#image(momiji.jpg,width=380,title=第四の腋キャラ…としてファンに扱われることもある) &font(18,i,b,#dc143c){「外の世界では将棋がどのように進化しているのかこの目で見てみたい」} 『東方Project』の登場キャラクター。初出は『東方風神録』の4面中ボスとしての登場。 種族は「天狗」。もっと細かく言うと、天狗一族でも哨戒・警備を担当する「白狼天狗」に分類される。 名前は「いぬばしり もみじ」と読む。二つ名は「下っ端哨戒天狗」「山のテレグノシス」(テレグノシス=千里眼)。 「千里先まで見通す程度の能力」を持つ。 中ボスオンリーのため専用曲は無いが、『東方風神録』4面道中曲である「フォールオブフォール ~ 秋めく滝」は 彼女のテーマ曲として良く扱われる。 ピアノと笛による疾走感と透明感溢れるメロディアスな旋律から道中曲ながら高い人気を誇る曲。 第5回人気投票でも18位と、4面ボスの[[射命丸文]]のテーマ「妖怪の山 ~ Mysterious Mountain」(22位)より上位である。 //&nicovideo(sm2936308) //動画非表示 >滝というと豪快な大きな滝と神妙な細い滝のイメージがありますが、 >今回は前者の滝をイメージしました。 >いつもいつも東方は暗い感じなので、何とかさわやかな感じを出してみましたが如何でしょう? >秋の滝。滝が一番映えるのは秋だと思います。 > >ZUN氏コメントより ちなみに「fall of ~」には「~の到来」という意味もある。幻想郷への秋の到来を告げるのは[[誰>秋静葉]][[?>秋穣子]] なお、安全地帯「ブルーに泣いてる」やMOON CHILD「ESCAPE」と似ていると言われることがある。 &s(){あやもみが俺の安全地帯} &nicovideo(sm1237496) #region(原作における犬走椛) 妖怪の山にある天狗の住処の番妖として、侵入者が現れた場合真っ先に駆けつけ、簡単な威嚇攻撃で警告を行なう。 本来の役割は哨戒であるため、威嚇攻撃だけでは手に負えないとなると本格的な撃退行動はせずさっさと撤退して、 警備部門の上司を担当している大天狗に報告する。 (「大天狗」は体が極端に大きいという特徴を持つ天狗種族で、山の天狗社会では各部門の上司をする中間管理職の仕事が割り振られている) [[千里先を見通せるほどの眼>スエゾー]]のほかに鋭い嗅覚を持っており、まさに狼である。 //スペルカードごときで病気うつされたら世話ない。それにあのはたてのコメントがジョーク、ないし神主の言葉遊びじゃないと言い切れないだろう。 ゲームによく登場している文に限らず天狗という種族は、 スピード、身体能力、妖術能力、どれを取っても大概の妖怪には引けを取らないという 幻想郷でも最高クラスの力を持っているがその力を見せびかそうとはしない特性も持っている。 また大酒呑みで、大樽イッキくらいは余裕。 暇なときは滝の裏で、友人の[[河童>河城にとり]]と大将棋という非常に時間のかかるゲーム(15×15の盤に駒数130という大規模な将棋。妖怪は人間より遥かに寿命が長いのでこうでもしないと暇を潰せないらしい。)をして遊んでいる。 また、無縁塚から新種の駒(軍人将棋とか)が発見された際その駒を将棋に組み込むなど将棋の研究には一際熱心、ページ冒頭の熱心なセリフも公式書籍からの発言。 妖怪の山に侵入者が来ること自体は稀であるため、基本的に暇である。 文によると、大天狗には従順だが烏天狗を見下している節があるとのことで、文本人からは苦手意識を持たれている。 本当に見下しているかどうかは、[[はたて>姫海棠はたて]]が文が椛を苦手としているだけと言っていることもあり不明。単に文との相性が悪いのかもしれない。 文が[[魔理沙>霧雨魔理沙]]などの顔見知りが山に侵入してるのを見つけても、追い返さずに匿ったりしているあたりにも問題がある様子。 如何せん椛の台詞がまだ無いため真相は闇の中である。 2012年発売の東方求聞口授にて、極わずかながら公式のイラストや椛の台詞が掲載。 デザインは犬耳が無く腋開きの装束を身につけているが、イラスト担当者がtwitterでデザインの指定は全くなかったと明かしている。 台詞はページトップの台詞のようにこれといった特徴のないごく普通の言い切り口調を使うキャラとなっている。 一人称は判明してないが自分たちを指す単語に「我々」を用いている。 ↓「簡単な」攻撃で威嚇中 #image(momiji_ss.JPG,title=この資料だけでコスプレ用衣装まで作られている) スペルカードは持っているのだが立ち絵が無いため、外見は[[ドット絵]]から判断せざるを得ない。 しかしドット絵から分かるのは服装の大まかなカラーリング、 柳葉刀の様な湾曲剣と赤い椛の描かれた円盾を持っていること、白っぽい髪である事位である。 高難易度だと[[弾幕]]が濃すぎて姿が隠れてしまうことすらあるため彼女の姿は謎に包まれている。 なお彼女の弾幕はひらがなの「の」の形に酷似しているため、「の弾幕」「のの字弾」と呼ばれたりする。 風神録ではボムの補充が容易なそのシステム上、登場したら即ボムを2回撃って速攻撃破するのが定石となっている。 そのため「''椛は2ボム''」がプレイヤー間での合言葉となっており「2ボム」というあだ名で呼ばれてることがたまにある。 あんまりな扱いだが、言い換えれば「上級者であってもボムを使わないと避けが安定しない」ということで、 あくまで彼女の弾幕自体は高難易度であればかなり避け辛いものとなっており、 ボムが使えないダブルスポイラーでは新規取得のスペカより通常弾幕が一番鬼畜と専らの評判。ボムを求めるプレイヤーの声が空しく響く事となった。 弾幕で見えにくいが、威嚇射撃を終えたあとカラスに化けて上司の大天狗に報告しに戻る姿がゲーム中描かれている。 …と書いてみたが、このカラスは単なる伝書ガラスであり、当の椛は下の川に落ちていったのではという説もある。 なお撤退して報告した後に、上司の大天狗からの命令で[[霊夢>博麗霊夢]](あるいは魔理沙)と[[神奈子>八坂神奈子]]の弾幕勝負を観察しており、 「新しく来た神は話しのわかる相手のようだ」と報告。観察には「千里先まで見通す程度の能力」が活躍したと思われる。 その報告内容から天狗のトップである[[天魔>天魔様]]と神奈子の話し合いが行われ、神奈子たちは山に住み信仰を得ることができるようになった。 後に神奈子が守矢神社と麓を繋ぐロープウェイ建設計画を立てた際、白狼天狗たちが「何人たりとも通さない」と反対している。職務に忠実で融通が効かない対応にも見えるが、神奈子の批評によると持ち場から外へ動きたくないのを正当化する屁理屈らしい。 なお、白狼天狗たちの上司を担当している大天狗は、貢ぎ物をすれば考えなくもないと交渉に応じるような態度を見せている。しかしこれも実際は、貢ぎ物を貰うだけ貰っておいて何もせず有耶無耶にして現状維持のまま自分達の利益だけ得ようとする老猾な外交戦術だったようである。 #endregion #region(二次創作での犬走椛) &font(18,i,b,#dc143c){「あ、文様、待ってくださいよぉ・・・」} (断っておくが原作にこんな台詞はない) //ウェブサイト「なにコレー」より転載。モスバーガーさん画 以下の設定は全て東方二次創作でのものであり、 こうなのではないか?という想像等によるものであるので別に公式でそういう設定ではない事をここに明記しておく。 //大事な事なので2回書きました。 #image(right,momiji.png,title=もみじもみもみ) 公式の立ち絵が存在しなかったため、犬耳と尻尾がついているかどうか長い期間議論の種とされていた。&link_anchor(*1){*1} イラストなどでは大抵の場合「ついていないとデザイン的に寂しい」 「ドット絵の側頭部の白い部分は獣耳に見えなくもない」「“白狼”天狗って位だし」 等という理由で耳も尻尾もついている事がある。たまに[[腋キャラ>博麗霊夢]]だったりもする。 口調も公式設定が発覚するまでの期間が長く、書く者によって様々で、 丁寧語に「[[~ッス>プリニー]]」な体育会系や「~であります」な軍人系、 一人称も「私」「自分」「[[ボク>アルル・ナジャ]]」稀に「拙者」等色々なバリエーションで書かれている。 文への呼称は大きく分けて「文様」「文先輩」のどちらか。にとりの事は「にとり」「にとりさん」「にとり殿」等。 公式からの情報が少なく、萌え要素を付加しやすいためか人気も高く、 第9回の人気投票では22位、3823ポイントという好成績を残した。 ''顔グラもセリフもスペルカードもテーマ曲も外部への出演もなかった''のに、である。 射命丸文の直属の部下とされる場合が多い。というかむしろペット扱い(時にはセクハラを受けることも…)。 そのためについた呼び名は「''犬パシリ''」。犬じゃないし[[パシリ>矢吹真吾]]じゃないです! 新作ダブルスポイラーで、鴉天狗と白狼天狗は部署が違うことが公式に明示され、 「文とは仲が悪い」という(はたて視点の)発言も含め、 今までどおりの文との関係を否定する向きもあるが、多くはあまり気にされていない模様。ツンデレ変換でおk。 まあ別に原作設定を投げ捨てているのはこれに限ったことでもないしね! 体型は射命丸よりも[[小柄に描かれることが多い>四季映姫・ヤマザナドゥ]]。背も胸も。 太くて重そうな長剣を片手で持っているため[[体格に優れて男らしい>ガッツ]]とされることもあるが少数派である。 性格は暴走がちな射命丸に対して生真面目な苦労人タイプであることが比較的多いが、 木訥とした剣士系、あるいは完全に射命丸の忠犬だったりと様々。 時には正真正銘のショタとなって少女達をカッコよく守っていたり、逆に(性的な意味で)襲われていたり。 発情期があると設定される事も。野獣と化すのか「くぅ~ん」と切なげにおねだりするのかは作家によりけり。 文の他では、前述の「河童と将棋をしている」設定から、[[河城にとり]]との絡みもよく見られる。 他には[