+ | 詳細な原作設定 |
冬の間のみ活動する妖怪。冬の間に暴れるだけ暴れ、冬以外の季節は全く日の当たらない場所で隠れて休んでいるという。
そのため、冬以外の季節で彼女を見ることは滅多にない。春は春眠、夏は惰眠、秋はまどろみの時間だとか。 冬の間は元気だが、春が来ると憂鬱になるというのはどことなく、秋姉妹と似たようなものを感じる。
「寒気を操る程度の能力」だが、これは冷たい物や冷たい空気(氷や吹雪)を生み出す能力ではなく、
自然界に存在する「冬」の効果そのものを強める能力である。 季節が冬でなければ強化すべき寒気が無いため能力を発現できないし、冬を長引かせるようなこともできないが、 その代わり一人の妖怪では通常出せそうもない強い力を発揮できるという。 広範囲の空間全体の温度を下げるため、完全に回避することはまず出来ない。精々厚着をする程度の対策しか取れない。 術中には嵌ってしまえば活動や戦意を鈍らされる非常に厄介な力である。
「一年中冬ならもっと良いのに」とボヤくくらい冬は調子が良くて幸せ。『妖々夢』では異変により5月になっても冬が終わらず幸せだったため、
それを解決しようとした主人公と遭遇したことで、彼女らにちょっかいを仕掛けた。 しかし、冬が終わり春が来るのは当然のことと考えているため本気で攻撃してきたわけではなく、 魔理沙に対して「私もいい加減、春眠したくなってきたわ」など季節の異常への違和感はあった模様。
名前の元ネタはアガサ・クリスティの『予告殺人(原題:A Murder is Announced)』の登場人物であるレティから。
レティ(Letty)は愛称形であり、レティのフルネームはレティシア・ブラックロック(Letitia Blacklock)。 つまりブラック→ホワイト。 彼女に限らず『東方Project』ではアガサ・クリスティ作品を元ネタにしたものが多々ある (フランドール・スカーレットのスペルカード及びテーマ曲「U.N.オーエンは彼女なのか?」や十六夜咲夜の「パーフェクトメイド」等)。 ちなみにレティが事件の犯人(=黒幕)であるが、実は別人がレティに成り済ましたものであり、レティ本人の犯行ではなかったりする。 |
+ | 二次創作での扱い |
二次創作において、チルノとレティはかなりの確率で一緒に描かれていることが多い。
もちろんこれは二人の能力や特性が似ていること(チルノの能力は「冷気を操る程度の能力」)や、 『妖々夢』の一面の中ボスをチルノが、ボスをレティが担当したことも関係があると思われる。
ちなみにチルノは妖精、レティは妖怪であるため、全然違う種族である。
前者は自然の具現であるが、後者は独立した生き物。 『文花帖(書籍)』においては「冷気を操るどこぞの妖精なんかと一緒にされても困るわ」や、 「あの妖精は、自然の中の小さな歪み。私の場合は、自然に生きる妖怪様。」など、 自分達の能力や特性が似ていると思われていることに好意的ではなく、他の妖怪の例に漏れず妖精(チルノ)を格下と見ているような言動がある。
なお、公式においての両者の関係は、『文花帖(書籍)』においての上記の発言や、
儚月抄のパーティの場面で会話している様子が描写されている程度。 チルノの方も「冬はなにもしなくてもみんな凍ってるからつまらない」と言っており、 能力はともかく考え方的にはあんまり相性はよくないのかもしれない。
その他、秋姉妹には「まだ秋!私達の季節!」と冬の到来と共に訪れたら追い返されたり、
同様に春が近付いた際「まだ冬!私の季節!」と春告精であるリリーホワイトを彼女が追い返そうとしたりする。 これで今後夏を象徴するキャラクターが出たらリリーが追い返そうとするようになり、 見事一年ループな関係が形成されるだろうとファンの間では予想されている。
「黒幕」と呼ばれる事があるのは、『妖々夢』で十六夜咲夜使用時、
異変の黒幕を探す咲夜の前に現れて第一声が「くろまく~」だったことが由来。 もちろん『妖々夢』の異変の黒幕は彼女ではない。『東方Project』伝統の出オチである。
また他の呼称としては、ファミリーネームを直訳して「白岩」あるいは「白石」などと呼ばれることがあり、
共に「さん付け」されることが多い。 かつては「白石さん」が主流だったが、某CDの影響か現在では「白岩さん」の方が定着しているようだ。
「ふとましい」と呼ばれることが稀にあるが、
これは彼女の当たり判定が見た目の第一印象やポーズからくるイメージに比べて横に広いと言うだけであって、 彼女自身に太めという設定があるわけではない。 立ち絵の原作絵はふとましいと言えなくも無いが、原作は基本的に絵が丸いので、見た目は根拠にならない。
当たり判定がふとましさを表すものではないという証拠に、
同作初出の魂魄妖夢や八雲紫はふとましいネタは全くと言っていいほど聞かないが 当たり判定の横の広さはレティと同じである。 さらに西行寺幽々子は扇子を展開してない時でもレティらよりも当たり判定が大きい。 にも拘らず彼女が特別ふとましいと言われるのは、しばしばバカルテットの保護者役を務める母性故だろう。 妖夢もそれなりの数の人が目にするだろうが、 ここまで来るとよほどのシューターで無い限り当たり判定の大きさを見ている暇など無いし、 紫はイージーシューターレベルだとそもそもPhantasmに立ち入る事すら出来ない。 ただし、東方においては基本的に序盤のボスは当たり判定が小さく、後半のボスほど当たり判定が大きくなるようになっており、 妖夢や幽々子、紫の当たり判定が大きいのは当たり前である。 そしてレティは他の1ボスに比べて明らかに当たり判定が大きく、 同作の2ボスや3ボス、4ボスと比べてもまだ大きいという体たらくであった。。 この「身分不相応に当たり判定が大きい」という点もレティがふとましいと言われる一因になったものと思われる。
という訳で、太めなわけではないが、ふとましい呼ばわりされているのが実情である。
そのせいもあってか、地震があると必ずといっていいほど彼女のせいにされた (現在では本当に地震を起こせる奴が登場したためこのネタも事実上絶滅した)。 取り敢えずお前ら体験版でもいいから『妖々夢』やってレティさんの腰の細さを確認してこい!
…でも貴重なぽっちゃり要員というかむちむちなお姉さん担当としても根付いており、
その手のフェティシズムを持つファンの間では彼女はかなり人気だったりする。 おかげで戦闘力も高めという扱い。 ふとましいからじゃねえ!ちちましいから当たり判定でかいんだよ! |
+ | ネンミン氏製作 黄昏風ドット |
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古くから東方キャラクターをオリジナルでMUGEN入りさせてきたネンミン氏によるもの。
ドットの素体は黄昏フロンティア製作の『Eternal Fighter Zero』から水瀬秋子。 『緋想天』風のカードシステムが搭載されている。 なお、イントロや一部の技で、うおっまぶしっな演出があるので、若干注意が必要。 デフォルトの状態ではボイス無しだが、ボイス入りのsndファイルも同梱されている。 defファイルの該当部分を「sound = lety.snd」から「sound = lety1.snd」と書き換えてやれば喋ってくれるようになる。「冬将軍のお通りだぁー!!」 また、改変自由ということで、凯氏による外部AIが公開されている。
余談だが、ネンミン氏が特別好きな東方キャラという事もあり、今まで氏の製作動画で良く登場し説明を担当していた。
レティも動画内で毎度ご立腹であったがこれにて一段落。ようやく彼女の季節がやってきたと言う所か。 …ちなみに製作が開始されたのが2008年10月頃で、完成したのは2010年3月。… |
+ | プレート氏製作 アドベントレティ |
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ネンミン氏より一足先に、アドベントチルノやジョブチェンジシリーズ、聖白蓮などで有名なプレート氏が製作した高頭身キャラ。
アドベントチルノと同様に技の隙が大きくしゃがめないものの、通常攻撃にも削りが付いているパワフルな性能である。 ダッシュは一瞬消えて前に再出現するタイプ。「手数は多めで出が早い」とのこと。 同氏製作のアドベントシリーズ恒例、リミットブレイクも搭載。その名も「裏超⑨武神覇斬」。 発動時に振り落とした剣がヒットすると派手な演出と共に14回斬り付け、止めに大きく溜めて一撃。 かなりかっこいいので一度見てみるといいだろう。でもダウン追い打ちで当てるなよ!絶対だぞ! 12Pカラーも存在しており、強さは準神クラスでスーパーメカ翡翠さえ倒せる実力がある。 しかし、2013年1月4日の更新で根性値が低下しており、アドチルに一、二歩後れを取る程度の強さになっている。 AIもデフォルトで搭載済み。
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+ | (゚∇゚)氏製作 投げレティ |
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弾幕や飛び道具は一切持たず、打撃と投げ主体で戦う格ゲー仕様なレティ。
一目見れば分かると思うが、その戦闘スタイルは正にシベリアンブリザード。 というわけで飛翔やダッシュも無かったりするが、前転やバックステップは実装されており、 ガードキャンセル・ブロッキング・突進中は飛び道具無敵の突進技と、弾幕少女達が相手でも十分戦える仕様となっている。
AIは搭載されていないが、改変やAIパッチの製作は自由。
…という事で、投げの可能性を追求するikuiku氏から外部AIが公開された。 氏曰く簡易的なもので「近づいて投げるor殴るだけのAI」との事だが、 これを搭載したレティが同氏の大会(ザンギ杯2)に出場しているという事もあり、十分に動けると見て問題ないだろう。 ダウンロードリンクはikuiku氏の公開マイリストに記載されている。
また、ジャギュタやゾディアック・ロランジュのAIで知られる誠治氏により、
一歩遅れて「微改変+簡易AIパッチ」が公開された(その差僅か3日!)。 11段階に調整可能なAIレベルに加え、「バックドロップレティプレス」の性能変更の有無や、 「オーバーフリーズ」の自爆ダメージで負けるかどうか、などの細かい設定が可能。 死曰く「あまりジャンプせず、歩いてじりじり近づいて投げを狙うAI」とのこと。
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MUGEN STORIES INFINITY(アドベントレティ)
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