ミュウ(ヴァラノワール)

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ミュウ(ヴァラノワール) - (2012/05/21 (月) 00:40:46) の編集履歴(バックアップ)


「天魔剣・・・ボクに力を貸して!」


アイディアファクトリー社のシミュレーションRPG『学園都市ヴァラノワール』の主人公。
MUGENのオリジナルキャラについてはこちら。
CVは、佐倉杏子などを務めた野中藍氏。

シナリオ上、実質的な続編となる「スペクトラルソウルズ」シリーズにも登場し、スペクトラルソウルズIIでは主人公の一人を務めた。
ソウルズIIが七年戦争と呼ばれるそれなりに長い戦争となったため、ソウルズIでは16歳だったミュウもソウルズIIでは17~24歳とそれなりに年を取った。


それぞれの時代での活躍

  • ヴァラノワール時代
学園都市ヴァラノワールに住んでいるボクッ娘少女。
祖父シフォンの師であり、かつての戦争では五勇者の一人として活躍したラーデゥイに育てられる。
(ミュウからは「爺ちゃん」として慕われている。)
ラーデゥイからは剣術の手ほどきを受けており、また家事ができないラーデゥイに男手一つで育てられたため家事全般が得意になった。
煙突掃除で生計を立てるラーデゥイの手伝いをしていたが、ヴァラノワールの学園生活に興味を持った彼女の気持ちを汲み取り、ラーデゥイはヴァラノワール特別進学科(勇者育成学部中等科)へと編入させる。
その際、親の形見として天魔剣を授かる。
そうして特別進学科に編入したミュウは、クラスメイトと共に学園生活を楽しみ卒業を目指すことになる。

幼い頃から人間や魔族などと分け隔てなく付き合ってきたため、エリートが多くそれ故に排他的な特別進学科においてもクラスの中心となり多くのクラスメイトに多大な影響を与えた。
(なお勉強は苦手であるが、特別進学科は実技が大きなウェイトを占めるため主席での卒業となった。)

  • ソウルズ時代
あくまでアキラがメインであり、アキラでは説得できなかった一部の人物を説得した他は目立った活躍をしておらず、あくまでサブキャラクターの一人としての活躍だった。

  • ソウルズII時代
魔族の大国ネバーランド皇国軍による虐殺と破壊がきっかけとなり、新生シンバ帝国との大規模な戦争へと発展していく。
学園都市ヴァラノワールの勇者育成学部を卒業してからも、ミュウは家業である煙突掃除の仕事に精を出し、学園に通いながら勇者になるべく学んでいた。
恩師リューンエルバの頼みもあり、ネバーランド皇国軍、新生シンバ帝国軍の対立に介入する第三勢力『ローゼス解放軍』を設立。
実質的なまとめ役はリューンエルバだが、最終的な判断を任されたリーダーとして解放軍を率いていく事となる。
(その役目としては新撰組の近藤局長等が近いか)

新生シンバ帝国軍のナイヅ(アキラ)やヒロを押し退け、最終的には彼女達ローゼス解放軍が歴史の中心となっていき、復活した大魔王ジャネスも彼らと協力し封印。
後に「七年戦争」と呼ばれた戦争を終結へと導き、勇者としてその名を世界へ轟かせた。

七年戦争が終結後はアキラの親友であり闘神ウェイブの息子でもあるスカーフェイスと結婚。
後の時代に活躍するアルの他数人の子供を授かり、ヴァラノワールで暮らしている。

+ 彼女の祖父シフォンについて
『モンスターコンプリワールド』の主人公であり、『スペクトラルタワー』の主人公の1人。
かつて天魔剣によって大魔王ジャネスを倒した三英雄の一人であり、世間では知らぬ人のいない程。

しかし、天魔剣の存在を危険視した大魔王ジャネスが身を挺して封印したというのが実際の所であり、シフォンの活躍というより「シフォンの手柄になってしまった」といった方が正しい。
また、彼が大魔王ジャネスを討った事が後の戦争のきっかけともなってしまう。

第一次ネバーランド大戦末期には、ヒロが因縁の相手ジャドウと一騎討ちをしている際に背後からジャドウを刺し致命傷を与える。
その後は、ソウルズIIの舞台となる数十年後まで歴史の表舞台からは姿を消す事となる。

ソウルズIIではかつての英雄としての名声を利用され、新生シンバ帝国初代皇帝として担ぎ出されるが、実際はアウル・ファルオンが全てを取り仕切っており、名前だけの傀儡皇帝である。
シフォンを心配したラーデゥイが護衛として一緒についていったが、後にミュウ達を守る為にシフォンの傍を離れてしまう。
そして戦争終結間際にアウル・ファルオンに斬られるのがシフォンの最期の姿となってしまった。

ソウルズIIでの発言などを見る限り、自身には英雄と呼ばれる程の力量がない事を理解しており、名前だけを利用されるのも諦めていた様子だった。

+ 天魔剣について
詳しくはクライスのページを参照。
この剣がミュウの手元に来た流れだが、実は結構エグイ設定が存在する。
作中では「ミュウの親が残してくれた形見剣」と述べられ、それ自体には間違いはない。
ミュウの両親が命を賭して探し出し、後にシフォンへと託されるその剣だが、入手時に クライスを闇討ちして強奪している。
その後、天魔剣とミュウはシフォンからラーデゥイへと託され、成長後にラーデゥイからミュウへと託される事になる。

…が、続編ブレイジングソウルズにおいては、ミュウの息子アルが(武者修行という名の)家出の際にかっぱらって行く。
また天魔剣が事件に巻き込まれるかと思いきや、シナリオ上特に何も起こらずブレイジングソウルズの物語は幕を閉じた。
以後の歴史では存在が確認されていないのだが、最期の出番がこれでいいのか天魔剣。

+ ニコニコでヴァラノワールと言ったら…
ニコニコにおいてはこの作品、ゲームよりOVAのほうが有名であろう。

ヴァラノワールの作品の評価はともかく、キャラクターとしての人気は非常に高く、カオスウォーズやクロスエッジといったクロス企画には大抵参戦しており、アガレスト戦記2ではDLCキャラとして追加されてたりと、着実にヒロの後継者として歩んでいる模様。
ちなみにクロスエッジに参戦した際、いつものようにソウルズII時代からの参戦かと思ったら、 見た目だけ若いが実際はブレソ時代 というオチが待っていた。


MUGENにおけるミュウ

アキラを作成したZ.A.I.氏が作成したものが存在する。
ドットはクロスエッジのものが使われている。
一通り格ゲーの性能でアレンジされており、ゲージ技はスペクトラルソウルズⅡのオリジナルスキルである、剣魔連斬、天魔連撃、流星剣、天魔流星斬が採用されている。
当身である受け流しや、ソニックエッジ、ライジングソードといった飛び道具や昇竜技も搭載されている。
AIはまだ搭載されてなく、作成などは自由とのこと。
そして、悠季氏によるAIが公開された。


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