「ハ、ハ、愚かな!」
「この者は、幻影に過ぎぬ。本当の私は、最上階にいる」
「上がって来るがいい。死を恐れぬのならば…」
プロフィール
タイトーが製作したファンタジーアクションゲーム『黄金の城』、
後にアルュメが製作した続編の格ゲー『
ブランディア』の
ラスボス。
ユーラシア大陸各地の都市を侵略し、黄金を略奪して強大な魔力を得た王。
ストーリー上では魔力で攻め滅ぼした事になっているが
戦闘時は魔法は使わず正々堂々と剣技で戦い、“剣聖王”とも“狂った黄金王”とも称される。
黄金の鎧に身を固めた姿はさながら
黄金聖闘士。
『ブランディア』では鎧に青色の部分が加わり、その配色は黄金の騎士
ギルガメスのよう。
だがゲームシステム上、
そのかっこいい鎧を剥がされてパンツ一丁にされる可能性がある。
『黄金の城』では
ガリアノスに倒された直後に骸骨戦士ガイウスとなって蘇り、逆襲に出るが再び倒される。
5年後に復活した『ブランディア』では自分を倒した相手に変身して、同キャラ対戦が最後の戦いになる。
……が、「同キャラの強化バージョンとの戦い」とかではなく本当に同キャラ戦なので別に怖くは無かったりする。
おまけに敗北時の台詞やポトレまで使い回しなので、
使用キャラによっては凄く情けない姿を晒す羽目に。
ラスボスなんだしせめて専用のグラフィックなり台詞なりを用意してあげても……。
また、
昇龍拳系(
弧月斬と言うべきか)の対空技を持つのだが、それがなんともビジュアル的に形容し難い。
剣が複数に見えるほどの速さで振り抜く、という描写なのだろうが、
それが残像ではなく本当に剣が分裂しているようにしか見えない。順に色を変えるとか残像っぽく見える絵にした方が……。
コンピュータ専用キャラに割く容量など無かったのか、確認できる必殺技はこれ1つしか無く、
格ゲーキャラで必殺技が少ないランキング
1位:
烈 0個
2位:
藤堂竜白 1個
の同着2位に食い込むと言う
手抜き偉業を果たしたキャラクター。
剣聖王と呼ばれるに相応しい剣技とか、大陸を席捲した魔力とかはどこに行った。
同類の
デス=アダーは毎回ちゃんと魔力を使って攻撃してきたのに……。
CPUはその対空技を
超反応で繰り出してくるが、バックジャンプにも反応してしまうので、
簡単に空振りさせて着地をダウンさせて……というパターンを繰り返せば勝てる。
ちなみに、『ブランディア』名物の異様な速さのスライディングは彼も使ってくる。外見は
ベガのホバーキックにそっくり。
MUGENにおけるギルダス
Joey Faust氏が製作。
MUGENキャラとしての造りの癖は
ガリアノスと共通しているので、そちらの記述も参照されたし。
必殺技は原作の技に加えて、超必殺技として5連続で切り付ける技がある。
AIも搭載されているが、あまり正確には動かない。
「私の力をみくびらない事だ
お前はお前自身の力によって、滅ぼされるのだ!!」
それって「私の力」では無いんじゃないか
出場大会