ゴールデンシルバー

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ゴールデンシルバー - (2011/01/21 (金) 00:01:32) の編集履歴(バックアップ)




 「ニンゲン ワタシニワ カテナイ。

  ナゼナラ ニンゲン ニワ ココロガ アルカラダ」

トレジャーのセガサターン用格闘RPG『ガーディアンヒーローズ』に登場したキャラクター。特定のルートでラスボスを務めている。
魔導士カノンに従う魔導兵器で、カノンの死後も彼の計画を遂行するために行動を続行する。
また、「プロトシルバー」という廉価コンパチキャラも存在する。
黄金の鉄の塊のような、金なのか銀なのかはっきりしない名前の完成版と違い、こちらは名前にシルバーしか入ってないせいか
ストーリーで登場するときは白と青を基調にしたカラーリングとなっている。
結局銀色じゃないのかよとは言わないであげて

元々は同社の処女作である『ガンスターヒーローズ』のラスボスで、外見もほぼ同じ。
そちらでは復活した古代の破壊神となっており、『ガーヒー』とは設定上特に繋がりは無い。

原作での性能

前述の「プロトシルバー」にビットを付与し、攻撃、耐性などが変化したもので、ビット以外でできる行動には変化が無い。
本体には魔法攻撃以外が効かず、ビットには魔法・物理両方が効く。HPは本体とビット全て合わせて1キャラ扱い。
が、付与されたビットが最大の難点だったりする。
本体の頭上には、その赤・青・黄・緑の4つのビットが飛び回っており、MPがある限り一つがそこから離れ、攻撃を仕掛けてくるのだが
ビットは勝手に動く上に、当たり判定つきの弱点となっているので、常に弱点が敵の元に飛んでいくことになる。
所詮は単純な攻撃パターンしかなく、慣れれば落とされやすい上に、本体に付き従っているものもガードが出来ないため
ガードできるガード不能キャラとなっている。

ラスボスだけあって耐久力や攻撃力は高いのだが、ビットが常にMPを浪費してくれるためあっという間にMP切れになり、
あとはプレイヤーから袋叩きに遭うだけ……と、敵としても対戦で使っても、複数存在するラスボスの中でも最弱と言われている。
ぶっちゃけビット邪魔

まともに対戦で使う場合は、本来廉価版であるはずの「プロトシルバー」を使った方がガードも出来て安全である。
共通の本体側の攻撃では、ボタン一つで出る飛び道具各種に、突進技、かなりディレイをかけて降り注ぐレーザーなど
なかなか使いでのある攻撃手段がそろっており、『ガンスター』と同じ技も多数ある。
ただし機械系キャラのお約束として、の技にクソ弱い(特にプロト版)。特にバルガーのグラビトンサンダーを食らうとものすごい勢いで削れる。

ちなみに『ガンスター』では、4つのビット(秘石)は破壊神の力の源という設定で、
本体には一切攻撃が効かず、秘石にのみダメージを与えられるようになっていた。
上記の性能はこれを元にしたものと思われるが・・・流石に乱闘系の格ゲーでその仕様は無謀すぎた。

MUGENでは

ガーヒーキャラに定評のあるcurze氏によるものが公開されている。
1~6Pでは調整性能、7P以降では原作仕様(+α)となる。
12Pカラーではビット無敵化や投げ無効などなど、かなり強化される。
なお、被ダメージ属性に関しては再現が不可能(&再現したら無理ゲー化する)のため、
「ビットが攻撃を食らったら本体に1/5のダメージ」という風にアレンジされている。
5段階に調整可能なAIが標準搭載されており、高レベルでは凄まじい弾幕ゲーと化す。

ちなみに、同氏によって廉価版のプロトシルバーも公開されている。

また、Txpot氏によってガンスターヒーローズのゴールデンシルバーを再現した物も存在する。
前述の被ダメージの仕様も再現されている。

出場大会