ファルコ

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ファルコ」を以下のとおり復元します。
#image(falco.jpg,height=400,title=か…体が金色に!だ…だれだ!!)

&font(22,b,i,#fcc800,#842a05){「しょせん北斗は夜に光る星!! わが元斗皇拳の敵ではない!!」}

#region(担当声優)
:[[田中秀幸>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:田中秀幸|]]|『北斗の拳2』
:[[志村知幸>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:志村知幸|]]|『激打3~タイピング百裂拳~』
:[[江川央生>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:江川央生|]]|『真・北斗無双』
:[[小杉十郎太>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:小杉十郎太|]]|『新伝説創造』『LEGENDS ReVIVE』
#endregion

週刊少年ジャンプで連載された、原哲夫と武論尊作の漫画『[[北斗の拳]]』の登場人物。
『[[GROOVE ON FIGHT 豪血寺一族3>豪血寺一族]]』に同名のキャラクターがいるが、MUGENでは未確認。[[ランバルディ>ファルコ・ランバルディ]]とか[[グライス>超大型巨人]]とか[[パッショーネ>ファルコ・ラ・パッショーネ]]とかは付かない。
//北斗のファルコ自身はブチャラティ達とは名前や設定がかすってもいないのでパッショーネのリンクはファルコ・ラ・パッショーネでお願いします
&s(){『[[真・北斗無双>真・三國無双]]』での担当声優はランバルディと同じだが}

[[異名>MUGENキャラクターニックネーム一覧]]は&font(b,#fcc800,#842a05){「&ruby(こんじき){金色}のファルコ」}。元斗皇拳&link_anchor(*1){*1}の伝承者であり、
天帝の名の下に世紀末の世から復興を始めた世界に圧政を敷く中央帝都の軍の中でも最強の拳士。
右足は義足となっているが、これは過去に[[拳王軍>ラオウ]]が元斗の村に侵攻をかけた際に転進のための講和の代価に差し出したもの。
その際に「戦えばラオウを倒すことは可能だが自分も死ぬ」と予見した上、
ラオウが死ねば拳王軍は統制を失い、ラオウが恐怖で統制した[[暴徒>モヒカン]]逹が世に放たれて再び乱世に逆戻りする最悪の事態を危惧したものであり、
ラオウは目の前で「戦えば倒せる」とまで言われたのにその発言を不問に付し、「その片足は一国に値する」とファルコの覚悟を認めて講和に応じた。

登場当初は、バット率いる「北斗の軍」によって陥落した基地から敗走した部下を処刑し返り血を拭いた布を捨てる、
[[マミヤ]]の村の長老を&s(){掘りかけの[[ユダ]]の彫像諸共}惨殺する&link_anchor(*2){*2}など、非情な人物として描かれていたが、
ハーン兄弟が自爆同然に起爆した不発弾から大勢の部下が庇ったエピソード以降から人物像が変わり、
残虐非道な上司であるジャコウ総督の命令に本音を殺して従いつつも、苦しんでいる民を庇う高潔な人格者として描写されている。

実は帝都を治めるはずの天帝ルイ&link_anchor(*3){*3}はジャコウ総督によって幽閉されており、
ファルコら心ある元斗皇拳の拳士達は無理矢理従わされていただけであった。
北斗の軍が中央帝都に迫り、北斗を恐れたジャコウ総督に天帝を人質に使われる形でケンシロウとの対決を強要され、
一切の言い訳もせず元斗皇拳後継者としてケンシロウとの戦いに臨む。
二人がほぼ互角の攻防を繰り広げるうちに、帝都に侵入したバットやアインが天帝ルイを救出。
解放されたファルコは積年の恨みを込めてジャコウを滅殺し、戦いは終わった──かに見えたが、
ここでジャコウの息子・ジャスクがリンを連れ去り「修羅の国」に逃亡するという展開を迎える。
ジャスクの狙いはケンシロウやファルコがリンを追って修羅の国に侵入すれば、そこを守る修羅達によって討たれるであろうと言う復讐であった。
……案の定と言うか、先に侵入したジャスクとその部下達は修羅によって皆殺しにされた。リンは修羅達に囚われ、[[羅将ハン>クローンゼロ]]への献上品とされてしまう。

ケンシロウに先立って修羅の国へと侵入したファルコだったが、外部からの侵入者を排除すべく警備に当たっていた&b(){[[名も無き下級修羅>シュラ]]}に敗れてしまう。&link_anchor(*4){*4}
そこに駆け付けたケンシロウに[[刹活孔>トキ]]を突いてもらって一時回復し、下級修羅に再び挑み勝利を収め、それを最後に力尽きた。
この世を去る直前に伝書鳩が到着し、恋人ミュウ([[幻のポケモン>ミュウ(ポケットモンスター)]]や[[学園都市>ミュウ(ヴァラノワール)]]ではない)が彼の子を身籠もっていた事が知らされる。&link_anchor(*5){*5}
これで元斗皇拳の正統は絶えぬと安堵しつつ息を引き取った。

高潔かつ優しい人物ではあるのだが、ジャコウの野心に気付いたラオウに「ジャコウを殺さないと最大の厄災を招く」と助言されたのだが、
涙を流しながら祈る母親を見てしまった事で殺すのをためらってしまい、ラオウが言った通り、一連の不幸に繋がってしまっている。

[[サウザー]]外伝『北斗の拳 イチゴ味』では、ラオウに対し足ではなく&b(){尻}を差し出したため義足ではない可能性がある
(なお、その発言を聞いたラオウは&b(){即断で「村を焼き払えーい!」とキレていた})。
それ以外では本人はシリアスを貫いているが、南斗DE5MENが&s(){[[檄!帝国華撃団>真宮寺さくら]]PV撮影に}中央帝都を襲撃。
最初の3人までは退けたもののサウザーに敗れている。
しかし南斗DE5MENはその後ジャコウ一味を倒し天帝ルイを救出したため、以降は&s(){心境は不明ながら}協力関係となる。
&s(){数少ない「名も無き下級修羅より強そうな修羅」の一人}群将カイゼルが天帝を狙い襲撃してきた際には、
健闘するもルイが[[シン]]の所にいることを知られ取り逃がしてしまう。
&nicovideo(sm24673227)

光る手の軌跡が輪を描いたり、アニメでは[[ソニックブーム]]の様に飛んだりするのが印象深く、
逆立って刈り揃えられた金髪も相まって、一部では[[ガイル]]のモデル説も囁かれているとか……。


&font(22,b,i,#fcc800,#842a05){「やはり このファルコ畜生にはなれぬ!!」}

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**MUGENにおけるファルコ
『[[KOF>THE KING OF FIGHTERS]]』風[[ドット>ドット絵]]で作られたものが2体存在。
いずれもHNK氏らのチームがMUGENを使ったコンプゲー(現在公開停止)用に製作したファルコがベースとなっている。

#region(Fino氏製作)
-Fino氏製作
#image(falco_f.gif,title=な…泣いている ファルコ将軍泣かずともその脚が泣いている!!)
某所にて公開されているファルコ。
元のコンプゲーではイタリア語だった[[ボイス]]が田中氏のものに差し替えられており、一部の技の性能に調整が施されている。
また、コンプゲーの専用アドオンで使う事が前提だったためか、[[大ポトレ>ポートレイト]]が非常にデカい。

操作方法はシンプルな4ボタン方式で、特殊なシステム等は無い模様。
[[ヘッドプレス>ベガ]]っぽい踏み付け攻撃「天衝舞」や、気弾を発射する[[飛び道具]](SFC『北斗の拳6』の「滅殺弾」?)の他、
//飛び道具は原作でも使っていた(ショウキを攻撃した技とか)気がしますが、技名は無かったような…
「衝の輪」「元斗白華弾」「滅凍黄凄陣」といった原作で披露した奥義の数々を繰り出して戦う。
なお、Readmeの類が付属していないので、各種コマンドはcmdファイルを開いて確認する必要がある。

全体的に火力が高く、3ゲージ技の「衝の輪」は発生こそ遅いもののヒットすれば8割近くを吹き飛ばし、
ライフ半分以下で使用出来る[[乱舞技]]に至っては[[並のキャラ>カンフーマン]]なら即死する威力を誇る。
なお、この乱舞技は「相手をボコボコにして吹っ飛ばし、追撃に飛び道具を連射して〆る」というものなのだが、
大抵のキャラは乱舞の途中で死ぬので最後まで繋がらず、乱舞を耐え切ったとしてもやっぱり最後の飛び道具が繋がらないという、
ちょっと締まらない演出になってしまっている。
[[AI]]は搭載されていない。
|紹介動画&br()&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=MppWIuDNUDE){320,240}|

#endregion
#region(Duracelleur氏製作)
-Duracelleur氏製作
#image(HNK TEAM falco.gif,title=色合いやニュートラル時の動きが若干異なる)
上記と同じくボイスは日本語だが、やや音量が小さく聞き取りづらい。

システムはDuracelleur氏独自の『KOF』風アレンジ仕様。
LIFEの初期値が1500と高めに設定されている他、やはり全体的に火力が高め。
技構成は上記のものと基本的に同じだが、「元斗白華弾」が通常の[[必殺技]]になっていたり、
飛び道具が画面端まで届かない、天衝舞削除、3ゲージ乱舞技の使用制限が無く演出も違うなど、性能にはかなりの差異がある。
なお、こちらにもReadmeの類が付属していないので注意。あと&b(){大ポトレがやけくそ気味にデカく}、上記のファルコを遥かに凌ぐレベル。
AIは搭載されていない。

#endregion

この他、ikuiku氏により『[[ワールドヒーローズ]]』の[[ゼウス]]の音声をTVアニメ版のファルコに差し替えるボイスパッチも公開されている。
|DLはマイリストのURLから&br()&nicovideo(sm10934395)|

***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[ファルコ],sort=hiduke,100)
#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ファルコ],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ファルコ],sort=hiduke,100)
}
//***出演ストーリー

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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
元斗皇拳とは北斗神拳・南斗聖拳共々、天帝を守護するための拳法。
内部からの破壊を得意とする北斗神拳に対し、闘気によって敵の体を細胞に至るまで瞬時に[[滅殺>地球連合軍]]する異質の拳法となっている。
//「真逆」は南斗聖拳に使いたい表現です
極めた者は「[[光る手を持つ>シャイニングガンダム]]男たち」と呼ばれ、かつては北斗神拳をも凌駕した拳法である。
元斗皇拳もまた2000年の歴史を持ち、北斗神拳対策として、
「秘孔を突かれてしまった場合、その箇所を闘気で滅殺して秘孔の効果を消す」と言う荒療治を編み出している。
当然、自身の肉体を傷付ける事になるが、北斗神拳はほとんどの場合爆裂・即死するため、それをある程度のダメージにまで抑える事が出来るのは大きい。

&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}}
TVアニメ版では上述のマミヤの村の長老惨殺は元斗の将軍の一人「紫光のソリア」に置き換えられており、ファルコは汚れ役から外されている。
このソリアは当初悪人のようなイメージで登場しつつも、邪念無き死に様によって悪人では無かった事が判明する人物で、
戦闘前の汚れ役をかぶるにはうってつけの人物である。

&aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}}
ケンシロウが同行させていた少女リンはルイの双子の妹であり、ケンシロウは無意識ながら北斗神拳伝承者の任務である天帝守護を果たしていた。
また、双子は不吉なので片方を殺せと言う因習をジャコウに強要されたファルコは密かにリンを逃がす事で救っており、
リンにとってファルコは命の恩人であった。

&aname(*4,option=nolink){&color(red){*4}}
バトル漫画において、一度敗れた前章ボスが新キャラに負ける事で、より大きな脅威が主人公に立ち塞がる事を示す展開自体は決して珍しくない。
しかしながら彼が登場した「修羅の国」では、15歳までに100回の死闘を繰り返す通過儀礼を乗り越えて初めて「修羅」として認められ、
その中でも一定以上の実力を認められた者だけが名前を与えられるという極めて過酷な国で、男子の生存率は1%にも満たないという。
要するにこの自らを「名乗ることすら許されていない」と称する名も無き修羅は、この国の中でやっと一人前に認められた程度の下っ端なのである。
一応、作中でもケンシロウが「義足が折れなければファルコが負けることはなかった」とフォローしているものの、
そのハンデを踏まえた上で、ファルコは刹活孔によって限界を超えた力を引き出し、元斗皇拳秘奥義を繰り出して引き分けに持ち込むのがやっとであり
(奥義で修羅を殺すもファルコも反動で間もなく死亡)、
この修羅が死の間際に残した&b(){「地獄へ行くがいい!これより先に進めばオレよりはるかに強い名を許された修羅たちが待っていよう!」}という台詞からも、
&b(){この国ではファルコに勝ち得る強さを持つ戦士ですら下っ端にすぎない}という展開は読者に衝撃を与えたのだった。

……という話のはずだったのだが、その後に出てくる「名乗ることを許された修羅」というのがファルコには到底及びそうもないどころか、
揃いも揃ってモヒカンに毛が生えたような雑魚ばかりだったため、
&b(){「あいつより強そうな修羅殆どいねーじゃねーか」}と盛大にツッコまれる事となった。
これに対して、
「その下級修羅は若いので階級が低いだけで、実力は他の修羅よりも強い有望な新人だった」
「内地でおかしな事やってる連中よりも最前線で腕を磨いている下級修羅の方が強かった」
「海岸線の防衛という重要な役割を任せられているため、自覚が無いだけで国からはそもそも実力者として扱われていた」
等々、様々な考察が生まれている。
一応、フォローとしてアニメ版では名在り修羅の一人であるシエ(カニっぽい人)が「最近の修羅は質が落ちた」と嘆いているシーンがあり、
やはり修羅そのものの平均レベルが看板倒れな物になっている様子。
&s(){だが、そのシエ様もやっぱりザコクラスなのが……罠で全身串刺しになってもまだ「いてえガニ」で済んでる生命力だけは人外レベルではあるが}

『北斗の拳 イチゴ味』では、聖帝軍の修羅の国出張に巻き込まれたファルコと対決。
「ファルコの足が万全」「地形が砂地でないので砂に潜れない&s(){+何故か手裏剣や棍術も使わず無策で突っ込んでいった}」
などと原作よりファルコ有利の条件で戦う羽目になった結果、一撃のもとに叩き伏せられている。
&s(){なお、そんなファルコもカイオウの[[わからん殺し]]には対応できなかった}
&nicovideo(sm27786472)

&aname(*5,option=nolink){&color(red){*5}}
ファミコンゲーム『北斗の拳4』では、このファルコの子がミッシュという名で登場。
当初は銀色の闘気を身に着けて戦い、後に父と同様金色の闘気を放つ事が出来るようになり&font(b,#fcc800,#842a05){金色のミッシュ}として活躍する。
&s(){[[週刊少年サンデーの漫画>ティオ&恵]]ではない}

また、&s(){ファルコが下級修羅に負けた件がゲーム開発陣の怒りを買ったか}修羅の国を支配した北斗琉拳が元斗皇拳によって制圧され、
北斗琉拳の魔闘気を操る&b(){元斗琉拳}がその地の敵となり、ミッシュの手で討ち果たされるという展開になっている。

つまり
>ファルコの子 > 元斗琉拳 > 北斗琉拳 > 下級修羅
という構図となり、原作に納得できなかった元斗皇拳ファンの溜飲を下げる&s(){すげえ陰険な}復讐劇となっているのである。
|16:25より初登場&br()&nicovideo(sm2909730)|17:10より身の上話&br()&nicovideo(sm2968571)|

また、PSアドベンチャーゲーム版では『4』とストーリーは全く違うものの、
こちらでもファルコとミュウの息子ミッシュが登場する。
|6:00より初登場&br()&nicovideo(sm10945469)|&s(){こっちの元斗皇拳も偽伝承者が大暴れ}&br()&nicovideo(sm10945515)|

あと、何故か[[シュウ]]を慕う&s(){ターバンのガキ}子供が成長した南斗飛翔拳ゼピアが
ファルコをなぞるように南斗牙猩拳ギャラン(サウザーの遺児)に講和の代価に目を差し出し&s(){反故にされ}ている。
&s(){つまりギャランはイチゴ味でさんざんやられまくった父サウザーの報復を成し遂げた事に}
|9:45より初登場&br()&nicovideo(sm10201322)|

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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください)
//|CV:田中秀幸|,|CV:志村知幸|,|CV:江川央生|,|CV:小杉十郎太|,北斗の拳,悪役,軍人,マント,金髪,義足

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