F.O.E.

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F.O.E. - (2012/12/18 (火) 19:43:04) の編集履歴(バックアップ)



森の道を進む君たちの耳に遠くから激しい咆哮が聞こえてくる!
何者とも知れぬ叫び声にあわせ蹄のようなもので地をける激しい足音まで響いてくる。
君たちの近くに、今まで戦った敵とは比較できないほど巨大で恐ろしい敵が近づいてきているのだ!


世界樹の迷宮シリーズに登場する、フィールド上を徘徊するモンスターの総称。
「F.O.E.」とはField on Enemyの略であり、フィールド上では動きまわる火の玉のような姿をしている。
接触すると戦闘になり、その時出現するモンスターは大抵の場合はそのフロアに通常登場する敵の数倍の強さを誇る。
そのため通常攻略時は、様々な行動をとっているF.O.E.の動きを読み戦闘を回避することになる。
まあ大抵は初見で動きを見切れず戦闘になり、為す術も無く殺されて(俗にこれをHAGEるという)トラウマになるのだが。
なお徘徊、接触の判定は戦闘中もターンで進むため、一部のF.O.E.付近では戦闘ターンにも注意する必要がある。
「雑魚と戦闘中、F.O.E.が乱入してきて死んだ」「なんとか倒せるF.O.E.と戦闘中、他のF.O.E.が追加で来て死んだ」なんてことも。
しかし強力な装備を作る素材を落とす相手も多いので、PT強化のためには対策を立てた上である程度は戦う必要が出てくる
(無論クリアに必須ではなく、1体も倒さなくても十分クリアは可能である)。

1にて結局経験値や素材のために『狩るべき敵』になってしまったことを反省してか、
2では『知恵を絞って避けるべき障害』であることを強調するため倒しても取得経験値が0になり、代わりにマップ上でのF.O.E.の動きをコントロールするスキルやアイテムが登場したが、
不評だったのか3では経験値を貰える仕様に戻っている。


+ 一種類だけでないF.O.Eの概要
-オレンジF.O.E
いわゆるごく普通のF.O.E。
一般的ゆえに、まるで罠のように出たり障害物だったり、中ボスのように陣取ったり…と強さも出方もまちまち。
場所によっては雑魚顔負けの物量で攻める事もあったり、後述の赤F.O.Eと遜色ない能力の奴もいたりで油断ならない。

-赤F.O.E
赤はその階層のボスより強い。
しかもF.O.Eの動きを制限する技も一切受け付けない。
1・2でははっきりいって、 初めて会う段階で戦うのは自殺行為。 大体能力だけでなく、全体攻撃・状態異常など技が強いのが特徴である。
3ではやや弱体化したが、それでも撤退を必要とするほど消耗してしまう分には変わりない。
その分、動き方に特徴があり見切れば必ずやり過ごせるようになる。マッピングを積極的に行って動き方を見極めよう。
なお、ここに属する連中は強力な武具になるアイテムをドロップしやすい。(条件付ならほぼ確定)

-紫F.O.E
2のトラウマメーカー。
他のF.O.Eと違い、 下マップに表示されない。(警告表示には出る)
「F.O.Eは見えるために回避する事前提」という概念を振り払う 精神的にも襲い掛かる恐るべしF.O.E。
しかも登場も独特のものであり気がついたら囲まれていたというケースも。

終盤でも登場するが、仕様上初見では間違いなくハマってしまう恐怖の存在である。

-黄色F.O.E
3で登場。実は「ケセランパサラン」という空飛ぶ毛玉の一種のみ。
こいつらの特徴は川は勿論壁すらも無視して移動する事。
すぐに逃亡しておまけに硬い厄介な相手だがその分経験値が高い。

深層では経験値・獲得金どちらも凄い値になる種類もでる。
当然、効率よく狩る手段も研究されて今日もどこかで狩られる存在である。

-黒F.O.E.
ボス級であり、シナリオを進める上で絶対に戦わなければならない相手であったり、隠しボスだったりする。

なお、 2では唯一経験値を出す上にドロップアイテムも出す(しかもどちらも高額)F.O.Eのため、狩りの対象にされていた。
ちなみに1・2では一度倒せば更に深い階から先制して一方的にぼこられる光景が見られた。
あんまりすぎたのか、3では先制攻撃が出来ないように変更された。

+ 主なトラウマ一覧
狂える角鹿(1)・狂乱の角鹿(2以降)
シリーズ最初に登場した記念すべきF.O.E.。遭遇当初は圧倒的な攻撃力と混乱攻撃で無数のプレイヤーがHAGEさせられた。
2以降は全体を混乱させる技を使用してくるので、厄介さが増した。
わかる人にはわかるトラウマ動画
全てを刈る影(1)・刈り尽くす者(2)・全てを狩るもの(3)
巨大カマキリ。名前を変えながらも全シリーズに登場する常連。
毎作々々初登場時は態々イベントで危険だ!と知らせてくれるとてもイイ奴。
ただし危険と言われると挑んでみたくなるのがヒトのサガ。
戦闘になると即死効果付き高威力単体物理攻撃でPTを一人一人確実に葬る上に非常に固い。
しかも通り抜けなければならない部屋のド真ん中に陣取りプレイヤーを追いかける。
特徴的なパターンで動くため、それを考慮してパズルのように部屋を攻略するのが恒例。
3ではMAP上で、プレイヤーやFOEの位置を確認できなくなるダークゾーンに現れるため、避ける事が余計困難に。
お馴染み即死攻撃に追加して全体ランダム複数攻撃が追加される等、深層部に登場するためかさらに強力に。
とはいえ、黄色に格下げされているので全力で相手すれば倒せなくはない。
しかし毎度レアドロップ取得条件が1ターンキルなので、最終的には乱獲される運命にある悲しき虫でもある。
ハイキラーアント
1に登場。単体の力はそこまで強くないのだが、一定ターンで周囲に増援が湧き、延々乱入してきてジリ貧になりHAGEる。
同様の出現パターンを持つFOEに蟹系列・宿木系列がいる。
女王蟻(クイーンアント、傲然たる女帝)
1ではキラーアントを束ねる女王蟻。こちらも次々にハイキラーアントが乱入してくる。
3では雑魚蟻から来るのではなく雑魚蟻を呼ぶ。クエストを受けることで現れる裏ボス的なものだが、
発生するタイミングが少しばかり早く、数階先のボスとほぼ同等の強さを持つため、ただの蟻だと挑んだ幾多の冒険者をhageさせてきた。
飛南瓜シリーズ
2に登場。3種類存在するが、全てMAP上では姿が見えない紫FOE。
見えないために初見では戦闘を回避しにくいうえ、氷、雷、無属性以外のあらゆる攻撃がほぼ無効。
巡回ルートでランダムエンカウントしようものならいつ乱入されるか冷や汗モノである。
最下層に登場する呪われし飛南瓜はハイキラーアントと同じく無限湧きしてジリ貧になることも。
しかしレアドロップ条件が比較的楽かつ事実上の最強鞭作成に3つ必要なため、幻惑の飛び南瓜登場階層到達直後に乱獲される事も多い。
3では最下層の雑魚になったが、全体脚縛り+全体高威力物理、全体頭縛り+高威力炎魔法、全体腕縛り&他二種の仲間を呼ぶ、
3匹揃えば強力な全体攻撃を行うという驚異のモンスター(しかも固い)と化し、
さらに後述する宿木の涌きポイント周辺でエンカウントしやすいという非常にいやらしいモンスターである。
魔界の邪竜
2と3に登場。どちらも強敵(赤)F.O.Eとして出る。2では主に昼と夜での移動パターンの違いを身をもって教えてくれる存在。
なお、戦闘になった場合攻撃力の異様に高い全体攻撃を行うため、バックアタックから先んじて行動を封じるか殺られる前に殺るのが一番良い。
ちなみに1では無限に仲間を呼ぶモンスターを使って経験値稼ぎを行うテクニックがあったが、
2ではそれをやろうとすると15回目あたりでコイツが出てくる。
この特性が何も知らない無印経験者を恐怖のドン底に叩き落とした。
3ではほぼ全く違うと言っていいFOEになり。即死を含む常態異常を散布する七つの悪疫がおそろしい。
どう対策しようとも防ぎ用がないために、カンストパーティーですらhageる可能性のある唯一のFOEとも言われる(リアルラック的な意味で)。
永劫の玄王
巨大なカメ。1にも登場するが、よく言われるのは2に登場する方。
1ではただひたすら固いだけのパッとしないFOEだったのだが、2では移動パターンが特徴的になり、
前作の経験から舐めてかかったPTを即死級の全体攻撃で貪り食らう容赦の無さから多くのプレイヤーが
「カメェェェェェェェーッ!! 」と叫んでHAGEた。
ちなみに、2でも1と同様無茶苦茶に硬い。
3では雑魚に格下げされ、同時に少し柔らかくなったが、高威力の氷属性ランダム複数攻撃を習得。
後列を狙うことが多く、しかも後列の攻撃力減衰効果を受けないため、後衛キャラはほぼ即死。
固くて強いが戦闘開始直後からしばらくはなにもしない事が多い(しかしランダム)のため、殺られる前に殺るのが基本。
緋緋色金の剣兵
2に登場。出現MAPは非常に広い大部屋モンスターハウスのごとき様相となっており、
その中の定点で振り向きながらPTを待ち、視界に入るととにかく執拗に追いかけてくる。
戦闘の序盤では手に持つレーザーソードと思しき剣による異様に高い通常攻撃でPTを次々葬り、
HPが半分を切ると殺戮の光刃という炎+斬の単体ランダム複数回攻撃スキルを使用する。
このスキルは通常攻撃に比してさらにダメージが高く、属性防御を固めるか防御専門職のスキルに頼るかしない限り、防御職でも一撃で瀕死になるほど。
しかも固いため、倒すのにも時間がかかり気味。
それでもやっぱりレアドロップによりクリア前最強剣「緋緋色金の光剣」を作れるため、乱獲される。
アステリオス
2に登場。隠し階層のみに登場。PTが定点を通ると急に地面から湧いて出てその後はずっと背中をついてくるトラップ型FOE。
べらぼうに威力の高い技をもちそれを惜しげもなく使ってくる。
泥中より迫る者
3に登場。巨大ミミズ。使用する2種類の全体攻撃は威力が高い上に、片方はこちらの頭を使う行動を、もう片方は足を使う行動を封じる効果がある。
しかもかなり高い物理耐性まで持っている。
軽い気持ちで挑むと、回復技を使うことも戦闘から逃げることすらも出来なくなりHAGEる。
母なる爆炎竜
3に登場。一つの部屋に複数待機し乱入してくるタイプなのだが、単体の能力が到着時にしてはかなり高い。
湧く数が有限なのがせめてもの救いか。大抵は殲滅しきる前にHAGEるが。
なお、同階層のベビードラゴンが戦闘中に呼び出すため、(文字通りの)モンスターペアレントやPTA等と呼ばれることもある。
一応低確率とはいえ石化で即死が通用し、レアドロップ条件も同じなのでPTの構成次第では乱獲されるFOEでもある。
解き放たれし凶獣、異海の巫女、異海の胸甲兵
3に登場。強さはそうでもないのだが、執拗に追ってくるのと移動を制限するMAPの仕掛けが相まってかなり凶悪。
後者二体は更に乱入までしてくる上、二体揃うと即死効果を持つ連携技まで使うので手間取るとHAGEる可能性が跳ね上がる。
吸い尽くす宿木
3に登場。蟻、南瓜と同じく定点無限湧きするタイプ。更に毒や体力吸収、TP吸収などでPTに与える被害が非常に大きい。
倒した傍からMAP上にPOPされる樣は精神的にも被害が大きい。
さらにエンカウント率の異様に高いダークゾーン迷路中にも涌きポイントが設定されており、
(しかも順路から1マス隣の左右に2箇所!)何体倒せばいいのか、いったい今どこにいるのか等の重圧は精神的にもHAGEかねない。
禍神の触手
3の最深層にでる。文字通り蛸のような二次創作的においしい外見。
なんとプレイヤーから逃亡しようとする唯一のF.O.E。
その行動どおり能力が高いだけで特技は一切ないと、強さとしては目立った存在ではない…が、場所によっては前述の「吸い尽くす宿り木」が出るスポットにもいる。
一ターンにニマスも移動するため、計画通り追い詰めないと戦う事はできない。
そこまでして倒さないといけない通り、実はこいつの存在が3完全クリアの鍵を握っている。
ゴーレム
皆勤賞のボス格FOE。脳筋に見られがちな姿だが、絶対専制や自己の戦力強化を使いこなし、果てには蘇生までしてくる。
1ではタイミング詐欺のクエスト、2では不意打ちで猛威を振るったが、3ではおとなしめ。
ちなみに3でこいつと戦う大航海クエストは、NPCをPTに入れて戦うことになるのだが、
そのうちの一人に「ボンガロ」という名前で壊炎拳という物理攻撃スキルを連発するキャラがいたりする。
アルルーナ
1、3に登場する女性型のボス格FOE。1では表ラスボスと同レベルの戦闘能力をもち、全体常態異常技で猛威を振るった。
3ではさらに隠しボス格に昇格し、ハイスタンダードな戦力でhageを呼んでいる。
ヘカトンケイル
2に登場する隠しボス。これもまた脳筋な見た目とはそぐわない絡め手や強化を行ってくる。
恐ろしいのはさらに脳筋な見た目にあう高威力技の数々や物理耐性の強固さ、高いHPまで有しているところ。
イソギンチャク
3に登場する名前が直球な隠しボス。凶悪な絡め手技を多数所持。高い物理耐性と吸収技で粘られ
全体即死でhageに導かれる。
クラーケン
3に登場する隠しボス。イソギンチャクが絡め手で攻撃してくるのに対してこちらはガチガチの肉体派。
威力の高い技もそうだが、何より回数制限無しで一万五千回復するレストレイションが脅威の一言。
ジリ貧で永遠に終わらない戦いに精神的にhageる。
三竜
雷鳴と共に現る者、偉大なる赤竜、氷嵐の支配者の三体の隠しボスのこと。全作に登場する常連たち。
何も知らずに突撃すると1ターン目に超威力のブレスを吐かれて即HAGEる。素の能力も無茶苦茶高い。
1では倒せるようになっても、今度は彼らのレアドロップ(ランダム、0.1%程?)である「逆鱗」を求めて何度も戦うことになる。
湧き場所自体到達が面倒な場所にあり、ショートカット等もないので、プレイヤーは過酷なマラソンを強いられるという二重のトラウマメイカー。
さすがに2・3では条件さえ満たせば確実に落とす仕様に変更された。
エルダードラゴン
3に登場する三竜を束ねる竜。ブレスの代わりにスーパーノヴァという全滅確定レベルの技を持つ。
最初から全部封じられていて封じの耐性も非常に低く、ゲーム中唯一何度縛られても縛りに対する耐性が上昇しないが、
逆にそれが前提であっても三竜よりも強いということである。
頭を封じなければスーパーノヴァ、腕封じでの攻撃力半減が無ければ固い前衛でも即死~ドット単位の瀕死レベル、封じ込みでやわらかい前衛は即死レベル。
ちなみに、脚は重要度が低そうに見えるが、実はパッシブスキルとしてダメージ半減という凶悪なものを持っている。
フォレスト・セル
1での隠しボスでありラストボス。フォレスト・セル(森の・細胞)という名の通り世界樹を生み出し守護する存在。
つまり侵略者はどちらかというとプレイヤーである。
莫大な体力と豊富な技の数々、全ての常態異常無効という耐性を持っている。
特にネクローシス(やたら確立の高い全体即死技)エンタングルレイ(ほぼ確実にどれかは封じられる全体封じ技)が強力。長期戦になりやすいため最後で乱数が傾いてこれらに引っかかってしまうと精神的にもhageる。
始原の幼子
2での隠しボスでありラストボス。表ラスボスが製造したが、あまりの強さで手に負えず破棄された「失敗作」。
高い防御性能と豊富な技の数々、変則的で凶悪な技を持っている。
特に踊り狂え(全常態異常を全体にばら撒く)去れ永久に(超ダメージ無属性全体攻撃)が厄介。
去れ永久には食らったら全滅ほぼ確定な上軽減不可能な無属性なので非常におそろしい。
なお、昼間は完全に行動パターンがターン数で決まっているが、
夜は凶悪なスキルのみ使用する上に行動パターンが完全ランダムになるという、パターン攻略型ボスの型を完全破壊する鬼畜。
昏き海淵の禍神
3での隠しボスでありラストボス。敵対する種族から文字通りの「神」として崇められている存在。
ライフ一定以下からのパターンの崩壊や別物と言っていいほど性能の変わる形態変化を持っている。
技では一発で全滅するような攻撃方法はもっていないが、
深淵への供物(体力1万程度回復)ほとばしる瘴気(無属性以外全てに反応するカウンター、全常態異常散布)が手強い。どちらも防御形態で使う。
パターン崩壊後の供物or瘴気がいやらしく攻撃するとカウンター、攻撃しないと回復をされてしまったりする。

MUGENにおけるF.O.E.

ソードマンを作成したKFC?氏制作のものが存在する。
ただし、その姿は毛玉の顔の下にやたらマッチョな体が付いているというものだが。
ドットのベースはユリアンのもの。毛玉を打ち出したり鹿を呼び出したり、タックルしたり…。
いや本当にどうしてこうなったと言わざるをえない。
一応無意味にマッスルになってるわけではなく、上記の動画(主に1:19~)が元ネタなのだが。
ネタ成分が遥かに上回っているのは確かだが、上記の原作FOEが持っていた技っぽい攻撃が搭載されており、
効果音は世界樹の迷宮のものが使われているなど芸コマな部分もある。
めそっぷ氏のAIが公開されている他、名無しのぽろろ氏による12P専用AIが公開された。

出場大会

出演ストーリー