#image(plasticman.jpg, title=ネタキャラにしか見えないって? 実際そうだから仕方ない) アメリカの[[DCコミック>アメコミ]]に登場するスーパーヒーロー。初登場は1941年とけっこう古い。 同社の[[スーパーマン]]や[[バットマン]]と比較して、コメディ色がかなり強いキャラクター。 本名は、&bold(){パトリック・"イール"・オブライアン}。「イール」は英語で「[[うなぎ>最終決戦奥義・無式]]」の意である。&del(){[[おまえおいしそうだな!>アンパンマン]]} もともとはストリートで生活する孤児であり、大きくなると[[ギャング>ブローノ・ブチャラティ]][[団の一員>レオーネ・アバッキオ]]となった。 だが、逃走中に肩を撃たれ、そのまま謎の薬液槽に転落し、ギャング団からは見殺しにされた。 その後、助けてくれた修道士に善の性質を見いだされ、改心する。 そして、薬液が血液中に流入したことにより能力に目覚め、世のため人のためにその能力を使うことを決意し、 ヒーロー「プラスチックマン」として犯罪者と戦うことになる。 ヒーローとしての能力は、全身を好きなように操れるというもの。 [[長く>ダルシム]][[伸ばし>Mr.ファンタスティック]][[たり>モンキー・D・ルフィ]]顔を変えたりなどというのは序の口で、[[液状>豆乳]]化して平べったくなったり、 指先を万能鍵に変えたり、[[体を風船のようにして>カルノフ]]腹の中に大量のものを入れて運んだり、 果ては[[バイクや>バイクマン]][[飛行機に>トゥエルヴ]][[変形したり>破裏拳ポリマー]]と応用範囲がとんでもなく広い。 当然、銃で撃たれても簡単に復元できるため、殆ど不死身に近い。 ただし、色は赤や黄色から変えることが出来ない(単純にしないだけかもしれないが)。 また、映像にしたときにはなんでもありだと判別が難しいため、トレードマークのサングラスとにやにや笑う口元は何に変身しても残っている。 弱点は、体が柔らかいため、[[極>サブ・ゼロ]][[低温>チルノ]]や[[高温>ゼットン]]に晒されると変形しにくくなってしまう。 また、アセトンをはじめとする一部の薬品に対しても耐性が低い。 なお、こんなに柔らかいキャラクターが硬いプラスチックの名前なことに疑問を感じる向きもあるだろうが、 「プラスチック」という言葉には「可塑性の」という意味があり、何にでも変形して元に戻る性質をそのまま表していると言える。 『[[ゲゲゲの>目玉おやじ]][[鬼太郎]]』で知られる水木しげるが漫画化した事もあり、またマトリックス三部作で有名な ウォシャウスキー兄弟が「エコテロリストがプラスチックマンとなり、環境に悪い物質になった自らの身体に苦悩しながら戦う」 という[[それはひょっとしてギャグで言ってるのか>メカ沢新一]]な設定で映画化しようとしているなんて噂もある。 ---- **MUGENにおけるプラスチックマン 海外のMambjambo氏が製作したものが存在している。 [[ボール状に>イノ]][[丸まって>このは]]体当たりしたり、原作どおり飛行機に変形したりと非常にフリーダム。 #image(plasticman.gif, title=怪奇変形男) 余談だが、体にぴっちりした服とサングラスのせいで[[変な人>阿部高和]]に見えるのは気のせいだろうか…… また、同作者による、[[ビザロ]]の世界Htraeにおける同一存在もキャラクターとして制作されている。 #image(plastizarro.gif, title=なんか石像みたい) ***出場大会 [[アメコミ・海外キャラと大規模タッグGP]](エキシビジョン)