初音ミク

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初音ミク - (2021/01/14 (木) 18:23:52) のソース

#image(vocaloids_Miku.JPG,width=400,title=キャラデザのKEI氏によるイラスト。ふつくしい…)

年齢:16歳
身長:158cm
体重:42kg
得意ジャンル:アイドルポップス/ダンス系ポップス
得意な曲のテンポ:70~150BPM
得意な音域:A3~E5 
発売日:2007年8月31日

クリプトン・フューチャー・メディアから発売されたDTMソフトウェア、及び同ソフトのイメージキャラクターの名称。
「はつね [[みく>ミク]]」と読み、名前の由来は&font(b,#008b8b){「まだ見ぬ未来から、初めての音がやって来る」}。
「歌声音源VOCALOIDシリーズ」の一つであり、[[ボイス]]のサンプリングは声優の[[藤田咲>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:藤田咲|]]氏。
透明感があり空気に澄み渡るような声質が特徴。

デザインはイラストレーターのKEI氏が担当。
青緑を基調としたカラーリングで、制服やメカっぽいアームカバーなど全体的にサイバーな印象を与えながらも、
ツインテールやプリーツスカート、ニーソックスといった萌え要素をまとめた容姿になっている。
なお、衣装のモチーフはヤマハのシンセサイザー、DX7。
かつて大ヒットしたこの商品に肖ってミクも大ヒットして欲しいという願いが込められており、それは見事に功を奏したと言える。

クリプトン社製の先輩ソフト(VOCALOID)としてMEIKO、[[KAITO]]がいる他、
同輩ソフト(VOCALOID2)に[[鏡音リン]]・レン、[[巡音ルカ]]があり、また後述の他社製ボーカロイド達の先輩とも言える。

ミク、リン・レン、ルカの三種はまとめて「キャラクター・ボーカル・シリーズ(CVシリーズ)」と呼ばれている。
ミクの左肩には「01」のナンバーが記されているが、これはCVシリーズの一番目という意味。
ちなみに、最初は巡音ルカがCVシリーズの第一弾、ミクが第三弾となる予定であったが、
色々あって現在のような順番で発売されることになった。
彼女らのイメージカラーは色料の三原色であるシアン(ミク)、[[マゼンタ>ペッパーキャット]](ルカ)、イエロー(リン・レン)に対応している。

#region(ボーカロイドについて)
ボーカロイドはDTM(デスクトップミュージック、コンピュータを使った打ち込み音楽)のために開発された音源で、
これ迄にギターなど楽器の音源はあったものの「歌」の音源は存在していなかったことから製作された。
勘違いされやすいが、ボーカロイドエンジンの技術はYAMAHAの開発した物であり、
クリプトンは&u(){ライセンス契約して製品化している会社の一つ}でしかない。

当初クリプトンからもMEIKO、KAITOなどのボーカロイドは発売されたが、あまり知名度が上がらないままに終わってしまう。
しかし、初音ミクはキャラの持つ秀逸なデザインと少しの萌え要素によって多くの人間に知られるようになり、
そして何よりも音源ソフトとしての使い易さのため、
発売直後から初音ミクに歌わせたカバー曲やオリジナル曲がニコニコ動画に投稿されるようになって、
初音ミクの知名度と人気は急速に拡大していった。

知名度の高いキャラを備えた音源という利点のために、DTMにおいてボーカルを獲得することや、
制作した音楽を多くのユーザーの目に止まらせることの難しさといったDTMの問題点が数多く解消され、衰退していたDTM界に革命を引き起こした。

通常、年間千本売れれば大ヒットとされるDTM業界において、初音ミクは発売後2週間で4千本、年間4万本を優に超え、
発売5周年を迎えた現在は&b(){7万6千本}という驚異の売り上げを記録した
(ちなみにミク以前にMEIKOも三千本売れたヒット商品。ただしDTMソフトの多くは数万~十万円弱するものが多いため、
 15000円のCVシリーズと単純比較してはいけない。それでも市場の歴史に残るほどの売り上げではあるのだが)。
ミクの大ヒットは後続のボーカロイドである鏡音リン・レンや巡音ルカの売り上げに影響を与えたことは勿論、
以前に発売されたMEIKO、KAITOが再評価される切っ掛けにもなった。

上述のようにライセンス製品なのでミク登場以前にもクリプトン社製以外のボーカロイドはあることはあったのだが、
ミクのヒットにより注目を集め国内メーカーも次々とボーカロイド事業に参入、一気にその種類を増やした。
現在「VOCALOID2」エンジンを用いた国内製品にはクリプトン製のものの他、
インターネット社製の神威がくぽ、GUMI、Lily、[[ガチャッポイド>ガチャピン]]、
AH-Software製のSF-A2 開発コード miki 、氷山キヨテル、歌愛ユキ、猫村いろは、
キューンレコード社製の歌手音ピコ、YAMAHA製のVY1、VY2など、多くの仲間がいる。
これらの多くにはミクに習うようにイメージキャラクターが設定されており、
現在は最新型エンジン「VOCALOID3」が登場しており、これを用いた製品も続々登場中。
海外でも作られているが、仕様がやや異なっている。

現在ではニコニコ動画やクリプトンの運営するピアプロというサイトで大勢の人間がボーカロイドを用いて自作した歌を発表している。
更に初音ミクの存在によってDTMの世界が広く知られるようになり、
それによって''ネットを通して誰でも自分の作った歌を公開し聴いて貰える基盤を確立した''ことは、
音楽の創作においては大きな変化と言えるだろう。
後に公開した一部の曲は人気次第で「Project DIVA」「maimai」や「SOUND VOLTEX」などの音楽ゲームに収録され、
他にもボカロPと呼ばれるユーザーはネットだけに留まらず商業展開に進んでいくという一種の社会現象が起きている。

また、ミク用に開発されたフリーの3D動画製作ソフト『MikuMikuDance』(通称MMD)の登場によって、
誰でも手軽に楽曲にあわせた3D振り付けダンスが製作出来るようになり、
まさに本格的にボーカルからヴァーチャルアイドルへと進化することになった。
現在MMD用の3Dモデルはボーカロイドに留まらず、ニコニコで人気のありとあらゆるキャラのものが、
凄まじい勢いで開発されており、ボーカロイドの枠を飛び越えた一つのジャンルとして成立して一大勢力を築いている。

''バーチャルアイドルの現実化''という意味でも世界から注目されており、
ミクの誕生日とされている3月9日に行われたミク感謝祭にて、
実際にステージ上を歩いているように見えるスクリーン投影という形で行われたコンサートは満員御礼の大盛況。
その様子は全国ネットのニュース番組でも放映された。この様子がyoutubeなどで大々的に知られるようになり、
ニューヨークでもコンサートが実現。超満員であった。

イギリスで最も有名なタブロイドフリーペーパー「METRO」は2010年10月21日。
「ミク」に関し「彼女は、地球上で最大のポップスターの一人」と大々的に報じた他、
エクアドルの「EL UNIVERSO」は10年9月8日付の電子版で「骨も肉もない有名な芸術家」との見出しを掲げ、
何千人も収容するアリーナを満員に出来る人物だと紹介した(J-castニュース 引用)。

また、ネギ繋がりでネギの世界一の原産国メキシコの雑誌の表紙にもデビュー。
2011年には''トヨタをスポンサーに全米にCMデビュー''までした。
多くの海外メディアによってなおも加速しつつある知名度の上昇は、
こういった分野で世界を牽引する日本への興味・期待が集まっていることの証である。

その勢いは止まらず、Google ChromeのCMにまで登場。
あのレディー・ガガやジャスティン・ビーバーと並んでyoutubeにおける「顔」として登用された。
また、このCMで使われた楽曲『Tell your world』はiTunes Storeの総合ランキングで1位を獲得。
更に海外ファンの強い要望もあり、WASABEATにて&b(){世界217カ国で追加配信という邦楽最多記録まで叩き出した}。
後にこのCMは&b(){カンヌ国際広告祭にて銅賞を受賞}し、また初音ミクは持ち歌の数でギネス記録認定されるにいたった。
初音ミクは登場から5年を経た現在、その動向に世界の目がついてくるほどのキャラクターに成長したのである。

日本のネットユーザーや非オタク層の中には「初音ミクは機械に過ぎない」と批判する者も多く、それは事実である。
繰り返しになるが、初音ミク=ヴォーカロイドはDTMソフトであり、詰まる所楽器の一種でしかないのだから。
だがここまでくると、下手な日本人歌手やアイドルを上回る結果を「彼女」が成し遂げたことに疑いの余地はないだろう。

最早ジョークなどではなく&font(b,#008b8b){日本発の世界を代表するバーチャルアイドルとして認知されてきている}のである。マジで。
#endregion

オリジナル曲の&b(){「みくみくにしてあげる♪」}は中毒性のあるメロディとキャッチーなフレーズで大ブレイクした。
初音ミクの曲で最も再生数が多い曲で、同時にニコニコ動画で3番目に再生数が多い動画である。
&nicovideo(sm1097445)

そして上記の動画から約5年、まさかの''完全版''である&b(){「みんなみくみくにしてあげる♪」}が投稿された。
&nicovideo(sm19069321)

時報アナウンスを初め、様々なジャンルとの親和性の高さからニコニコ動画を代表するアイドルとして認識されているが、
その実、''公式の設定という物が殆ど存在しない''。
年齢身長体重などの最低限のプロフィールしか存在せず、それ以外全て白紙の状態となっている。

開発初期は様々な設定があったものの、
ユーザーに与える情報を極力少なくすることで想像の幅を広げ易くするために全て取り除かれた。
なので現在広まっている性格やキャラクター性も全てユーザー達が築いていったものであり、
作品によって性格が違っていてもそれらは全て正しいと言える。
&font(b,#008b8b){「みっくみくにしてあげる♪」}という台詞もミクを象徴する位に有名ながら、
あくまで一ユーザーが作った曲の歌詞であって公式とは扱われていない。
ミク自身の出自についても、作者によって普通の人間だったりロボットだったり[[サイボーグ]]だったり、
電脳上の仮想人格だったり妖精さんみたいな扱いだったりと全く統一されていない。
割と広く知られている&u(){アホの子だったり[[ネギ>井上織姫]]好きだったりするのも全てユーザーによる創作}である。

このような二次設定はある程度一般認識として広まってコンセンサスが得られれば、
『公認』と言う形で半オフィシャル的な扱いを受けることもある。
(ネギ好きやはちゅねミク、亜種の弱音ハク・亞北ネル・重音テト等)
ただし「公認」はしてもあくまで「公式」とは異なるため、これらが正式な設定として盛り込まれるという訳ではないので注意。
キャラデザのKEI氏が描いている漫画版ですら「メーカー非公式」であって、ボーダーラインは意外と厳格である。
ちなみにPSPなどで展開されるSEGAの音楽ゲームの『Project DIVA』ではモジュール(コスチューム)の一つとして公認キャラが数人登場している。

#region(紳士的な余談)
[[戦闘力>女性キャラクター3サイズ一覧]]に関しても明確な数字は無く、創作者の好み通りに解釈されていたのだが、
後に発売された姉妹品の巡音ルカが公式巨乳だったため、最近はその余波を受けて並またはそれ以下とされていることが多い。
と言っても、元のイメージイラストからして平均以下と見られることの方が多かったのだが。
なお、PSP音ゲーの『初音ミク -Project DIVA-』では3D化したからか平均程度となっていたが、
続編の『初音ミク -Project DIVA- 2nd』以降ではとうとう絶壁になってしまった。どうしてこうなった。
この『Project DIVA』シリーズはアーケードでも稼動中である。

ファンの間では戦闘力よりもパンツに関する考察の方が盛んであり、
youtube板には「VOCALOIDパンツスレ」という専用スレが10スレ以上続いている。
一見するとネタスレっぽく見えるがSF好きも多く集まるジャンルだけあって、妙に熱の入ったトンデモ仮説が立ち上げられたり、
制作者にパンツ派閥を聞くのが慣例と化していたり、''オフラインイベントでクリプトンに質問したり''とやたらにアグレッシブである。
紳士自重しろ。

なお、フィギュアの設定にあたって出されたクリプトン非公式見解では「(自分で好きな物に変えやすいから)とりあえず白」とのこと。
要するに「自分の好きなように考えていいよ」ということなのだろう。
ちなみに前述の『ProjectDIVA』では色が分かるものの、モジュール(衣装)によって変わるためやはり固定ではない。
下着ではないが、第1作目である『初音ミク -Project DIVA-』から用意されている水着モジュールにはスク水と、
パンツとブラジャー両方に青緑色の縞模様が描かれたビキニがある。%%水着とは言うが、下着姿にも見えなくもない。%%
&nicovideo(sm14596673)

また同じSEGA繋がりのコラボレーションとして『ファンタシースターポータブル2』『ファンタシースターオンライン2』にもミクの衣装が登場しているが、
パンツは前者では青緑+白の縞パンだったが、後者では真っ白になっている。
スタッフ曰く「以前に縞パンにしたら怒られたから」らしい。
#region(更にPSO2では)
更にPSO2ではミク本人がロビーのモニターを通じて%%ムービーの垂れ流し%%コンサート(と言う名の『DIVA f』の宣伝)に来たこともある。
暴力表現こそ無いものの、そのときの楽曲がよりにもよって「ネトゲ廃人シュプレヒコール」だった。%%おいバカやめろ。%%
衣装はPSO2の基本衣装の一つ[[ウィオラマギカ>>https://dic.pixiv.net/a/ウィオラマギカ]]を薄緑にしたものを着てきた。なおこの服、デフォで縞パンである。
ついでにミクの髪型もPCが出来るようになり、マグ(ペットロボ)の外装として[[ミクダヨー>>https://dic.nicovideo.jp/a/ミクダヨー]]も登場している。
#endregion

同人誌(一般・R-18問わず)では真っ白か、髪の毛と同じ青緑色+白の縞模様で描かれることが多く、
一般的にも「ミク=縞ぱん」という認識が浸透している。
|でも縞ぱんじゃなかった(´・ω・`)&br()&nicovideo(sm12708800)|

『[[白猫プロジェクト>ヒナ・バーディー]]』に[[ゲスト参戦>ゴン=フリークス]]した際は対象年齢の問題からスパッツを穿いていた。
%%下着じゃなければセーフなのか、ブルマ、レオタード、ローライズの水着など大胆な恰好もあったが…。%%
#endregion

このように予めユーザー自ら個性を作ることを前提としたキャラのため、何でもあり状態になっている。
この辺りが他の版権キャラと一線を画す部分であり、原作という概念が存在しない非常に特殊な例でもある。
ファンの間でもかなり認識の差が激しく、正直な所ファンにとってももはや把握不能の状態。
白紙でありながら全てを飲み込み集約する、まさにカオスの歌姫と言えよう。
ただし版権自体は存在するので、[[暴力表現>>https://nico.ms/sm1888698]]や[[露骨なエロ>>https://www.nicovideo.jp/mylist/2538817]]などの倫理的にまずい物は許容されていない。
格ゲーなどで''ミク本人が戦うのも禁止''…なのだが、
『Project DIVA』シリーズにおいては曲のPVで[[怪獣]]と戦うものがあったり、
モジュールにも『PSO』『バーチャファイター』『戦場のヴァルキュリア』など戦闘要素の濃い作品のものが登場していたりする。
これらについてはあくまで「PVの演出」「衣装のバリエーションの1つ」ということでセーフだと思われる。
&nicovideo(sm16204634)

他にも『ケリ姫スイーツ』とのコラボでは[[ガチャから>セイバー]][[出てくる仲間>鹿目まどか]][[として参戦>ルパン三世]]しているのだが、
その攻撃方法が殴る・蹴るといった暴力的なものではなく「歌声で広範囲の敵にダメージを与える」というもので、
他のヴォーカロイドも同じ攻撃手段のためセーフだったのだろう。
ミクだけで派生が多数いる他、特定のアクセサリを装備させると一番近くの敵の前まで飛んでいって攻撃するようになる。

また、他のコラボ作品も[[原作では流血や>アサシン]][[トラウマものの演出>Charlotte]]がケリ姫の世界観を損なわないように緩和されているので、
ミクが[[槍>ランサー]]で貫かれたり[[頭を食いちぎられる>巴マミ]]といったリョナ要素の心配もない。

一応、版元もあまり大っぴらにしなければある程度は黙認というスタンスなので無理のない範囲で楽しみましょう。
この辺りはミク以外のボカロ系でも共通事項なので動画に使用する際の参考にするといいかもしれない。

#region(込み入った話)
ここまでなら所謂ネットキャラの一つで終わる話だが、ミクの辿ってきた遍歴は平坦な道ではない。

所謂非オタ系企業に生み出されたキャラということ自体が異端であることに加え、
既存の音楽業界やキャラクタービジネスとは異なる立ち回りにより、徐々にその特異性が露わになっていく。

先述のようにキャラとしては何でもありに弄ることが前提になっている上、声まで弄れるという部分が非常に大きい。
漫画やアニメ、ゲームのキャラは一方的に与えられた情報しかないのに対して、言葉さえも自由に作ることが出来るのである。
ユーザの数だけ様々なミクを作り上げることができ、それが新たな創造を生むという[[創作の連鎖>東方萃夢想]]により、
非常に大きなキャラクター性を作り出すに至っている。

また、前述のように音楽ソフトウェアとしても画期的なボーカル音源として注目され、
歌い手を見付けることが出来ないアマチュア音楽家に希望をもたらした。
デジタル音楽史にはかつて某音楽管理団体の圧力により、壊滅的な打撃を受けたという歴史があるのだが、
ボーカロイドの登場とそれに平行したニコニコ動画やyoutubeといった動画サイトの浸透により、
『個人製作のオリジナル曲を聞いて貰う』敷居が大幅に下がり、前進したと言えよう。
そういう意味では彼女自身も時代の寵児とでも呼ぶべき存在なのかもしれない。

しかし、このような異端の存在が既存の仕組みにすんなりと受け入れられる筈もなく、幾度も衝突が発生している。
特に販売開始から数ヶ月~半年の間に名だたる企業・管理団体との戦いを経ており、
この側面からか「&font(b,#008b8b){自由な創作の象徴}」とまで称されることもある。
そうした点は海外も承知しており、世界有数の大企業Google謹製ブラウザGoogleChromeのCMへの初音ミク登用は一大快挙と言えよう。
2012年現在では複数のテレビ局で昼夜を問わず繰り返し「初音ミク」の特集が組まれ、放送されておりラジオ番組などとも併せて、
ボーカロイドの存在が一般層へと認知されてきており、台湾で行われたミクのライブは地上波で初めてTOKYOMXでの中継が放送された。
2017年から音楽、情報、日本史などの複数の教科の国内教科書に載った。

#region(ちなみに…)
企画初期の設定では
>歌という文化が消滅した未来で、そんな状況を憂いた科学者によって作られたボーカルアンドロイドであり、
>暗い未来を変えるためにタイムスリップして現代にやってきたヴァーチャルアイドル
という設定だった。

ちなみに後継ソフトである鏡音リン・レンには「鏡に映った異性のイメージ」という設定があるが、
こちらも正式に採用されてはいない。ファンにも[[意識してる人>>https://nico.ms/sm4713345]]は殆ど…。
#endregion

なお、ミクから広まったイメージキャラクター戦略は日本国内だけに留まらず、海外企業も積極的に取り入れ始めている。
DTM界隈だけでも追従するようにキャラ付けしたソフトも少なくはない。
ちょっと不思議なセンスだったりするのもあったりするがそれはまた別の話である。

#region(実はこんなに多くの機関がイメージキャラクターとして起用したり、タイアップしたのはあまり知られていない)
#image(6f4b2503 世界の初音ミクさん そのお友達.jpg,width=650,title=ミクのたくさんのお友達)
お友達、世界的に凄すぎて最早無敵だろ…。
とりわけ、グッドスマイルカンパニーはどこよりも早く初音ミクの立体化を発表・発売しており、
「figma」「ねんどろいど」初音ミクの大ヒットが、新興フィギュアメーカーに過ぎなかった同社を押しも押されぬ企業に押し上げたことで知られる。
「ねんどろいど」は第一弾が[[ネコアルク]]であるように、共通規格など存在しないマスコット、ゆるキャラ系路線の商品であったが、
ミク以降、表情パーツの互換性を持たせ、自由に交換出来るようにしたことが「表情買い」で知らないキャラでも買うという層を作り出している
(当時はフィギュアが格安だったため)。
それからは何かにつけてミクのバリエーションを限定販売することで、無数のユーザーをねんどろ沼に引きずり込んだ。
上記の一つの(生まれ故郷とされることも多々ある)札幌市では、
冬季に雪ミクという特殊コスチュームのミクでデコレーションされた路面電車が市内を走っている。
もちろん、これもグッスマにより毎年立体化されるのが恒例となっている。
そして稼いだ資本により%%社長の個人的趣味で%%レーシングチームを立ち上げ、一般人から出資してくれる「個人スポンサー」を募り、
その特典として「レーシングミク」を送るということをしている。
%%無論、個人スポンサーの大半は高い金を払って「レーシングミク」が欲しいだけなのは言うまでもない。%%
そんなこんなで今やスカイツリー内に移転した本社オフィスのことを「ミク御殿」と揶揄する者もいる。
そしてSEGAがねんどろいどのデザインを用いて作った音楽ゲーム『Project mirai』のプロモーションキャラクターとして、
ねんどろいどに似せようとして作成した着ぐるみが、ミクダヨーである。
&nicovideo(sm17372123)

2010年5月21日にはミクファン1万4千人分応援メッセージが刻まれている金星探査機「[[あかつき>アカツキ]]」を載せたH-IIA型ロケット17号機が宇宙へ無事出発し、
遂に&font(b,#008b8b){宇宙進出した}。
//つまり、''ミクは半永久的に地球を見守り続ける''ということになる。胸が熱くなるな…。

ちなみに、彼女の歌には先日地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」を題材にしたものも存在している。
この「あかつき」との関わりも、そういった縁があってのことなのかもしれない。
#endregion
#endregion

#region(御三家)
ニコニコ動画では[[アイドルマスター>天海春香]]と[[東方Project>博麗霊夢]]、そしてボーカロイドは、その世界観の魅力と自由度の高さ、充実したキャラや音楽、
そして何より多大な想像の余地と版元の寛容な姿勢によって二次創作の制作が非常に盛んなジャンルであり、
この3つを一纏めにニコニコ御三家、あるいは三大ジャンルと呼ぶことがある。
また[[ののワさん]]・[[ゆっくり>ゆっくりしていってね!!!]]・[[たこルカ>巡音ルカ]]など、御三家キャラクターから生まれたちょっと可愛いが''どうしてこうなった的な''二次創作キャラを
まとめた「誤算家」なんて括りもあり、やつらは''恐ろしいことに全てMUGEN入りしている。''
近年はMikuMikuDanceの発展により、これらの作品同士の共演の垣根も下がりつつあるようだ。

特にボカロとアイマスには歌やダンスという共通項があり、
ボカロにアイマス曲を歌わせるアイマスMADでボカロオリジナル曲に合わせて踊らせるなど、以前からコラボ作品も多く作られている。

なお、公式でもボカロとアイマスのコラボは実現している。
前述の『初音ミク -Project DIVA-』シリーズではアイマスの衣装と楽曲がDLC配信されており、
PS3版『THE IDOLM@STER2』ではDLCでミクの衣装と共に''ミク本人がアイドルとして登場した。''
流石にプロデュースこそ出来ないが、[[会社の枠を超えた共演>クロスオーバー]]に驚いた人も多いはず。
&nicovideo(sm15816736)
#endregion

2010年4月30日に追加音声「Miku Append」が発売された。
Append(アペンド)には付加という意味があり、既存の音声へ新たに6種の歌声を付加し表現の幅を拡げることが出来る。
追加されたのは以下の6種。
-vivid(滑舌を明瞭化)
-soft(発音のアタックを少し弱め)
-sweet(ささやくような小声、β版ではvery small)
-dark(落ち着いた歌声)
-solid(より強い発音)
-light(勢いのある、爽やかな声)
ますます進化して行くVOCALOIDの躍進に期待が寄せられている。
海外での人気の高まりを受け、英語バージョンの発売もされており、こちらはVOCALOID3エンジンが使用されている。
また、日本でも2013年9月26日にVOCALOID3エンジンを使用した「初音ミクV3」及び前述の英語版同梱の「初音ミクV3バンドル」が発売された。
こちらは「vivid」「light」以外のアペンドライブラリが含まれている。
さらに、VOCALOID2版発売9周年を迎えた2016年8月31日には、VOCALOID4エンジンを使用した「初音ミクV4X」が発売された。

#region(Get ready…)
#image(Fai-Yen_HD.jpg,width=380,title=舞い上がれ、空の蒼穹(あお)に)
月刊ニュータイプにて一時期集中連載されていた[[電脳戦機バーチャロン>テムジン747J ]]特集の折に、
カトキハジメ氏が彼女をフィーチャーして「フェイ・イェンHD」というイラストが描き下ろされた。
そして『extend』や『ARCADE』でもそのモジュールが使用出来る上、フィギュア化までなされた。
この「HD」とは「ハート・オブ・ディーヴァ」の略であり、
設定上はファイユーブが電脳世界でミクの魂と出会ったことに影響されたという、所謂ファイユーブによるミクのコスプレ。
一応コピーライトにはクリプトン社の名前も併記されている。

#region(ファイユーブについて)
ファイユーブとは、オリジナル・フェイ・イェンとも呼ばれるバーチャロン初期から存在するキャラ。
ただし裏設定みたいなものであり、設定資料集やドラマCDには登場してもゲーム本編に登場したことは無い。
他のバーチャロイドとは違い14歳女性並のメンタリティを持ち、人間に化けることさえ可能。
姉妹にオリジナル・エンジェランの「アイスドール」、オリジナル・ガラヤカの「アプリコット・ジャム」が存在しており、
それぞれ17歳、11歳とされている
(初代でのプレイヤー機は遠隔操作型。前半が[[ゲームのふりをしたパイロット選考>R-1]]、後半が実戦とされている。
 一方『マーズ』のハッター軍曹はAIを持つか巨大サイボーグなのでは?とも言われている)。
プレイヤー機の方は破棄された開発データの残骸と捕獲作戦%%失敗%%から得られたデータから作られたレプリカモデルに過ぎない。

なお、ドラマCDでの活躍(?)から訓練されたファンによるHDの評価は
「なんだ、いつもの14歳か」「永遠の14歳なら仕方が無い」であり、批判する方が逆に「にわか」扱いされる。
そもそも初代からフェイ・イェンが存在する時点で…(当時も一部硬派厨(リアルロボ至上主義者)からの批判があったが)。
後には胸にでっかいハートマークを着けたり、[[ア○ミラ>武内優香]]化したりとやりたい放題。そしてカトキ氏は初代からのメインデザイナーである。
余談だが[[セラムン>セーラームーン]](実際は[[セーラーV>セーラーヴィーナス]])ガンダムこと[[ノーベルガンダム>ゴッドガンダム]]をデザインしたのもカトキ氏である。
#endregion

……そして、2013年3月14日に発売されたニンテンドー3DSソフト『スーパーロボット大戦UX』にて、
&b(){『「電脳戦機バーチャロン」シリーズ フェイ・イェンHD』として単独参戦を果たした。}
キャラクター単体が登場作品となることはスパロボ初である。

ネギ(ジェイド・フォーキー)を振り回したり、
ストーリーが進むとまるでパイロットカットインとでも言わんばかりに''ミク本人のカットイン''が挿入される上、
任天堂ハードの携帯機では初のフルボイス(CVも中の人の中の人こと''藤田咲氏'')という素敵仕様。
単独参戦という都合上いるだけ参戦という形……かと思いきや、バーチャロン公式ブログでも、
「シナリオ監修を中心に公式スタッフがバッチリサポート」「というか公式が台詞書いてる」
「ゲーム中で歌姫デビュー」と言われており、がっつりメインシナリオにも絡んでいる。%%もはや公式が集団感染%%
というか、バーチャロンのスタッフはスパロボに物凄く好意的で[[以前にもシナリオ監修していたりする>レヴリアス]]。

UXでは三度にわたる覚醒イベントや歌姫系キャラとの絡みなど、多くのイベントが用意されている。
第''39''話『蒼穹-そら-』([[蒼穹のファフナー>ファフナー・マークザイン]]の最終話が元)において、
蒼穹作戦の最中、バーチャロンシリーズのメインテーマ曲のボーカルアレンジ『&b(){[[in the Blue Sky>テムジン747J]] ver.HD}』を披露しながら、
完全覚醒を果たすというコラボレーション最大展開の見せ場が存在する
(ちなみに解禁時のイベントでフェイが「舞い上がれ、空の&b(){&ruby(あお){蒼穹}}に!」と本曲の歌詞を言う場面があるのだが、
 さすがに実際の歌詞までそれにするのはマズかったらしく、実際の歌詞では「舞い上がれ、空の''あお''に」となっている)。
ストーリーの中核部分にまで絡む活躍で、''[[黒幕>ナイア・ルラトホテップ]]曰く決定的''と言えるほどの最大の不確定要素。
''UXのハッピーエンドを決定付けた要因のひとりであり、彼女がいなければ勝利と帰還はなかったかもしれないと言われるほどの大役っぷりである。''

初音ミク本人もフェイの精神世界の中で「???」名義で出演している。
インターミッション1回限りの出演なのだが、この場面のためだけにミクのグラフィックが用意されている。
というかUXの世界にフェイを呼び込んだのはミクなのである意味重要人物。
あと、フェイのセリフには初音ミクオリジナル曲の歌詞を元にしたと思わしきものがいくつかある。

ちなみに、今回声を担当した藤田咲氏は『第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇』でも『真マジンガー 衝撃! Z編』の役柄で出演しており、
その縁からかUX作中においても活躍シナリオ・絡むキャラクター共に、
全体を通して『マジンカイザーSKL』の登場人物や設定とのクロスオーバーが多く用意されている。
|全武装集&br()&nicovideo(sm21189664){280,185}|電脳の歌姫、風の導き手(13:08~)&br()&nicovideo(sm20656819){280,185}|
|&nicovideo(sm21774986){280,185}|&nicovideo(sm21945773){280,185}|

あくまでもファイユーブでありミクではないのだから上記の「暴力表現はNG」というのにも抵触しないと思われる。
スパロボ公式ラジオでも[[博士>坂田銀時]]が「ミクなら駄目だが、フェイ・イェンならOKということか!」と言っている。
カットインこそミクその人だが、これもファイユーブによるイメージ映像でしかない……と思われる。

なお、前述した紹介の通り、さりげなく本作はファイユーブの''ゲーム媒体初登場作品''でもある。
尤も''[[スパロボ>大雷鳳]][[に登場する>ディス・アストラナガン]]フェイ・イェンは全てファイユーブ''という説もあるが。
(特に第3次αは本来チーフとハッター軍曹が参加している作戦にフェイ・イェンタイプはいないはずと発言していることや、
 初登場時にフェイが「何故かこんな姿に」と言ってる上にチーフ達の上司であるリリン・プラジナーに心当たりがある節があり、
 CVも[[ファイユーブの中の人>滝野智]])なので……。
#endregion

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**MUGENにおける初音ミク
MUGENでも複数のキャラが作られている。
''ただし、ニコニコを代表する人気キャラなので、取り扱いには要注意。''

#region(ゆ~とはる氏製作)
-ゆ~とはる氏製作
#image(Miku.gif)
吉川かば夫氏の[[ドット絵]]を元にゆ~とはる氏が制作したもの。ニコニコMUGEN動画では最も見かける機会の多い初音ミク。
2020年7月の更新により新技や新システム、システム表示、[[黄金モード>右代宮縁寿]]や[[クライマックスモード>闇咲紅花]]相当の強化モードなど新要素が多数実装され、
それに伴い「初音ミク・アペンド」に名称変更された。フォルダ名も変わったので旧版に上書きする心配はなし。
[[音符を用いた攻撃>弾幕]]を主軸とした遠距離重視型だが、ネギによる打撃やキックなど接近戦も十分にこなせる。
というか、そちらも含めて非常に技の数が多く、音符・ねんどろいど・ネギロケットと通常必殺技だけでも三種類ある飛び道具をはじめ、ネギを使った昇龍、
切り返しにもぶっぱにも対空にも使える[[獄屠拳>南斗獄屠拳]]、溜め居合、設置技、流星キック、ネギを振り回す連打技、通常超必共にある当身など多芸。
一般的な格ゲーの技で搭載していないのはコマ投げと無敵突進技、あとは移動技くらいである。
あげく超必で呼び出す多彩なストライカー(後述)は特殊な性能のものも多く、挙げていけばキリがない。そのうえ一撃必殺まで搭載している。
昔は防御力が[[紙]]であったが、今はそんなこともない。単発以外のダメージに対しては寧ろ堅めの部類。
特定条件下で火力も防御も上がる他、様々なゲームのシステムを実装しているので総合性能は意外とオールラウンダーである。
[[シールド・ブラッドヒート>MELTY BLOOD]]、[[サイクバースト・ロマンキャンセル>GUILTY GEAR]]、[[リコイルガード>Eternal Fighter Zero]]、[[怒り爆発>豪血寺一族]]などの他の格ゲーのシステムを数多く取り入れている。
そのため、総合的な防御能力では凶にも匹敵するレベルである。
それ故にAIではかなりオールラウンドな強さを発揮する反面、技もシステムも多く操作が複雑であるため、人操作で完璧に使いこなすには修練が必要。
ゲージ数は最高3本まで。ゲージ技として実際に歌を歌い、その歌に即した攻撃を行う。また、それ以外にも独自のゲージ、音符ゲージを持つ。
[[特殊イントロ]]は驚異的なまでの範囲で対応しており、他の[[VOCALOID>KAITO]]達は勿論、自分より[[年下>ロール]]には強がったり、
[[ネギに関係している?>片倉小十郎]]相手にはネギは自分のものと豪語したり、忍者や変身ヒーローを見て喜んだり…等、
他にも様々なものが存在し、ゆ~とはる氏のキャラ同士でも反応する。
珍しいものとしては[[髪型に対して>八神庵]][[のコメント>スレイヤー]]も。
また、追加されたロック技「シンデレラロマンス」による[[ミッドナイトブリス]]対応キャラの数も非常に広範囲。
攻撃時に発せられる声や歌声は全てミクの声を使用している。

レベルの変更が可能な[[AI]]も搭載されていて、中々の強さ。
GUILTY GEARのように金カラーの強化形態もあり、通常に比べ攻撃力や防御力が上昇(1.5倍)、体力が通常の倍に増加+自動回復、音符ゲージMAX、
更には[[E缶>ロックマン]]によって体力を[[急速に回復出来る>リザレクション]]、残機により一度だけ体力が0になっても復活する(復活直後に無敵はない)。
などと大幅な強化がなされており、重装甲のキャラとなっている。
時には生当てで7~8割を減らし切る強力な超必でさえ2~3発もらっても余裕で耐え切ることもある程。
また、上記の金カラーとは別に黒カラーも用意されており、こちらはGG同様本体性能の変わらない[[常時ゲージMAX>ゲジマユ]]仕様のみとなっていたが、
アペンド版からは黒カラー性能が『ゲジマユ削除・攻撃力2倍・防御力半減・音符ゲージ0固定』と、以前とは完全に別物へ変わった。
代わりにアペンド以前の黒カラー要素も取り入れた「みっくみくモード」が追加されている。
具体的には全ゲージが常時MAX(黒でも適用、バーストゲージのみ超速回復)、常時ミクマーク全開、1UP・E缶装備、一部技の状態異常確率100%などなど。
普通に金カラー並の性能強化の上に黒・金カラーでも適用されるため、合わさるととんでもないことになる。

[[MUGENキャラクターのランク付け]]に照らし合わせると大体通常=強上位、黒=凶中位、金=凶上位~狂下位に当てはまる。
技の発生・発動中に無敵が無いために潰されることが多く、中・遠距離からの無敵付き飛び道具や投げの得意な相手、
リーチの極端に長い相手には苦戦することが多い。
また、同様の理由で超反応を多用するキャラ相手には上手く切り返しが出来ない。火力もKOFキャラの半分程度と、低めである。
このように、得手・不得手に左右される部分があるため、相性によって下のダイヤに属するキャラに負けることもよくある。
大会等で出す時の参考にされたし。

#region(独自システム「ミクマーク」「サムネイル」「音符ゲージ」)
「ミクマーク」「サムネイル」「音符ゲージ」という独自のシステムを搭載している。
:ミクマーク|全開状態になると基本攻撃力及び防御力が1.2倍、ブラッドヒート発動可能、一撃必殺使用可能などのメリットがある。
ネギを食べる、攻撃するorされる、ガードする等によって全開状態になる。
:サムネイル|画面左下(2P時右下)に表示される縮小アイコンのことを指す。主に使用するのは「初音ミクwithニコニコオールスターズ」の時のみである。
このサムネイルに表示されているキャラが[[必殺技]]使用時に[[ストライカー]]として登場する仕組みになっている
(押すボタンによってランダムにキャラを呼ぶか、サムネイルのキャラを呼ぶか選べる)。
[[挑発]]ボタンを最後までずっと押していると、サムネを切り替えることが出来る。
ちなみにそのサムネに表示されているキャラが相手の場合、サムネが「視聴できません」となり技が出ない。
技は出なくてもゲージは消費されるので注意。
:音符ゲージ|[[超必殺技]]を使用する際に必要なゲージ、最高で5個まである。
これがないと技が出せずに、「足りないよ~」とミクが喋る。隙が大きいのでこれをやってしまった時はまず[[反確]]だろう。
なくなった時は、挑発ボタンで回復出来る。
#endregion

#region([[超必殺技]] 「初音ミクwithニコニコオールスターズ」 (消費ゲージ2+音符ゲージ2)。)
|参考動画&br()&nicovideo(sm6042600)|
ニコニコオールスターズという名の通り、[[ニコニコで有名なキャラ>>https://dic.nicovideo.jp/a/ニコニコオールスター]]などがミクの歌に合わせて[[ストライカー]]として登場する(キャラでない場合もある)。
ある時はラピュタ王だったり、ある時は[[SOS団団長>涼宮ハルヒ]]、またある時は[[ヤンデレ>桂言葉]]だったりと数多くのキャラが登場する。
現時点でこの技で登場するキャラは総計&font(13,b,#00ff00){40名。}
この[[必殺技]]の他に「初音ミュージック」というのがあり、こちらはニコニコで作られたミクのオリジナル曲を歌う技である(消費ゲージ1)。
そして上記の二つの必殺技に使用された曲を総計すると&font(13,b,#008b8b){75曲}というとんでもない数になる。
製作者様の多大な苦労と頑張りに全俺が泣いた。
#endregion

#region(一撃必殺技「みっくみくにしてあげる」)
所謂「[[DESTROYED]]」や「[[テーレッテー]]」と同じく一撃で勝敗を決める技である。
特殊な条件を満たした上で[[コマンド投げ]]を決める必要があるため、簡単には出せない。
相手を掴んだ瞬間、BGMがミクを代表する曲「みっくみくにしてあげる」に変わり
画面が切り替わりるとミクがデフォルメ化、さらには画面にはニコニコ動画のようなコメントが流れ出す。
そしてそのまま曲が''終了するまで''、ミクがダンスしながら相手に打撃を与えていくという技である
(※2008年10月27日更新版より途中で省略可能になった)。

※以下の動画はこの一撃必殺技をAI戦で決めている貴重なシーン
|短縮verは11:50頃から&br()&nicovideo(sm10494935)|こちらも短縮Ver、8:46頃から&br()&nicovideo(sm23235812)|
コメントには「テラ理不尽www」などプレイヤーを代弁したようなツッコミや、弾幕フレーズも入る。
最後は『GUILTY GEAR』同様「DESTROYED」(音声はミク)。

#region(この技について)
最初に実装された時は純粋な打撃判定のガード不能技で、通常投げられ[[判定]]の無いキャラにもヒットし発生もそこそこ早かったが、
更新を繰り返す内に投げ判定に変更され、発動条件も厳しくなり、発生も(コマンド投げとしては)かなり遅くなった。
&ref(miku_ichigeki.jpg)
しかし上記画像を見れば分かるように、投げの間合い自体はかなり広めなので条件さえ整えば狙っていける技である。
''外すと同ラウンド中は挑発しても音符ゲージが回復しなくなる''というペナルティがあるので注意。
#endregion
#endregion
//更新履歴自体はフォルダに同梱されているので容量が要るなら削除していいかもしれない

国内で入手出来るキャラの中では''データ容量が神キャラ並かそれ以上に重い(通常版で170M前後)''。
そのため、PCによっては処理落ちやMUGENそのものが落ちることもあり、かなりのスペックとメモリを必要とする。…しかし[[上には>Fate_Copy]][[上が>守護者エミヤ]][[居た>平沢進]]。
ちなみに、ゆ~とはる氏本人と柊竹梅氏がそれぞれ[[柊かがみ]]風の[[カラーパレット]]を作っているのだが、前者は髪の色が[[アル・アジフ]]っぽい。
また柊竹梅氏は他にも[[翠星石]]や[[クリスマスツリー]]のようなカラーも作られている。

#region(補足)
ドット素材の原型は''[[吉川かば夫氏>ヨーコ]]''だが、ゆ~とはる氏が''テスト段階の素材を無断使用して''トラブルが起きてしまったことがある。
……が、その後の話し合いによってトラブルは解決し、現在は許可を得て製作&公開している。
キャラ化以前にも、mimimimi氏が[[エックス]](ミックマンX繋がり?)の[[ブリス>ミッドナイトブリス]]としてドットを無断で使用しており、
その件に関してmimimimi氏は謝罪も反省も一切していない。
……嫌な事件だったね。
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#region(大会ネタバレ注意)
[[無茶?無謀?『成長+大貧民』 ランバト]]に同じヴォーカロイドである[[KAITO]]と2人のチームでゲスト出場。
成長ルールが適用されたこの大会ではKAITOが確実に一勝した所をミクが止めを刺す形で急成長し、
誰にも手が付けられない強さになりながら一度も敗れることなく大暴れして、去って行った。

[[【クレイジークラスの】ランセレタッグバトロワ大会]]において金カラーで出場。
数多の[[超>バルバトス・ゲーティア]][[火>ジョンス・リー]][[力>スーラ・クリスタル]][[の>月宮あゆ]][[キャ>ハイウェイスター]][[ラ>Mr.カラテ]]や強化カラーキャラといった狂ランクのキャラが多く集まる中で
E缶や残機といった重装甲を駆使し、見事&font(13,b,brown){3位入賞}した。

[[凶キャラ70人 最凶タッグ決定戦]]にはブラックカラーで参戦。[[つくみやあゆ>月宮あゆ]]とのタッグ、「つくミック」を結成。
Aブロック初戦にて体力が通常の3倍、堅さは1.5倍の&font(13,b,black){通常の4.5倍も堅いボス仕様}サイキカルとゼロほたるの「蛍の光」に敗北したものの、
その後は&font(13,b,black){全勝}し決勝トーナメント進出。
1回戦ではゴンザレスとカーネルの「前転の本気」、2回戦はMegaMari&神ベガの「ゴッドメガ魔理沙」をストレートで破り、
決勝進出。[[ヤリドヴィッヒ]](11P)&アナザーブラッドのレッドヨッシーエキスと激闘の上の接戦を制して見事&font(13,b,#008b8b){優勝}した。

[[【オカマ魔女主催】罰ゲーム前提チーム&タッグトーナメント]]にてチーム戦、タッグ戦を勝ち進み、2位に上り詰めた。

[[Mugen Hex Battle III]]では陣取り戦の末に霊夢軍との体力が500ずつ減っていく最終戦へ移行し、
最後は大将のミクが相手大将の霊夢を含む3人抜きで勝利してミク軍の優勝となった。

[[MUGEN祭 並盛りシングルトーナメント]]では抽選王の奇跡が起こったのか初戦で後述のMMDミク Lat式との対決が実現。
真のMUGEN界のミクを決める戦いを見逃すな!
&nicovideo(sm24560278)

まだまだゆ~とはる氏によって改良が続けられているキャラだけに、今後の活躍も期待したい。
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#endregion
#region(ju氏製作 はちゅねミク)
-ju氏製作 はちゅねミク
#image(Hachune.gif,title=あ らっつぁっつぁ や りびだびりん らば りったん りんだん れんらんどぅ)
現在は2016年のフリーティケットシアター終了によるサイト消滅で入手不可。
初音ミクの[[デフォルメキャラクター>ゆっくりしていってね!!!]]「はちゅねミク」。
小ポトレはクリプトン公式ロゴ、大ポトレはクリプトン公式イラスト、と期待を煽るだけ煽っておいて、
いざ対戦画面では「はちゅねミク」。何だろう、このガッカリ感は…となるのが分かってやってますね。
が、戦ってみるとお手軽に作られた単なるネタキャラどころか、これが中々侮れない。
それもそのはず、本体には蓬莱氏によるAIがデフォルトで搭載されており、必殺技もβ版ながらしっかり作り込まれている。
巧みに距離をとってネギを投げ付けてくる「葱投げ」、某[[ジャイアン]]を彷彿とさせる歌声&b(){ぼえーーー}のデカい文字を飛ばす「音痴」といった飛び道具で攻め、
ゲージが溜まるや超必殺技「葱アッパー」を食らわせてきたり、ネギを振って殴りかかる「葱アタック」で突進したり、
地面を揺らす「地震」で転ばせてきたりと多彩な技を見せる。くれぐれも見た目で油断しないように。
弱点は全体的に火力が低めなことか。
特殊イントロも豊富で、中には「[[誠>西園寺世界]]」繋がりで[[全く関係ない人>志々雄真実]]を罵倒したりするものも。
また、挑発は[[ステージBGMを乗っ取って>シルクハット男爵]]かの有名な&b(){「Ievan Polkka」}を延々と歌い続けるという愉快なもの。

#endregion
#region(ハイパーヒロロ氏製作 ミックマンX風ミク)
-ハイパーヒロロ氏製作 ミックマンX風ミク
同人アクションゲーム『ミックマンX』のドットを使用した初音ミク。動きが滑らかでスピーディ。
超必殺技でミクが歌うなどの演出もある。
ドット絵の使用は元ゲーム制作者から許可を得ているとのこと。
|>|CENTER:元になったミックマンXとその後継作ミックマンX2|
|&nicovideo(sm1643069)|&nicovideo(sm3193197)|

#endregion
#region(P415氏製作 MikuMikuDanceミク)
-P415氏製作 MikuMikuDanceミク
#image(MMDmiku.gif,title=ぼっこぼこにしてあげる♪)
3Dキャラクターを動かすフリーウェア「[[MikuMikuDance>>https://dic.nicovideo.jp/a/mikumikudance]]」を使用してモーションが作られた初音ミク。通称は「MMDミク」、「3Dミク」など。
複数の格闘ゲームからモーションを移し、[[ボク>M・バイソン]][[シン>ヴァネッサ]][[グス>山本無頼]][[タイル>ダッドリー]]の近接打撃キャラになっている。[[元が3Dだけに動きが滑らかでヌルヌル動く。>DragonClaw]]
現在は「ぼくしんぐモード」の他に、『鉄拳』の[[三島一八]]や[[平八>三島平八]]の動きを持つ「みしまけモード」が実装されている。
mage氏が外部AIを公開しているが、みしまけモードには非対応なので注意。
|キャラ公開場所(動画は削除されているがDLアドレスは健在)&br()&nicovideo(sm11736322)|

#endregion
#region(deretun氏製作 MMDミク(Lat式))
-deretun氏製作 MMDミク(Lat式)
上記P415氏製作の「MikuMikuDanceミク」と同様に、「MikuMikuDance」を使用してモーションが作られた初音ミク。
Lat氏の作成したモデルデータを使用していて、上記P415氏のキャラとの区別化のためか、Lat式と付いている。
現在はderetun氏本人のブログで公開中。
システムはABCの3ボタン式、チェーンコンボ等は無し。
波動・昇竜・竜巻コマンドと一通り揃っているが、性能は癖の強いものとなっている。
また、ブレイブソングというシステムが搭載されており、必殺技以上の攻撃を当てることで音符ゲージが溜まり、音符3つの組み合わせで効果が発動、
また2ゲージ技は音符の組み合わせにより技が変化する。
ただ一つ、非常に滑らかな動きを実現するためにsffファイルのサイズが物凄いことになっているため、
低スペックのPCには少々優しくないのが難点だろうか。
具体的に言うと''360MB''。
&nicovideo(sm16354197)

Lemu改めMA氏による外部AIも存在し、こちらはCarlidge氏のサイトで公開されていたが、現在閉鎖され入手不可。
また、草餅氏による外部AIも公開された。
&nicovideo(sm19741869)
***コンボ
|~レシピ|~備考|
|~5A(2A)→5B→214B→236C|基本コンボ。|
|牽制5Bor2B→Hit確認236C or 214214C|見てから間に合う。|
|5C等→236B→前ダッシュキャンセル5C→236C|236Bのキャンセルを利用したコンボ。ガードされたらバクステ出来る。|
|6B→5C|中段からのリターンが非常に大きい。遠距離の場合は直接236Cに繋ぐ。|
|2C→623B(→236236C)|通常対空から基本。|
|214A→236B or 236C|対空性能の高い214Aから。|
|昇りJA→JB→着地→(ジャンプ→空投げ)or(5A→236C)|空対空から。若干ネタ。|
|~ヴィーヴォ・カンタービレ→ダッシュ214214C→5C→236C→JC→2C→623C→3C|インスタントチャージを利用したコンボ、飛びから8.5割強減らせる。ICカンタービレの時点で1.7ゲージ程残っていれば完走出来る。|
|カウンターHit 5B or 2B or 5C(近距離)→5C|5B2Bからは0Fなので少し難しいがダメージupに。|
|(画面端)214C→214B|不意を突く214Cから一気にフォルテを付けられる。|

#endregion
#region(deretun氏製作 MMDミク(Tda式))
-deretun氏製作 MMDミク(Tda式)
「MikuMikuDance」を使用してモーションが作られた初音ミク。今回のモデルはTda氏作成のAppendミク。
Lat式と同じくderetun氏のブログにて公開中。
技演出やAppendの衣装デザインも相まって、上記のLat式より「かっこいい」寄りの雰囲気。
「前回重すぎて起動出来ないと言われまくったので、せめて前よりは軽くをコンセプトに制作 それでも重すぎわろた」(付属txtより)
とのことで、具体的に言うと75MB。確かに前よりは遥かに軽い。
システム的にはLat式と同様で、ボイスは無く、別カラーも未搭載。外部AI共々パッチ募集中とのこと。
LJH氏(e510氏またはejanho氏)による外部AIも存在していたが、現在は公開されていない。

#endregion
#region(242氏製作 D4ミク)
-242氏製作 D4ミク
#region(SAN値注意)

#image(D4miku.gif,title=何なのだ、これは!どうすればいいのだ!?)
#endregion
殆ど''ラクガキのような''巨大なミクがありがたくないものを見せながら戦う、
クレイジーで&s(){エログロナンセンス}怖いもの見たさな人向けのキャラクター。
声にしろ歌にしろ明らかに[[別の何か>なんなんだアンタ]]としか言いようが無い。
取り敢えず''グロ注意''。[[グロスプー>スプー]]と同じ作者なので。
だが2勝目の勝利演出など、''所々で可愛くなる''。
#region(可愛いD4ミクさん)

#image(purun.gif,width=350,title=おっぱいぷるんぷるん!!)
#endregion
|こちらの動画も参照(3:07~)&br()&nicovideo(sm2084226)|

下記の動画で公開されていたが、既にアップローダーの期限が切れている。
&nicovideo(sm6931035)

そんな得体の知れない物にもtokage氏によりAIパッチが製作されたようだ。
現在は氏のOneDriveに繋がらなくなっているため、茉莉氏によって代理公開されている。
//OneDrive復活までの措置との事です
&nicovideo(sm14579848)

#endregion
#region(亜種ちゅ氏(雑P氏またはsimon99514氏)製作 雑音ミク)
-亜種ちゅ氏(雑P氏またはsimon99514氏)製作 雑音ミク
#image(zatsune.gif,title=ダークサイドに堕ちたミクさん)
2013年7月15日に公開された海外製のミク(まぁ厳密には初音ミクの亜種だけどね…)。
最新版は氏のOneDriveではなくBaiduにて公開されており、実質入手不可能なので注意。

「ざつおん」ではなく「ざつね」と読む。「雑音ミクって何ぞ」という人は[[ここを参照>>https://dic.nicovideo.jp/a/雑音ミク]]。
P415氏のMMDミク同様、MMDモデル「あにまさ式ミク」を素体にMUGENキャラ化したもの。
MMDミクと違い常にネギを手にしており、それを剣のように振るって戦う。
凶~狂クラスの強さになるパッチが同梱されているので、好みで調整されたし。
ただし、readme等の中国語で書かれたテキストがことごとく文字化けしているため、各自Wordで開くなどの工夫が必要である。''あと翻訳。''
//リドミに関しては一応日本語訳の物が同梱されてはいるのですが、作者氏は中華圏の方ですので…
公開当初はAI未搭載であったが現在は搭載済み。炎のクリス氏による外部AIも同梱されている。
//「炎のクリス氏」は公開ページに書かれていた名義です。ファイル内の名義が文字化けにより判読不能な為、一応こちらで

#endregion
#region(一條氏製作 シテヤンヨ)
-一條氏製作 シテヤンヨ
#image(shiteyannyo.gif,title=お前らの嫁だろ、早くなんとかして下さい)
元ネタは初音ミクから派生したクリーチャー。
恐ろしいことに、これでも''クリプトン社公認''の初音ミクの亜種だったりする。
ニコニコでは&b(){「御惨家」}の一員として有名だとか何とか。詳しくは[[こちら>https://dic.nicovideo.jp/a/シテヤンヨ]]を参照。
[[ジュラルの魔王]]の作者である一條氏によってMUGENキャラ化された。
見た目通り、そのスラリとしたおみ足から繰り出される攻撃は凄まじいリーチを誇る。
ジャンプの飛距離も異様に長い反面、ジャンプ攻撃は連打も効かずリーチも短いキックしかなく、空中戦は非常に苦手。
投げ技を喰らった際に姿が消えることがあるが、そこはまぁご愛嬌ということで…。

A,B,Cの3ボタン方式で、超必殺技を除けばキック技しか持たず、技数も通常技以外に必殺技が2つ、超必殺技が1つと極めて少ない。
だが、必殺技の一つ「対空飛び蹴り」と超必殺技&b(){「顔だけ初音ミク」}の性能がかなりぶっ壊れており、ネタキャラ丸出しな癖に侮れない実力を持っている。
前者は足を真上に振り上げつつジャンプする対空技で、単発の威力は上記の通りなのだがヒット数が多い。
特に空中の相手に対して当たり所が良ければ(悪ければ)凄まじいヒット数を叩き出し、冗談抜きで相手が''即死する''ことも。
//補正がかかっていない?
ただし隙が大きく、不用意に振ろうものなら反撃は免れない。
後者は猛然と突進し、''顔だけが本物の初音ミクに変化''して相手のSAN値を削るという恐るべき技。%%というかこっちのSAN値も削られる。%%
発生が速くガード不能で高威力、発動時に暗転などの演出が無く、突進時の動作がダッシュとほぼ同じため非常に見切りにくい。
おまけに突進中のシテヤンヨの前方にかなり大きな攻撃判定が発生しており、至近距離で使われようものならまず躱せない。
連続技に組み込むことも可能で、リーチの長い立ちCや、普通に出すと隙が大きい必殺技の「飛び蹴り突進」から繋がる。
おまけにダウン中の相手でも拾えてしまうという極悪っぷりである。
ちなみにこのミクの顔は本体に重ねて表示されているらしく、技の最中に攻撃を受けると''ズレる''。…仮面みたいなものなんだよ、多分。

2017年1月4日にIX氏によるAIが公開された。
ゲージが溜まると隙あらば超必殺技を絡めた連携を叩き込み、ゴッソリ相手の体力%%とプレイヤーのSAN値%%を奪い去っていく。
酷い時には超必殺技から超必殺技へ繋いでくることもある。
なお5段階にレベル設定が可能だが、デフォルトの時点で最大レベルの5になっている点に注意。
&nicovideo(sm20449049)

#endregion
#region(maruhen氏製作 レーシングミク2014 EV MIRAI Ver.)
-maruhen氏製作 レーシングミク2014 EV MIRAI Ver.
#image(RM012.png,title=せくしーなミクさん)
[[クラリック>ジョン・プレストン]]、[[白玉]]で知られるmaruhen氏が製作。[[新MUGEN>新バージョンmugenについて]]専用。
デザイナー・コヤマシゲト氏が描き起こした「レーシングミク2014 EV MIRAI Ver.」をモデルとし、
2D対戦格闘用にデザインを落とし込み、独自の設定を加えた2次創作物である。
&nicovideo(sm30122907)

#region(キャラクタの設定)
"レーシングミク2014 EV MIRAI Ver."はサイボーグである。
将来有望な学生バイクレーサーであった彼女を拉致・改造したのは、
新世紀の神"MIKU"を信奉する死の商人、ホワイトゴースト団。
彼女は神の似姿に造られた第2世代型・014番目の生体兵器なのだ。
某軍事大国への供与のため、洗脳手術を施される直前であった彼女は、
科学者たちの反乱により施設から脱出。
孤独な逃避行を続けるのであった…。

彼女のエネルギー源は食料とマイクロプラズマ発生装置である。
固体の摩擦により発生する微小な放電現象であるマイクロプラズマ。
マイクロプラズマ発生装置とは、
体内の神経経路に直列定着させたナノマシンの相互作用によりマイクロプラズマを発生させ、
同時に蓄電し、任意に放出が可能なデバイスである。
#endregion

飛び道具・対空技・突進技といった、プレイヤーが直感的に操作しやすい技を持ち、
素早いダッシュや移動技により高い機動力を発揮する。
特殊防御や受け返し技は敢えて搭載せず、キャンセルを絡めた絶え間ない攻めと爆発力が持ち味のキャラ。
相手の攻撃を食らいつつも前へ前へと進む、ガン攻めタイプのAIが搭載されている。

#endregion
#region(竜之助氏製作 ミクダヨー)
-竜之助氏製作 ミクダヨー
#image(mikudayo-.gif,title=科学の限界を超えて、ミクがおまえに会いに来てやったヨー)
セガ%%の手違い%%により生み出された新たな''電子の妖か''…もとい妖精、ミクダヨーさんがMUGENにもご降臨なされた。
まさかの[[実写>松岡修造]]キャラ、そして''デカい''。%%おまけに怖い。%%
DEF120というその威容に見合う防御力を誇り、更にはMUGEN界に存在する名だたる格闘家の武術を体得、
[[高速移動>阿修羅閃空]]や[[切れ味抜群の対空キック>ジェノサイドカッター]]に[[運送技>ゴッドプレス]]、[[瞬獄殺]]に[[ATフィールド>エヴァンゲリオン初号機]]等を使いこなす武闘派である。
おもむろに四股を踏みだす辺り、どうやら[[SUMOU>オスモウさん]]の心得もあるようだ。
通常技や必殺技の隙が大きく反撃を受け易いが、攻撃時は[[アーマー>ハイパーアーマー]]化するという特性を活かし、そのワガママボディで豪快に暴れ回るんダヨー。
ちなみに設定でアーマーをOFFにすることも可能。
現在は後述のリメイク版公開に伴い公開停止。なお、転載・改変禁止だが、動画使用は自由とのこと。

攻撃面では1ゲージ消費の必殺技(暗転演出まであるが必殺技扱い)「ダヨダヨ乱舞」がかなり凶悪で、無敵あり・ガード不能・持続が長いと超高性能。
しかも図体がデカい所為で[[カンフーマン]]の2段ジャンプ程度の高さでは飛び越せず、なんとか背後に回り込んでも''瞬時に方向転換して来る''極悪ぶり。
威力自体は然程高くないのが難点だが、相手の大抵の行動を一方的に叩き潰せてしまえる。
3ゲージ以上で発動可能な超必殺技の一つ「覚醒」は、ゲージを徐々に消費しつつ、その間は常時アーマーを纏う技。
発動時に1ゲージ消費するものの、ガード時や喰らい中にも発動出来る上、攻撃判定も付いている優れ物である。
更に覚醒中に条件を満たすことで''[[謎ジャム>水瀬秋子]]っぽい奥義''を使用可能。
12Pは特殊カラーとなっており、''常時覚醒&常時ゲージ回復&ダメージ半減&奥義の条件緩和''という鬼仕様と化す。%%正に電子の妖怪。%%
ただ、ゲージ技が強力故にゲージ依存度が高めになりがちだったり、アーマー持ちの宿命として事故死する危険性があるのが難点か。
また、一部のやられモーションには喰らい判定が設定されていないのか、相手側のコンボが上手く繋がらない場合がある。

デフォルトでAIが搭載されており、持ち前のアーマーを活かしてゴリゴリ割り込んで来るためかなり強い。
相手と距離が離れていればすかさずゲージを溜め、満タンになったら覚醒を発動、というのが基本パターン。
だが、上記の通り各種ゲージ技頼りな面もあり、猛ラッシュでゲージ溜めの機会を与えてくれない相手は苦手である。
この他、専用ステージ「AgeAgeAgain!」も同梱されている。
|アイドルドウシノジンギナキタタカイダヨー(10:50辺りから)&br()&nicovideo(sm25560023)|

2020年9月17日には新たにリメイク版が公開された。
旧版で猛威を振るったダヨダヨ乱舞など、幾つかの技が削除されている代わりに、新規モーション及び新技の追加や演出の強化が施されている。
&s(){というか、足音といい新技といいなんだか&b(){[[某緑の悪魔>ブロリー]]の姿がチラつく}}
旧版にあった特殊カラーは廃止され、かつての12Pカラーに該当するものが狂化モードという形でオプションにて設定可能となっている。
また、覚醒と奥義に代わり、専用ゲージを溜めて喰らい抜けや一撃必殺技を繰り出すことが可能となった。
ちなみに一撃必殺技は旧版の謎ジャム風とは異なり、相手の頭を掴んで岩盤に叩き付ける大技「ラリアットエクスプレス」となっている。
しかもヒット時には''相手の顔を岩盤にぐりぐり押し付ける''カット入りという拘り様。&s(){やっぱこいつ[[ブロリー]]だよ}
[[特殊やられ]]にも対応しており、アニメ番号210139%%(太いミク)%%を使用している。
腕に覚えのある方は挑戦してみてはいかがだろうか。ただし[[ベジータ]]には専用演出があり、登録しても参照されないので注意。
この他にも初音ミクとの[[特殊イントロ]]や謎ジャムやられに対応している。
デフォルトで10段階にレベル調整可能なAIも搭載済み。なお、残念ながら旧版と違いステージは同梱されていない。
|一撃必殺技は4:28から&br()&nicovideo(sm37531263)|

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#region(Dissidia氏製作 D_Miku)
-Dissidia氏製作 D_Miku
#image(D_Miku.gif,title=私は…私より強い奴に会いに行く…)
[[新MUGEN>新バージョンmugenについて]]専用。
波動の力にでも目覚めたか、[[どこかで>リュウ]][[見たような>ケン]]技を身に付けているミク。
……[[挑発]]や飛び道具のモーションを見るに、どうやら[[極源流の人>リョウ・サカザキ]]も混ざっているようだが。
HIRON氏のスプライトと、上記P415氏や亜種ちゅ氏と同じくMMDモデルの「あにまさ式ミク」で製作されている。

性能的にはオーソドックスな三種の神器持ち。
それらに加え、ゲージを消費して[[ガードキャンセル]]フロントステップや、通常・必殺技の終わり際の硬直をキャンセルすることが可能。
後者を上手く使いこなせばかなりのコンボ火力を叩き出せるだろう。
AIは未搭載。
|製作者による紹介動画&br()&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=GCacHX6Rckc){320,240}|

Dissidia氏はこの他にもミクを題材にした[[ライフバー]]や[[ステージ]]を幾つか製作・公開している。
気に入ったものがあれば導入してみてはいかがだろうか。

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その他、ニマイメ氏の[[ファミコンウォリアーズ]]にも参加していた。

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***出場大会
#region(一覧)
****【ゆ~とはる氏製】
''シングル''
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''タッグ''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[タッグ],[初音ミク],sort=hiduke,100)
-[[ニコニコオールスター・タッグトーナメント>>https://nico.ms/sm8028546]]([[KAITO]]とタッグ)
-[[超鬼畜!ゲージMAXサバイバル大会]](10Fのイベントバトルに黒カラーで登場。タッグはランダム)
-[[サークルメンバー100人突破記念タッグトーナメント>>https://nico.ms/sm10867219]](はちゅねミクとタッグ)
-[[兄より優れた弟など存在しねぇ!バトル>>https://nico.ms/sm11517795]]([[KAITO]]とタッグ)
-[[女の子同士でタッグ組んでキャハハ❤ウフフ❤トーナメント>https://nico.ms/sm11790771]]([[ミーア・キャンベル]]と「チーム歌姫」)
-[[正義こそが力杯【狂キャラタッグトーナメント】>>https://nico.ms/sm12477941]]([[アサギ]]と「アイドルなの❤」チーム(黒→金カラー)
-[[クソゲーからリアルファイト余裕でした>>https://nico.ms/sm15944444]]([[金糸雀]]とタッグ)
-[[情け無用!東方のサーヴァントバトル>>https://nico.ms/sm17668454]]([[伊達政宗]]とタッグ)
''チーム''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[チーム],[初音ミク],sort=hiduke,100)
-[[無茶?無謀?(第4弾) 作品別 成長 ランセレバトル]](オリジナル&版権キャラでランセレ のコーナー内。P415氏製)
-[[【世界樹の迷宮Ⅲ】世界樹の迷宮Ⅱ職業別チームバトル>>https://nico.ms/sm9935585]](バードチーム-副将)
-[[世紀末 全員大将チームトーナメント>>https://nico.ms/sm10490812]](緑一色チーム-次鋒)
-[[ベル主催!栄光のぽっこーん3VS3チームバトル【ポンコツ杯2】]](おまけ)
''その他''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[その他],[初音ミク],sort=hiduke,100)
-[[凶宴祭【凶ランク・チーム対抗戦】]](金カラーでおまけに登場)
-[[スーパーインファイト大会 >>https://nico.ms/sm11783240]]
-[[ポイント強奪サバイバル!>>https://www.nicovideo.jp/watch/sm16566827]]
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[初音ミク],sort=hiduke,100)
-[[個性爆発!強力タッグトーナメント>>https://nico.ms/sm11656983]]([[シュマゴラス]]と「プリティグリーン」チーム)
''削除済み''
-[[タッグトーナメント]]
-[[平凡な対戦格闘をgdgdとやるトーナメント]]
-[[仲間を呼び出せハチャメチャタッグトーナメント]]
-[[紅白対抗オールスター大会【年忘れ杯】]]
-[[ヒロインズトーナメント 卯の陣]]
-[[超弩級作品別Big Bangトーナメント]]
-[[Re:超弩級作品別Big Bangトーナメント]]
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[初音ミク],sort=hiduke,100)
****【はちゅねミク】
#list_by_tagsearch_cache([大会],[はちゅねミク],sort=hiduke,100)
****【MikuMikuDanceミク(Lat式、Tda式も含む)】
#list_by_tagsearch_cache([大会],[MMDミク],sort=hiduke,100)
****【D4ミク】
#list_by_tagsearch_cache([大会],[D4ミク],sort=hiduke,100)
#endregion
***出演ストーリー
[[無限カオス戦記(笑)]](主役)
[[霧雨 魔理沙のながい1日>>https://nico.ms/sm10086590]]
[[Freedom Wind]]
[[Medium Heart]]
[[Over Spilt Milk]]
[[アイマスター]]
[[明日への道標]]
[[アリスさん姉妹]]
[[特殊工作員トレバーの戦い]]
[[中の国]]
[[無限旅行]]
[[SOS団と3人の姫君]]
[[無限坂グーニーズ]]([[KAITO]]のストライカー)
[[ウドン13]](戦闘なし)
[[MUGEN島の人々]]
[[I can`t back to the yesterday]]([[レプリ>エックス]][[ロイド>ゼロ(ロックマン)]]として登場。''涙線崩壊注意'')
[[K兄妹のダッシュ&クーリッシュ!>>https://nico.ms/sm10549039]]
[[特別課外活動部事件簿]]
[[春香さんの学園天国!]]
[[葛葉ライドウと愉快な仲間達>>https://nico.ms/sm13413510]]
[[魔物使いと劇団と。]]

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//|CV:藤田咲|,ニコニコオールスター,シンガー,ツインテール,プログラム,VOCALOID,アイドル,緑髪,ニーソ