フランケンシュタイン

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フランケンシュタイン - (2009/08/05 (水) 00:21:43) の編集履歴(バックアップ)


フランケンシュタインとはメアリー・シェリーが1818年3月11日に匿名で出版したゴシック小説「フランケンシュタイン」、あるいは同書の主人公であるスイス人科学者の名前である。
この小説を元にして数多くの映画などが製作されている。
また、この作品は最初のSF小説と言われ多大な影響を与えている。

原作ストーリーネタバレ

スイスの名家出身の青年、ヴィクター・フランケンシュタインは科学者を志し故郷を離れてドイツで自然科学を学んでいた。だが、ある時を境にフランケンシュタインは、生命の謎を解き明かし自在に操ろうという野心にとりつかれる。そして、狂気すらはらんだ研究の末、『理想の人間』の設計図を完成させ、それが神に背く行為であると自覚しながらも計画を実行に移す。自ら墓を暴き人間の死体を手に入れ、それをつなぎ合わせることで11月のわびしい夜に怪物の創造に成功した。
しかし、誕生した怪物は、優れた体力と人間の心、そして、知性を持ち合わせていたが筆舌に尽くしがたいほど容貌が醜かった。そのあまりのおぞましさにフランケンシュタインは絶望し、怪物を残したまま故郷のスイスへと逃亡する。しかし、怪物は強靭な肉体を与えられたがために獣のように生き延び、野山を越えて遠く離れたフランケンシュタインの元へ辿り着いた。自分の醜さゆえ人間達からは忌み嫌われ迫害され、孤独のなか自己の存在に悩む怪物は、フランケンシュタインに対して自分の伴侶となり得る異性の怪物を一人造るように要求する。怪物はこの願いを叶えてくれれば二度と人前に現れないと約束するが、更なる怪物の増加を恐れたフランケンシュタインはこれを拒否してしまう。創造主たる人間に絶望した怪物は、復讐のためフランケンシュタインの友人・妻を次々と殺害。憎悪にかられるフランケンシュタインは怪物を追跡するが、北極に向かう船上で息を引き取る。そして、創造主から名も与えられなかった怪物は、怒りや嘆きとともに氷の海に消えた。

しばしば誤解されるが、フランケンシュタインは人造人間の名前ではなく、それを作った科学者(ヴィクター・フランケンシュタイン)の姓である。映画や漫画に登場する人造人間が、フランケンシュタインと呼ばれることが多いが、正確にはフランケンシュタインの怪物である。このような呼ばれ方をするのは、フランケンシュタインが人造人間に名前を付けなかったので、固有の名前を持っていないからである。
フランケンシュタインの怪物をモチーフとしたキャラクターは多くの作品に登場しており、狼男、吸血鬼と並べ世界三大怪物、ミイラ男を含めて四大怪物とする見解もある。『ヴァンパイア』シリーズに登場するビクトル=フォン=ゲルデンハイム?もフランケンシュタインをモチーフとしたキャラである。



MUGENでは

アクションゲームの悪魔城ドラキュラでブロック4のボスとして登場したフランケンシュタインがMUGEN入りしている。
移動も遅いしジャンプもできないけど、攻撃は遠距離タイプのものが多くどれも強力。さらに、2匹の下僕がチョロチョロと動き回りながらオートで攻撃してくれるのも心強い。

出場大会