この足技主体の格闘スタイルと、見た目や言動が非常にクールで紳士的なところなどが、
豪血寺シリーズの『グルーブ・オン・ファイト』における
ラスボスの時空犯罪者にして悪魔召喚師・
ブリストルとそっくりであり、
腕を使わないのは真の実力を隠すためで、実は王位転覆を狙う腹黒キャラなのではないか、と推測されたりもしていた。
3方向に撃ち分けられる
飛び道具の「ビートヴァ」、対空技の「サーンコッツイ」とオーソドックスな技を持っており、通常技のリーチも長い。
だが連続蹴りを繰り出す「ヴァニザディエーニィー」は初段がガードされると2段目を出す前に割り込まれ、
背の低い相手にはそもそも初段が当たらないので、使いどころを考えていく必要がある。
空中
必殺技「パクヴァドラータム(強)」を低空で出して
ループさせる
コンボがあり、頼りになるのはこちら。
いわゆる
当て身もあるにはあるが、出し方が「レバーをニュートラルのまま数秒放置すると構えを取る」
というもので、格闘ゲーム界屈指の使えなさである……
2ゲージ消費の一発奥義「クライニー・スルーチ」の際にのみ腕を使って攻撃する。
発動は少々遅いが、攻撃
判定発生直前まで無敵で威力は6割~8割と凄まじく、さらにガード不能。
しかしあまりにも強力すぎるため、負傷している腕にも衝撃がきてしまい、自分も2割ほどのダメージを受けてしまう。
どちらかと言えばリターンの方が大きいので狙う価値はある。
なお、この一発奥義で止めを刺した後に反動で自分のHPも0になった場合、ゲームがフリーズしてしまうバグが存在した。
また、1ゲージ消費で出せるフェイント版があり、暗転が解けると
ニュートラルポーズに戻る。
こちらは動作中打撃に対して無敵。
そして問題は乱舞系ストレスシュート(1ゲージ超必)「ブラカーダ」。
ヒットするとグラサンを上空に投げ乱舞発動、全ての攻撃を叩き込んだところで落ちてきたグラサンをキャッチし装着し直すという、華麗な技である。
しかし単発のしゃがみごっつい攻撃からしか繋がらない上に、ガードされたらどころか
当てても決めポーズ中に反撃を食らう。
しかも他の超必を引き離すほどの火力がある訳でもないという
ロマン技である。