- 格闘スタイル:棒術(『初代』のみ六角棍、『2』からコンバータ三節棍)
- 職業:ギースの側近(『RBS』)
- 出身地:イギリス
- 生年月日:1966年12月25日
- 年齢:26歳(『餓狼2』~『SP』)、28歳(『KOF'95』)、30歳(『RBS』)
- 身長:179cm
- 体重:77kg(~『KOF2002』)、78kg(『KOF2003』~)
- 血液型:B
- 趣味:洗濯
- 特技:ギターのソロプレイ(『RBS』)
- 大切なもの:妹(リリィ)
- 好きな食べ物:卵料理(~『KOF2002』)、妹の手料理(『KOF2003』~)
- 嫌いなもの:命令(~『KOF2002』)、汚れた服(『KOF2003』~)
- 得意スポーツ:棒高跳び
- 好きな音楽:パンク
"I'm gonna bust you so bad!!"
(ギタギタにブチのめしてやるぜ!)
+
|
担当声優 |
-
生瀬勝久
- 『餓狼2』『餓狼SP』『KOF'95』
-
難波圭一
- 『餓狼3』、『RB』シリーズ(『3』からの流用分のみ)、ドラマCD『電撃CD文庫 餓狼伝説』
-
山西惇
- 『RB』~『KOF2002』、『KOF MAXIMUM IMPACT』シリーズ
-
せいじろう
- 『KOF2003』『KOF XIII』、WEBアニメ『The King of Fighters: Another Day』
-
政木まさき
- 『KOF XIV』以降
-
中村大樹
- アニメ『バトルファイターズ 餓狼伝説』シリーズ
-
西村朋紘
- アニメ映画『餓狼伝説 -THE MOTION PICTURE-』
-
狭川尚紀
- パチスロ『餓狼伝説PREMIUM』
-
石谷春貴
- 『KOF for GIRLS』
-
伊藤静
- 『KOF ALLSTAR』(プリティー・ビリー)
生瀬氏が担当している作品では、一部のボイスを ジョーから流用している( ローレンスも同様)。
政木氏は山西氏が同じく演じていた 風間火月も『令サム』で担当しており、
SNK作品での山西氏の持ち役を完全に引き継いだ形になっている。
|
キャラクター設定
棒術の天才として、そしてギース・ハワードの右腕としてサウスタウンの人々に恐れられている男。
人は皆「歩く凶器」と彼の事を呼ぶ。性格の残忍さではギースさえも一目置くほどで、
彼が戦った後には無惨な姿になった敗北者が残るという。彼の棒術はそれほどまでに凄まじいものだ。
(初代『餓狼伝説』キャラクター紹介)
幼くして両親と死に別れ、八歳年下の妹リリィと共に孤児となる。
ボガード兄弟のように戦い方を教えてくれる大人が周囲に居なかったビリーには、ストリートファイトで稼ぐという選択肢は無く、
生活を支えるために時として犯罪に手を出す事もあった。
また、妹が幼い内はビリーが代わりに家事全般をこなしていた。
サウスタウンには家計を賄うための出稼ぎに来ていたが、元々気の短い彼は頻繁に問題を起こしており、
そしてある日、仕事先の工場で取り返しの付かないトラブルを起こす。
大人数との乱闘になり、鉄パイプで全員血祭りに上げた所をギースに見出された。
彼の技名に漢字が多いのはこの事が切っ掛けとなり棒術使い
*1に師事したため、とも言われている
(棒術を会得した後、ギースと同じく師を殺害している)。
当初はただの用心棒であったが徐々に信頼されるようになり、最終的にはギースの右腕と言われるまでになった。
『餓狼2』では
クラウザーの部下となっていたが、これはギースの命令で潜伏していただけで、
クラウザーが
テリーに敗れると秘伝書を持ち去り、元の鞘に収まっている。
+
|
葬られた歴史 |
『餓狼2』稼動の時点ではギースは本当に死んでいる事になっており、
同作のビリー公式ストーリーは、『餓狼SP』以降の設定と大幅に異なっているのだが、現在では殆ど無かった事にされている様だ。
『2』では初代『餓狼』でボガード兄弟に敗北し、主を守りきれずに死なせてしまった屈辱を晴らすべく、
腕を磨き直そうと妹をサウスタウンに残して単身(何故か)イギリスへ渡り、修行を重ねる事となる。
しばらくしてクラウザーからの誘いを受けたビリーは、KOFでボガード兄弟への復讐を果たすために、
自らの意思でクラウザー側に付く…という内容であった。この設定はかの『ボンボン餓狼』でも一部が採用されている。
「実はギース側のスパイ」設定は、その後続編が決定しビリーと共にギースをプレイアブルキャラとして復活させた事に対して、
ストーリー上で辻褄を合わせるための後付けだったのである。
また、出身地についても『2』まではアメリカとなっており、最初からサウスタウンの孤児という設定であった。
イギリスはあくまで『2』における再修業の地というだけだったのだが、『餓狼SP』以降は出身地もイギリスに変更され、
そのまま『KOF』シリーズでも定着するようになった(いつ頃渡米した事になっているのかは詳細不明)。
『RB餓狼』シリーズ等では、「国籍・イギリス」と書かれている場合もある。
しかし「餓狼伝説総合公式サイト」では、(他のキャラもそうなのだが)『餓狼2』版のプロフィールしか公開されておらず、
そこでは出身地がアメリカと書かれているため、地味にややこしくなっている。
|
作品ごとに衣装や顔や髪型がコロコロ変わるのが特徴で、『初代』『'95』はオーバーオール、
『餓狼2』『餓狼SP』はユニオンジャックのシャツにジーンズ、『RB』『'97』以降は禁煙マークの入ったジャケット、
『餓狼WA』や『MI』シリーズや『XV』ではスーツ姿でも戦える。
演出のみの登場に留まった『餓狼3』でも、さりげなく新コスが二種類用意されていた。
バンダナの縞模様も、『初代』~『餓狼SP』や『KOF'95』『KOFXIII』が横向き、『RB』以降が縦向き。
『KOF』シリーズでは『'97』以降斜め向きになっている事が多い(縦向きが混在している場合もある)。
『XIV』ではそれまでと異なるコスチュームで、バンダナもイギリス
国旗(ユニオンジャック)の上半分かつ赤と青の配色を逆にしたもの
(いつもの斜め向きバンダナは左太ももに巻いている)。
なお、
「ビリーは最初はハゲだったが『餓狼2』からハゲではなくなった」
とよく思われているがこれは間違いで、『初代』の設定画から明確に
「ハゲではない」と記載されており、
左の設定画以外でも耳の辺りに髪が見えている設定画がいくつか『初代』の時点で描かれている。
恐らく
ドット絵と
カラーパレットの都合上、髪と肌が
同じ色を使用しているため、
対戦画面のグラフィックも
勝利メッセージ画面での
ポートレイト*2も、
耳の辺りに見えているはずの髪が省略されているように見えた事から、
「でこ広い」のも相まって
ハゲているように見え、
「ビリーは最初はハゲだった」というイメージが出来上がってしまった模様。
『餓狼2』以降はハゲではない事が分かりやすく描かれるようになっている。
髪は金髪なのだが、
髪質が地味にコロコロ変わっており、
ストレートとして描かれることもくせ毛として描かれる事もある。
パチスロ『餓狼伝説PREMIUM』及び中国の3DCGアニメ『The King of Fighters: Destiny』では、
黒髪かつ頭頂部以外を剃った髪型となっていた。
『RB』以降、禁煙ジャケットは三節棍・バンダナと並ぶビリーのトレードマークである。
顔つきもここから徐々にイケメン化が進むようになっていった(特に『KOF』シリーズ)。
ジャケットは店頭で見かけたのを気に入り、店主から脅し取った物。背中のマークに反してビリー自身はヘビースモーカー。
銘柄は両切りの「ゴロワーズ」で、一日三箱吸っている。
バンダナをするようになった切っ掛けは、リリィが自分で働いたお金で初めて買った兄への誕生日プレゼントがバンダナだったからだそうである。
それ以来余程気に入ったのか、
ラルフ同様、同じ柄の予備を大量に所持しているらしい。
趣味が洗濯という設定はゲーム中にも反映されており、
『餓狼SP』ではロンドンの時計台ステージで4ラウンド目まで進むと、周囲に洗濯物が干された状態へと変化する。
『RBS』でも、ライブハウスステージに洗濯された自分の旧衣装が干されている。
『KOF2003』に至っては、オープニングで全キャラ登場する中、一人だけ洗濯されて干されたバンダナが表示されるだけという、
なんともあんまりな扱いを受けている。
ちなみに『
GUILTY GEAR』の
アクセルとは、一部プロフィール、声(3では難波圭一氏が担当)、
伸びる武器に炎、技名が殆ど漢字と色々共通点がある。
『初代』~『餓狼SP』までのモデルはプロレスラーのダイナマイト・キッド。
アクセルのモデルがミュージシャンのアクセル・ローズであるため、『RB』ビリーのモデルも同じだと思われがちだが、
実際は俳優のエミリオ・エステベスである。
なお、火が使えるのは三節棍に発火装置が付いているため。
また、組織内にはビリー棒開発チームなる者達がおり、『RB2』のビリーEDでそれらしき姿が確認されている。
ちなみに、この時試しに雀落としをしたら、
はるか上空の飛行機に当てて墜落させてしまうというとんでもない事になっていた。
どんなに強力な超必を受けても壊れないのに、ドローやタイムアップ負けの時に膝で簡単にへし折っているのは、
棒のツボを突いているかららしい。
リリィには自分が裏家業へ身を窶している事を隠し通しているが、どうにも勘付かれていたようで、兄の事で随分と悩んでいた模様。
そこへ
ジョー東が現われ、彼女と親交を深めたようだ。ちなみにリリィも満更ではないとの事。
しかし、相手が敵対するライバルの親友であるためか、ビリーは二人が親しくなるのを快く思っていない。
それ以前に
パンツ一枚で女の子とデートする行為も大きな問題だが。
その『3』でのジョーEDでは「あのバカ兄貴も目が覚めるだろうぜ」等とリリィに言っているが、
むしろ
お前が目を覚ませと
言わざるを得ない。
尤もリリィは『RB』の時点でジョーの魔の手から奪回できた様子。
ところが、ギースとリリィ、どちらか選べと言われたらギースを選ぶそうな。
(参考資料 新声社発行「餓狼伝説の謎」・「ネオジオフリーク」開発者インタビュー等)
ギースの死後を綴ったSNKの携帯小説でも登場し、こちらではテリーへの復讐をひたすら狙っていた。
その際、途中に遭遇したアンディを倒し病院送りにしている。
またサウスタウンに来ていた
ローレンスとその一党にリリィが狙われていたが、その際はジョーがそれとなく心配のないように護衛を引き受けてくれた。
そんな彼だが『餓狼SP』の対ギース専用メッセージではギースに対して「あんたと闘えるなんて夢のようだ。」とタメ口で話し掛けており、
勝利メッセージも
「あんたのウデもサビついちまったようだな」という暴言めいたものであった。
その後『餓狼3』での欠場を経て、続く『RB』で上記の新コスチュームをひっさげて再登場。
対ギース
専用イントロでお辞儀をしながら「よろしくお願いします」「どうも、ありがとうございました」と日本語で挨拶をし、
専用勝ち台詞でも
「ギ、ギース様、すみません。おけがはありませんか…。」と敬語で謝るようになった。
EDを見る限りでは、簡単な日本語の読み書き(偽ギースの顔に
「にせもの」と落書きしている)も出来るようになったようだ。
+
|
忘れたい過去 |
『餓狼SP』のEDでは、全ての対戦相手に勝利しておきながら、ピンスポットの下で頭を抱えてこんな事をのたまっていた。
|
『RBS』では突然音楽に目覚めたらしく、EDで「ヘビメタキング」を名乗るなどかなりはっちゃけている。
PS版の『DM』では
ホワイトに洗脳されて中ボスとして立ちはだかる…のだが、相手がギースだと…?
なお、この作品はEDが全キャラ共通かつ悪役サイドが全く登場しない内容なので、ビリーがその後どうなったのかは不明である。
+
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忘れたい過去その2 |
『RBS』の隠しキャラである EXビリーは ギースが死んだショックで精神に異常を来したという設定で、
台詞はどれも呂律が回っておらず、愛用の三節棍に 「カトリーヌちゃん」という名前を付けて溺愛している。
挙句に 舞に 「キモチワルい」と言われると途端に 「マイちゃん」に改名する有り様である。本人曰く自分はマゾらしい。
|
ギース死亡直後の様子は各メディアによって諸説あり、SNKの携帯小説で掲載された事もある。
KOFMIではその後はイギリスの片田舎で妹と共に平穏に暮らしてたらしい。
まあKOF開催の報を聞きサウスタウンへ戻るのだが、おかげでリリィちゃんがビリーの更正に奮闘してしまう事に。
物干し竿を兄のビリー顔負けの棒術で振り回す姿に、
旧来からのファンは
おてんばになってしまったリリィを見て悲しみに暮れるか萌えたという。
なお、これはあくまで『KOFMI』世界での話であって『餓狼』本編ではまた違う可能性が高く、
新声社発行「リアルバウト餓狼伝説スペシャルファンブック」における開発スタッフへの質問では、
「ギース亡き後のハワードコネクションを預かっている」という回答があったくらいである。
+
|
それ以前にも |
『MI』シリーズより前の『2000』でも、この兄妹とギースはアナザー ストライカーとしてではあるが共演している。
この時のリリィは味方のパワーゲージを回復させるために応援するだけなので、やってる事はまだ普通の一般市民である。
しかしこの出で立ちはどう見ても18歳には見えn…おや、誰か来たようだ。
『MI』シリーズでは、大体20歳前後というイメージでデザインされている。
家庭用『XIII』では時計塔内部ステージの背景に『MI』シリーズと同じ兄とお揃いのオーバーオール姿で出演。
更にこのステージでビリーが勝利すると『'96』の藤堂のように笑顔で拍手してくれるというおまけ付き。
|
天獅子悦也の漫画『ギース・ハワード外伝 闇のギース』では、コネクションは全ての資産を租税回避地へ移動させ、
収集した国家機密等のデータを所持したままサウスタウンを去り、地下へと潜ってしまう。
最終的にはビリーがインターネットを通じて組織を纏め、ギースの遺志を継いでいる事を示唆する描写が見られた。
"I wish I could tear him apart!!"
一方、『KOF』本編ではギースが存命であり、テリーとの因縁は薄くビリーがKOFに参加する理由も基本的にギースからの命令である。
しかし参加のために選ばれたメンバーとは毎回仲が悪く、EDでも碌な目に遭わされていない。
初参加の『'95』のEDで
庵に倒された件については、『MI』シリーズに至るまで根に持っているが、当の庵は気にも留めていない様子。
一緒に庵に倒されたチームメイトの
影二は、ビリーが庵と対峙した際にビリーの後ろに現れているが、
お互い慣れ合う気は無かったはずのビリーと影二が打倒庵の点で仲良くなった…かどうかは不明。
『'97』以降は
山崎とも腐れ縁が続き、『2003』のEDでは
オロチの血により暴走寸前になった山崎と対峙する。
その後、彼らがどうなったのかは『XI』や『XII』に2人とも参戦しなかったため不明。
家庭用『XIII』では追加キャラとしてビリーが復活(衣装は初代『餓狼』および『'95』のオーバーオール姿)したが、
事件の顛末については遂に語られなかった。ちなみにギースの命令ではなく、庵への復讐が目的で参戦した模様。
『XIV』では念願のギースと「サウスタウンチーム」を組んでの出場。
同作で初登場した三人目のチームメイト、ハワード・コネクションの新入り構成員ハインとはどこか反りが合わないようだ。
『
頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM』では決戦前のデモでプレイヤーに襲い掛かるが、ライバルキャラに倒されて退場するという役で登場。
しかもEDでも同じ目に合わされている。
カプコンサイドで同じ役回りをしていた
バルログは、その後『
CVS2』と『
SVC』に出演しているが、ビリーは『CVS2』の背景のみと少々不憫である。
あと、『CVS2』でギースが
キャミィに「ただ吠えるだけの番犬とは違うようだな」とギースにしては珍しく賛辞を贈っているが、
ただ吠えるだけの番犬っていったい誰の事ですかギース様。
アンソロや4コマなどでは、兄バカか洗濯狂か上司に振り回される常識人のどれかである。
+
|
おまえはわたしとおなじにおいがするからな……血にうえた餓狼のにおいがな!! |
『ボンボン餓狼』では何故か下にあるような紳士口調で、 敗者の頭を棒で貫通させて殺したり、
ギースとジェフの師である タン・フー・ルーの心の臓を貫くなど、
原作設定以上に残虐なキャラとして描かれていた(アニメ『バトルファイターズ 餓狼伝説』でもタン大人の胸を六角棍で突いている)。
テリーに敗北した際は「殺せ」と懇願するものの、テリーはそれを拒否。ビリーはプライドをズタズタにされたまま退場した。
ちなみにバンダナの下はスキンヘッドである。
ギースの部下になった経緯も異なり、12才の時に食糧調達目的で館へ侵入し、親衛隊30を たった一人で全滅させた事で、
ギースに実力を気に入られて街の No.2の座についた。
「今夜のこと わたしはわすれません……よ!」
+
|
おかげでおれは──── 強くなりすぎちまったよ |
「おれはな 地獄を見たぜぇ……
おまえにやられて地位も組織もうしない プライドもズタズタにされてなぁ……」
続編である『ボンガロ2』にも登場。前作のような紳士口調では無く、原作の乱暴な口調に戻っている。
前作以上にダークなキャラとして描かれており、テリーのライバルを超えてもはや裏主人公と呼べる活躍をしている。
テリーへの復讐心からか、前作と比べると凄まじく実力が向上しており、
あの意味不明な強さを持つテリーを一度は完全敗北させて、トラとウマを刻み込んだ。
「…くふう…!! 鼻のうずきが… 消えた…ぜ!」
ボンガロのキャラとは思えないほどにシリアスで格好良いシーンが多く、ネタ要素抜きに人気が高い。
戦闘中は狂気に満ちた表情を見せるが基本的にクールで、クローンのテリー達をあっさりニセモノと見抜くなど高い洞察力も見せている。
が、そのわりに 罠にかかり易いなどボンガロらしい間抜けな面もある(ちゃんとその分の借りは返したが)。
最後はクラウザーとの戦いを通してテリーとは互いに良きライバルと認め合うが、クラウザーの攻撃からテリーを庇って倒れ、
城の崩壊から逃れた様子も『ボンガロ3』での登場もなく、テリーとの決着を付ける事無く散っていったと思われたが、同作者の『KOF'95』では健在だった。
庵とチームを組む条件に実力を証明しろと言われ主人公チームを襲撃するが、京の目にテリーと同じものを感じて本戦での決着を誓い立ち去る。
無事チームを結成したものの、サウスタウンで 草薙柴舟に先を越されると焦った庵に燃やされ、その後の消息は不明。
しぶとさはテリーのお墨付きだしこのくらいじゃ死なないだろう
|
|
この他、前述の通り『MI2』初回特典のアニメにも登場。
ギース亡き後の廃墟となったギースタワーに一人佇み、
リアン・ネヴィルを待ち構えていた。
原作中の性能
リーチの長い武器を駆使しての中~遠距離戦を得意とする。
コンボは苦手な方だが、各種牽制技や対空技で相手を寄せ付けないようにチクチクと攻めながら徐々に体力を奪っていき、
懐に潜り込まれた時は超必で切り返していく、というのが大まかな戦い方。
出演作品は敵役としてかなり多く、そのせいか
超必殺技もかなり多い。
+
|
餓狼シリーズ版 |
『初代』ではKOF決勝戦の相手という設定で中ボスとして登場。
六角棍のリーチの長さをフルに活かした攻撃は、普通に攻めればまずリーチ差で負け、
何かしら 必殺技を出そうとすれば超反応で全て叩き潰すという、反則級の強さを誇る。
…だが、何らかの攻撃を受けてダウンするとその拍子に棒を落とし、
替えの棒が渡されるまでその場でガタガタと震え出す。
ちなみに地面に落ちた棒はすぐ粉々に砕ける。 脆すぎだろ。
震えるビリーは投げられ判定の無い防御状態になっているが、必殺技で体力を削る事は可能。
アンディならそのまま斬影ハメで削り殺せる事もある。
また替えの棒を受け取った直後に隙があるので、そこを投げるとまた棒を落として震え出すため、
そのままパターンでハメられる。
別にこちらから攻撃を当てに行かなくても、ガードしながら待っていれば必殺技「旋風棍」で 自分から棒を投げ、そして震える。
お陰でパターンを知る者にとって、ビリー戦はただの ボーナスステージと化したのであった。 *3

『餓狼2』で武器と衣装を変更し心機一転。三闘士の一番手として登場する。
ここから「 甲高い声で奇声を発するキャラ」が定着していく。
前回の反省から棒を投げずにその場で回転させるようなった「旋風棍」は、
発生が速く、 飛び道具をかき消す上に判定が大きいため、対空としても優秀な技になった。
更に棒を三節に伸ばして攻撃する「三節棍中段打ち」(『2』のみ中段三節棍突き)と、その対空版「雀落とし」、
棒高跳びの要領で画面外へジャンプし、棒を回転させながら落下攻撃を仕掛ける「強襲飛翔棍」と必殺技も一気に増えた。
どの技も高速で飛んでくる上、『初代』と同程度の超反応でこちらの攻撃の出がかりを確実に仕留めて来るので、
まともに戦うとボス勢の中で一番強いと言われる程であった。
キャラによっては、その超反応のために下手に手出しをしたら簡単に封殺されてしまうため、
必殺技で体力を削り、とにかくタイムアップまで粘る事でクリアするのがやっとな程である。
ちなみにMD版『版餓狼2』では三闘士とクラウザーにもTAKARAオリジナルの超必が搭載されているのだが、
ビリーの超必「デストロイスタッド」は相手に向かってホーミングジャンプした後、
棒を突き立てて 気の柱を放出するという物で、通称「ビリーゲイザー」「棒ゲイザー」などと呼ばれている。
現在この技は『初代』のアレに次ぐ 黒歴史と化している。 激レッグトマホークは乱舞技の締めで復活したのに
『餓狼SP』ではようやくプレイアブル化。
『2』に比べると棒に喰らい 判定が付く、必殺技の発生や発射速度がやや遅くなるなどの下方修正を受けているが、
それでも判定が強くリーチの長い 通常技は、基本的に素手で戦う他のキャラにとっては脅威であった。
新しく追加された超必「超火炎旋風棍」は発生が非常に速く、通常技から繋げたり、対空・リバーサル・割り込みに使用したりと多方面で活躍する。
最強キャラである キムに唯一有利を付けられるキャラとして、ランクも三位以内に入る強さとされている。
『RB』では小JCの判定が広範囲かつ非常に強く、本作はジャンプ攻撃の仰け反り時間が長く設定されているせいもあって、
掠っただけでどこからでも余裕でコンボが繋がってしまう。
牽制・対空としても機能するため、この技を振り回しながら飛び跳ねるだけでも相手にとっては厄介となる。
更に潜在能力「紅蓮殺棍」が コンボから繋がる・無敵があり対空として使える・コマンドがやたら簡単(632C)・ガーキャンから出せるという高性能な技。
そのお手軽さで作品内最強キャラとなっている。
PS2の移植版『バトルアーカイブズ2』では、全『RB』シリーズ中何故か初代『RB』の紅蓮殺棍のみがフルヒットせずに威力が激減するという、
謎の調整を受けている。 *4
『RBS』では前作で 当て身技だった「火龍追撃棍」は普通の打撃技に変更された。
新しい潜在能力「大旋風」の発生が遅すぎていまいち使えないものの、相変わらず小JCが強く、屈みAもリーチが長い上に当たれば強力なコンボを叩き込める。
また対ライン攻撃のリーチが全キャラ一長く、開幕でライン移動してからの待ち戦法が非常に強力であった。
隠しキャラのEXビリーは一部技の性能が初代『RB』基準になっており、潜在能力が紅蓮殺棍であるため更に強い(流石にガーキャンでは出せなくなったが)。
EXビリーが旋風棍に代わって使用している棒の乱れ突き「集点連破棍」は、SFC版『初代』でビリーが使っていたオリジナル技を逆輸入したものである。
『DM』では、従来ならば遠距離でうかつに出すと 見てからライン移動余裕でしたな「超火炎旋風棍」が、
ゲームシステムが1ライン制に変更された事で避けられにくくなり、安定して連発できるようになった。
隠し潜在能力「紅蓮殺棍・改」は無敵は少ないものの、飛び上がった後で更に炎の輪を上空から斜め下へと飛ばす強力な技となっている。
これは後に『KOF'98UM』の裏ビリーが使う「紅蓮殺棍」のMAX版として再現された。
『RB2』では、また変更された潜在能力「サラマンダーストリーム」の使い勝手が良い事や、避け攻撃が高性能な以外は軒並み弱体化が施され、
しかも 中段技が無いためガード崩しが非常に厳しく、中の下位の強さになっている。
特にあまりにもショボいJCの新モーションは全ビリー使いの涙を誘ったとか。
|
+
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KOFシリーズ版 |
『'95』は『餓狼3』と同年の稼動ながら、『初代』の衣装で登場。
「強襲飛翔棍」にあたる技が「旋風飛翔棍」という名に変わっていたり、攻撃時に 山田十平衛の声が混じっていたりする。
通常技に蹴りを使うモーションが多く、屈みAに至っては 素手で殴るという棒使いにあるまじき戦いぶりを見せている。
MAX超必を密着状態でフルヒットさせると 即死ものの大ダメージになる以外はあまり強い要素が無く、最弱候補になっている。
連打キャンセルを利用したコンボを覚えれば多少強くなれる…かもしれない。
あとパワーMAX時のジャンプ吹っ飛ばし攻撃ぐらいだろうか。リーチがあるので比較的安全に当てられる上、
パワーMAXだと普通に当てただけで超必殺技クラスのダメージを与えられる事が出来る。
これが攻撃と 立ち回りのキモとなるだろう。
『97』では雀落としが削除され、代わりに炎無し紅蓮殺棍のようなモーションの新技「旋円殺棍」に変更。
大旋風も出すと三節棍が増殖…ではなく残像で分裂して見えるという演出に変更。
この時は超火炎旋風棍の出掛かりに投げ技を喰らうと、ビリーの周囲に炎の輪が纏わりついたままになるというバグがあった。
この炎はビリー本体が攻撃しない限りは ガー不の判定が出続け、しかも多段ヒット扱いなので、
うっかり画面端で触れてしまおうものなら脱出不可能なままタイムオーバーまで炎が当たり続けてしまう。
一応本体が攻撃を受ければ炎は消える。重ね掛けも可能だが、やりすぎると画面がバグるので注意。
といっても対人戦で狙って成功させるのは難しい上、この年のKOFは お手軽永久や 中段のローキック、
チート性能の隠しキャラ等 もっとヤバいのがいたため、そこまで大した問題にはならなかった。
『'98』では裏キャラクターで雀落としが復活。旋円殺棍はこの作品が最後となった。
牽制はそこそこだが切り返し能力が低く、更に機動力がさほど高いわけでもないのに 全キャラ一防御力が低く設定されてしまい、
表・裏共に最弱キャラとなっている。おまけにアドヴァンストでのゲージの溜まりも悪い。
『'98UM』では紙でこそ無くなったものの、それでもキャラランクは無印と変わらぬ最弱とされていた。 *5
一応エキストラにすると完全無敵技がない等の弱点がカバーできたり、歩きが速いので間合いを離し易くなったりで多少は補強できる…ような気がする。
研究が進んだ現在では、表は旋円殺棍の完全無敵対空化、裏は追加超必の紅蓮殺棍が中々の性能と、双方共に強みはあり、悪くない位置につけている。、
現に東京のレシオ大会初期では低いレシオをつけられていたばかりに最強キャラ・クラウザーの相方に選ばれ、結構な活躍ぶりを見せた。なんという三闘士。
NESiCAxLive配信版の『FINAL EDITION』では、三節棍中段打ちの硬直軽減や足払いのしゃがみDにキャンセル性能の追加など、
主に立ち回り方面の強化が施された。
『2002』では特殊技の大回転蹴りが、
小足から繋がる・打点が高くジャンプ防止策になる・ヒット、ガード問わずに有利・ガークラ値が異様に高い等、かなり高性能な技になっている。
この技を連発するだけでも強いのだが、他にもリーチが長い上に発生が速い屈みAや、中段打ち・昇りで出すと中段になるJB・JC等を駆使し、
殆どのキャラに対して有利な立ち回りを行なえるため、最強候補となっている。
これに キムと チョイを組み合わせた、「 KBC」が作品内最強チームと呼ばれている。闘劇でもビリーの使用率は非常に高かった。
MAX2の「ライアーエレメンタル」は、発動すると『初代』を髣髴とさせるガクブルポーズを取り、そこが 当て身モーションになっている技。
和名で「嘘つきな精霊」とはよく言ったものである。無敵が発生した後に当て身判定が発生という流れのせいか、実戦で成功させ難い。
その前にポーズで当て身がバレバレなのは禁句である
『02UM』ではこれらの強い要素が弱体化されている。
一方で無敵対空紅蓮殺棍の追加や、ライアーエレメンタルが コマンド入力完成と同時に当て身判定が出るようになる等強化点もあり、
決して弱キャラというわけでもないのだが、無印に比べると使用者は激減している模様。
『2003』では『2002』に比べてかなり弱体化している…筈なのだが、
最強と呼ばれる「 DDコンビ」の射程外から有利に戦える数少ないキャラとして使用するプレイヤーが多かった。
リーダー超必「旋空殺棍」は強攻撃から繋がり追い討ちも可能だが、無敵がほとんど無いため割り込みには不向き。
またビリー自身が積極的に接近する戦闘スタイルではないため、リーダーとして使う機会はあまり無い。
『MI2』では下段攻撃に乏しくガード崩し能力が低いという欠点があるものの、ガードゲージの削り能力が高い旋風棍や、後述のK投げ等である程度補える。
K投げの追加入力・強襲飛翔棍・紅蓮殺棍はそれぞれ相手キャラや画面との距離を問わず追い討ち可能で、
特に強襲は発生が速く2回フルヒットさせればゲージが一本溜まる程にゲージ回収能力が高い。
そこそこゲージが溜まっていればK投げ・コンボ・ぶっぱとあらゆる状況から
紅蓮→強襲→紅蓮→強襲+αという高火力ループコンボが決まり、一発逆転を狙う事も可能。
一応小足からも紅蓮が繋がるのだが、決め撃ちでなければならないためリスクは高い。その爆発力からキャラランクも上位に入る。
『MIA』では紅蓮ループがキャラ限定になる等若干下方修正が施され、相手によってコンボレシピを変える必要がある。
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ちなみに |
実はビリーには強キャラ・弱キャラ候補に上げられた回数が、餓狼キャラの中でも 一番多いという経歴を持っている。
強キャラでは『餓狼SP』『RB』『RBS』『2002』『2003』、弱キャラでは『'95』『'98』『'98UM』でその名を上げられ、
その回数なんと 計8回。裏キャラとのダブりを合わせればなんと 11回というぶっちぎりの多さ。
その中で 「最強キャラに射程外から攻撃できるから」という理由の物が2回もあった。
しかしこの男、スタッフに愛されているのかいないのか…いくらなんでも多すぎである。
(比較としてギースは『RBS』『 SVC』『NW』で最強とされ『KOF'96』で最弱、テリーは『餓狼3』『'97』で最強とされ『KOFXIII』で最弱とされている)。
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"GO TO HELL!!"
MUGENにおけるビリー・カーン
餓狼伝説系
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リン&バット氏製作 初代餓狼仕様 |
2010年11月のiswebライト終了に伴い、現在は入手不可。
ルイス氏が身内公開として配布していたものを、リン&バット氏が改変したもの。
- ダウンを奪われても棒を落とさない
- 棒を投げた後の震える動作が完全無敵
- 投げが使える
等、原作よりは幾分か強化されている。
ikki氏による、11段階に調節可能な AIパッチも本体と同じサイトで公開されていた。
AIレベルを最高にすると 超反応投げを多用する。
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OMEGAPSYCHO氏製作 餓狼SP仕様 |
氏のサイトは消滅しているが、MediaFireのデータは健在であり現在も入手可能。
基本的には原作再現。一部必殺技が『餓狼2』版の性能になっている。
AIは未搭載。
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ブラウン氏製作 餓狼SP+アレンジ仕様 |
デフォルトで使えば原作仕様。
他に空中コンボや ブロッキング等様々なオプション機能が付いており、それぞれON/OFF可能になっている。
最初はATKが85に設定されているが、100にすれば原作に近い火力になるとの事。
10段階に調節可能なAIも最初から搭載されており、これらは氏が製作した他の『餓狼SP』キャラにも共通している。
オプションをONにした状態でAIレベルを最高にすると、まるで別物のような動きを見せる。
中々の強さなのだが、動画での出番は少ない。
2019年のYahoo!ジオシティーズ終了によりサイトが消滅し、残念ながら現在は正規入手不可。
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超必OK |
原作通り体力が一定以下まで減る事で超必殺技が使用可能になるのだが、
それを知らせるオリジナルのサイン表示が搭載されている。
「超必OK」の文字だけが表示される「シンプル」と、
ヘリに乗ったお覇王・ どないや・ Pちゃん・メタスラの捕虜がランダムに出現する「おばか表示」の二種類。
デフォだとAI用のサインが「おばか表示」に設定されているため、そのまま動画に出すと画面が軽くカオスな状態になる。
ちなみに表示OFFも可能。
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Mouser氏製作 RBS+RB2仕様 |
現在は公開停止しており入手不可。
ディスプレイネームが「Billy Kane」ではなく「Billy Karn」となっている。
基本的には原作仕様。ギース専用イントロもあるが、音声は無し。
ハヤテの人ことカッ昏倒氏によるAIパッチが存在し、ガン攻め主体の立ち回りとなっている。
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トラ氏製作 RB2+RBS+RB+DM仕様 |
基本は『RB2』の 原作再現だが、『DM』のシステムであるクイックアプローチやファイナルインパクトを搭載。
さらに『RBS』時代(EXビリー含む)の各種必殺技や「大旋風」、『RB』の「強攻中段突き」が追加されている。
しかし最大の強化点は何と言っても、J2Cで『RBS』時代のJCが出せる事だろう。
これにより待ち主体だった原作『RB2』とは違って自分から積極的に攻め込む事ができるようになっており、
『RBS』時代の一部CAやダウン追撃技「頭割下方撃」の追加も相まって、一気に相手の体力を奪う事も可能。
当初はコケココ氏のサイトで代理公開されていたが、閉鎖に伴い現在はドルジ氏が公開を引き継いでいる。
2011年1月にはドルジ氏製作のAIパッチが公開された。
持ち前のリーチを活かしてチクチクと牽制し、相手の飛び込みを避け攻撃や「雀落とし」で迎撃するのが主な戦法。
ゲージがあると「三節棍中段打ち」でジャンプを誘ってファイナルインパクトで「超火炎旋風棍」、という芸当も。
氏のAIの中でも屈指の強さを誇るが、キャラの特性上、相手によって相性の良し悪しが激しいのが難点。
特にジャンプが鋭く迎撃が間に合わないようなキャラや、強力な無敵技で切り返してくるキャラは苦手なようだ。
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KOF系
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Ehnyd氏製作 '98UM仕様 |
『'98UM』の再現。アドヴァンストとエキストラが統合されている。
MAX発動などもちゃんと搭載している。また、表裏両方の技が使える。
AIは搭載されていない。
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Noobic Cube氏製作 '98UM~2002UM+アレンジ仕様 |
- Noobic Cube氏製作 '98UM~2002UM+アレンジ仕様
基本的に『2002UM』のビリーをベースにしているが、こちらは裏モードで『'98UM』仕様が存在。
デフォルトで優秀なレベル制AIが搭載されており、 グレイズの設定も可能。
更新によりガードゲージが導入され、ガードクラッシュのオンオフも設定可能になっている。
また11Pカラーでブラックカラー、12Pカラーでゴールドカラーの
特殊カラーも存在するのも大きな特徴である。
また、凱氏によるAIも公開された。
同氏製作の、声が同じ名前の 某ガチムチ兄貴になるボイスパッチも公開されている。
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J.LEE氏製作 '98~2002仕様 |
基本的には『2002』ベースだが、『'98』の表・裏キャラの技と、新たに追加された紅蓮殺棍も使用可能。
ドット改変でギース専用イントロも作られている。
AI未搭載のためかニコニコでの出番は無いが、YouTubeで一番見かけるのがこのビリーである。
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J.LEE氏製作 2003+アレンジ仕様 |
システムが『2002』ベースになっており、リーダー超必がMAX2扱いになっている。
ゲージ溜めもあるなどかなりアレンジされている。
こちらもAI未搭載でニコニコでの出番は無いが、比較的YouTubeで見かける事が多い。
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GoD_Ryu氏製作 2003+アレンジ仕様 |
現在入手不可。
上記のJ.LEE氏の『2003』仕様の改変。
『XI』でのドリキャンや、『2002UM』でのMAX2のカットインが搭載されている。
ドルジ氏によってAIパッチが作成されており、相手の攻めを潰すのが特徴。
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TightRiam氏製作 2002+アレンジ仕様 |
現在氏のOneDriveに接続できない状態なので、foxy氏が代理公開している。
『2002』をベースに、「旋円殺棍」「紅蓮殺棍」「サラマンダーストリーム」などを追加したアレンジ仕様。
システムに関しても、MAX発動やMAX2が無い代わりに全ての超必殺技にMAX版があるという独自仕様となっている。
氏のキャラに恒例の強力なAIも標準搭載されている。
また、イントロと勝利ポーズでは稀に妹のリリィが登場する。
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aki氏製作 KOFアレンジ仕様 |
クリザリッド2001の製作者で知られるaki氏によるKOFアレンジ仕様。
スプライトにかなり改変が加えられており、コスチュームは『'97』~『2002』版だが、
頭部は『2003』のようにバンダナから髪が見えているのが特徴。特殊イントロも多数搭載。
ボイスが『MI2』中心のため日本語で喋る台詞が多い。
基本的にKOFの技が揃っているが、超必をMAX版で出すと餓狼の性能になる。
「ライアーエレメンタル」が削除されている代わりに、オリジナル乱舞技「コンビネーションアーツ」が追加されている。
また12Pカラーは性能アップやライフ回復等がある。
AIはデフォルトで簡易的なものが搭載されている。
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KoopaKoot氏製作 KOF仕様 |
現在は公開停止しており入手不可。
スプライトや技は『2003』で、前転・ふっとばし攻撃・スーパーキャンセルと、
基本的なKOFのシステムが搭載されている。特にベースとなるバージョンのシステムは無い。
『2003』のリーダー超必が『2002UM』の様な演出になっている。
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他には国内で『2003』+アレンジ仕様のビリーが存在していたが、現在は公開停止中。
製作者がニュースサイトやWikiでの紹介、動画での使用を禁じているため、詳しくは書かない。
また、ビリーのドットをベースにした改変キャラとして、Lifeend氏による「
スティード・ファクター」が確認されている。
2000年代からはアニメやゲーム、ニコ動においてはMUGENストーリー動画で
ロックや
MOWテリーとの共演が見られるようになった。
『MOW』には出ていないので外見は大体が『RB』版の姿となっており、本来はビリーより5歳年下であるテリーとの年齢差が逆転している状態である。
「オイオイオイ、
もっと楽しませてくれる奴ァいねェのかヨ!」
出場大会
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一覧 |
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
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出演ストーリー
*1
ビリーが師事した棒術使いの素性について、
アニメ『バトルファイターズ 餓狼伝説』のノベライズ(1994年発行)によれば「日本人の立川虎蔵」とされた。
後の『RB餓狼』及び『ネオジオフリーク』(1997年4月号)では「サウスタウンで拳法道場を開いた中国人(詳細不明)」とされている。
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ストーリー動画ネタバレ(非公式設定) |
ストーリー動画「 餓狼・SPECIAL」では、ガクスウが「元々は中国人だが、後に『立川虎蔵』に創氏改名した」と語っている。
つまり「日本に帰化した元中国人」という解釈。
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*3
そんなヘタレっぷりを晒した彼だが、開発者曰く女の子の人気が高かったそうな。所謂ギャップ萌えというやつだろうか。
*5
その代わりといってはなんなのだが、『'98UM』のジャケ絵では、
特に主要キャラでもないのに京・庵・
アテナと並んで前面に大きく描かれるという高待遇を得ている。
しかし余りの唐突さに、ファンからは「嬉しいけど何故そこにいる!?」という戸惑いの声が多く聞かれた。
最終更新:2025年02月27日 16:03