天馬星座の星矢

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天馬星座の星矢」を以下のとおり復元します。
//ここは「天馬星座の星矢」の項目です。星矢本人以外の話はコンパクトにまとめてください。
//&ruby(){}を使った編集をしてみました。
#image(seiya.jpg,title=君は小宇宙を感じたことがあるか!?)

&font(24,red,b,i){「燃え上がれ俺の&ruby(コスモ){小宇宙}!!」}

#region(担当声優)
:[[古谷徹>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:古谷徹|]]|TV版、『邪神エリス』、『神々の熱き戦い』、『真紅の少年伝説』、『最終聖戦の戦士たち』、『天界編序奏』
『冥王ハーデス十二宮編』、『聖闘士星矢Ω』
:[[江森浩子>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:江森浩子|]]|TV版(幼少期)
:[[森田成一>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:森田成一|]]|『冥界編』以降の作品全般
:[[石川界人>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:石川界人|]]|『LEGEND of SANCTUARY』
:[[吉永拓斗>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:吉永拓斗|]]|『LEGEND of SANCTUARY』(幼少期)
:森下由樹子|『Knights of the Zodiac』(幼少期)

なお『ジャンプフォース』でも森田氏が演じているが古谷氏も[[別口>サボ]]で出演しており、
「なんで星矢もやってくれないんだ」と思ったファンも少なくない模様(『Ω』はあくまで[[TVアニメ>ドラゴンボール]][[独自の続編>犬夜叉]]だからだろうか)。
#endregion

車田正美氏の漫画『&ruby(セイントセイヤ){聖闘士星矢}』の主人公。名前の読みは「ペガサスのセイヤ」。苗字は不明。
作中では自ら名乗る時も含め専ら「ペガサス星矢」と表記されており、アニメではそちらが正式名称となっている。
アニメ化が早かった事も一因だろう。
単行本の目次でも、『[[ジャンプアルティメットスターズ>ジャンプスーパースターズ]]』でもそちらの表記になっている。
しょっちゅう間違えられるが&b(){「&ruby(セイント){聖闘士}」で、「&ruby(セイヤ){星矢}」である。}「星闘士」でも「聖矢」でも「[[聖夜>クリスマスツリー]]」でもない。
//同作者の作品で名前は似てますが、『EVIL CRUSHER 魔矢』は流石に関係ないんじゃ…

#region(オタク業界における『聖闘士星矢』の影響力)
本作の(腐女子を巻き込んだ)[[世界的大ヒット>孫悟空(ドラゴンボール)]]により所謂「鎧もの(鎧物)」と言うジャンルが生まれ、
『鎧伝サムライトルーパー』や『天空戦記シュラト』、『スーパービックリマン』、
&s(){美少年とは言い辛いが}アニメ版『桃太郎伝説』(原作ゲームは鎧モノではない)が作られた。
鎧ものでは無いが、主役5人を美少年で固めた(そして腐女子に人気が出た)
『[[新機動戦記ガンダムW>新機動戦記ガンダムW ENDLESS DUEL]]』や『[[勇者>ガオガイガー]]指令ダグオン』『超者ライディーン』等も本作の影響下と言えよう。
(『W』のキャラデザはOVA版『サムライトルーパー』と同じ村瀬修功氏)。
近年においても正当後継作である『聖闘士星矢Ω』をはじめ、『マジンボーン』や『ガイストクラッシャー』等と多数作られ、
所謂「美少女鎧もの」を本家に逆輸入した『セインティア翔』まで登場している。
これらの事実から美少年・美少女問わず「鎧もの」は未だ人気の衰えないジャンルだと言えよう。
&s(){まぁ「美少女鎧もの」は[[脱衣KO]]が目的なんですがね。}

他にもパロディネタとしても親しまれており、
[[ギャグ作品>ヴァニラ・アッシュ]]で戦闘シーンになるといきなり仰々しい鎧が飛んで来たりする事も([[黄金聖衣>獅子座のアイオリア]]なデザインの方が多いが)。
更には玩具『&ruby(セイントクロスシリーズ){聖闘士聖衣大系}』のヒットを基に、&s(){社内でパクった}『[[ガンダムクロス>騎士ガンダム]]』や『ディフォルメクロス』『ビックリクロス』
(そもそもクロス(cloth)とは「布」「布の服」「僧衣(聖衣)」と言う意味なので、
 「鎧(アーマー)なのにクロスを名乗っている」時点でパクリを認めたようなもの)、
『[[ウルトラマン]]超闘士激伝』
(ただし、ウルトラシリーズの『アンドロメロス』は『星矢』より古い。尤も見た目は[[こいつ>ロビンマスク]]だし、鎧を着脱を出来る玩具は発売されなかったが)、
技術が活かされた『[[装着変身シリーズ>仮面ライダーG3-X]]』『[[アームズチェンジシリーズ>仮面ライダー鎧武]]』、美少女鎧モノ等を商品化した『アーマーガールズプロジェクト』が発売される等、
オタク業界に多大な影響を与えている。
一方、『聖闘士聖衣大系』の系譜を受け継ぎ正統進化を遂げた、
『&ruby(セイントクロスマイス){聖闘士聖衣神話}』『聖闘士聖衣神話EX』『&ruby(セイントクロスクラウン){聖闘士聖衣皇級}』『&ruby(セイントクロスレジェンド){聖闘士聖衣伝説}』も発売されている。

実は某漫画家E氏によると、
連載初期(聖域編の初期辺り)までは、良くも悪くも車田氏の漫画にありがちなマンネリズムにより人気はさほど高くなかった。
だがアニメ化から上記の『聖闘士聖衣大系』が大流行を起こし、漫画のほうも人気が跳ね上がったという、
昨今の漫画&アニメ業界とは全く逆のパターンでメガヒットシリーズへと成り上がっている
(何で不人気作がアニメ化?とも思えるが、『侍ジャイアンツ』『[[人形草紙あやつり左近>夜神月]]』など似たようなケースがあり、
 関係者の&s(){大人の事情、いやさ売り方の上手さ}鑑識眼の高さが窺える)。
とは言え車田氏は&s(){打ち切りの代名詞として有名な}前作『男坂』の打ち切りを教訓に、男児受けする聖衣のギミック、
及び女性受けする美形キャラ同士の華麗な戦闘(尤もこれはアニメ版のキャラデザである荒木伸吾氏の功績が大きいが)を心掛けたそうで、
氏にとっては「計画通り」らしい。
&s(){まぁ『星矢』がヒットしすぎた所為でその後の車田氏は『サイレントナイト翔』『B'T X』とマンネリ化するのだが。}
#endregion

グラード財団総帥の城戸光政の非嫡出子として産まれる。
アニメではこの設定は無かった事にされ、城戸光政の人となりも変更されているが、
ゴールデンタイムで放送するには仕方ない変更だったのかもしれない。
孤児として育ち、自身も&ruby(ブラックセイント){暗黒聖闘士}戦まで自身の出生の事実を知らなかった。
//アニメだと「あんこく」でしたが、今回は漫画準拠の「ブラック」にしました。

幼少時は唯一の肉親である姉の&ruby(セイカ){星華}と共に孤児院・星の子学園で暮していたが、
聖闘士養成のためにグラード財団に引き渡される際に星華と生き別れとなり
(この際集められた100人の[[異母>ジョルノ・ジョバァーナ]][[兄弟>ジャック・ハンマー]](!)の殆どが父親について気付かなかった為、苗字は全員母方もしくは[[孤児>ナージャ・アップルフィールド]][[院名>ローズマリー・アップルフィールド]]と思われる)、
聖衣を日本へ持ち帰れば姉に引き合わせると財団に約束され、聖闘士への道を選ぶ。
7歳にして聖闘士の総本山であるギリシアの聖域に送られ、&ruby(シルバーセイント){白銀聖闘士}・&ruby(イーグル){鷲星座}の&ruby(マリン){魔鈴}のもとで6年間に亘って過酷な修行を積む。
同じく&ruby(ペガサス){天馬星座}の聖闘士候補生のカシオスを倒した末、聖域より見事天馬星座の&ruby(クロス){聖衣}を授けられ、アテナの聖闘士となった
(ちなみに各地に送られた異母兄弟の内90人は行方不明(恐らく死亡)となっている。聖衣は88着しかないはずだが…兄弟で争った地もあるのだろうか?)。
その後のゴタゴタでカシオスの師匠であり女性聖闘士の&ruby(オピュクス){蛇遣い座}のシャイナさんと闘い、その素顔を見る事となる。
&nicovideo(sm21561942)

聖域から日本へ戻ったばかりの頃は、消息を絶った姉を捜す事を第一目的として闘い続けていた。
また暗黒聖闘士、白銀聖闘士との連戦後、幼い頃からの不信感により沙織ら城戸家との関わりを断とうとした事もあったが、
[[城戸沙織]]の真の姿(アテナの化身)と聖域での異変を知ったのを機に、次第にアテナの聖闘士として目覚めてゆく。

どんな強敵にぶつかっても倒れる度に甦ってきたものの、ハーデスとの決戦では心臓に剣撃を受けた事で、遂に瀕死の重傷を負う。
この際のハーデスの言葉によると、かつてハーデスに一度だけ傷を負わせた聖闘士もペガサスであり、星矢の顔はその男と瓜二つなのだとか。
また、そのハーデスとの決戦後・前聖戦を描いた新作『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』にも車椅子に座った星矢が描かれている。
ストーリーは心臓に剣撃を受けた星矢を救うため、アテナと瞬が共に過去の聖戦へと飛び立つ話である。
週刊少年チャンピオンで連載中のこの新作、単行本がオールカラーで作業量が半端ないために連載が不定期になっている。
#co(){
//星矢の登場しない外伝記述なのでコメントアウト
ちなみに同誌では『NEXT DIMENSION 冥王神話』の他に、
『THE LOST CANVAS 冥王神話』というもう一つの冥王神話が連載されていた。
こちらの作者は手代木史織氏。2011年に完結し、2009年からはOVAがリリースされている。現在は各黄金聖闘士を主役にした外伝を連載中。
一部のキャラ名などを除き、ストーリーや設定などは車田版とはほぼ別物となっているが、
作者自身が原作ファンというだけに読者のツボを突くところが多く、こちらも中々高い評価を得ている。
女性キャラもクーデレやら幼馴染女神やらツンデレ悪の女幹部やら若い母親やら豊富な属性だし。あと巨乳や太もも露出が多く素晴らしい。
特に原作で扱いの悪かった一部の黄金聖闘士(特に牡牛座・蟹座・魚座)が活躍した事に車田泣き(男泣き)した[[同星座生まれの旧ファン>>https://dic.nicovideo.jp/a/星座カースト制度]]も多く、ぜひ読んでもみて欲しい。
もちろん原作で扱いが良かった星座も大活躍。全員が幸せになれる、最も素晴らしい展開だ。

また、黄金聖闘士をメインにしたスピンオフ作品『エピソードG』でも、やはり原作で不遇だった黄金のカッコイイ姿が描かれている。
ちなみに[[アイオリア>獅子座のアイオリア]]が主人公なので、当然同世代の黄金聖闘士の性質は変わらない。
性格は7年前の話なのでまだ幼さが残っていたりするが…特に獅子と蠍。が、当時13歳なので歳相応とも言える。
ちなみに蟹も性格の点では原作とさほど違いは無いが、その考えに至ってる過程を聞けて小悪党ぶりは影を潜めている。
%%てか黄金聖闘士を題材にした漫画で、その主役級を三下風に出来るわけないよね%%
}

そして2012年4月から開始したアニメ『聖闘士星矢Ω』において星矢は伝説の聖闘士(&ruby(サジタリアス){射手座}の&ruby(ゴールドセイント){黄金聖闘士})として登場。
射手座なのに[[必殺技]]はペガサス流星拳のままかよ、と思いきや二年目になってから(TV版)アイオロスの技アトミックサンダーボルトを使い出した。
&s(){バンクのモーションが流星拳にライトニングプラズマを追加しただけなのは気にするな!}
声優はTV版の古谷徹氏がナレーションも兼ねて再び担当する事となる。

#region(鷲星座の魔鈴について)
鷲星座の魔鈴が星矢の師匠になったのは、星矢と同じ日本人だからという理由であった。
そして、魔鈴は生き別れの弟を探しており、その為白銀聖闘士から魔鈴と星矢は姉弟ではないかと疑われ、
星矢も魔鈴の正体は自分の生き別れの姉ではないかと思うようになる。
さらにプロフィールによると魔鈴と星華は&b(){身長・体重・血液型・誕生日・出身地}が全て同じ。
だったが、魔鈴自身が星華を探しだした事により、別人だと明らかになった。

……うん、まぁ、もし魔鈴=星華だったとすると、
&b(){「星矢がギリシャに送られた事を聞いた後でギリシャに先回りし、星矢が着くよりも前に白銀聖闘士になっていた」}
という離れ業を披露した事になってしまうので、&b(){むしろもっと早く気付け}という話なんですけどね。
ちなみにその時点で星華&魔鈴は&b(){10歳}。&link_anchor(*1){*1}

&b(){魔鈴さん……[[一体>Mr.カラテ]][[何者>Wuwo]][[なんだ>Dr.バサラ]]……。}

だが現在[[チャンピオン>範馬勇次郎]]で連載中の冥王神話にて、とうとうその正体が……?
明かされるかもしれないし、このままスルーされるかもしれない。&s(){時空クロノス編?}
一応、映画の『聖闘士星矢 天界編 序奏~overture~』で魔鈴の実の弟が(敵として)登場している。
「序奏」以降、続編が音沙汰無いので、それ以上が不明だが……。

ちなみに星華も星華で、星矢を追って&b(){自力でギリシアの聖域付近の村までは到着していた}。[[あんたも何者だ。>なんなんだアンタ]]

なお、本来聖闘士は男子がなるものであり、女性聖闘士(見習いも含む)は全て[[女を捨てる>マミヤ]]ために仮面で[[顔を隠す事が義務付けられている>キン肉マン]]。
女性聖闘士にとって素顔を見られるのは裸を見られる事以上の恥辱であり、
見られてしまったらその相手を殺すか愛さなくてはならないという掟もある。
長年一緒に修行していた星矢にすら正体が分からなかったのも、ひとえにこの掟があったからである。

ただし&s(){後付けだが}前述の「セインティア(聖闘少女)」は(アテナの着替えや入浴も手伝う)「アテナの[[侍女>十六夜咲夜]]」と言う肩書もある為、
女を捨てる必要は無いとされている。&s(){仮面をしたままじゃ「美少女鎧モノ」とは言えないしね}
(元ネタの神話だと(アテナではないが同じく処女神である)アルテミスが自分の水浴びを偶々見てしまった狩人アクタイオン(人間の男)を惨殺している)
女性聖闘士達も聖闘少女を目指せばよかったのに…と言いたい所だが「アテナが降臨してない時代には存在しない役職」なんだそうな
(当時は偽教皇の工作で「射手座に暗殺されかけたアテナは教皇以外には会わない」事になっている)。
&s(){決して品が無さ過ぎて成れなかったわけではない。恐らく…多分…}

#co(){
//星矢の師であり姉の可能性があった魔鈴とはいえ、その話を長々とする必要はなく、更に魔鈴以外のキャラ、魔鈴とクロスの星座が同じ程度のキャラまで言及していくのは余談が過ぎるのでコメントアウト
と、それはそれで結構なのだが、魔鈴さんの仮面はとにかくやたら頑丈で、どんなに攻撃を受けても全く壊れたり外れたりする気配は無い。
&b(){多分黄金聖衣より硬い}。
死の神タナトスの攻撃を受けてやっとヒビが入った程度で、結局連載終了までただの一度も素顔を見せることはなかった
(読者や作中の人物に見えないようなアングルで自ら外したことはあるが、てか食事はどうしているのだろう?)。

同じく女性聖闘士である蛇遣い座(オピュクス)のシャイナの仮面が&b(){戦闘のたびにパリンパリン割れている}
(ご丁寧な事に「Ω」でも初っ端から割れている)のとはあまりにも対照的である。
そちらもそちらで「シャイナさんは一体何人殺すか愛するかしなきゃならないんだ」などと読者にすら心配されるほどだったりするが、
外敵との戦闘で破損した場合なんかはノーカウントなのだろう。多分。&s(){星矢の他に[[アイオリア>獅子座のアイオリア]]にも素顔を見られているけど。}
なお「Ω」では再登場後&b(){完全に素顔出しっぱなし}で、
彼女の世話になっていた主人公の光牙はともかく他のレギュラー聖闘士達にもバッチリ見られている。
まぁ、一線を退いた状態な上、時代の変化もあって掟自体が微妙な扱いだが
(無印(10数年前)では死ぬか聖闘士にならないと帰郷も許されず、修行中に9割以上が死ぬ過酷な状況だったが、
 『Ω』では修行中でも長期休暇が与えられ帰省可能などころか、パライストラ(聖闘士の学校)での学生生活を楽しめる状況で、
 教師陣も「俺達のころとは違う」と言っている)。
レギュラーの一人・&s(){[[キュアアクィラ>キュアブロッサム]]}鷲星座のユナも仮面を自分で外し、驚かれはしても批判は受けていない。

ちなみにユナは鷲座とは言え魔鈴とは全く関係は無いようで(師匠も孔雀座)、しかも星座の読みは「[[イーグル]]」ではなく&b(){「アクィラ」}。どう言うことだ?
(アクィラはラテン語で鷲。
 なお無印でも雑誌掲載時と単行本以降で読みが変わった白銀聖衣(カイトス→ホエール、[[サントール→ケンタウルス>ケンタウロスマン]])が居る)
ついでにイーグルは白銀聖衣だったがアクィラは青銅聖衣。
尤も無印で多数の聖衣が修復不能なほどに破壊された為、一から作り直したと思われ、
更に『Ω』の時代は未知の隕石の影響で聖衣が変化した(デザインが安っぽくなったと批判する旧ファンも居るが)上、
守護星座そのままに青銅聖闘士から白銀聖闘士に昇格させたりしているので、
黄道十二宮と言う意味がある黄金聖衣を除き最初から白銀か青銅かは決まっておらず、新人は全員青銅スタートなのだろう。&link_anchor(*2){*2}
というか『Ω』では魔鈴さんのことは&b(){最後まで一切語られなかった}。[[おーい、だれか魔鈴さんの行方を知らんか?>魅魔]]

もうひとつついでに、敵が変身した魔鈴が仮面を外して素顔を見せたことはあるが、これは本人ではないのでセーフ。
この敵は星矢の心の中の願望を読みとっていたためその正体は星華だった、ということになっていた。
ただ、上で述べた通り魔鈴と星華はプロフィールが異様なまでに一致しているため、もう一つくらい偶然が重なって
「実は本当に顔かたちも一致してました」とか言われても今更驚かないような気がしないでもない。
余談だが玩具『聖闘士聖衣神話』の魔鈴に付属する素顔は星華の顔だけである。
}
#endregion

&i(){(以上、wikipediaより一部抜粋、改稿)}

能力は、主人公だけあって非常にオーソドックス。
簡単に言えば&b(){強い小宇宙と速いパンチ}、それだけ。
[[必殺技]]は
-マッハ1(初期)&link_anchor(*2){*2}のパンチを連打する「ペガサス流星拳」
-その威力を一点に集中した「ペガサス彗星拳」
-[[背後から敵を羽交い締めにして飛び上がり、回転しながら諸共落下する>飯綱落とし]]「ペガサスローリングクラッシュ」&link_anchor(*3){*3}

強敵との戦いを経て成長してゆき、聖域編のラスト辺りでは頑張れば光速拳も放てるようになった。
ただ、ペガサスの癖に最終盤になるまで空は飛べなかった。
尤も、&ruby(キグナス){白鳥座}だろうが&ruby(フェニックス){鳳凰座}だろうが敵味方含め空を飛べる奴なんて終盤まで居なかったが。
(&ruby(バルゴ){乙女座}が浮遊したのと、強敵補正があった頃(初登場時)の&ruby(キャンサー){蟹座}が宙を歩いたぐらい。
 もしかしたら蟹座同様にサイコキネシスを持つ&ruby(アリエス){牡羊座}も浮けるかも。
 後、&ruby(クロウ){烏座}が[[「お供の>ナコルル]][[烏を使って」飛んでいた>鬼太郎]]が。)

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**『[[ジャンプアルティメットスターズ>ジャンプスーパースターズ]]』での性能
4~8コマまであり、扱いとしては[[孫悟空>孫悟空(ドラゴンボール)]]、[[ルフィ>モンキー・D・ルフィ]]、[[ナルト>うずまきナルト]]などとほぼ同格。属性は力。
8コマで黄金聖衣を纏うが、特に性能に違いは無し。
ただし、相性のいいキャラクターが変わり、何故か[[両津>両津勘吉]]と相性が良くなる(両さん曰く&bold(){「うおおお!!金だあああああああ!!」}&s(){オイ、売る気か})。
性能は…と言えば、ラッシュと対空性能に長けており、概ね原作のイメージ通りである。
近~中距離での戦いが得意で、挙動も素直なため、全体的に言えば可もなく不可もなく扱いやすい。
飛び道具こそないが、使い手の実力がダイレクトに反映されやすい、良くも悪くも燻し銀なキャラである。
原作でのシンプルな戦いぶりを反映してか、[[必殺技]]が実は3パターンしかない(4と5コマ、6と7コマ、8コマのそれぞれで必殺技が共通で威力だけが上昇する)。
8コマの必殺技B、「サジタリウスの矢」は真上に飛ぶ独特な軌道だが、全キャラクターの必殺技中最高クラスの威力になる。

バトルコマとしての性能は悪くないが、Wi-Fi対戦で見る機会はあまりないかもしれない。
理由は至極簡単。星矢のサポート3コマ、「空中ペガサス流星拳」が、
[[発生]]速いわ、持続時間長いわ、威力も高いわでサポートとして抜群の性能…というか半ば&b(){壊れ性能}と化しているため。
特に同じく厨性能の[[トランクス]]3コマと一緒に入れたデッキは「パンツとシャワー」として忌み嫌われている。

星矢を使うミッションでは、「小宇宙を高めろ」というミッションがかなり高難易度。
星矢7コマを中心とした指定デッキで、ステージの壁を全て壊すミッションだが、
壁が相当固く「瞬」を出現させる条件である「1分以内にクリア」は意外と難しい。
コツとしては、必殺技を上手くフルヒットさせる事だろうか。

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**MUGENにおける天馬星座の星矢
海外の製作者によるものが複数存在する模様。

#region(Claudio Ricci氏(MIM氏)製作)
-&b(){Claudio Ricci氏(MIM氏)製作}
#image(seiya_stand.gif,title=アニメ版は兜が頭全体を覆っている)
MicrocosmoチームのClaudio Ricci氏が2000年に製作した模様。
ただしMicrocosmoチームは2002年に新しいプロジェクトを行うためにMUGENから引退したらしい。
聖衣の形状はアニメ版初期の物。
所々挙動に怪しい部分はあるものの非常に愛の籠もった出来となっており、技や演出は豊富。
[[脱衣KO]]も搭載されている(と言うか脱衣KOしかない)が、これは&b(){れっきとした[[原作再現]]}なので何の問題も無い
(後の「美少女鎧もの」は脱衣KOの為に存在するようなものである)。
流星拳や彗星拳、ローリングクラッシュのほか、
3[[ゲージ]]消費で射手座の黄金聖衣を纏って放たれる矢は&b(){普通のキャラなら即死(攻撃力1650)}。
また、1ゲージ版流星拳はごく微量ではあるが自分の体力を消費するため、事前にF2キーを押していたりすると&b(){放った瞬間に死ぬ}。
暗転して何か叫んだと思ったら&b(){突然聖衣がブッ壊れて頭から血を流して倒れる}姿は中々シュール。
[[ボイス]]も搭載されているが、海外版のもの。[[AI]]は搭載されていない。

また、この星矢の[[パレット>カラーパレット]]を変更した上で一部の[[必殺技]]を削除した、&ruby(ブラック){暗黒}ペガサスも存在している。
#region(暗黒ペガサスについて)
銀河戦争編の後黄金聖衣を強奪したフェニックス一輝の部下、暗黒四天王の一人として登場し、星矢と戦った。
元はデスクイン島に巣を張った暗黒聖闘士の首領ジャンゴの部下で一輝に敗れ部下になった。
聖衣のデザインだけでなく容姿もどことなく星矢に似ているが、この事について説明は特に無い。
必殺技は「&ruby(ブラック){暗黒}流星拳」。拳自体も新しく復活した聖衣でなかったら危なかったと星矢に言わしめる威力だが、
恐ろしいのはこの技が別名「黒死拳」と呼ばれ。防御しても肉体に黒く浸透し、やがて全身が黒くなって死ぬという事である。
尤も、&s(){「効果が出るのが遅すぎて相打ち狙いが精々だろ」とツッコまれていたのは置いておくとして}
龍星座の紫龍が[[星命点を突く事で汚染された血を抜くと同時に生命力を活性化した>トキ]]事で呆気なく治してしまったが…。

余談だが、暗黒四天王の残り三人はそれぞれ紫龍、氷河、舜に敗北した後、
「聖闘士の力を私利私欲に使った」として星矢達を粛正に来た白銀聖闘士に対し彼らの死を偽装するために、
教皇懐疑派であった牡羊座のムウに利用されてしまったが(星矢もこの事を知った時は遺体に向け手をついて詫びている)、
星矢への刺客として送られた師の魔鈴も教皇懐疑派であり、星矢の死を偽装する必要が無かった為
(読心術の使い手が居たため魔鈴の嘘は直ぐにばれたが。なお魔鈴の性格からして、教皇懐疑派でなかったら容赦なく星矢を粛清していたであろう)、
何気に暗黒ペガサスの死亡は確認されていない。
双子コンビだった暗黒ドラゴンも一人しか死亡が確認されておらず、もう一人富士山の中で生き埋めになっている者がいる。
たぶん死んだだろうと言う状況だが、こういう漫画のお約束として「[[実は生きていた>江田島平八]]」可能性があるかもしれない……?
#endregion

#endregion
#region(Claudio Ricci氏(MIM氏)、Sarednab氏、Gouketsu氏、Tux氏共同製作)
-&b(){Claudio Ricci氏(MIM氏)、Sarednab氏、Gouketsu氏、Tux氏共同製作}
#image(seiya_stance.gif,title=冥界編と見分けるポイントは膝当ての形)
Claudio Ricci氏とSarednab氏がスプライトを、Gouketsu氏とTux氏がcnsを担当した模様。
恐らく上記のClaudio Ricci氏の星矢の改変と思われるが、スプライトは全面的に変更されている。
聖衣の形状および下記のオーディーンローブから、アニメオリジナルのアスガルド編をベースにしたものと思われる。
フォルダ名は「Seiya de Pegaso II」となっており、即ち「星矢二番目の聖衣」という意味であろう(アニメ準拠)。

技や演出は更に豊富になり、聖衣が黄金化する3[[ゲージ]]流星拳や、オーディーンローブを纏って[[バルムングの剣>恋するドラゴン]]を振り下ろしたり、
瀕死時限定で仲間達の事を思い出すやたら長い演出の後ガード不能の突進&b(){(根本の方から当たれば即死)}を放ったり、
&b(){相手が}瀕死時限定で、射手座の黄金聖衣を纏って矢を放ったりする。
脱衣KOや1ゲージ版流星拳は自分の体力を消費するのは相変わらず。また、ゲージ溜めが追加されている。

ボイスも搭載されているが、やっぱり海外版のため日本人的にはちょっと辛い。
そしてこのボイスが&b(){[[とてつもなく>不破刃]][[うるさい>ショー・疾風]]}。
特にイントロの聖衣装着時やゲージ溜めの&b(){「ンォアアアーーーーーー!!!!」}はかなり耳に残る。
[[AI]]もデフォルトで搭載されてはいるが、かなり簡易的なもののためあまり強くはない。
|ちなみに、日本語化するとこんな感じになるようだ。&br()&nicovideo(sm1181945)|

#endregion
#region(chuchoryu氏製作)
-chuchoryu氏製作
WinMUGEN、MUGEN1.0以降共に使用可能。
氏の製作した『聖闘士星矢』のコンプゲーのプレイアブルキャラの一体として公開中。
手描きのスプライトが使用されており、海外製だがきちんと日本語で喋る。
描写的に初期の頃の星矢を意識したキャラのようだ。

若干癖があるものの、主人公らしくオーソドックスな性能。
弾速が遅いが画面端に届くまで消えない飛び道具の「流星拳」や相手を打ち上げた後に流星拳を叩き込む昇竜拳のような技が存在する。
AIは対人用のごく簡易なものが搭載されている模様。

#endregion
#region(olt-EDEN氏(旧・ゼータ氏) 再現YURI DI AAAAAAA)
-olt-EDEN氏(旧・ゼータ氏)製作 再現YURI DI AAAAAAA
海外の凶悪キャラである「YURI DI AAAAAAA」を再現した物。
日本製だが何故か外国語で喋る。あとうるさい。
分身を出したり「アンインストール」や「創聖のアクエリオン」を流すことが出来るので、[[再現ゴジータ>ゴジータ]]を意識していると思われる。
また、トムキラーも搭載されている。
想定ランクは狂最上位~準神となっており、設定次第で様々なランクに対応可能。
#endregion

***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[天馬星座の星矢],sort=hiduke,100)
#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[天馬星座の星矢],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[天馬星座の星矢],sort=hiduke,100)
}
//***出演ストーリー

----
&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
とはいえ聖闘士には年齢は関係無いらしく、この世代の黄金聖闘士達が&b(){7歳以前に黄金聖闘士}になっていたり、
シャイナさん(16歳)の妹分の人が10年前に聖域を追放処分になっていたり、
氷河が弟子入りした当時のカミュは14歳だったり、アテナを救い出して戦死したアイオロスは13歳だったりする。

ちなみに聖闘士になる前の話ではあるが一番凄いのは一輝が瞬を抱えてパンドラから逃げるシーン。
この時、一輝2歳・瞬0歳・パンドラ3歳である。一輝が2歳にして完全に自我に目覚めてる上に、
鉛よりも重く感じる瞬を抱え電流のような衝撃を体感(2歳児がその比喩を知ってる事も驚きである)させられてもなお弟を放さずにいた。
もうホモサピエンスの定義に疑問を抱くレベルだが、&s(){いくらなんでも設定がいい加減すぎる}この世界の子供(幼児含む)達は凄いとしか言いようがないのだ。

尤も、当時の漫画(の中でも特に「[[番長物>草薙条]]」(ちなみに本作がヒットするまでは車田氏の得意分野だった))なら普通にある設定である。
今時の漫画だってド素人のはずの小中学生主人公達がプロの軍人を出し抜く(武道キャラだと直接対決でも勝てたり)のは普通だし、
ラノベやギャルゲーでも[[生徒会>神楽那由他]]や[[風紀委員会>白井黒子]]が絶大な権力を持ち、
極端な場合は「都市一つが丸ごと学園であり都市整備計画まで生徒会に決定権があるので、生徒会長≒市長」と言うのは定番中の定番である。
&s(){既に先生から教わる物が何も無いし、学生やってる必要性あるのか?}

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ついでに言うと『Ω』の聖衣は88(現在の星座の数)より多いらしい。見習いでも聖衣を持てるぐらいだし。

無印では「88」という数は明言されたものの、現在の88星座には含まれない過去の星座であるケルベロス星座の聖闘士が登場していたりする。
そもそもギリシャ神話と関わりが深いのは「プトレマイオス48星座([[トレミー>ガンダムエクシア]]48星座)」と呼ばれる星座であり、
現在の88星座は大航海時代以降に作られた新星座(ギリシャからは見えない南天の星座等)が半数近く含まれている。
主役陣の一人である鳳凰星座もその一つ。
上記のケルベロス座も48星座に含まれない(新星座として作られたが、後に「多すぎ」として88星座に整理された際に落選)。
まぁアテナに仕える聖闘士のくせに仏教徒(異教徒)だったり、キリスト教を持ち出す奴が居たりする世界観なので。
(主役陣の一人である白鳥星座が自らの守護星座をノーザンクロス(北十字)と呼ぶことがあるが、これはキリスト教徒の呼び方。
 ちなみに対と成る(映画版では白鳥座と対決した)南十字星座は最初からキリスト教徒によって作られた南天(沖縄ならギリギリ見える)の新星座である)

実は白銀聖衣の方がマイナー星座が多かったりするのは公然の秘密。
「神よ[[私は美しい>ユダ]]」と言い切った白銀聖闘士ミスティの守護星座が蜥蜴座(オブジェ形態の見た目はアルマジロ)だったのは有名。
悲しい事に、一番有名な黄道12宮(星占いに使われる12星座)は黄金聖闘士と決まってたし、
その他でかっこよさそうなのは優先的に初期キャラである青銅聖闘士10人にあてがわれたので……。
(活躍度で青銅一軍、青銅二軍と呼ばれるが、二軍でも子獅子座や狼座がおり、『Ω』では(後任がだが)一軍に出世したりも)
}
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マッハ1とは即ち「3.4m離れた相手に対して1秒で100発のパンチを放てるという事」と劇中で説明されている。
&b(){「3.4m離れた相手にパンチが当たるの?」}と思うかもしれないが、
この作品では基本的に&b(){パンチは[[飛び道具]]}なので全く問題は無い。無いったら無いのです。
まあ、一応理屈っぽい考えからすると、パンチを打つ事によって発生する衝撃波が飛んでいく…
所謂[[ソニックブーム]]が飛んでいくと考えると、飛び道具というのも有り得るだろう。
なお、「[[拳を戻す時間を計算に入れていない>キャンセル]]のではないか」というツッコミを受ける事もある。

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ペガサスローリングクラッシュはよく自爆すると思われがちだが、実際には自爆する事はほとんどない。
自爆の印象を高めてしまったのは黄金聖闘士の&ruby(ジェミニ){双子座}のサガとの対戦時で、
-星矢も頭を下側に向けて吹っ飛んでいる(体勢を考えれば自然な事だが、両者ダメージを負ったように見える)
-サガには全くダメージを与えていなかった(技が悪いのではなく&b(){サガの耐久力が尋常でなく高すぎる}だけである)
-星矢は受け身も取れず床に倒れて満身創痍&br()(これはそれまでの死闘によるダメージの蓄積と疲労によるもので、技の自爆ではない。&br()&space(3)ただ衝撃の大半をサガが受け持ったとはいえ、受け身が取れなかった事は結果的に星矢にも多少のダメージはあったであろうが)
……のだが、一見すると、&b(){「星矢とサガが両方床に頭をぶつけて吹っ飛び、なおかつサガは無傷で平気。ダメージを食らったのは星矢だけ=自爆」}
という状況に見えてしまうのだ。
普段は流星拳や彗星拳で戦っている星矢にとってはほぼ最終奥義に近い技なので、出す時は満身創痍である事がかなり多い(つまり技の後で流血している)、
というのも自爆技っぽさを助長しているのかもしれない。

ちなみに本当に自爆したのは、死を司る神タナトスとの対戦時。
「落下中にテレポーテーションで抜け出す」という手段で回避され、流石にこの状況では自爆に終わった。

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//|CV:古谷徹|,|CV:森田成一|,CV:江森浩子|,|CV:石川界人|,|CV:吉永拓斗|,|CV:森下由樹子|,主人公,ジャンプヒーロー,孤児,鎧,黒髪

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