ソードマン(世界樹の迷宮)


アトラスのニンテンドーDS用RPG『世界樹の迷宮』及び続編の『世界樹の迷宮II 諸王の聖杯』において、
パーティの一員として参加させることのできるキャラクター。
同シリーズの『IV』に出てくる頭巾のある同名のキャラはこちらを参照。
所謂「剣使い」と言う意味でしかないので、『ロックマン8』にも同じ名前の8大ボスが出てくるけど関係は無いナイトに転職もしない。
サイバーボッツ』にも同名の機体が出てくるが、もちろん無関係である。

原作中では所謂戦士キャラの立ち位置であり、主にパーティの前衛物理攻撃役として雑魚戦・ボス戦共に活躍する。
使用武器は主に剣もしくは斧
ソードマンなのにアックス(斧)使うの?と思うかもしれないが、なに、気にすることはない。MMORPG『マスター・オブ・エピック』でも斧は剣属性だ。
要は「斬属性(斬り付ける武器)」なら何でも良いのだろう。
剣はスキルを成長させると複数回攻撃や範囲攻撃、高い速度補正&命中率などを得られるが、
代わりに一撃の重さに乏しい上に序盤は燃費が悪めで、追加効果も期待できない。
斧は低レベル時から高い攻撃力を得ることができ、各種追加効果も期待できるものの、
単体攻撃しか存在しないために数で攻めてくる敵との戦闘が辛く、命中率も低め。
主に剣は普段の探索・雑魚掃討用、斧はボス・F.O.E.キラーとして活躍するが、どちらも一長一短なのでどちらを選んでもいいし、二人育ててもいい。
また、HP回復系のスキルは持たず、補助技も自身の攻撃力を上げる「ウォークライ」、
状態異常の縛りを回復させる「ボンテージケア」など、基本的に攻撃に関わるものしかない。

TPとTEC(賢さのようなもの)以外は各種ステータスも平均以上の水準を満たしており、
どのスキルを取ってもそれなりに使い勝手は悪くないことから、前衛職業の中では初心者でも安定して活躍させられるキャラクターである。
ただし、一芸特化(火力特化のブシドー、何故か『I』では最高火力を誇ったレンジャー、敵を封じるダークハンター、防御特化のパラディン等)
に比べると各分野では一歩劣る。
逆に言うとどれも一人である程度こなせるため、単体での汎用性と適応能力が非常に高いと言える。
また、味方の魔法攻撃に追撃する剣スキル「チェイス〇〇」を活かすパーティー構成にすれば、かなりの火力を叩き出す事も可能
(『II』においては剣と斧両用に変更)。
斧スキル「スタンスマッシュ」も極めれば隠しボスすら終始スタン状態で何もできない、という状況を作り出すこともできてしまう。
究極的にはパーティー構成に依る玄人向けクラスにもなれる。

ちなみに、『II』においては「自分が受けるはずのダメージをそのまま相手に与える」カウンターという確率発動スキルなどが追加された。
このカウンターを有効活用する為に防具を付けない(防御力を最低にした)ソードマンでPTを組み、
異様な攻撃力を誇るボスの全体攻撃をソードマンの人数分だけ跳ね返して瞬殺するという非常に特徴的な攻略法、通称「全裸カウンター」が生まれたりもしている。
余談だが、前述の『マスター・オブ・エピック』にも同じ戦法が存在する。

+ 『世界樹の迷宮』とその中でのキャラクターの扱いについて
『世界樹の迷宮』とは、『ウィザードリィ』などに代表されるかつての3DダンジョンRPGの復権と躍進を期し、
現代風の味付けを加えて開発・販売されたRPGである。
昨今のオートマッピングとは違い自力でマッピング(地図作り)しなければならないものの、
二画面構成のDSにタッチペンで手軽に地図を書き込める様にする(かつては方眼紙を用意して鉛筆で書き込んでいた)事で、
初心者にマッピングの楽しさを覚えさせるアイデアや、アトラスのRPGらしい歯応えのある難易度、
往年のゲームブックTRPGを彷彿とさせる「~してもいいし、しなくてもいい」に代表される独特のナレーション
それら古い要素とはある意味対照的な当時の流行っぽいキャラクターデザイン、
往年の名作ARPG『イース』等も手掛けた古代祐三氏によるBGMなどが高く評価され、
2018年発売の『世界樹の迷宮X』でシリーズ通算10作目(リメイク版含む)を迎えた。

ストーリーは多少の差異はあるものの、
いずれも「世界樹の迷宮」と呼ばれる巨大な迷宮に冒険者であるプレーヤー達が挑むというもの。
パーティはゲーム内の冒険者ギルドで登録・編成を行うシステムになっているが、
その際に何か喋るわけでもない。というか、ゲームを通して味方パーティは一言も発することが無い
ゲーム側から何か設定が提示されるわけでもないため、彼ら/彼女らがどのような背景を持っていて、
冒険の中で何を考えているのかといったことはプレーヤーの想像に一任されている。
君はこれを「不親切」と考えてもいいし、「自由」と考えてもいい。

ちなみに上に「TRPGを髣髴とさせる」とあるが、 実際にTRPG化もされた。
何気にこの表紙にも赤ソド子が載っていたりする。
詳細は こちら を参照。


MUGENにおけるソードマン

KFC?氏によるソードマンが氏のOneDriveにて公開されている。
グラフィックは原作のソードマン女2(通称「赤ソド子」。全身は上図)。
ドット絵中西剣道の改変、ボイスセイバーのものと思われる。

ソードマンは原作では剣と斧の両方を装備可能だが、このキャラクターは剣を装備している。
飛び道具・対空・突進の通称「三種の神器」を備えたスタンダードなキャラクターだが、
一定時間攻撃力を上げる「ウォークライ」やストライカーとしてレンジャーを呼び出す「ファイアショット」、
ファイアショットと連携して追撃を行う「チェイスファイア」といった超必殺技を駆使すれば
一気に大ダメージを与えることも可能。
後の更新でパラディンやアルケミスト、ガンナーもストライカーとして追加されている。
このことから「前衛パラソド、後衛レンガンケミ」の5人PTと思われる(ちなみにケミ一人だけが男)。
原作でのパーティ構成として見るとこの編成はチェイスによる連撃を重ねた攻撃的なパーティーで、
回復役のメディックやドクトルマグスが居ないかなり上級者向けの編成である。
ただし『世界樹』には「クリアするのに必須職がいるバランスにはしない」というコンセプトがあり、事実完全な無理ゲーではない。
そもそもMUGENだから何も問題は無いのだが。

外部AIはつづら氏及びめそっぷ氏によるものが存在。
つづら氏のAIは防御レベル、ジャストディフェンスレベル、ストライカー召喚率をそれぞれ10段階で設定できる。
めそっぷ氏のAIはレベル設定が10段階、基本ジャストディフェンス率及び超反応レベルがそれぞれ1000段階で設定可能となっている。
めそっぷ氏AI
プレイヤー操作(3:46~)

出場大会

+ 一覧
更新停止中
凍結

出演ストーリー

プレイヤー操作

MUGENキャラをさっくり触ろお!!(いろいろ、さまざま47操作キャラ)
実況付きP操作 Tarie配信(126キャラ目操作キャラ)


最終更新:2024年08月05日 14:38
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