この『リリーシステム』をキャラデータに組み込むことで戦闘中にリリーホワイトが現れ、
参加している全員に当たる
弾幕を撒き散らすというもの。
対戦型STG『東方花映塚』でリリーホワイトが弾幕を撒いて去っていくのを模したもので、
キャラデータのファイルに組み込む事で起動する。
何かの特殊ルールの大会動画に使えるかもしれない。
組み込む手法が少々面倒なのでリードミーをよく読み、
ライフバーを変更している場合動かないので
ネンミン氏のブログに記載されてる方法を使うこと。
またキャラ改変に当たると思われるので、動画に出す際は元のキャラの使用要件も確認しておくこと。
リリーシステム導入動画
リリーホワイト
「春ですよー♪」
『東方Project』の登場キャラクター。ゲーム作品では『東方妖々夢』『東方花映塚』に登場。
「春告精」とも呼ばれ、その名の通り春が来たときに現れ、その事を知らせる
妖精である。
「春が来たことを伝える程度の能力」を持つ。
専用BGMは基本的に持たないが、初登場時の『妖々夢』の4面道中曲である
「天空の花の都」が彼女のテーマソングとして扱われる事がある。
春以外の季節では見かけることは少なく、彼女自身が幻想郷では春の季語となっている。
漫画『東方三月精』にも登場し、彼女が通った所が一瞬で春になる描写も存在する。
人間の子供達に捕まえられたり、咲夜に瓶詰めにされそうになったりと、
さほど強力な妖精ではないが春先だけに関しては別物。
この時期のリリーホワイトは興奮状態にあり、人間に攻撃を仕掛けてくることもあるらしい。
リリーホワイトが通ったあとは一気に春が訪れる。
つぼみしかなかった桜の木を一瞬で満開にしたり、種の状態の花を一瞬で咲かせることもできる。
妖4面で登場した際は、
ワープを多用する為ホーミング系の攻撃でも追尾が切られたりする事があり、中々攻撃を当て難い。
戦闘中に雲の上まで到達するステージ演出は必見だが、ゆっくり演出鑑賞をさせてくれるほど生易しい相手でもない。
二次創作ではよく「春ですよー」や「
コミケですよー」等の台詞を喋るが、公式の作品では台詞は今の所一切無い。
だが、喋れない訳ではないらしい。
大抵の場合、ニコニコした表情で描かれ、天真爛漫な性格。
「春ですよー」としか話さないことも多い。ふよふよ飛んでいて春を告げてはどこかへ去っていく。
ファンからは「リリー」「ホワイト（後述のキャラクターと区別するため）」「白百合（名前の直訳）」等と呼ばれる。
「春よ・・・せいぜい花粉や進学・新任で苦労しなさい、ふん」
普段は白い服装であるが、『東方花映塚』の
映姫ステージでは、
黒い服装のリリーホワイトも登場しており、ファンからはこちらを指して「
リリーブラック」とも呼ばれている。
この呼称自体は二次設定で公式なものではないが、「Comic REX」で連載していた『東方儚月抄』の漫画版では
白服と黒服のリリーホワイトが二人同時に映っているシーンが存在している。
リリーホワイトはほわほわした感じで描かれることが多いが、リリーブラックは
ツンデレとして扱われる事が多い。
ファンの間では「リリーホワイトが伝えるのは春の素晴らしさ、リリーブラックが伝えるのは花粉症等の春の受難」とされ、
それによりすねてツンツンした態度をとっているとか。可愛い。
リリーホワイトとは双子、同業者等さまざまな関係で描かれる。
基本的にはっちゃけ気味の行動をするホワイトをブラックが「やれやれ」と呆れながら世話を焼いていたり、
自己主張が苦手なブラックをホワイトが応援していたりする。
あくまでただの雑魚妖精だが、
某冬の妖怪にとっては恐怖の存在扱いのようだ。
尚、システム的なキャラクターではなく、ちゃんとしたMUGENキャラとしてニコニコで製作中のものもある。
