は主役ではなく、 あくまでセブンが変身できない時などにセブンの代わりに戦うという位置付けであった。 そのため強さもセブンに劣り、単独で敵を撃破することは珍しかった。 『ウルトラセブン』の劇中ではバッファローのような角を持つパワーファイターの''ミクラス''、 金属製でロボットのような外見の''ウインダム''、角竜型で怪獣らしい外見の''アギラ''の3体が登場している。 #region(ミクラス) #image(mikuras56478.jpg,title=顔はインカの仮面がモチーフ) バッファロー星出身の怪力を誇る怪獣で、突進や太い腕でのパンチ、 相手を掴んで振り回すジャイアントスイングなどの格闘技が得意。口から赤い熱線を吐く能力もある。 3話で[[エレキング]]と戦った際にはパワーで相手を押し切り、肉弾戦なら完全にエレキングを圧倒していたが、 エレキングの尻尾巻きつけからの高圧電流を食らい敗北した。 このせいか多くの書籍にミクラスの弱点は電気と記述されており、相性の悪い相手に当たった不運が敗因とよく言われる。 25話では冷凍光線を使うガンダーと対戦。ガンダーの冷凍光線に耐えて突進で反撃するが、 飛行能力を持ち近接攻撃を回避できるガンダーには攻撃をうまく当てることができなかった。 苦し紛れに使った熱線も回避されてしまったが、セブンがエネルギーを補充するまでの時間稼ぎとしては充分すぎる活躍を見せた。 このように戦闘時の健闘っぷりと戦闘能力の高さがかなりはっきりと描かれており、 相性の悪さが毎回敗因になっているのが特徴。 怪獣との対決に専ら使われたことや、早期から雑誌の記事などに登場したことなどから知名度と人気は高い。 //漫画と小説はregion内の方がよさそうだったので移動 #region(以降の作品での活躍など) 平成になって作られた、昭和のセブンの続編という位置付けのビデオシリーズ(所謂『平成ウルトラセブン』)では 1999年に製作された『ウルトラセブン1999最終章6部作』に登場。 最終話でウインダムと共に、ノンマルトの操る怪獣ザバンギに挑むも力及ばず敗北した。 『ウルトラマンメビウス』では防衛チームがデータを元にカプセル怪獣を再現したマケット怪獣として登場。 ただし活動に制限時間があり1分しか活動できない。 パワーを活かした戦法で健闘し、刷り込み現象で防衛チームの女性隊員によく懐いていた。 後に過去の放電怪獣のデータを元に弱点克服の改良が行われ、放電能力と透明化能力を得たエレキミクラスに強化された。 &s(){でも、マスコットの座はエレキングに奪われてしまった。ここでも負けるとは…} 『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』では ウルトラセブンからレイに託され、[[タイラント]]に倒されたエレキングの抜けた穴を埋める形でレイのパートナーとして活躍。 レイたちの活躍で全ての元凶であるレイブラッドが倒された後はレイに別れを告げ、再びセブンのもとへと帰って行った。 2009年の映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』にも登場。強敵ベムスターを肉弾戦で圧倒した。 光線技を吸収できるという能力で多くの対戦相手を苦しめたベムスターいえども 肉弾戦だけで攻撃されては長所が活かせず、そのまま殴り倒されてしまった。 相性の不運に苦しんだミクラスが逆に相性で相手を圧倒し強敵に勝利する結果となった。 他にはセブンを題材とした漫画『古都に燃ゆ』や小説『狙われた星』でも出番を与えられている。 #endregion #endregion #region(ウインダム) #image(windom.jpg,title=独特なメカメカしいデザインに虜となったチビッ子は多いはず) メタル星生まれのロボットのような外見の怪獣で、額のランプから放つ白色光線が武器。 劇中では主に円盤相手に使われており、セブンの劇中では一度も巨大な怪獣とは戦っていない。 1話ではクール星人の円盤相手に召喚、額からの光線で円盤を撃墜する。が、他の円盤の集中砲火を受けてダウン、撤退した。&br()24話ではカナン星人の基地を攻撃しようとしたが、逆に電子頭脳を狂わされてセブンを攻撃した。 …が、セブンを追いかけた際に同じ場所を回りすぎて目を回してダウン。セブンの光線で正気に戻って 今度こそカナン星人の灯台型の円盤を攻撃しようとしたが、円盤からの光線でまたダウンした。&s(){何しに出て来た}。 そして39話では人間大の[[ガッツ星人]]を攻撃。しかし分身に翻弄された挙句、弱点の額のランプを攻撃され大爆発した。 勘違いされ易いが、ウ&b(){ィ}ンダムではなくウ&b(){イ}ンダムが公式な表記である。 #region(以降の作品での活躍など) 『ウルトラセブン1999最終章6部作』でもミクラス同様に登場。 第3話で等身大の星人を追い払う役割で登場した他、最終話でミクラスと共に怪獣ザバンギに挑むも敗北している。 他には『ウルトラマンメビウス』では防衛チームがデータを元にカプセル怪獣を再現したマケット怪獣として登場。 ただし活動に制限時間があり1分しか活動できない。 後に過去の怪獣のデータを元に強化が行われ、火炎放射能力を得たファイヤーウィンダムに強化された。 活躍の機会が比較的多く、なんと単独での怪獣撃破にも成功している。 挙動も本物のウインダムに比べるとアグレッシブな面が目立つ。 2009年の映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』にも登場。 この時は[[サラマンドラ]]と対戦し、光線でサラマンドラの弱点の喉を攻撃して再生能力を封じて勝利した。 サラマンドラは数あるウルトラ怪獣の中でも厄介な能力の持ち主なので大金星を挙げたといえる。 #endregion #endregion #region(アギラ) #image(agira56489.jpg,width=350,,title=いかにも円谷怪獣らしいデザイン) アニマル星出身の恐竜型の怪獣。腕が地面につきそうな前傾姿勢なので小柄である。 頭部の角が武器で、これを使った突進などで戦う。素早い動きで相手の後ろに回り込むなどの戦法が得意。 32話では同じく恐竜型のリッガーと対戦。素早い動きでリッガー相手に善戦したがリッガーの尻尾攻撃に敗北した。&br()46話ではニセウルトラセブンと対戦。しかし主人と同じ姿の相手を攻撃することはできず、 戸惑っているうちに反撃され崖から落とされてしまった。 ちなみにそれぞれ鳴き声や身体の模様などが異なる点から別個体ではないかという説もある。&link_anchor(*2){*2} //そこまで長い内容じゃないし、アギラではファイト版でのキャラも重要だからregion外でいいのでは? //では、ファイト後のみということで良いでしょうか? セブンの劇中での印象は登場が後半だったこともあって薄いのだが、 後の『ウルトラファイト』の新規撮影分にて割と頻繁に登場しておりこちらでの活躍が印象に残る。 『ウルトラファイト』ではセブンの子分という位置付けである。特にカプセルにも入ってなくてブラブラしているが、 セブンも常に変身状態だったりと色々と独自の世界観な『ウルトラファイト』では些細なことである。 たいして強い怪獣ではなく独力で勝利したことは一度もない。しかし負けそうになると親分のセブンに助けを求め、 この親分のセブンが強いというのがミソであり、助けに来たセブンのおかげで勝利することが多い。 この妙に憎めない『ウルトラファイト』での子分っぷりと弱さ、セブンに助けてもらうといったキャラが、 原作での位置付けよりもむしろファンの間でのアギラのイメージになっていたりする。 #region(以降の作品での活躍など) 平成セブンでは前述の2体とは異なり登場しなかったのだが、小説版『ウルトラセブン EPISODE:0』では アギラが出なかった理由付けとして「&b(){戦力にならないから使用を避けた}」とダンが述懐する場面がある。&s(){酷ェ} 『ウルトラマンメビウス』では他2体と異なり、マケット怪獣として出演する機会がなかったが 小説『アンデレスホリゾント』ではアギラもマケット怪獣として作られていた事が語られている(登場はしていない)。 後に2009年の映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』にも登場。 ちょくちょく再登場していた他のカプセル怪獣と違い、これが数十年ぶりの再登場になった。 この時には[[ドラコ]]と対戦。飛べるドラコ相手にも一歩もひかぬ戦いを見せ、角攻撃でドラコに勝利した。 空を飛ぶ怪獣に対してアギラの優れた素早さが生きた戦いだったといえる。 ちなみにこれが単独でのアギラの初勝利である。 また漫画「ウルトラマンSTOIRY0」においてはこのアギラの親と思われる二本角のアギラが登場。 ナックル星人の駆るブラックキングと死闘を繰り広げる。 この時はナックル星人にブラックキングでなければアギラは止める事は出来ないと言わしめた上に 共闘したミクラスやウインダムのピンチを救うなどかなりの強さを発揮したが、最終的には ナックル星人から護っていた自分の卵をウルトラ戦士達に託して殉職するという最後を迎える。 おそらくその卵から孵ったのがセブンの連れていたアギラであると思われる。 #endregion #endregion //MUGEN入りしてる3体以外の余談だしこっちの方が見やすいと思う。知らなくてもMUGENキャラ使う上で問題無い内容だし。 作中では収納ケース内にこれらを含めて全部で5つのカプセルがあったが、上記以外のカプセル怪獣がいたのかは不明。 なおそのうち1つはイカルス星人の作った異次元空間内使うも発動せず、そのまま紛失してしまった(しかも惜しむ様子も無かった)。 セブンの変身を封じる空間だったため、よく考えれば同じ理由だったのだろう。哀れ。 このことに加え、相性の悪い敵と戦わせられたミクラス、活躍の機会を与えられなかったウインダムとアギラと言うことから、 一部のファンからは、セブンは[[トレーナー>ゲットだぜ!]]として無能との評価をされるはめとなる。 しかし『ウルトラ銀河伝説』におけるカプセル怪獣達の活躍を見るに育成能力は決して低くないと思われる。…多分。 ちなみに企画段階では過去作品の人気怪獣を使うことが予定されており、[[レッドキング]]、[[アントラー]]などが候補に挙がっていたが 前作『[[ウルトラマン]]』との繋がりを持たせないという方針のため、今の3体が新たに考案されたという。 #region(その他の作品における余談) 『ウルトラセブン』以降のシリーズにおいても、『ウルトラマンレオ』のセブンガーや 『ウルトラマンゼアス2』のミラクロンなど、カプセル怪獣に連なる怪獣が幾度も登場しており、 漫画『ウルトラマンSTORY 0』では漫画オリジナルのウルトラ戦士ザージの相棒であるフリーザスや セブンの新たなカプセル怪獣・ミンティオスが登場している他、ミクラス・ウインダム・アギラとの出会いも描かれている。 『ウルトラマンレオ』で変身能力を失ったセブンのためにジャックから送られた カプセル怪獣セブンガーは、活動時間が僅か一分と短いが恐ろしく強い。 その強さはジャックが苦戦した怪獣を一方的にボコボコにするほど。 でも、他の3体と違ってその後再登場することはなかった…。 内山まもるの漫画版『レオ』では、ババルウ星人との戦いにも投入され、当初は圧倒的な攻撃力で ババルウを蹴散らすも、レオ達が駆け付けた頃には逆に破壊されてしまっていた。 1997年に制作された映画『ウルトラマンゼアス2』にて「ミラクロン」という ミクラスをオマージュしたようなカプセル怪獣が登場しており、 ウルトラマンシャドーが操るカプセル怪獣ダークラーに勝利している。 因みにこのミラクロンは&b(){カプセル怪獣で初勝利をした}という名誉あるカプセル怪獣である。 また同作に登場した「薩摩萬隊長」はミラクロンを見て「懐かしい」と口走る描写があり、 何より森次晃嗣氏が演じている事から&b(){モロボシ・ダン本人ではないか?}と噂されている。 #endregion &nicovideo(sm15405549) ---- **MUGENにおけるカプセル怪獣 [[SFCゲーム>ウルトラマン(ゲーム)]]のドットを使ったウルトラ怪獣でおなじみの這い寄る混沌氏の製作したものが2011年8月13日に公開された。 3体のうちの1体がランダムで選ばれて登場するというキャラであり、どの怪獣が出るかはデフォルトだと指定できない。 当然性能は3体とも別で、しかも[[AI]]も3体分別のものが搭載されている。 そして投げなどでステートを奪われてもきちんと登場している怪獣の食らいモーションが表示される。 さらに敗北した次のラウンドでは倒された怪獣とは別のカプセル怪獣が出てくる。 なお説明書にあるようにcommonファイルのステート190と5150を調べて、ファイル内の指示に従って コメントアウトとコメントアウトの解除を行えば、特定のカプセル怪獣に固定することも可能である。 ミクラスは原作通り肉弾戦を武器として戦う。 …のだが手足が短いためにリーチが短く、苦戦しやすい。ただし他の2体に比べて技の威力は高め。 むしろ口からの熱線で攻撃するバッファフレイムの方が当てやすくて射程も長いので強力。 更新で猛烈なパンチを繰り出すバッファブローが新たに追加されたため、リーチの短さも少し改善された。 前後方向の食らい判定が大きく、一部のビーム攻撃では大きなダメージを受けることも。 超必殺技はジャイアントスイングで攻撃するバッファスイングで掴んだ相手を振り回して投げ飛ばす。 ウインダムは割と通常攻撃のリーチもあるので戦いやすい。額の光線も発生が速く射程に優れ強力。 前後方向の食らい判定が薄く、怪獣キャラに多いビーム攻撃のダメージを軽減できることもある。 また、土下座をしたと思ったらいきなり起き上がって攻撃する技も搭載されており、地味に嫌らしい。 超必殺技は波動砲で、いきなりファイヤーウィンダムに変身してビーム砲で攻撃する。 全体的には額の光線での遠距離戦が得意。 アギラは小柄で背が低く、高い打点の攻撃をかわせることもある。 他2体とは違って飛び道具を使えないが、突進技が移動速度も速くてひるまないので強力で、 素早い突進攻撃で相手を翻弄できる。角を使った投げ飛ばしも搭載されている。 超必殺技はクイックラッシュで、残像を残しながら高速で左右に移動し突進で敵を連続攻撃する。 突進の移動速度が速いので他の2体に比べてスピード型の戦い方が得意である。 ただし、超必殺技や一部の突進技を使用した後は素の場で疲れて大きな隙を晒してしまうこともある。 それぞれ性質は違うがなかなか強力で、相性も含めると[[ベムラー]]や[[エレキング]]、[[ギマイラtypeB>ギマイラ]]や[[デストロイアEX>デストロイア]]辺りと いい勝負ができる強さには仕上がっている。ただしどの怪獣が出るかにも戦績は左右されやすいだろう。 &font(27,b,i,red){「戻れ!ウインダム!」} ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[カプセル怪獣],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[カプセル怪獣],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[カプセル怪獣],sort=hiduke,100) } //構造上デフォルトだと3体セットなので、それぞれ単体の形で大会に出てくるケースよりも3体セットの「カプセル怪獣」として出場が一般的だと思われる。無論記述の書き換えで単独にはできるが、そうしてまでして単独キャラを出場させる必要がある大会の方が普通なら少ないはず。 ''ミクラス'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[ミクラス],sort=hiduke,100) ''ウィンダム'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[ウインダム],sort=hiduke,100) ''アギラ'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[アギラ],sort=hiduke,100) //***出演ストーリー ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} 『大怪獣バトル』が[[ポケモン>エンテイ]]のパクリだと指摘されることもあるが、 そもそも「怪獣を自分の代わりに戦わせる」というコンセプトの大元はウルトラシリーズのセブンであると言え、 &b(){ポケモン自体カプセル怪獣の影響を大きく受けた}ということを生みの親である田尻智氏が語っている。 ポケモンが世に出た当時は有名な話だったが、元々は「カプセルモンスター」と命名するつもりが &b(){商標登録に引っかかった}ので、似たコンセプトの名としてポケットモンスターになったのである。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} 余談だが、西川伸司氏の漫画『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャーNEO』(未単行本化)では アーマードダークネスを封印したセブンと逸れたアギラが、50年前の過去にタイムスリップした 主人公アイの手持ち怪獣に加わっており、時期的にはTV版『大怪獣バトル ウルトラギャラクシー』の頃となる。 そして同漫画の最終話(『ウルトラギャラクシー』より50年後)にてアギラはセブンの元に帰るわけだが、 そうなると、『ウルトラギャラクシー』からさほど年月が経過していない『ウルトラ銀河伝説』の時代で セブンの手持ちとしてアギラが居る事実と矛盾してしまう。 この件に関して、西川氏が円谷プロとの漫画の打ち合わせの際にこの件の疑問をぶつけたところ、 「&b(){…アギラは2匹いたんです}」という旨の答えが返ってきたらしいことを、氏自身のブログにて明かしている。 西川氏曰く「決して円谷プロの公式見解ではありません(多分)」とのことだが… また、漫画『ウルトラマン超闘士激伝』の復刊版1巻に掲載されているオマケ漫画では、 本編で使用されなかった残りのカプセル2つにはアギラ(しかも♀)が入っていたというオチになっていた。 まあ怪獣は同種族が複数体出てくることもあるし、あながちそれでもおかしくはなさそうである。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //|円谷|,怪獣 &hiduke(1967/10/01)
#image(capsule.jpg,width=380,title=きみにきめた!) //トップ絵が何もなしというのも味気ないんで、カプセルの画像を張りました。 &font(27,b,i,red){「行け!ミクラス!」} カプセル怪獣とは、1967年の特撮作品『[[ウルトラセブン]]』に登場した3体の[[怪獣]]のこと。肩書きはいずれも「カプセル怪獣」。 普段は主人公モロボシ・ダンの携帯する数センチのカプセル内にミクロ化されて収納されており、カプセルを投げると カプセルから出現して数十メートル大の怪獣として実体化し、主人公の忠実な味方として主人公の命令を聞いて相手と戦う。 ''普段は手のひらサイズに縮小できるので簡単に持ち運びができる味方の怪獣''という画期的な発想が最大の特徴であり、 [[ポケモン>モンスターボール]]&link_anchor(*1){*1}や[[召喚獣>バハムート]]といった後の作品に与えた影響は計り知れない。召喚時の「行け!ウインダム!」や 怪獣をカプセルに戻す際の「戻れ!ミクラス!」などの掛け声も後の作品に多大な影響を与えたとされる。 味方怪獣なのでどことなくデザインにも愛嬌があり、登場回数も多いのでファンの人気と知名度も高い。 ただし『ウルトラセブン』のヒーローはウルトラセブンだったのでカプセル怪獣は主役ではなく、 あくまでセブンが変身できない時などにセブンの代わりに戦うという位置付けであった。 そのため強さもセブンに劣り、単独で敵を撃破することは珍しかった。 『ウルトラセブン』の劇中ではバッファローのような角を持つパワーファイターの''ミクラス''、 金属製でロボットのような外見の''ウインダム''、角竜型で怪獣らしい外見の''アギラ''の3体が登場している。 #region(ミクラス) #image(mikuras56478.jpg,title=顔はインカの仮面がモチーフ) バッファロー星出身の怪力を誇る怪獣で、突進や太い腕でのパンチ、 相手を掴んで振り回すジャイアントスイングなどの格闘技が得意。口から赤い熱線を吐く能力もある。 3話で[[エレキング]]と戦った際にはパワーで相手を押し切り、肉弾戦なら完全にエレキングを圧倒していたが、 エレキングの尻尾巻きつけからの高圧電流を食らい敗北した。 このせいか多くの書籍にミクラスの弱点は電気と記述されており、相性の悪い相手に当たった不運が敗因とよく言われる。 25話では冷凍光線を使うガンダーと対戦。ガンダーの冷凍光線に耐えて突進で反撃するが、 飛行能力を持ち近接攻撃を回避できるガンダーには攻撃をうまく当てることができなかった。 苦し紛れに使った熱線も回避されてしまったが、セブンがエネルギーを補充するまでの時間稼ぎとしては充分すぎる活躍を見せた。 このように戦闘時の健闘っぷりと戦闘能力の高さがかなりはっきりと描かれており、 相性の悪さが毎回敗因になっているのが特徴。 怪獣との対決に専ら使われたことや、早期から雑誌の記事などに登場したことなどから知名度と人気は高い。 //漫画と小説はregion内の方がよさそうだったので移動 #region(以降の作品での活躍など) 平成になって作られた、昭和のセブンの続編という位置付けのビデオシリーズ(所謂『平成ウルトラセブン』)では 1999年に製作された『ウルトラセブン1999最終章6部作』に登場。 最終話でウインダムと共に、ノンマルトの操る怪獣ザバンギに挑むも力及ばず敗北した。 『ウルトラマンメビウス』では防衛チームがデータを元にカプセル怪獣を再現したマケット怪獣として登場。 ただし活動に制限時間があり1分しか活動できない。 パワーを活かした戦法で健闘し、刷り込み現象で防衛チームの女性隊員によく懐いていた。 後に過去の放電怪獣のデータを元に弱点克服の改良が行われ、放電能力と透明化能力を得たエレキミクラスに強化された。 &s(){でも、マスコットの座はエレキングに奪われてしまった。ここでも負けるとは…} 『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』では ウルトラセブンからレイに託され、[[タイラント]]に倒されたエレキングの抜けた穴を埋める形でレイのパートナーとして活躍。 レイたちの活躍で全ての元凶であるレイブラッドが倒された後はレイに別れを告げ、再びセブンのもとへと帰って行った。 2009年の映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』にも登場。強敵ベムスターを肉弾戦で圧倒した。 光線技を吸収できるという能力で多くの対戦相手を苦しめたベムスターいえども 肉弾戦だけで攻撃されては長所が活かせず、そのまま殴り倒されてしまった。 相性の不運に苦しんだミクラスが逆に相性で相手を圧倒し強敵に勝利する結果となった。 他にはセブンを題材とした漫画『古都に燃ゆ』や小説『狙われた星』でも出番を与えられている。 #endregion #endregion #region(ウインダム) #image(windom.jpg,title=独特なメカメカしいデザインに虜となったチビッ子は多いはず) メタル星生まれのロボットのような外見の怪獣で、額のランプから放つ白色光線が武器。 劇中では主に円盤相手に使われており、セブンの劇中では一度も巨大な怪獣とは戦っていない。 1話ではクール星人の円盤相手に召喚、額からの光線で円盤を撃墜する。が、他の円盤の集中砲火を受けてダウン、撤退した。&br()24話ではカナン星人の基地を攻撃しようとしたが、逆に電子頭脳を狂わされてセブンを攻撃した。 …が、セブンを追いかけた際に同じ場所を回りすぎて目を回してダウン。セブンの光線で正気に戻って 今度こそカナン星人の灯台型の円盤を攻撃しようとしたが、円盤からの光線でまたダウンした。&s(){何しに出て来た}。 そして39話では人間大の[[ガッツ星人]]を攻撃。しかし分身に翻弄された挙句、弱点の額のランプを攻撃され大爆発した。 勘違いされ易いが、ウ&b(){ィ}ンダムではなくウ&b(){イ}ンダムが公式な表記である。 #region(以降の作品での活躍など) 『ウルトラセブン1999最終章6部作』でもミクラス同様に登場。 第3話で等身大の星人を追い払う役割で登場した他、最終話でミクラスと共に怪獣ザバンギに挑むも敗北している。 他には『ウルトラマンメビウス』では防衛チームがデータを元にカプセル怪獣を再現したマケット怪獣として登場。 ただし活動に制限時間があり1分しか活動できない。 後に過去の怪獣のデータを元に強化が行われ、火炎放射能力を得たファイヤーウィンダムに強化された。 活躍の機会が比較的多く、なんと単独での怪獣撃破にも成功している。 挙動も本物のウインダムに比べるとアグレッシブな面が目立つ。 2009年の映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』にも登場。 この時は[[サラマンドラ]]と対戦し、光線でサラマンドラの弱点の喉を攻撃して再生能力を封じて勝利した。 サラマンドラは数あるウルトラ怪獣の中でも厄介な能力の持ち主なので大金星を挙げたといえる。 #endregion #endregion #region(アギラ) #image(agira56489.jpg,width=350,,title=いかにも円谷怪獣らしいデザイン) アニマル星出身の恐竜型の怪獣。腕が地面につきそうな前傾姿勢なので小柄である。 頭部の角が武器で、これを使った突進などで戦う。素早い動きで相手の後ろに回り込むなどの戦法が得意。 32話では同じく恐竜型のリッガーと対戦。素早い動きでリッガー相手に善戦したがリッガーの尻尾攻撃に敗北した。&br()46話ではニセウルトラセブンと対戦。しかし主人と同じ姿の相手を攻撃することはできず、 戸惑っているうちに反撃され崖から落とされてしまった。 ちなみにそれぞれ鳴き声や身体の模様などが異なる点から別個体ではないかという説もある。&link_anchor(*2){*2} //そこまで長い内容じゃないし、アギラではファイト版でのキャラも重要だからregion外でいいのでは? //では、ファイト後のみということで良いでしょうか? セブンの劇中での印象は登場が後半だったこともあって薄いのだが、 後の『ウルトラファイト』の新規撮影分にて割と頻繁に登場しておりこちらでの活躍が印象に残る。 『ウルトラファイト』ではセブンの子分という位置付けである。特にカプセルにも入ってなくてブラブラしているが、 セブンも常に変身状態だったりと色々と独自の世界観な『ウルトラファイト』では些細なことである。 たいして強い怪獣ではなく独力で勝利したことは一度もない。しかし負けそうになると親分のセブンに助けを求め、 この親分のセブンが強いというのがミソであり、助けに来たセブンのおかげで勝利することが多い。 この妙に憎めない『ウルトラファイト』での子分っぷりと弱さ、セブンに助けてもらうといったキャラが、 原作での位置付けよりもむしろファンの間でのアギラのイメージになっていたりする。 #region(以降の作品での活躍など) 平成セブンでは前述の2体とは異なり登場しなかったのだが、小説版『ウルトラセブン EPISODE:0』では アギラが出なかった理由付けとして「&b(){戦力にならないから使用を避けた}」とダンが述懐する場面がある。&s(){酷ェ} 『ウルトラマンメビウス』では他2体と異なり、マケット怪獣として出演する機会がなかったが 小説『アンデレスホリゾント』ではアギラもマケット怪獣として作られていた事が語られている(登場はしていない)。 後に2009年の映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』にも登場。 ちょくちょく再登場していた他のカプセル怪獣と違い、これが数十年ぶりの再登場になった。 この時には[[ドラコ]]と対戦。飛べるドラコ相手にも一歩もひかぬ戦いを見せ、角攻撃でドラコに勝利した。 空を飛ぶ怪獣に対してアギラの優れた素早さが生きた戦いだったといえる。 ちなみにこれが単独でのアギラの初勝利である。 また漫画「ウルトラマンSTORY0」においてはこのアギラの親と思われる二本角のアギラが登場。 ナックル星人の駆るブラックキングと死闘を繰り広げる。 この時はナックル星人にブラックキングでなければアギラは止める事は出来ないと言わしめた上に 共闘したミクラスやウインダムのピンチを救うなどかなりの強さを発揮したが、最終的には ナックル星人から護っていた自分の卵をウルトラ戦士達に託して殉職するという最後を迎える。 おそらくその卵から孵ったのがセブンの連れていたアギラであると思われる。 #endregion #endregion //MUGEN入りしてる3体以外の余談だしこっちの方が見やすいと思う。知らなくてもMUGENキャラ使う上で問題無い内容だし。 作中では収納ケース内にこれらを含めて全部で5つのカプセルがあったが、上記以外のカプセル怪獣がいたのかは不明。 なおそのうち1つはイカルス星人の作った異次元空間内使うも発動せず、そのまま紛失してしまった(しかも惜しむ様子も無かった)。 セブンの変身を封じる空間だったため、よく考えれば同じ理由だったのだろう。哀れ。 このことに加え、相性の悪い敵と戦わせられたミクラス、活躍の機会を与えられなかったウインダムとアギラと言うことから、 一部のファンからは、セブンは[[トレーナー>ゲットだぜ!]]として無能との評価をされるはめとなる。 しかし『ウルトラ銀河伝説』におけるカプセル怪獣達の活躍を見るに育成能力は決して低くないと思われる。…多分。 ちなみに企画段階では過去作品の人気怪獣を使うことが予定されており、[[レッドキング]]、[[アントラー]]などが候補に挙がっていたが 前作『[[ウルトラマン]]』との繋がりを持たせないという方針のため、今の3体が新たに考案されたという。 #region(その他の作品における余談) 『ウルトラセブン』以降のシリーズにおいても、『ウルトラマンレオ』のセブンガーや 『ウルトラマンゼアス2』のミラクロンなど、カプセル怪獣に連なる怪獣が幾度も登場しており、 漫画『ウルトラマンSTORY 0』では漫画オリジナルのウルトラ戦士ザージの相棒であるフリーザスや セブンの新たなカプセル怪獣・ミンティオスが登場している他、ミクラス・ウインダム・アギラとの出会いも描かれている。 『ウルトラマンレオ』で変身能力を失ったセブンのためにジャックから送られた カプセル怪獣セブンガーは、活動時間が僅か一分と短いが恐ろしく強い。 その強さはジャックが苦戦した怪獣を一方的にボコボコにするほど。 でも、他の3体と違ってその後再登場することはなかった…。 内山まもるの漫画版『レオ』では、ババルウ星人との戦いにも投入され、当初は圧倒的な攻撃力で ババルウを蹴散らすも、レオ達が駆け付けた頃には逆に破壊されてしまっていた。 1997年に制作された映画『ウルトラマンゼアス2』にて「ミラクロン」という ミクラスをオマージュしたようなカプセル怪獣が登場しており、 ウルトラマンシャドーが操るカプセル怪獣ダークラーに勝利している。 因みにこのミラクロンは&b(){カプセル怪獣で初勝利をした}という名誉あるカプセル怪獣である。 また同作に登場した「薩摩萬隊長」はミラクロンを見て「懐かしい」と口走る描写があり、 何より森次晃嗣氏が演じている事から&b(){モロボシ・ダン本人ではないか?}と噂されている。 #endregion &nicovideo(sm15405549) ---- **MUGENにおけるカプセル怪獣 [[SFCゲーム>ウルトラマン(ゲーム)]]のドットを使ったウルトラ怪獣でおなじみの這い寄る混沌氏の製作したものが2011年8月13日に公開された。 3体のうちの1体がランダムで選ばれて登場するというキャラであり、どの怪獣が出るかはデフォルトだと指定できない。 当然性能は3体とも別で、しかも[[AI]]も3体分別のものが搭載されている。 そして投げなどでステートを奪われてもきちんと登場している怪獣の食らいモーションが表示される。 さらに敗北した次のラウンドでは倒された怪獣とは別のカプセル怪獣が出てくる。 なお説明書にあるようにcommonファイルのステート190と5150を調べて、ファイル内の指示に従って コメントアウトとコメントアウトの解除を行えば、特定のカプセル怪獣に固定することも可能である。 ミクラスは原作通り肉弾戦を武器として戦う。 …のだが手足が短いためにリーチが短く、苦戦しやすい。ただし他の2体に比べて技の威力は高め。 むしろ口からの熱線で攻撃するバッファフレイムの方が当てやすくて射程も長いので強力。 更新で猛烈なパンチを繰り出すバッファブローが新たに追加されたため、リーチの短さも少し改善された。 前後方向の食らい判定が大きく、一部のビーム攻撃では大きなダメージを受けることも。 超必殺技はジャイアントスイングで攻撃するバッファスイングで掴んだ相手を振り回して投げ飛ばす。 ウインダムは割と通常攻撃のリーチもあるので戦いやすい。額の光線も発生が速く射程に優れ強力。 前後方向の食らい判定が薄く、怪獣キャラに多いビーム攻撃のダメージを軽減できることもある。 また、土下座をしたと思ったらいきなり起き上がって攻撃する技も搭載されており、地味に嫌らしい。 超必殺技は波動砲で、いきなりファイヤーウィンダムに変身してビーム砲で攻撃する。 全体的には額の光線での遠距離戦が得意。 アギラは小柄で背が低く、高い打点の攻撃をかわせることもある。 他2体とは違って飛び道具を使えないが、突進技が移動速度も速くてひるまないので強力で、 素早い突進攻撃で相手を翻弄できる。角を使った投げ飛ばしも搭載されている。 超必殺技はクイックラッシュで、残像を残しながら高速で左右に移動し突進で敵を連続攻撃する。 突進の移動速度が速いので他の2体に比べてスピード型の戦い方が得意である。 ただし、超必殺技や一部の突進技を使用した後は素の場で疲れて大きな隙を晒してしまうこともある。 それぞれ性質は違うがなかなか強力で、相性も含めると[[ベムラー]]や[[エレキング]]、[[ギマイラtypeB>ギマイラ]]や[[デストロイアEX>デストロイア]]辺りと いい勝負ができる強さには仕上がっている。ただしどの怪獣が出るかにも戦績は左右されやすいだろう。 &font(27,b,i,red){「戻れ!ウインダム!」} ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[カプセル怪獣],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[カプセル怪獣],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[カプセル怪獣],sort=hiduke,100) } //構造上デフォルトだと3体セットなので、それぞれ単体の形で大会に出てくるケースよりも3体セットの「カプセル怪獣」として出場が一般的だと思われる。無論記述の書き換えで単独にはできるが、そうしてまでして単独キャラを出場させる必要がある大会の方が普通なら少ないはず。 ''ミクラス'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[ミクラス],sort=hiduke,100) ''ウィンダム'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[ウインダム],sort=hiduke,100) ''アギラ'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[アギラ],sort=hiduke,100) //***出演ストーリー ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} 『大怪獣バトル』が[[ポケモン>エンテイ]]のパクリだと指摘されることもあるが、 そもそも「怪獣を自分の代わりに戦わせる」というコンセプトの大元はウルトラシリーズのセブンであると言え、 &b(){ポケモン自体カプセル怪獣の影響を大きく受けた}ということを生みの親である田尻智氏が語っている。 ポケモンが世に出た当時は有名な話だったが、元々は「カプセルモンスター」と命名するつもりが &b(){商標登録に引っかかった}ので、似たコンセプトの名としてポケットモンスターになったのである。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} 余談だが、西川伸司氏の漫画『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャーNEO』(未単行本化)では アーマードダークネスを封印したセブンと逸れたアギラが、50年前の過去にタイムスリップした 主人公アイの手持ち怪獣に加わっており、時期的にはTV版『大怪獣バトル ウルトラギャラクシー』の頃となる。 そして同漫画の最終話(『ウルトラギャラクシー』より50年後)にてアギラはセブンの元に帰るわけだが、 そうなると、『ウルトラギャラクシー』からさほど年月が経過していない『ウルトラ銀河伝説』の時代で セブンの手持ちとしてアギラが居る事実と矛盾してしまう。 この件に関して、西川氏が円谷プロとの漫画の打ち合わせの際にこの件の疑問をぶつけたところ、 「&b(){…アギラは2匹いたんです}」という旨の答えが返ってきたらしいことを、氏自身のブログにて明かしている。 西川氏曰く「決して円谷プロの公式見解ではありません(多分)」とのことだが… また、漫画『ウルトラマン超闘士激伝』の復刊版1巻に掲載されているオマケ漫画では、 本編で使用されなかった残りのカプセル2つにはアギラ(しかも♀)が入っていたというオチになっていた。 まあ怪獣は同種族が複数体出てくることもあるし、あながちそれでもおかしくはなさそうである。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //|円谷|,怪獣 &hiduke(1967/10/01)

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