ガブリアス

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ガブリアス - (2015/04/21 (火) 22:13:22) の編集履歴(バックアップ)


<ダイヤモンド>
からだを おりたたみ つばさを のばすと まるで ジェットき。 おんそくで とぶことが できる。
<パール>
ジェットせんとうきに まけない スピードで そらを とぶ。ねらった えものは にがさない。


分類:マッハポケモン
タイプ:ドラゴン/じめん
高さ:1.9m
重さ:95.0kg
特性:すながくれ(砂嵐の時に回避率が1.25倍になる)
隠れ特性:さめはだ(接触攻撃をした相手にと最大HPの1/8ダメージを与える )

任天堂のRPG『ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹で、第4世代(ダイヤモンド・パール)で初登場した。
りくざめポケモン・フカマルが最終進化したもので、細身の肉食恐竜とサメをかけあわせたような外見を持つ。
図鑑のテキストによれば飛行能力を持つとあるが、ゲーム中ではひでんマシンの「そらをとぶ」を覚えられない。

原作中の性能

HP:108
攻撃:130
防御:95
特攻:80
特防:85
素早:102

第4世代における「600族」のポケモンであり、禁止級を除けば2系統しかいない、じめん・ドラゴンの複合タイプの1体。

+ 600族について
伝説級を除いて、種族値の合計が600になるポケモンの総称。造語であるため、公式の用語ではない。
ポケモンの世代が更新されるたびに1体か2体の頻度で追加されており、
現時点ではカイリュー、バンギラス、ボーマンダ、メタグロス、ガブリアス、サザンドラ、ヌメルゴンがこれにあたる。
個体によって差はあるが、総じて高い能力値の他に優秀な特性と技を備えているのが特徴。
種族値500を超えるのがメジャー級の入り口とされるポケモンにおいて、種族値合計600で対戦の禁止区域に入らないこいつらは対人戦の最強集団であり、
オンライン対戦では、非常に高い頻度で見かけることになる。
孵化を利用した個体値厳選が可能なため、廃人によって厳選された個体は、考え無しに育てた伝説級以上の強さを発揮できる。

一方で、育成には大量の経験値を必要とし、さらに出現率や入手経路の問題で手に入れるのに相応の労力を要する。

なお、数値だけで見れば伝説を除いた中で種族値合計が最も高いのはケッキングの670であるが、
1ターンおきにしか行動できないというマイナス特性を抱えているので600族には含まれない。

能力値・タイプ・特性・技、全てにおいて無駄がなく、登場以降トップメタに君臨し続けているポケモン。
具体的に解説していくと、まず能力値は特攻以外の全てが平均以上のスペックを持っており、その内100越えが3種もある。
特筆すべきなのが、素早さが102という点である。ポケモンでは、強豪の素早さが90~100の間にあることが多く、100を1でも越えたら過半数相手に先手を取れるとされている。
ガブリアスはまさにその100のラインを一歩踏み越えた数値を持ち、道具無しでも過半数のポケモンを相手に先手を取れる。
そのうえ攻撃力130という恐るべき火力を持つため、並の相手であれば1度も攻撃させること無く撃沈できてしまう。
さらに、先制技を使ったとしてもHP100越えに加えて防御・特防も高いため、威力の低い技では弱点を突かない限り決定打にはなり得ない。

さらに地面・ドラゴンという複合タイプがコイツの対処の難易度を上げる要因となっている。
第5世代まではドラゴンタイプの技を半減できるのが鋼タイプだけであり、有用なドラゴン対策の1つが鋼だった。
だが、ガブリアスはそんな鋼の弱点である地面タイプの技をタイプ一致で放てるため、鋼がストッパーとして機能しなくなるのである。
実質、ドラゴン・地面の組み合わせだけでほとんどのポケモン相手に等倍かそれ以上のダメージを与える組み合わせであり、
さらに、メインウェポンも「じしん」、「げきりん」、「ドラゴンダイブ」などの高火力なものが揃っている。
サブウェポンも「ストーンエッジ」の他、弱点の補完になる「どくづき」、「アイアンテール」等を覚え、死角がない。
補助技も攻撃力を高める「つるぎのまい」、ドラゴンダイブの命中率をカバーできる「つめとぎ」に加え、
すながくれと併用できる「みがわり」や「すなあらし」といった利用価値の高いものが多い。
何が言いたいかというと、基本型である物理アタッカーとして必要なものを全部持っているのである。

およそアタッカーに必要な要素を全てブチ込んだような存在であり、対策を施しておかなければこいつ1体にパーティを壊滅させられることもザラである。
「好きなポケモンで勝ちたいのならガブリアスを好きになる方が万倍早い」 とされるポケモンバトルのトップメタである。
ドラゴン技無効のフェアリータイプですら、こいつより早いのはエルフーンだけであり、かつ防御が低い奴らが多いため真正面からでは太刀打ちできない。
対策としては眠りなどの状態異常に頼るか、ガブリアスよりも速い又はタスキを持たせた氷・フェアリーが1番ポピュラーである。
また、地面技の効かない鋼タイプであるエアームドやドータクン、同じ600族で1撃では倒されにくいカイリューやいかくボーマンダ、
「げきりん」でも確1で沈まないうえに先制技持ちのクリムガンなどであれば、勝算がある。
また、特性「いたずらごころ」を利用した状態異常や先制技「こおりのつぶて」も候補に挙がる。
とにかく相手の土俵に上がらない事が一番である。

その極めて高い安定性から、個々が最強クラスの強さを持つ600族のなかでも、特に人気が高い。
昔ほど強いポケモンが嫌われなくなった現在では、ポケモンの中でピカチュウをアニメ等での主人公と言うのに対し、ガブリアスを対戦界の主人公と呼ばれることもある。
あまりにも強すぎるせいで、同じタイプで種族値が下位互換なフライゴンは延々と「劣化」「フライゴミ」と煽られて悲しみを背負うことになり、
禁止級のジガルデも、突出した強さの無さからガブリアスと比較されてネタにされる目に現在進行形で遭っている。

+ そして第6世代では……
X・Yにおいてメガシンカが可能なポケモンの1体として選ばれた。
HP:108
攻撃:170
防御:115
特攻:120
特防:95
素早さ:92

特性:すなのちから(天気が「すなあらし」の時、じめん、いわ、はがねタイプの技の威力が1.3倍になる)

合計種族値700という大台に達し、特に攻撃は170と驚異の数値を誇る。
さらに特性のおかげで、すなあらし時はただでさえ高い攻撃の威力をさらに底上げできる。
しかし、素早さが並まで落ちてしまうことが大きなデメリットである。
決してハズレではないが、多くのドラゴンに対して後手に回ってしまう点や、
ガブリアスが貴重なメガシンカ枠を使わなくても十分主戦力として機能してしまうことから、
メガシンカすることはまずないだろう。


余談だが、色違いが非常に紛らわしい事で有名。
ゲームでは第4世代のチャンピオンであるシロナの切り札であることからシロナの代名詞として扱われる事が多い。

+ メディアミックスにおける活躍
アニメでは進化前のフカマルが主人公であるサトシの手持ちとして登場している。
DP編が終了するまで進化せず、以降の作品でもほとんど登場していないが、
かなり間を開けて進化したマグマラシのようなケースもあるため、今後の作品でガブリアスがサトシのパーティに加わる可能性はゼロではない。

MUGENにおけるガブリアス

Xボックス アルフライト氏の製作したキャラが公開中。
XYの3Dモデルのgif画像を使用して制作されている。メガシンカは攻撃モーションが足りないため未搭載。
元ゲーに歩く動作が無いため、移動は不可能。代わりに常時アーマーステ固定となっている。
カラーによって性能が変わり1Pでは並程度、12Pでは神中位となる。
動けないためか、全体攻撃の「じしん」「いわなだれ」などの派手なうえに広範囲な技を使用できる。
また、前方攻撃「ストーンエッジ」は3割の確率で「ガード不能+威力1.5倍」の急所判定があるなど、原作のリスペクトも高い。
単に力押しな技だけではなく、相手を追尾する「だいもんじ」や体力を払って体力最大値の半分だけ攻撃を受ける「みがわり」なども完備。
さらに設置技の、「ステルスロック」で動き回る相手を牽制できるなど、デメリットを補って余りある技を持つ。
どう見てもステルスじゃないのは禁句




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