F・キラービー

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F・キラービー」を以下のとおり復元します。
#image(killerbee.gif)
形式番号 FZ-900J
頭頂高 13.8m 
重量 43.4t 
所属 地球政府・連合両軍 

「[[サイバーボッツ]]」に登場するVA(ヴァリアント・アーマー)。[[シャドルーの強化人間>キャミィ]]ではない。
#image(left,KillerBee2.PNG)汎用高機動VAの[[フォーディ]]を改修した戦略強襲型VA。
[[B・ライアット]]同様に、脚部にあらゆる戦場で機動性の高いターボジェットを装備している。
通常は3、4機の小隊単位で行動することを前提とした機体。
独特の格闘戦のためにメインジェネレーターの出力の一部をレーザーアームに振り分け、攻撃力を補っている。
腕のレーザーアームの出力を高めたレーザーブレードが主力武器。
頭部の砲塔からは地雷弾を発射可能。カメラアイからはレーザーが発射可能。
またドリル形態に変形が可能である。

主なパイロットは連合軍VA第一小隊長のマリー・ミヤビ。
#image(cyberbots_mary.gif)
必殺技は[[波動>波動拳]][[コマンド]]でドリルに変形、特攻を仕掛ける「キラースクリューα」。A1で水平、A2で斜め、A1+A2で垂直に飛んでいく。
空中でも発動可能で、その場合コマンドは→↘↓に変化。共に任意レバー+任意Aボタンの再入力で他方向に向けて再特攻ができる(同方向も可)。
他に[[昇龍>昇龍拳]]コマンドでドリルに変形後地面に潜り、一拍置いて飛び出し急襲する「キラースクリューβ」、
[[逆ヨガ>ダルシム]]入力で任意溜めによる判定と威力の強化が可能な振り下ろし切りの「キラーソード」、
←[[溜め>タメ技]]→で多段ヒットのビーム照射「キラーアイ」を備える。
共通技では「アームリッパー」は無く、噴射口を使った「ストンピング」と「リフトスルー」を装備。
特殊機能として、空中で↑以外入力+A1・A2で空対空の投げが打てる。
EX超必は三本のビームを同時照射する「デルタブラスト」。

性能面では、高火力・[[紙装甲>紙]]・高機動の超ドリル機体。サイバーボッツでドリルといえば本機を指す。
……ああ、[[G・サイクロン]]さんならコツコツ地雷畑を耕すのがお仕事ですので、そっとしておいてあげて下さい。
こちらもレーザーソードは完全にオマケだから、お互い様ですので。
基本[[コンボ]]のA1>A1>A2は高速でリーチも優秀ながらダウン技なので、A1から「キラースクリューα」へと繋ぎ、
そのまま二度目の「キラースクリューα」で追い打ちというのが一般的。[[誤入力で「キラースクリューβ」を出してはならない>暴発]]。&bold(){紙故に死あるのみ。}
ジャンプA1・A2は共に優秀で、下りA1から上下に揺さぶったり、遠くから出の速いA2でプレッシャーを加えたりと使い勝手は良好。
ストンピングは発生が遅くイマイチ。ダッシュA1は一~二段目からドリルへの移行が可能で、受け付けが緩いという長所を持つ。
地上ではお世話になるだろう。問題はダッシュA2で、非ダウン4段技にもかかわらずキャンセルを受け付けない。出すと死ぬので気を付けよう。
また、この機体は『ブースト攻撃の受け付けが長過ぎて、ダッシュから通常攻撃への移行が難しい』という問題を抱えている。

ウェポンは単発の地雷が地面に向かって高速で撃ち込まれ、そのまま画面外へ跳ねて行く。
[[タイヤ>ヨコハマタイヤ]]を投げているような感じであり、[[設置]]は諦めて牽制として割り切れば、使えない事も無い。
これはカプコンからサイクロンさんへの優しさだと考えれば、納得出来ようというものだ。
「キラースクリューα」は速度が速く、[[判定]]は真横でダウン追撃が成立するくらい縦に大きいが、肝心の横はさほどでもない。
ダウン技で、空中投げと方向転換の組み合わせで攻守に優れる。だが変形モーションの分だけ硬直もあり、過信は禁物。
「キラースクリューβ」は&bold(){コマンド入力を失敗した者へのペナルティ。}地上で出せば潜りモーションにヒット判定は無く、
再び地上に出るまでかなりの間がある。無論その間にガード可能。入力やボタンによって裏回りがある訳でもなく、
硬直は昇りの半分+変形分と恐ろしくでかく、大抵相手の目前で変形を解除する。
空中から潜りモーションを利用しての強襲降下に使えるかと思いきや、それはαのA2でありこちらは地上専用。
単に&bold(){「死んでもいいから潜ってみたい人向け」}という攻撃だ。


#image(killerbee2.gif)
「キラーソード」はダメージと判定の化け物で、非ゲージ単体技では作中最大クラス。
[[B・ソードマン]]の同系技「スレイソード」より威力が高く、[[フォーディ]]系はA2フルチャージ2発で沈む。
しかしA1即離しでも発生ラグが厳しく、特殊な心理状況(突進系のプレイヤーが攻めあぐねる等)が発生した場合で無いとまず使えない。
空中投げは[[G・ヴァイス]]のそれと違って[[コマンド投げ]]ではなく、判定も狭い。だが、これを使えると使えないとでは
空中戦での圧力が大きく違ってしまう。特に[[B・ライアット]]や[[スーパー8]]との戦いでは必須となるので、「キラースクリューα」共々確実にマスターしよう。
「キラーアイ」は発生が遅く硬直も大きい。接射時に最もヒット数が伸び、離れる程減少する。A1で2から4Hit、A2で3から7Hit。
A2は壁を背負っての密着時か、発射前硬直中の敵ブースト前進による密着時のみ9Hitまで伸びるが、非ダウン技で終了時も硬直が大きい為、非常に危険。
また、中距離でもガードされれば[[R・ジャッカル]]の「ヒートグラップル」やG・ヴァイスの「キャプチュードヴァイス」、[[タランテラ]]の「パワードレッカー」は確定する。
「デルタブラスト」は非常に威力が高く、削りだけでもそれなりに持っていく。キラービーがまともに食らえば7割確定、[[ブロディア]]でも半分以上。
しかし「キラーアイ」と同様の展開モーションと微後退があり、若干出が遅い。A1やブーストA1からのコンボは壁際限定で最速必須。
ミスすると禁断のβに化ける可能性大。&bold(){ぶっちゃけ無理。}

このようにキラービーは高火力が売りのレーザーソードを持ちながら、ソードでの攻撃と間合いのやり取りをリンクさせられないという問題を抱えた機体である。
火力は高いと言えなくも無いが、あくまで基本コンボの派生A2や接射A2キラーアイ、MAXのA2キラーソード(即離しではショボい)、
ついでに「デルタブラスト」が強力なのであって、他は並。という訳で、高火力を期待しての運用は色々と厳しい。
困ったことに大きなコンボを食らえば&bold(){あっという間に6~7割を持っていかれる}紙っぷりなので、プレイヤーからすれば出来る限り地上に居たくないという訳だ。
しかし、ただ飛んでもA1やA2単品の火力では埒が明かないし、地雷が仕込める訳でもない……と、実に悩ましい。
試行錯誤の末に、&bold(){「ロマン抜きでドリル以外全てを放棄する」}という結論に達したプレイヤーが続出。
ドリルで攻め、ドリルで逃げる。時折おもむろに下段や投げ。偶に地雷も投げてみる。それがキラービーの平均的な運用法となった。
それでも上手く降りなければ落下硬直や変形硬直を取られてボコボコにされるし、火力の期待値は大きく下がってしまう。
何よりEXチャージが一切出来ず、相手は後ろに回り次第モリモリ溜めるので、ゲージ不利の慢性化とも戦わねばならない。
結局、ドリルに[[ロマンは付き物だった>ロマン技]]。
G・サイクロンを差し置いて、画面狭しとグルグル渦巻くその姿を見て、多くのプレイヤーが
&bold(){「……[[ガロン]]?」「ビーストキャノン限定かよ」「今度のガロンは息切れが激しい」}と頭を抱えたものである。

冷静に待たれると超キツいというのは内緒だ。

//#image(メテオ.gif,title=メテオ~♪)
MUGENではkong氏製作のものが存在するが、元ゲーとだいぶ仕様が違う。
詳しくは[[各ゲームの仕様]]の[[サイバーボッツ]]の項目を参照してほしい。
[[AI]]レベルの調整は[[もちろん可能>レベル制AI]]。
なおkong氏製アレンジボッツ勢の中でも凄まじい手数とコンボ、火力を誇るため相当強い機体である。

#region(大会ネタバレ注意)
[[終戦管理局主催 ロボットトーナメント 2nd]]において、その高い[[ブロッキング]]率と超火力によってダークホースになった
[[クローム・ドーム]]を相手に、持ち前の手数の多さという力技で押さえて勝利。
その後準決勝戦にて[[センチネル]]に敗北し、3位決定戦(ただし、大会内のストーリーでは未公認)にて[[ターンX]]と対決。
3ラウンド目でターンXが自己修復による体力回復を行ったにも関わらず、脅威の粘りを発揮して撃破寸前まで追い込む。
最後の最後でターンXの「月光蝶」を食らって敗退したものの、視聴者はその雄姿に感嘆した。
#endregion


***出場大会
[[ゲージMAXタッグトーナメント【ゲジマユ2】]]
[[ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】]]
[[終戦管理局主催 ロボットトーナメント 2nd]]

***出演ストーリー
[[無限の果てに。]]

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