#image(shantotto_dff.jpg,title=DFF版) **&italic(){「あら！わたくし、ブ チ 切 れ ま す わ よ。」} オンラインゲーム「FINAL FANTASY XI」に登場するキャラクター。ゲーム中の表記は「Shantotto」。 ウィンダス連邦の五院の一つ「口の院」（魔法練習場で、ウィンダス連邦軍の精鋭「戦闘魔導団」を擁する）の元院長（つまり、バリバリの元軍人。それも元 士官学校教官長）であり、ウィンダスを代表する三博士の一人にして、クリスタル戦争での英雄の一人。種族はタルタル。フェイスタイプは4A。 NPC（ノンプレイヤーキャラクター）で、当然ながら中で操作している人がいるわけではない。 一部のイベント戦で共闘してくれたり、特定条件のもとガチンコバトルを挑めるという例外を除けば、 非戦闘エリアで話し掛けられる物語中の一人の登場人物に過ぎない。 #region(詳細な設定、及びユーザーからの扱い) 現ウィンダス連邦政府元老院議員首席にして実質的なウィンダスのNo.2。 現在は「引退中」で、ウィンダス石の区の博士公邸にて結婚し忘れたことを心残りとしながらも、 「悠々自適」の暮らしを送っている様子。 元老院首席でもあるので、ジュノ大公国オーロラ宮殿にて行われる各国軍首脳会談の席に赴くこともあるようだ。 「[[オホホホホ～>神月かりん]]」と高飛車ぶった笑い方や、上品そうな口調だが、その性格にタルタル族の幼い容姿も相まって、 どう見ても「[[おばさまごっこをする小学生>北条沙都子]]」のようにしか見えない（ちなみに、これは全タルタル族共通。 上には上がいるというわけではないが、彼女と同じように子供といっても通用する外見ながら、 「まだ生きていたのですか……」とまでいわれるご長寿NPCもいる）。 とはいえ、その本性はこのページ冒頭や以下のような名科白に事欠かない、とんでもない毒舌家。 四大強国が集っての重要な会議においても、さらりと相手や国の情勢を罵倒する始末。 **&italic(){「……ぶっ壊す！」} **&italic(){「……ぶっ殺す！」} **&italic(){「口の院の傭兵になれば、死ぬまで最強の装備を身につけられますわよ？} **&italic(){ まぁ、死なないと[[脱げない装備>ライノ]]なんですけれど。」} その人格も最凶というか、常人の尺度を当てはめることは到底適わない[[傲岸不遜>シャドウ・ザ・ヘッジホッグ]]傍若無人な性格の持ち主であり、 仇なす（？）輩（正体は彼女の番記者。ただ取材をしていただけ。）には強力な呪いを掛けたり、「北の大地で置き去り」の刑等々の粛清が待っている。 自分の殺人未遂の罪を冒険者になすりつけようとした事も。 ウィンダスのある新聞記者（上記の番記者）曰く「気位はユタンガ火山より高く、気性はグスタベルグ山脈よりも荒削り」。即ちとても偉そうで、とてもとてもキレやすい。そして、彼女がブチ切れた後はマンドラゴラ1本すら生えないと言われている。 その性格と言動のせいか元老院主席のくせに自国の要注意人物リスト（特別警戒レベル）に名を連ねている。 両親とも優秀な黒魔道士を輩出した由緒正しい家系の生まれで、強大な魔力とコネでいきなり院長に抜擢されている。 しかし前院長暗殺未遂、迷宮の書物事件などなど数多くの事件を引き起こし一度は国外追放もされた経歴を持つ。 だが追放先がクリスタル戦争の戦場になり、苦境に立たされた連邦に呼び戻され、自ら義勇兵（実際は戦闘魔導団の一個師団を強引に私物化）を率いて獅子奮迅の活躍をし、ウィンダスの英雄の一人に数えられている。 真実は以下の動画を参照。振り回された方々の心中が察せられる。どう見ても血が騒いだだけのやりたい放題の壊したい放題ですよね･･･？ （↓北の地方に追放されていた頃のレディ・シャントット様の話。本当に恐ろしいお方です。） &nicovideo(sm4587721) もっとも、敵味方の分別や愛国心はそれなりにあるようで、それを見越して彼女を放っておいた元帥の思惑通り、敵の行動を報告したりもした。ただし、通信装置を戦闘団の団長から強引に奪って。かけててよかったリレイズ。 こんな風に稀に周囲を気遣う素振りを見せる事もあるが、何せ本当にちょっとだけ何の気無くなので敏感な人で無いと気付かないし、その前後の言動でそれが台無しになっている事が多い。 ちなみに、この戦争で命と引き換えに国を救った連邦の英雄カラハバルハと何かあった様だが詳細不明。プレイヤーの間では、国家元首である『星の神子』と両思いであった彼に片思いしていたが、思いを伝えるに伝えられ無かった、という説が有力。 ちなみに年齢不詳だが、それは自ら記録を抹消したからだとかそうでないとか…。 [[他にも周囲を震え上がらせる話がチラホラと･･･>>http://www.playonline.com/ff11/guide/development/vt2/01/re11.html]] 設定上、現時点のヴァナ・ディール最強の黒魔道士（「連邦の黒い悪魔」と呼ぶ人も居るとか居ないとか）。（ただし、素の防御力はたいしたことは無いのと、彼女より強いNPCが数名いるので&bold(){あくまで黒魔導士の中で最強}ということ。） その魔力は強大かつ無限。あるクエストではバイオ、ホーリー、トルネドを10秒程度で連続詠唱（PCの魔法詠唱性能と比べるととんでもない性能）。 その威力で杖やロッドが壊れるほどである（なによりもこれほどの強力な魔法を屋外では無く屋内で使用している。本人は加減したとは言っているが怪しい）。 「あれはフレアではない。ファイアだ。」（フレアは古代魔法と言われる強力な魔法、ファイアは火属性魔法の基礎。つまり、初歩の魔法で古代魔法並みのダメージ量を出した）のセリフはあまりにも有名。どこの[[大>バーンズ]][[魔>バーンナックル]][[王>バーン・ディノレックス]][[だ>ルガール・バーンシュタイン]]。 当然、古代魔法II系（つまり、フレアよりも上位の魔法）も使用している。 さらに、現時点で最強のボスしか使えない氷結魔法の最上位であるブリザガⅣを使えるという設定。これをある街の上で暑気払いのために炸裂させようと（真冬に）計画した。幸い未遂に終わったが。 勿論、伊達に博士号に叙されているわけではなく、呪いや新魔法開発なども行っており、ただ魔法を使うのが巧いというだけではないのはさすが。 多くの冒険者も一部その恩恵に与ることができるが「お使い」と称して課せられるその役務の道のりは遠く、冷たく、そしてとてもとてもツライ･･･。 そして殆どの場合、その研究結果はロクでもなく、尚且つおっかない結果になる。プレイヤーが生きているのが不思議なくらいに。 なんせ[[ブロントさん]]が関わりたくないNPCとして挙げているほどだ。 2003/12/16のパッチで、あろうことか両手棍イベントウェポンスキルの伝授者でもあることが発覚。 ウィンダスの魔道士を鍛え上げる為に『魔道士の、魔道士による、魔道士の為の、魔法を禁止した格闘大会』を計画立案して、魔道士達を恐怖のずんどこに叩き落した 魔法の腕のみならず、武技もたしなみ、まさに最強の名をほしいままにしている。 更に2008/6/19のパッチで実装された上級者レース・パシュハウ沼激闘編（無差別レース）の第4戦目にも出陣。 個人戦であるレースに、ジャックオブトロフィーズ・クイーンオブトロフィーズ・キングオブトロフィーズ・エースオブトロフィーズの4体のカーディアンで出走。コンビネーションプレーで冒険者のチョコボに立ちはだかる。 コンビネーションだけでも隙が無いのに、シャントット自身が、0詠唱でトルネドを唱え、チョコボ限定で全体妨害する様を披露してくれる。 有料追加ミッション『シャントット帝国の陰謀』ではよりにもよって分裂したシャントットに振り回された挙句、同時に2体のシャントットを相手にする事に･･･。 年齢同様、レベルについても一切不明。タルタル族達の会話内容から推測するに[[200をゆうに超えている>高性能ばあちゃん]]とか…？ （プレイヤーが上げられるレベルは現時点で頑張っても90まで。それ以上はメリットポイントというもので少々強化出来るだけ。） 触らぬ神に祟りなし、下手に関わると「ヘッポコくん」の烙印を押される（称号コレクターのプレイヤーとしては望む所だが）。 それでも、最後までやりぬき通せば「シャントット博士のお気に入り」として認めてもらえる。 海外プレイヤーの方々にも絶大な人気がある模様。 タルタル族の名誉のために言っておくが、タルタル族は基本的に臆病な種族であり、彼女のような&bold(){タカ派・過激派は突然変異レベルと言えるほど少数だ}、と言う事を付け加えておく。 ちなみに、イベント『ヒロインズコンバット』では彼女と[[アヤメ]]、プリッシュ（&bold(){オレッ娘ガキ大将(但し実年齢は四十路)}）、クリルラ（[[隻眼美女>梅喧]]。この面子の中では&bold(){やや[[地味>シュラ]]}）の4名と戦うイベントがある。 そんななか、シャントットだけ&bold(){倒した後にシャントット人形が残る}という演出がある。 なぜかというと、『&italic(){本人が相手をしてしまうとどうやっても冒険者に[[勝ち目はない>神キャラ]]ので代わりに魔法人形に相手をさせる}』らしい（実際、そこまで鬼畜な強さじゃない）。 …なんかもうね、[[ありえん（笑）]]としか言えない。 ちなみにこの演出は後述の「DISSIDIA FINAL FANTASY」にもある。 更に、彼女を中心とした追加ディスク『シャントット帝国の陰謀』も登場。 #region(シャントット帝国の陰謀概要) ある日、シャントット博士が行方不明になる。その暫く後、ドルチェ・シャントット大呪術帝国と名乗る軍団が登場する。。 このドルチェはプレイヤーと接触、プロトクリスタルに札を付けさせるなど駒として使い走りをさせるも、ある出来事が原因でプレイヤーはヨランオラン博士((ウィンダス三博士の1人で五院関係者の中では数少ない良識派。国が誇る博士なので彼も相当な実力者だが…))らと共に対ドルチェ側に回ることになる。そして、幽閉されたオリジナル・シャントット(きれいなシャントット。このときは本物と思われていた)を救出、ウィンダスの「満月の泉」((ちなみにこの満月の泉は、ウィンダスの民にとってとっても重要な場所なのだが、ウィンダスの博士である彼女が占拠して良いものだろうか?))においてドルチェと対峙。しかし、オリジナル・シャントットには「神聖シャントット帝国」の構想があり、結局2人のシャントットが手を組むという最悪の展開になってしまう。 最終的にトンベリの聖地「ウガレピ寺院」において、"呪いの古代文字"の力を借りてダブルシャントットをなんとか倒す((呪いの古代文字の効果は端的に言うとプレイヤーのパラメータを大体3倍にしたりリジェネ（体力を徐々に回復）を付けたりするというもの。コレをフルで用意しないとお話にならない。))も、あらかじめプロトクリスタルの力で増幅していたドルチェの呪いが発動、万事窮すとなる。 だが、 &nicovideo(sm9252997) 正真正銘の本物のシャントットが登場、ドルチェの呪いを一蹴する。そして、全ての顛末が明らかになる。 #region(シャントット帝国の陰謀ネタバレ) 一応博士なので魔法研究もしている彼女。ある日、次元移動魔法のプロトタイプが完成したところ、その魔法が暴走、「この次元の」シャントットは別次元にトバされてしまう。それと入れ替わりに「別の次元の」シャントットが到来、次元移動の衝撃で闇の「ドルチェ・シャントット」と光の「シャントット(プレイヤー達がいうところのオリジナル・シャントット)」に分裂した。 この2人が今回の騒動を巻き起こしていたのだった。 結局、この2人は元の次元に戻した。その後、ヨランオラン博士に次元移動魔法は禁断の魔法として封印するよう説得され、(恩着せがましく)承諾。だが… #endregion #endregion #endregion 以上、''FF11用語辞典''より。(一部加筆、改訂) ファイナルファンタジーシリーズの[[お祭り騒ぎゲー>大乱闘スマッシュブラザーズ]]とも言うべき3Dバトルアクションゲー、 「DISSIDIA FINAL FANTASY」（DFF）にて隠しキャラとして参戦。 続編の「DISSIDIA 012[duodecim] FINAL FANTASY」（DDFF）にも正式に参戦が決定した。歴代FF主人公＆ラスボス達に、黒き悪魔が襲い掛かる…。 ちなみに声優はスレイヤーズのリナ＝インバースや[[新世紀エヴァンゲリオン>エヴァンゲリオン初号機]]の[[綾波レイ]]や幽遊白書の若[[幻海]]などを演じた林原めぐみ女史。 「破壊の衝動ですわ～」 &nicovideo(sm5589986) 他のキャラクターとの掛け合いおよび、命知らずへのお仕置きの様子。 &nicovideo(sm5691712) &nicovideo(sm13785779) ちなみにこの動画で行っている「技連携・核熱」とは、その名の通り本来多人数で行うものである。 それを一人で軽々とやってのけ、おまけに詠唱に20秒近くかかる魔法6種を3秒足らずで全て詠唱してしまうなど、 もはや生物として間違った強さになってしまっているような… お約束だが、このシャントットは本人ではなく人形。「シャントットは負けない」というFF11スタッフの意見を尊重した結果こうなった模様。それでも「世界が壊れそうな力」とか「闇より深い何かを感じる」と相手から言われている。 ストーリーモードでは自分が研究用に捕まえたはいいが逃げ出してしまった敵キャラ達を、そうとは知らせずにライトサイドに始末させるなどやりたい放題。FF11をやった事が無い人には、いや、やった人は尚更「何で彼女がライトサイドなんだ？」と思う事間違い無しである。 #region(しかも…) EXバーストのモーションやエフェクトを見る限り、どうやら「フルスイング」と「空鳴拳」と言う二つのウェポンスキルで核熱連携を発生させているようである。 ウェポンスキルとはFF11の戦闘システムにおける「必殺技」ようなもので、武器種毎に設定されているスキルレベルさえ満たしてさえいれば一応プレイヤーにも同じ技が放てる。 ちなみに上記の技のうち「フルスイング」は長杖でも放てる両手棍のWS。こちらは後衛ジョブ御用達の技なのだが、もう一方の「空鳴拳」はなんと格闘のWSである。 しかも使いこなせるのは高レベルのモンクや[[からくり士]]くらいで、生粋の黒魔道士である彼女が放つ事は本来ならば到底不可能なはずなのである。｢かくとう｣のアビリティでも付けているんだろうか？ まぁ常日頃から魔道士達に武器格闘を推奨しており、黒魔道士に両手棍スキルを習得させるよう計らったり(クエスト『血塗られた道』)、魔道士による鈍器格闘大会を開催したり(クエスト『口の院の悲劇』)、巨大人形で格闘戦を繰り広げたりする(追加ディスク『シャントット帝国の陰謀』)血気盛んなお方なので、格闘スキルくらい素で所持してそうだが… #endregion ---- **MUGENでのシャントット女史（博士や様でも可） [[ブロントさん]]や[[汚い忍者]]同様、某スレからMUGENに降り立った。製作は偉大なるヘッポコくん氏。 汚い忍者の作者であるマンドラフ氏が作成したAIも搭載されている。 ボイスは[[ヴァニラ・アッシュ]]や[[北条沙都子]]等ロリボイスに定評のあるかないみか女史のもの。 でもブチ切れた後の必殺技では[[中田譲治>アーカード]]ボイスが響き渡る…。&link_anchor(*1){*1} 設定ではシャントット本人ではなくあくまでも&bold(){「シャントット人形」}との事。ちゃんとDisplayNameも「Shantotto's Doll」になっている。 それゆえ元ネタよりか鬼畜性能はだいぶ抑えられユーザーにうれしい良心的なマイルド仕様。ブチ切れなければの話だが。 [[サムライスピリッツ]]の怒りゲージと同等のものが搭載されており、攻撃を受けるとゲージが上昇し、MAXになるとブチ切れモードになる。 ブチ切れた後は通常打撃攻撃力が1.2倍になるほか、「教育」と称して弟子を召喚したりメテオを詠唱無しでガンガン撃ってくるなど、とんでもない攻撃を仕掛けてくる。 一応時間が経てば怒りは収まるものの、それまで耐えきるのは厳しい。 後衛向きの性能なため、1対1だと圧倒されて負けてしまう事が多い。 現在はロダの不調のため他の多くのFF11キャラと共にDL不可の状態となっている &nicovideo(sm5457544) 実は弟子召喚時は弟子の背後が安全地帯だったりする。 &nicovideo(sm6334071) 2009年6月5日の更新にて、スタートボタンを押しながら選択するとDFFの林原めぐみ女史の声でプレイすることが出来るようになった。 シャントット自身の台詞として録られたのでマッチするのは当然として、元ゲーの性質上台詞の数がデフォルトボイスより多かったりする。 &nicovideo(sm7295902) #region(大会ネタバレ) [[銀河帝国軍vs自由惑星同盟軍]]において、両軍司令官の補正により ***&bold(){ATK200 DEF20}というステータスで先鋒出撃。 一撃貰う→即ブチ切れ→「破壊の衝動ですわー」で4タテを達成する。 チーム司令官が連呼する&bold(){「狙いをつける必要も無い！ とにかく撃てば敵に当たるぞ！！」}のボイスと共に&br()相手ライフがみるみる溶けていく様は笑うしかない。 &nicovideo(sm9571018) #endregion **出場大会 #list_by_tagsearch([大会],[シャントット],sort=hiduke,100) //''削除済み'' //#list_by_tagsearch([削除済み大会],[シャントット],sort=hiduke,100) **出演ストーリー [[グラットン伝説]] [[Lucid Dream]] ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} これらのボイスにも、れっきとした元ネタがある。 &nicovideo(sm2751564) &nicovideo(sm1958419) 共に割とシャントットのイメージに合っており、一見の価値あり。
