裏百八式・大蛇薙

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裏百八式・大蛇薙 - (2009/01/19 (月) 20:09:05) のソース

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[[草薙京]]の超必殺技。 この他[[草薙柴舟]]、草薙京-1、[[KUSANAGI]]が使用。 読みは 「-おろちなぎ」。
京-1のものには 「裏百八式」 が付かない。
拳に集めた炎の力を 「百八式・闇払い」 のモーションで振り払い、巨大な炎を翻し目の前の敵を焼き払う技。
発動モーションは京は片手、柴舟は両手の間に炎を生み出す。 MAX版では全身が炎に包まれる。
ちなみに'96~'97のMAX版の正式名称は 「秘奥義 裏百八式・大蛇薙」。 体に炎を纏うと秘奥義に昇格するらしい。

草薙一族の先祖が1800年前に[[オロチ]]を倒した技で、
&ruby(やさかに ){八尺瓊}([[八神>八神庵]]) 一族に伝わるオロチの動きを封じる奥義 「裏百八式・&ruby( やさかづき ){八酒杯}」 と対を成す。
名前の通り[[オロチ一族>オロチ八傑集]]を祓うために存在する技だが、[[ゲーニッツ>吹き荒ぶ風のゲーニッツ]]の風には通用しなかったため京はさらに修行を積み、
「[[最終決戦奥義・無式]]」 を編み出すに至った。
しかしゲーニッツとの再戦では庵と[[ちづる>神楽ちづる]]の協力を得たため 「無式」 を使わず、この技で止めを刺している。

演出は派手だが基本的に発生はあまり速くなく、強攻撃や 「七拾五式・改」 からの[[連続技>コンボ]]が主な使い道。
払った炎は飛び道具[[判定]]。
強は上半身、弱は下半身の出掛かりに無敵があるため、相手の動きを読んで割り込みに使えなくもない。
'95以降は溜めが可能になったが、溜め切っても演出や威力には変化なし。
MAX版は溜めモーション時に全身を包む炎にも攻撃判定があり、払った炎も最大3ヒットするため
画面端密着などの状態で上手く当てると高ダメージを出せる。
こちらは出掛かりに全身無敵があるため、単に飛び道具として使う他、対空や割り込み、緊急回避潰しに有効。
ただし割り込みや対空は 「無式」 の方が安定しやすい場合も多い。
#image(left,kyo_orochinagi.gif,title=萌えろぉー!)

'99では発生が遅くなり、MAX版の全身攻撃判定もなくなるなど大幅に弱体化。
これはネスツに拉致され、[[Kシリーズ]]生産のための実験を受けた
副作用の一部とされている。
[[ストライカー]]から繋がない限り連続技にも組み込めなくなったが、
年を追うごとに徐々に復活の兆しを見せ、
2001以降は一瞬溜めると発生が速くなり、このテクニックを使って
連続技に組み込むことができるようになっている。
またXIでは[[投げ>コマ投げ]]始動のリーダー超必殺[[乱舞技]] 「伍百弐拾四式・&ruby( かむくら ){神塵}」 の
フィニッシュに大蛇薙を放つ。

柴舟のものは無敵がない以外はほぼ'98までの京と同じ性能だが、繋ぎ技の関係上、連続技に組み込むのが容易になっている。
また威力は常に京よりも柴舟のほうが高いのも特徴。
ただし柴舟はMAX版でも炎で全身を覆うエフェクトはなく、当然攻撃判定も発生しない。

京-1のものは発生がかなり遅く、カウンターモード中以外では密着からの連続技でギリギリ繋がる程度。
KUSANAGIのものは'98までの京とほぼ同じ性能になっている。
この他[[クリス]]がオロチ一族版大蛇薙 「暗黒大蛇薙」、[[黒子]]がパロディ技 「黒子大蛇薙」 「黒子まっくす大蛇薙」を使用する。


「炎で焼き払う」 という極めて王道な技ながら、ドットの秀逸さやボイスの熱さ、設定の緻密さなどが好作用し
初登場以来十年以上の長きに渡り、京を象徴する大技として定着している。
ニコニコMUGENでも人気は高く、京がこの技を出すと&bold(){「フライ揚がれ!」}という[[空耳]]コメントが頻繁に書き込まれる。
また数はあまり多くないが、京の関連キャラクターやアレンジキャラクターに同様の技が搭載されていることがある。