年齢:16歳
身長:158cm
体重:42kg
得意ジャンル:アイドルポップス/ダンス系ポップス
得意な曲のテンポ:70~150BPM
得意な音域:A3~E5 
発売日:2007年8月31日
 
クリプトン・フューチャー・メディアから発売されたDTMソフトウェア、及び同ソフトのイメージキャラクターの名称。
「はつね 
みく」と読み、名前の由来は
「まだ見ぬ未来から、初めての音がやって来る」。
「歌声音源VOCALOIDシリーズ」の一つであり、
ボイスのサンプリングは声優の
藤田咲
女史。
透明感があり空気に澄み渡るような声質が特徴。
デザインはイラストレーターのKEI氏が担当。
青緑を基調としたカラーリングで、制服やメカっぽいアームカバーなど全体的にサイバーな印象を与えながらも、
ツインテールやプリーツスカート、ニーソックスといった萌え要素をまとめた容姿になっている。
なお、衣装のモチーフはヤマハのシンセサイザー、DX7。
かつて大ヒットしたこの商品に肖ってミクも大ヒットして欲しいという願いが込められており、それは見事に功を奏したと言える。
クリプトン社製の先輩ソフト(VOCALOID)としてMEIKO、
KAITOがいる他、
同輩ソフト(VOCALOID2)に
鏡音リン・レン、
巡音ルカがあり、また後述の他社製ボーカロイド達の先輩とも言える。
ミク、リン・レン、ルカの三種はまとめて「キャラクター・ボーカル・シリーズ(CVシリーズ)」と呼ばれている。
ミクの左肩には「01」のナンバーが記されているが、これはCVシリーズの一番目という意味。
ちなみに、最初は巡音ルカがCVシリーズの第一弾、ミクが第三弾となる予定であったが、
色々あって現在のような順番で発売されることになった。
彼女らのイメージカラーは色料の三原色であるシアン(ミク)、
マゼンタ(ルカ)、イエロー(リン・レン)に対応している。
    
    
        | + | ボーカロイドについて | 
ボーカロイドはDTM(デスクトップミュージック、コンピュータを使った打ち込み音楽)のために開発された音源で、
これ迄にギターなど楽器の音源はあったものの「歌」の音源は存在していなかったことから製作された。
 勘違いされやすいが、ボーカロイドエンジンの技術はYAMAHAの開発した物であり、
 クリプトンはライセンス契約して製品化している会社の一つでしかない。
 
 
当初クリプトンからもMEIKO、KAITOなどのボーカロイドは発売されたが、あまり知名度が上がらないままに終わってしまう。
しかし、初音ミクはキャラの持つ秀逸なデザインと少しの萌え要素によって多くの人間に知られるようになり、
 そして何よりも音源ソフトとしての使い易さのため、
 発売直後から初音ミクに歌わせたカバー曲やオリジナル曲がニコニコ動画に投稿されるようになって、
 初音ミクの知名度と人気は急速に拡大していった。
 
 
知名度の高いキャラを備えた音源という利点のために、DTMにおいてボーカルを獲得することや、
制作した音楽を多くのユーザーの目に止まらせることの難しさといったDTMの問題点が数多く解消され、衰退していたDTM界に革命を引き起こした。
 
 
通常、年間千本売れれば大ヒットとされるDTM業界において、初音ミクは発売後2週間で4千本、年間4万本を優に超え、
発売5周年を迎えた現在は7万6千本という驚異の売り上げを記録した
 (ちなみにミク以前にMEIKOも三千本売れたヒット商品。ただしDTMソフトの多くは数万~十万円弱するものが多いため、
 15000円のCVシリーズと単純比較してはいけない。それでも市場の歴史に残るほどの売り上げではあるのだが)。
 ミクの大ヒットは後続のボーカロイドである鏡音リン・レンや巡音ルカの売り上げに影響を与えたことは勿論、
 以前に発売されたMEIKO、KAITOが再評価される切っ掛けにもなった。
 
 
上述のようにライセンス製品なのでミク登場以前にもクリプトン社製以外のボーカロイドはあることはあったのだが、
 
ミクのヒットにより注目を集め国内メーカーも次々とボーカロイド事業に参入、一気にその種類を増やした。
 
「VOCALOID2」エンジンを用いた国内製品にはクリプトン製のものの他、
 
インターネット社製の神威がくぽ、GUMI 、Lily、ガチャッポイド 、
 
AH-Software製のSF-A2 開発コード miki 、氷山キヨテル、歌愛ユキ、猫村いろは、
 
キューンレコード社製の歌手音ピコ、YAMAHA製のVY1、VY2など、多くの仲間がいる。
 
これらの多くにはミクに習うようにイメージキャラクターが設定されている
 
(ただしガチャピンは当然として、いろはも『ハローキティといっしょ』のキャラとして既に存在していた。
  一方で『ハロいつ』でバンドを組んでいる設定(更にはデザイナーがミクと同じ)なのにボーカロイド化を逃した聖葉リオ…)。
 
その後も「VOCALOID3」、「VOCALOID4」といった新型エンジンと、これを用いた製品も続々登場。
 
海外でも作られているが、仕様がやや異なっている。
 
現在ではニコニコ動画やクリプトンの運営するピアプロというサイトで大勢の人間がボーカロイドを用いて自作した歌を発表している。
更に初音ミクの存在によってDTMの世界が広く知られるようになり、
 それによってネットを通して誰でも自分の作った歌を公開し聴いて貰える基盤を確立したことは、
 音楽の創作においては大きな変化と言えるだろう。
 後に公開した一部の曲は人気次第で『Project DIVA』『maimai』や『SOUND VOLTEX』などの音楽ゲームに収録され、
 他にもボカロPと呼ばれるユーザーはネットだけに留まらず商業展開に進んでいくという一種の社会現象が起きている。
 
 
また、ミク用に開発されたフリーの3D動画製作ソフト『MikuMikuDance』(通称「MMD」)の登場によって、
誰でも手軽に楽曲にあわせた3D振り付けダンスが製作出来るようになり、
 まさに本格的にボーカルからヴァーチャルアイドルへと進化することになった。
 現在MMD用の3Dモデルはボーカロイドに留まらず、ニコニコで人気のありとあらゆるキャラのものが、
 凄まじい勢いで開発されており、ボーカロイドの枠を飛び越えた一つのジャンルとして成立して一大勢力を築いている。
 
 
バーチャルアイドルの現実化という意味でも世界から注目されており、
ミクの誕生日とされている3月9日に行われたミク感謝祭にて、
 実際にステージ上を歩いているように見えるスクリーン投影という形で行われたコンサートは満員御礼の大盛況。
 その様子は全国ネットのニュース番組でも放映された。この様子がYouTubeなどで大々的に知られるようになり、
 ニューヨークでもコンサートが実現。超満員であった。
 その影響力は日本のオタク界隈では『マクロスプラス』におけるバーチャルアイドル、シャロン・アップルを引き合いに出される事が多い。
 
 
イギリスで最も有名なタブロイドフリーペーパー「METRO」は2010年10月21日。
「ミク」に関し「彼女は、地球上で最大のポップスターの一人」と大々的に報じた他、
 エクアドルの「EL UNIVERSO」は10年9月8日付の電子版で「骨も肉もない有名な芸術家」との見出しを掲げ、
 何千人も収容するアリーナを満員に出来る人物だと紹介した(J-castニュース 引用)。
 
 
また、ネギ繋がりでネギの世界一の原産国メキシコの雑誌の表紙にもデビュー。
2011年にはトヨタをスポンサーに全米にCMデビューまでした。
 多くの海外メディアによってなおも加速しつつある知名度の上昇は、
 こういった分野で世界を牽引する日本への興味・期待が集まっていることの証である。
 
 
その勢いは止まらず、世界有数の大企業Google謹製ブラウザ「Google Chrome 」のCMにまで登場。
 
あのレディー・ガガやジャスティン・ビーバーと並んでYouTubeにおける「顔」として登用された。
 
また、このCMで使われた楽曲「Tell your world」はiTunes Storeの総合ランキングで1位を獲得。
 
更に海外ファンの強い要望もあり、WASABEATにて世界217カ国で追加配信という邦楽最多記録まで叩き出した 。
 
後にこのCMはカンヌ国際広告祭にて銅賞を受賞 し、また初音ミクは持ち歌の数でギネス記録認定されるに至った。
 
初音ミクは登場から5年を経た現在、その動向に世界の目がついてくるほどのキャラクターに成長したのである。
 
日本のネットユーザーや非オタク層の中には「初音ミクは機械に過ぎない」と批判する者も多く、それは事実である。
繰り返しになるが、初音ミク=ヴォーカロイドはDTMソフトであり、詰まる所「楽器」の一種でしかないのだから。
 だがここまでくると、下手な日本人歌手やアイドルを上回る結果を「彼女」が成し遂げたことに疑いの余地は無いだろう。
 
 
最早ジョークなどではなく日本発の世界を代表するバーチャルアイドルとして認知されてきているのである。マジで。
 | 
オリジナル曲の
「みくみくにしてあげる♪」は中毒性のあるメロディとキャッチーなフレーズで大ブレイクした。
初音ミクの曲で最も再生数が多い曲で、同時にニコニコ動画で3番目に再生数が多い動画である。
そして上記の動画から約5年、まさかの
完全版である
「みんなみくみくにしてあげる♪」が投稿された。
時報アナウンスを初め、様々なジャンルとの親和性の高さからニコニコ動画を代表するアイドルとして認識されているが、
その実、公式の設定という物が殆ど存在しない。
年齢身長体重などの最低限のプロフィールしか存在せず、それ以外全て白紙の状態となっている。
開発初期は様々な設定があったものの、
ユーザーに与える情報を極力少なくすることで想像の幅を広げ易くするために全て取り除かれた。
なので現在広まっている性格やキャラクター性も全てユーザー達が築いていったものであり、
作品によって性格が違っていてもそれらは全て正しいと言える。
「みっくみくにしてあげる♪」という台詞もミクを象徴する位に有名ながら、
あくまで一ユーザーが作った曲の歌詞であって公式とは扱われていない。
ミク自身の出自についても、作者によって
普通の人間だったりロボットだったり
サイボーグだったり、
電脳上の仮想人格だったり
妖精さんみたいな扱いだったりと全く統一されていない。
割と広く知られている
アホの子だったりネギ好きだったりするのも全てユーザーによる創作である。
このような二次設定はある程度一般認識として広まってコンセンサスが得られれば、
「公認」という形で半オフィシャル的な扱いを受けることもある(ネギ好きやはちゅねミク、亜種の弱音ハク・亞北ネル・重音テト等)。
ただし「公認」はしてもあくまで「公式」とは異なるため、これらが正式な設定として盛り込まれるという訳ではないので注意。
キャラデザのKEI氏が描いている漫画版ですら「メーカー非公式」であって、ボーダーラインは意外と厳格である。
ちなみにPSPなどで展開されるSEGAの音楽ゲームの『Project DIVA』ではモジュール(コスチューム)の一つとして公認キャラが数人登場している。
    
    
        | + | 紳士的な余談 | 
戦闘力に関しても明確な数字は無く、創作者の好み通りに解釈されていたのだが、
 
後に発売された姉妹品の巡音ルカが公式巨乳だったため、最近はその余波を受けて並またはそれ以下とされていることが多い。
 
と言っても、元のイメージイラストからして平均以下と見られることの方が多かったのだが。
 
なお、PSP音ゲーの『初音ミク -Project DIVA-』では3D化したからか平均程度となっていたが、
 
続編の『初音ミク -Project DIVA- 2nd』以降ではとうとう絶壁になってしまった。どうしてこうなった。
 
この『Project DIVA』シリーズはアーケードでも稼動中である。
 
 
ファンの間では戦闘力よりもパンツに関する考察の方が盛んであり、
YouTube板には「VOCALOIDパンツスレ」という専用スレが10スレ以上続いている。
 一見するとネタスレっぽく見えるがSF好きも多く集まるジャンルだけあって、妙に熱の入ったトンデモ仮説が立ち上げられたり、
 制作者にパンツ派閥を聞くのが慣例と化していたり、オフラインイベントでクリプトンに質問したりとやたらにアグレッシブである。
 紳士自重しろ。
 
 
なお、フィギュアの設定にあたって出されたクリプトン非公式見解では「(自分で好きな物に変えやすいから)とりあえず白」とのこと。
 
要するに「自分の好きなように考えていいよ」ということなのだろう。
 
ちなみに前述の『ProjectDIVA』では色が分かるものの、モジュール(衣装)によって変わるためやはり固定ではない。
 
下着ではないが、第1作目である『初音ミク -Project DIVA-』から用意されている水着モジュールにはスク水と、
 
パンツとブラジャー両方に青緑色の縞模様が描かれたビキニがある。 水着とは言うが、下着姿にも見えなくもない
 
また同じSEGA繋がりのコラボレーションとして『ファンタシースターポータブル2』『ファンタシースターオンライン2』にもミクの衣装が登場しているが、
パンツは前者では青緑+白の縞パンだったが、後者では真っ白になっている。
 スタッフ曰く「以前に縞パンにしたら怒られたから」らしい。
 
    
    
        | + | 更に『PSO2』では | 
更に『PSO2』ではミク本人がロビーのモニターを通じて ムービーの垂れ流しコンサート(と言う名の『DIVA f』の宣伝)に来たこともある。
 
暴力表現こそ無いものの、そのときの楽曲がよりにもよって「ネトゲ廃人シュプレヒコール」だった。 おいバカやめろ
衣装は『PSO2』の基本衣装の一つウィオラマギカ を薄緑にしたものを着てきた。なおこの服、デフォで縞パンである。
 
ついでにミクの髪型もPCが出来るようになり、マグ(ペットロボ)の外装としてミクダヨー も登場している。
 |  
 
同人誌(一般・R-18問わず)では真っ白か、髪の毛と同じ青緑色+白の縞模様で描かれることが多く、
一般的にも「ミク=縞ぱん」という認識が浸透している。
 
 
『白猫プロジェクト 』にゲスト参戦 した際は対象年齢の問題からスパッツ を穿いていた。
 下着じゃなければセーフなのか、ブルマ、レオタード、ローライズの水着など大胆な恰好もあったが… | 
このように予めユーザー自ら個性を作ることを前提としたキャラのため、何でもあり状態になっている。
この辺りが他の版権キャラと一線を画す部分であり、原作という概念が存在しない非常に特殊な例でもある。
ファンの間でもかなり認識の差が激しく、正直な所ファンにとってももはや把握不能の状態。
白紙でありながら全てを飲み込み集約する、まさにカオスの歌姫と言えよう。
ただし版権自体は存在するので、
暴力表現
や
露骨なエロ
などの倫理的にまずい物は許容されていない。
格ゲーなどで
ミク本人が戦うのも禁止…なのだが、
『Project DIVA』シリーズにおいては曲のPVで
怪獣と戦うものがあったり、
モジュールにも『PSO』『
バーチャファイター』『
戦場のヴァルキュリア』など戦闘要素の濃い作品のものが登場していたりする。
これらについてはあくまで「PVの演出」「衣装のバリエーションの1つ」ということでセーフだと思われる。
『ケリ姫スイーツ』とのコラボでは
ガチャから出てくる仲間として参戦しているのだが、
その攻撃方法が殴る・蹴るといった暴力的なものではなく「歌声で広範囲の敵にダメージを与える」というもので、
他のヴォーカロイドも同じ攻撃手段のためセーフだったのだろう。
ミクだけで派生が多数いる他、特定のアクセサリを装備させると一番近くの敵の前まで飛んでいって攻撃するようになる。
また、他のコラボ作品も
原作では流血やトラウマものの演出がケリ姫の世界観を損なわないように緩和されているので、
ミクが
槍で貫かれたり
頭を食いちぎられるといった
リョナ要素の心配もない。
懇ろなセガの『ソニックレーシング クロスワールド』ではアイテムを使って攻撃をしたりしている。
ちなみにこの作品ではコラボキャラ枠ではなく
セガ枠で参戦している。
 
他の作品だとアプリゲーム『#コンパス』辺りが話題だろうか。
このゲーム、FPS式の3vs3のチームバトルなのだが、
ミク本人もプレイアブル化している。
こちらも攻撃手段は音符を飛ばしたり等して直接的な攻撃せず、ミク自身の攻撃力も低いのだが、
やろうと思えば
相手を毒で倒したり直接倒したりすることも可能。
さらに他のプレイアブルの中にはチェーンソーやら大鎌やら物騒な武器を持っている奴もいるのだが、
スマブラのようなマイルドなダメージ表現のためか、これも暴力表現には当てはまっていない様子。
ちなみに戦闘ではないが、『Fit Boxing』とのコラボタイトル『Fit Boxing feat. 初音ミク -ミクといっしょにエクササイズ-』では、
ミクがインストラクターとしてボクササイズをするという仕様上、
「ボディはみぞおちや脇腹を狙うパンチだよ」等やたら物騒な台詞が飛び出す事も。
なおゲームとしては北斗神拳伝承者が行うボクササイズよりもハードともっぱらの評判
    
    
        | + | 込み入った話 | 
ここまでなら所謂ネットキャラの一つで終わる話だが、ミクの辿ってきた遍歴は平坦な道ではない。
 
 
所謂非オタ系企業に生み出されたキャラということ自体が異端であることに加え、
既存の音楽業界やキャラクタービジネスとは異なる立ち回りにより、徐々にその特異性が露わになっていく。
 
 
 
また、前述のように音楽ソフトウェアとしても画期的なボーカル音源として注目され、
 
歌い手を見付けることが出来ないアマチュア音楽家に希望をもたらした。
 
デジタル音楽史にはかつて某音楽管理団体の圧力により、壊滅的な打撃を受けたという歴史があるのだが(ただし9割がた濡れ衣と逆ギレ)*1 、
 
ボーカロイドの登場とそれに平行したニコニコ動画やYouTubeといった動画サイトの浸透により、
 
『個人製作のオリジナル曲を聞いて貰う』敷居が大幅に下がり、前進したと言えよう。
 
そういう意味では彼女自身も時代の寵児とでも呼ぶべき存在なのかもしれない。
 
しかし、このような異端の存在が既存の仕組みにすんなりと受け入れられる筈もなく、幾度も衝突が発生している
(そもそもミクは元々歌手の声を素材にする予定だったが、全て断られて声優に変更されたとされる)。
 この側面からか「自由な創作の象徴」とまで称されることもある。
 そうした点は海外も承知しており、前述したGoogle ChromeのCMへの初音ミク登用は一大快挙と言えよう。
 2012年現在では複数のテレビ局で昼夜を問わず繰り返し「初音ミク」の特集が組まれ、放送されておりラジオ番組などとも併せて、
 ボーカロイドの存在が一般層へと認知されてきており、台湾で行われたミクのライブは地上波で初めてTOKYOMXでの中継が放送された。
 2017年から音楽、情報、日本史などの複数の教科の国内教科書に載った。
 
 
    
    
        | + | ちなみに… | 
企画初期の設定では
 
歌という文化が消滅した未来で、そんな状況を憂いた科学者によって作られたボーカルアンドロイドであり、
暗い未来を変えるためにタイムスリップして現代にやってきたヴァーチャルアイドル
 
という設定だった。
 
 
ちなみに後継ソフトである鏡音リン・レンには「鏡に映った異性のイメージ」という設定があるが、
 
こちらも正式に採用されてはいない。ファンにも意識してる人 は殆ど…。
 |  
 
なお、ミクから広まったイメージキャラクター戦略は日本国内だけに留まらず、海外企業も積極的に取り入れ始めている。
DTM界隈だけでも追従するようにキャラ付けしたソフトも少なくはない。
 ちょっと不思議なセンスだったりするのもあったりするがそれはまた別の話である。
 
 
    
    
        | + | 実はこんなに多くの機関がイメージキャラクターとして起用したり、タイアップしたのはあまり知られていない | 
お友達、世界的に凄すぎて最早無敵だろ…。
 
とりわけ、グッドスマイルカンパニーはどこよりも早く初音ミクの立体化を発表・発売しており、
 
「figma」「ねんどろいど」初音ミクの大ヒットが、新興フィギュアメーカーに過ぎなかった同社を押しも押されもせぬ企業に押し上げたことで知られる。
 
「ねんどろいど」は第一弾がネコアルク であるように、共通規格など存在しないマスコット、ゆるキャラ系路線の商品であったが、
 
ミク以降、表情パーツの互換性を持たせ、自由に交換出来るようにしたことが「表情買い」で知らないキャラでも買うという層を作り出している
 
(当時はまだ中国等の人件費が安かったため、完成品フィギュアは今とは比べ物にならないほど安かった。中国のおばちゃんありがとー)。
 
それからは何かにつけてミクのバリエーションを限定販売することで、無数のユーザーをねんどろ沼に引きずり込んだ。
 
上記の一つの(生まれ故郷とされることも多々ある)札幌市では、
 
冬季に雪ミクという特殊コスチュームのミクでデコレーションされた路面電車が市内を走っている。
 
もちろん、これもグッスマにより毎年立体化されるのが恒例となっている。
 
そして稼いだ資本により 社長の個人的趣味でレーシングチームを立ち上げ、一般人から出資してくれる「個人スポンサー」を募り、
 
その特典として「レーシングミク」を送るということをしている。
 無論、個人スポンサーの大半は、高い金を払ってでも「レーシングミク」が欲しいだけだったのは言うまでもない
そんなこんなで今やスカイツリー内に移転した本社オフィスのことを「ミク御殿」と揶揄する者もいる。
 
そしてSEGAがねんどろいどのデザインを用いて作った音楽ゲーム『Project mirai』のプロモーションキャラクターとして、
 
ねんどろいどに似せようとして作成したものの出来がアレだった着ぐるみこそが、ミクダヨーである。
 
2010年5月21日にはミクファン1万4千人分応援メッセージが刻まれている金星探査機「あかつき 」を載せたH-IIA型ロケット17号機が宇宙へ無事出発し、
 
遂に宇宙進出した 。
 
ちなみに、彼女の歌には先日地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」を題材にしたものも存在している。
この「あかつき」との関わりも、そういった縁があってのことなのかもしれない。
 |  | 
    
    
        | + | 御三家 | 
ニコニコ動画ではアイドルマスター と東方Project 、そしてボーカロイドは、その世界観の魅力と自由度の高さ、充実したキャラや音楽、
 
そして何より多大な想像の余地と版元の寛容な姿勢によって二次創作の制作が非常に盛んなジャンルであり、
 
この3つを一纏めにニコニコ御三家、あるいは三大ジャンルと呼ぶことがある。
 
また、ののワさん ・ゆっくり ・たこルカ といった、
 
御三家キャラから生まれた「ちょっと可愛いがどうしてこうなった的な 二次創作キャラ」をまとめた「誤算家」 なんて括りもあり、
 
やつらは恐ろしいことに全てMUGEN入りしていたりする。 
近年はMikuMikuDanceの発展により、これらの作品同士の共演の垣根も下がりつつあるようだ。
 
特にボカロとアイマスには歌やダンスという共通項があり、
ボカロにアイマス曲を歌わせるアイマスMADでボカロオリジナル曲に合わせて踊らせるなど、以前からコラボ作品も多く作られている。
 
 
なお、公式でもボカロとアイマスのコラボは実現している。
 
前述の『初音ミク -Project DIVA-』シリーズではアイマスの衣装と楽曲がDLC配信されており、
 
PS3版『THE IDOLM@STER2』ではDLCでミクの衣装と共にミク本人がアイドルとして登場した。 
流石にプロデュースこそ出来ないが、会社の枠を超えた共演 に驚いた人も多いはず。
 | 
2010年4月30日に追加音声「Miku Append」が発売された。
Append(アペンド)には付加という意味があり、既存の音声へ新たに6種の歌声を付加し表現の幅を拡げることが出来る。
追加されたのは以下の6種。
- vivid(滑舌を明瞭化)
- soft(発音のアタックを少し弱め)
- sweet(ささやくような小声、β版ではvery small)
- dark(落ち着いた歌声)
- solid(より強い発音)
- light(勢いのある、爽やかな声)
ますます進化して行くVOCALOIDの躍進に期待が寄せられている。
海外での人気の高まりを受け、英語バージョンの発売もされており、こちらはVOCALOID3エンジンが使用されている。
また、日本でも2013年9月26日にVOCALOID3エンジンを使用した「初音ミクV3」及び前述の英語版同梱の「初音ミクV3バンドル」が発売された。
こちらは「vivid」「light」以外のアペンドライブラリが含まれている。
さらに、VOCALOID2版発売9周年を迎えた2016年8月31日には、VOCALOID4エンジンを使用した「初音ミクV4X」が、
2020年11月27日には、VOCALOIDエンジンを組み込まずに歌声合成エンジンを内製化した「初音ミク NT(ニュータイプ)」が発売された。
    
    
        | + | Get ready… | 
月刊ニュータイプにて一時期集中連載されていた『電脳戦機バーチャロン 』特集の折に、
 
カトキハジメ氏が彼女をフィーチャーして「フェイ・イェンHD」というイラストが描き下ろされた。
 
そして『extend』や『ARCADE』でもそのモジュールが使用出来る上、フィギュア化までなされた。
 
この「HD」とは「ハート・オブ・ディーヴァ」の略であり、
 
設定上はファイユーブが電脳世界でミクの魂と出会ったことに影響されたという、所謂ファイユーブによるミクのコスプレ。
 
一応コピーライトにはクリプトン社の名前も併記されている。
 
    
    
        | + | ファイユーブについて | 
ファイユーブとは、オリジナル・フェイ・イェンとも呼ばれるバーチャロン初期から存在するキャラ。
 
ただし裏設定みたいなものであり、設定資料集やドラマCDには登場してもゲーム本編に登場したことは無い。
 
他のバーチャロイドとは違い14歳女性並のメンタリティを持ち、人間に化けることさえ可能。
 
姉妹にオリジナル・エンジェランの「アイスドール」、オリジナル・ガラヤカの「アプリコット・ジャム」が存在しており、
 
それぞれ17歳、11歳とされている
 
(初代でのプレイヤー機は遠隔操作型。前半がゲームのふりをしたパイロット選考 、後半が実戦とされている。
 
 一方『マーズ』のハッター軍曹はAIを持つか巨大サイボーグなのでは?とも言われている)。
 
プレイヤー機の方は破棄された開発データの残骸と捕獲作戦 失敗から得られたデータから作られたレプリカモデルに過ぎない。
 
なお、ドラマCDでの活躍(?)から訓練されたファンによるHDの評価は
 
「なんだ、いつもの14歳か」「永遠の14歳なら仕方が無い」であり、批判する方が逆に「にわか」扱いされる。
 
そもそも初代からフェイ・イェンが存在する時点で…(当時も一部硬派厨(リアルロボ至上主義者)からの批判があったが)。
 
後には胸にでっかいハートマークを着けたり、ア○ミラ 化したりとやりたい放題。そしてカトキ氏は初代からのメインデザイナーである。
 
余談だがセラムン (実際はセーラーV )ガンダムことノーベルガンダム をデザインしたのもカトキ氏である。
 |  
 
……そして、2013年3月14日に発売されたニンテンドー3DSソフト『スーパーロボット大戦UX』にて、
『「電脳戦機バーチャロン」シリーズ フェイ・イェンHD』として単独参戦を果たした。
 キャラクター単体が登場作品となることはスパロボ初である。
 
 
ネギ(ジェイド・フォーキー)を振り回したり、
 
ストーリーが進むとまるでパイロットカットインとでも言わんばかりにミク本人のカットイン が挿入される上、
 
任天堂ハードの携帯機では初のフルボイス(CVも中の人の中の人こと藤田咲女史 )という素敵仕様。
 
単独参戦という都合上いるだけ参戦という形……かと思いきや、バーチャロン公式ブログでも、
 
「シナリオ監修を中心に公式スタッフがバッチリサポート」「というか公式が台詞書いてる」
 
「ゲーム中で歌姫デビュー」と言われており、がっつりメインシナリオにも絡んでいる。 もはや公式が集団感染
というか、バーチャロンのスタッフはスパロボに物凄く好意的で以前にもシナリオ監修していたりする 。
 
『UX』では三度にわたる覚醒イベントや歌姫系キャラとの絡みなど、多くのイベントが用意されている。
 
第39 話「蒼穹-そら-」(『蒼穹のファフナー 』の最終話が元)において、
 
蒼穹作戦の最中、『バーチャロン』シリーズのメインテーマ曲のボーカルアレンジ「in the Blue Sky ver.HD」 を披露しながら、
 
完全覚醒を果たすというコラボレーション最大展開の見せ場が存在する
 
(ちなみに解禁時のイベントでフェイが「舞い上がれ、空の蒼穹 に!」と本曲の歌詞を言う場面があるのだが、
 
 流石に実際の歌詞までそれにするのはマズかったらしく、実際の歌詞では「舞い上がれ、空のあお に」となっている)。
 
ストーリーの中核部分にまで絡む活躍で、黒幕曰く決定的 と言えるほどの最大の不確定要素。
『UX』のハッピーエンドを決定付けた要因の一人であり、彼女がいなければ勝利と帰還は無かったかもしれないと言われるほどの大役っぷりである。
 
初音ミク本人もフェイの精神世界の中で「???」名義で出演している。
インターミッション1回限りの出演なのだが、この場面のためだけにミクのグラフィックが用意されている。
 というか『UX』の世界にフェイを呼び込んだのはミクなのである意味重要人物。
 あと、フェイのセリフには初音ミクオリジナル曲の歌詞を元にしたと思しきものがいくつかある。
 
 
ちなみに、今回声を担当した藤田女史は『第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇』でも『真マジンガー 衝撃! Z編』の役柄で出演しており、
その縁からかUX作中においても活躍シナリオ・絡むキャラクター共に、
 全体を通して『マジンカイザーSKL』の登場人物や設定とのクロスオーバーが多く用意されている。
 
 
あくまでもファイユーブでありミクではないのだから上記の「暴力表現はNG」というのにも抵触しないと思われる。
 
スパロボ公式ラジオでも博士 が「ミクなら駄目だが、フェイ・イェンならOKということか!」と言っている。
 
カットインこそミクその人だが、これもファイユーブによるイメージ映像でしかない……と思われる。
 
なお、前述した通り本作はさりげなくファイユーブのゲーム媒体初登場作品 でもある。
 
尤も「『スパロボ』に登場するフェイ・イェンは全てファイユーブ」 という説もあるが。*2 | 
    
    
        | + | 発音ミク | 
プラレールで知られるタカラトミー 系の『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』とのコラボで
 
「H5はやぶさのシンカリオン運転士」としてセミレギュラー出演。
 
11歳の小学生なので本家と比べると小柄 で当然絶壁。あとパンチラ防止のレギンス。私服では眼鏡をかけている。
 
あくまでも「発 音ミク」という名の「よく似た別人」なので戦闘行為もOKな模様。
 
CVはもちろん藤田女史。初音ミクっぽくなるように音声に加工まで施されている。 正直違和感が強い
 
余談だが同作には『新世紀エヴァンゲリオン』とのコラボで、
碇シンジ も「500 TYPE EVAのシンカリオン運転士」として(更には頼れる先輩 として)本編にゲスト出演している
 
(エヴァンゲリオン初号機 カラーの500系新幹線は2015年から2018年まで実在していた。当然新幹線であってシンカリオンではないが)。
 
こちらはミクとは違い「並行世界の本人」らしい。
 
同様にゴジラ も並行世界の本物がゲスト出演しており、劇場版冒頭ではゴジラVS発音ミク も実現している。
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        | + | 舞い降りた電子色の歌姫 | 
 
「あ、待ってましたよ、先生!さあ、新しいステージの準備を始めましょう!」
 
 
ソーシャルゲーム『ブルーアーカイブ 』初のコラボイベント「初音ミクのスペシャルライブ in キヴォトス ~リハーサル篇~」にて、
 
これまた初のコラボ生徒として実装された。
 
ここでも本来は実体を持たないバーチャルシンガーなのだが、キヴォトスの技術で仮初の肉体を得て連邦捜査部シャーレに協力する事になる。
 
生徒達はどいつもこいつも銃器で武装しているキヴォトスにおいて、戦闘行為NGの彼女を武装させるのか否かでファンからは心配されたが、
Tシャツやタオル等のグッズを空気圧で客席に射出する(当然非殺傷の)「ライブ用Tシャツキャノン」を持たせる荒業 で見事解決。
 
能力も回復とバフ極振りのSPECIAL(後方支援)型なので、戦闘行為は一切していませんと強弁する事で事なきを得た。
 
育成においても他の生徒と違い、神秘を強化するオーパーツ類を全く必要としない特殊な形態となっている。
 
ちなみに、諸事情あってかこのコラボイベントは3.5周年が経過した現在も一向に復刻する様子がないため、
初音ミクを所属させているだけで最古参の古強者の証と呼べる状態になっている。
 
		| コラボストーリー曲『BLUE NEW WORLD』 
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2022年にはアニメ『邪神ちゃんドロップキックX』にレギュラーキャラとして出演している。声も当然藤田女史本人。
こちらは加工なしでボカロっぽい独特の響きの声を演じてみせている。すごい。
話にもそれなりに絡むことが多く、外部出演ながら優遇された扱いとなっている。
余談だが『Project DIVA』シリーズではモーションアクターを
小倉唯女史や能登有沙女史、伊藤美来女史等が担当しており、
その流れで彼女達を「初音ミクの中の骨の人」と呼ぶ人もいたりする。
MUGENにおける初音ミク
MUGENでも複数のキャラが作られている。
ただし、ニコニコを代表する人気キャラなので、取り扱いには要注意。
    
    
        | + | ゆ~とはる氏製作 | 
吉川かば夫氏のドット絵 を元にゆ~とはる氏が制作したもの。ニコニコMUGEN動画では最も見かける機会の多い初音ミク。
 
2020年7月の更新により新技や新システム、システム表示、黄金モード やクライマックスモード 相当の強化モードなど新要素が多数実装され、
 
それに伴い「初音ミク・アペンド」に名称変更された。フォルダ名も変わったので旧版に上書きする心配はなし。
音符を用いた攻撃 を主軸とした遠距離重視型だが、ネギによる打撃やキックなど接近戦も十分にこなせる。
 
というか、そちらも含めて非常に技の数が多く、音符・ねんどろいど・ネギロケットと通常必殺技だけでも三種類ある飛び道具をはじめ、ネギを使った昇龍、
 
切り返しにもぶっぱにも対空にも使える獄屠拳 、溜め居合、設置技、流星キック、ネギを振り回す連打技、通常超必共にある当身など多芸。
 
一般的な格ゲーの技で搭載していないのはコマ投げと無敵突進技、あとは移動技くらいである。
 
あげく超必で呼び出す多彩なストライカー(後述)は特殊な性能のものも多く、挙げていけばキリがない。そのうえ一撃必殺まで搭載している。
 
昔は防御力が紙 であったが、今はそんなこともない。単発以外のダメージに対しては寧ろ堅めの部類。
 
特定条件下で火力も防御も上がる他、様々なゲームのシステムを実装しているので総合性能は意外とオールラウンダーである。
シールド・ブラッドヒート 、サイクバースト・ロマンキャンセル 、リコイルガード 、怒り爆発 などの他の格ゲーのシステムを数多く取り入れている。
 
そのため、総合的な防御能力では凶にも匹敵するレベルである。
 
それ故にAIではかなりオールラウンドな強さを発揮する反面、技もシステムも多く操作が複雑であるため、人操作で完璧に使いこなすには修練が必要。
 
ゲージ数は最高3本まで。ゲージ技として実際に歌を歌い、その歌に即した攻撃を行う。また、それ以外にも独自のゲージ、音符ゲージを持つ。
特殊イントロ は驚異的なまでの範囲で対応しており、他のVOCALOID 達は勿論、自分より年下 には強がったり、
ネギに関係している? 相手にはネギは自分のものと豪語したり、忍者や変身ヒーローを見て喜んだり…等、
 
他にも様々なものが存在し、ゆ~とはる氏のキャラ同士でも反応する。
 
珍しいものとしては髪型に対してのコメント も。
 
また、追加されたロック技「シンデレラロマンス」によるミッドナイトブリス 対応キャラの数も非常に広範囲。
 
攻撃時に発せられる声や歌声は全てミクの声を使用している。
 
レベルの変更が可能なAI も搭載されていて、中々の強さ。
 
GUILTY GEARのように金カラーの強化形態もあり、通常に比べ攻撃力や防御力が上昇(1.5倍)、体力が通常の倍に増加+自動回復、音符ゲージMAX、
 
更にはE缶 によって体力を急速に回復出来る 、残機により一度だけ体力が0になっても復活する(復活直後に無敵はない)。
 
などと大幅な強化がなされており、重装甲のキャラとなっている。
 
時には生当てで7~8割を減らし切る強力な超必でさえ2~3発もらっても余裕で耐え切ることもある程。
 
また、上記の金カラーとは別に黒カラーも用意されており、こちらはGG同様本体性能の変わらない常時ゲージMAX 仕様のみとなっていたが、
 
アペンド版からは黒カラー性能が『ゲジマユ削除・攻撃力2倍・防御力半減・音符ゲージ0固定』と、以前とは完全に別物へ変わった。
 
代わりにアペンド以前の黒カラー要素も取り入れた「みっくみくモード」が追加されている。
 
具体的には全ゲージが常時MAX(黒でも適用、バーストゲージのみ超速回復)、常時ミクマーク全開、1UP・E缶装備、一部技の状態異常確率100%などなど。
 
普通に金カラー並の性能強化の上に黒・金カラーでも適用されるため、合わさるととんでもないことになる。
 
MUGENキャラクターのランク付けに照らし合わせると大体通常=強上位、黒=凶中位、金=凶上位~狂下位に当てはまる。
 
技の発生・発動中に無敵が無いために潰されることが多く、中・遠距離からの無敵付き飛び道具や投げの得意な相手、
 
リーチの極端に長い相手には苦戦することが多い。
 
また、同様の理由で超反応を多用するキャラ相手には上手く切り返しが出来ない。火力もKOFキャラの半分程度と、低めである。
 
このように、得手・不得手に左右される部分があるため、相性によって下のダイヤに属するキャラに負けることもよくある。
 
大会等で出す時の参考にされたし。
 
 
    
    
        | + | 独自システム「ミクマーク」「サムネイル」「音符ゲージ」 | 
「ミクマーク」「サムネイル」「音符ゲージ」という独自のシステムを搭載している。
 
ミクマーク全開状態になると基本攻撃力及び防御力が1.2倍、ブラッドヒート発動可能、一撃必殺使用可能などのメリットがある。ネギを食べる、攻撃するorされる、ガードする等によって全開状態になる。サムネイル画面左下(2P時右下)に表示される縮小アイコンのことを指す。主に使用するのは「初音ミクwithニコニコオールスターズ」の時のみである。このサムネイルに表示されているキャラが必殺技使用時にストライカーとして登場する仕組みになっている(押すボタンによってランダムにキャラを呼ぶか、サムネイルのキャラを呼ぶか選べる)。挑発ボタンを最後までずっと押していると、サムネを切り替えることが出来る。ちなみにそのサムネに表示されているキャラが相手の場合、サムネが「視聴できません」となり技が出ない。技は出なくてもゲージは消費されるので注意。音符ゲージ超必殺技を使用する際に必要なゲージ、最高で5個まである。これがないと技が出せずに、「足りないよ~」とミクが喋る。隙が大きいのでこれをやってしまった時はまず反確だろう。なくなった時は、挑発ボタンで回復出来る。
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        | + | 超必殺技 「初音ミクwithニコニコオールスターズ」 (消費ゲージ2+音符ゲージ2)。 | 
ニコニコオールスターズという名の通り、ニコニコで有名なキャラ などがミクの歌に合わせてストライカー として登場する(キャラでない場合もある)。
 
ある時はラピュタ王だったり、ある時はSOS団団長 、またある時はヤンデレ だったりと数多くのキャラが登場する。
 
現時点でこの技で登場するキャラは総計40名。 
この必殺技 の他に「初音ミュージック」というのがあり、こちらはニコニコで作られたミクのオリジナル曲を歌う技である(消費ゲージ1)。
 
そして上記の二つの必殺技に使用された曲を総計すると75曲 というとんでもない数になる。
 
製作者様の多大な苦労と頑張りに全俺が泣いた。
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        | + | 一撃必殺技「みっくみくにしてあげる」 | 
所謂「DESTROYED 」や「テーレッテー 」と同じく一撃で勝敗を決める技である。
 
特殊な条件を満たした上でコマンド投げ を決める必要があるため、簡単には出せない。
 
相手を掴んだ瞬間、BGMがミクを代表する曲「みっくみくにしてあげる」に変わり
 
画面が切り替わりるとミクがデフォルメ化、さらには画面にはニコニコ動画のようなコメントが流れ出す。
 
そしてそのまま曲が終了するまで 、ミクがダンスしながら相手に打撃を与えていくという技である
 
(※2008年10月27日更新版より途中で省略可能になった)。
 
※以下の動画はこの一撃必殺技をAI戦で決めている貴重なシーン
 
		| 短縮verは11:50頃から 
 | こちらも短縮Ver、8:46頃から 
 |  
コメントには「テラ理不尽www」などプレイヤーを代弁したようなツッコミや、弾幕フレーズも入る。
最後は『GUILTY GEAR』同様「DESTROYED」(音声はミク)。
 
 
    
    
        | + | この技について | 
最初に実装された時は純粋な打撃判定のガード不能技で、通常投げられ判定 の無いキャラにもヒットし発生もそこそこ早かったが、
 
更新を繰り返す内に投げ判定に変更され、発動条件も厳しくなり、発生も(コマンド投げとしては)かなり遅くなった。
   
しかし上記画像を見れば分かるように、投げの間合い自体はかなり広めなので条件さえ整えば狙っていける技である。
外すと同ラウンド中は挑発しても音符ゲージが回復しなくなる というペナルティがあるので注意。
 |  |  
 
国内で入手出来るキャラの中ではデータ容量が神キャラ並かそれ以上に重い(通常版で170M前後) 。
 
そのため、PCによっては処理落ちやMUGENそのものが落ちることもあり、かなりのスペックとメモリを必要とする。…しかし上には上が居た 。
 
ちなみに、ゆ~とはる氏本人と柊竹梅氏がそれぞれ柊かがみ 風のカラーパレット を作っているのだが、前者は髪の色がアル・アジフ っぽい。
 
また柊竹梅氏は他にも翠星石 やクリスマスツリー のようなカラーも作られている。
 
    
    
        | + | 補足 | 
ドット素材の原型は吉川かば夫氏 だが、ゆ~とはる氏がテスト段階の素材を無断使用して トラブルが起きてしまったことがある。
 
……が、その後の話し合いによってトラブルは解決し、現在は許可を得て製作&公開している。
 
キャラ化以前にも、mimimimi氏がエックス (ミックマンX繋がり?)のブリス としてドットを無断で使用しており、
 
その件に関してmimimimi氏は謝罪も反省も一切していない。
 
……嫌な事件だったね。
 |  
 
    
    
        | + | 大会ネタバレ注意 | 
無茶?無謀?『成長+大貧民』 ランバトに同じヴォーカロイドであるKAITO と2人のチームでゲスト出場。
 
成長ルールが適用されたこの大会ではKAITOが確実に一勝した所をミクが止めを刺す形で急成長し、
 
誰にも手が付けられない強さになりながら一度も敗れることなく大暴れして、去って行った。
 
 
 
凶キャラ70人 最凶タッグ決定戦にはブラックカラーで参戦。つくみやあゆ とのタッグ、「つくミック」を結成。
 
Aブロック初戦にて体力が通常の3倍、堅さは1.5倍の通常の4.5倍も堅いボス仕様 サイキカルとゼロほたるの「蛍の光」に敗北したものの、
 
その後は全勝 し決勝トーナメント進出。
 
1回戦ではゴンザレスとカーネルの「前転の本気」、2回戦はMegaMari&神ベガの「ゴッドメガ魔理沙」をストレートで破り、
 
決勝進出。ヤリドヴィッヒ (11P)&アナザーブラッドのレッドヨッシーエキスと激闘の上の接戦を制して見事優勝 した。
 
 
 
 
 
まだまだゆ~とはる氏によって改良が続けられているキャラだけに、今後の活躍も期待したい。
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        | + | ju氏製作 はちゅねミク | 
現在は2016年のフリーティケットシアター終了によるサイト消滅で入手不可。
 
初音ミクのデフォルメキャラクター 「はちゅねミク」。
 
小ポトレはクリプトン公式ロゴ、大ポトレはクリプトン公式イラスト、と期待を煽るだけ煽っておいて、
 
いざ対戦画面では「はちゅねミク」。何だろう、このガッカリ感は…となるのが分かってやってますね。
 
が、戦ってみるとお手軽に作られた単なるネタキャラどころか、これが中々侮れない。
 
それもそのはず、本体には蓬莱氏によるAIがデフォルトで搭載されており、必殺技もβ版ながらしっかり作り込まれている。
 
巧みに距離をとってネギを投げ付けてくる「葱投げ」、某ジャイアン を彷彿とさせる歌声ぼえーーー のデカい文字を飛ばす「音痴」といった飛び道具で攻め、
 
ゲージが溜まるや超必殺技「葱アッパー」を食らわせてきたり、ネギを振って殴りかかる「葱アタック」で突進したり、
 
地面を揺らす「地震」で転ばせてきたりと多彩な技を見せる。くれぐれも見た目で油断しないように。
 
弱点は全体的に火力が低めなことか。
 
特殊イントロも豊富で、中には「誠 」繋がりで全く関係ない人 を罵倒したりするものも。
 
また、挑発はステージBGMを乗っ取って かの有名な「Ievan Polkka」 を延々と歌い続けるという愉快なもの。
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        | + | ハイパーヒロロ氏製作 ミックマンX風ミク | 
同人アクションゲーム『ミックマンX』のドットを使用した初音ミク。動きが滑らかでスピーディ。
超必殺技でミクが歌うなどの演出もある。
 ドット絵の使用は元ゲーム制作者から許可を得ているとのこと。
 
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        | + | P415氏製作 MikuMikuDanceミク | 
		| キャラ公開場所(動画は削除されているがDLアドレスは健在) 
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        | + | deretun氏製作 MMDミク(Lat式) | 
上記P415氏製作の「MikuMikuDanceミク」と同様に、「MikuMikuDance」を使用してモーションが作られた初音ミク。
 
Lat氏の作成したモデルデータを使用していて、上記P415氏のキャラとの区別化のためか、Lat式と付いている。
 
現在はderetun氏本人のブログで公開中。
 
システムはABCの3ボタン式、チェーンコンボ等は無し。
 
波動・昇竜・竜巻コマンドと一通り揃っているが、性能は癖の強いものとなっている。
 
また、ブレイブソングというシステムが搭載されており、必殺技以上の攻撃を当てることで音符ゲージが溜まり、音符3つの組み合わせで効果が発動、
 
また2ゲージ技は音符の組み合わせにより技が変化する。
 
ただ一つ、非常に滑らかな動きを実現するためにsffファイルのサイズが物凄いことになっているため、
 
低スペックのPCには少々優しくないのが難点だろうか。
 
具体的に言うと360MB 。
 
Lemu改めMA氏による外部AIも存在し、こちらはCarlidge氏のサイトで公開されていたが、現在閉鎖され入手不可。
 
また、草餅氏による外部AIも公開された。
コンボ
		| レシピ | 備考 |  		| ~5A(2A)→5B→214B→236C | 基本コンボ。 |  		| 牽制5Bor2B→Hit確認236C or 214214C | 見てから間に合う。 |  		| 5C等→236B→前ダッシュキャンセル5C→236C | 236Bのキャンセルを利用したコンボ。ガードされたらバクステ出来る。 |  		| 6B→5C | 中段からのリターンが非常に大きい。遠距離の場合は直接236Cに繋ぐ。 |  		| 2C→623B(→236236C) | 通常対空から基本。 |  		| 214A→236B or 236C | 対空性能の高い214Aから。 |  		| 昇りJA→JB→着地→(ジャンプ→空投げ)or(5A→236C) | 空対空から。若干ネタ。 |  		| ~ヴィーヴォ・カンタービレ→ダッシュ214214C→5C→236C→JC→2C→623C→3C | インスタントチャージを利用したコンボ、飛びから8.5割強減らせる。ICカンタービレの時点で1.7ゲージ程残っていれば完走出来る。 |  		| カウンターHit 5B or 2B or 5C(近距離)→5C | 5B2Bからは0Fなので少し難しいがダメージupに。 |  		| (画面端)214C→214B | 不意を突く214Cから一気にフォルテを付けられる。 |  
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        | + | deretun氏製作 MMDミク(Tda式) | 
「MikuMikuDance」を使用してモーションが作られた初音ミク。今回のモデルはTda氏作成のAppendミク。
Lat式と同じくderetun氏のブログにて公開中。
 技演出やAppendの衣装デザインも相まって、上記のLat式より「かっこいい」寄りの雰囲気。
 「前回重すぎて起動出来ないと言われまくったので、せめて前よりは軽くをコンセプトに制作 それでも重すぎわろた」(付属txtより)
 とのことで、具体的に言うと75MB。確かに前よりは遥かに軽い。
 システム的にはLat式と同様で、ボイスは無く、別カラーも未搭載。外部AI共々パッチ募集中とのこと。
 LJH氏(e510氏またはejanho氏)による外部AIも存在していたが、現在は公開されていない。
 
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        | + | 242氏製作 D4ミク | 
殆どラクガキのような 巨大なミクがありがたくないものを見せながら戦う、
 
クレイジーで エログロナンセンス怖いもの見たさな人向けのキャラクター。
 
声にしろ歌にしろ明らかに別の何か としか言いようが無い。
 
取り敢えずグロ注意 。グロスプー と同じ作者なので。
 
だが2勝目の勝利演出など、所々で可愛くなる 。
 
下記の動画で公開されていたが、既にアップローダーの期限が切れている。
 
そんな得体の知れない物にもtokage氏によりAIパッチが製作されたようだ。
現在は氏のOneDriveに繋がらなくなっているため、茉莉氏によって代理公開されている。
 
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        | + | 亜種ちゅ氏(雑P氏またはsimon99514氏)製作 雑音ミク | 亜種ちゅ氏(雑P氏またはsimon99514氏)製作 雑音ミク
 
2013年7月15日に公開された海外製のミク(まぁ厳密には初音ミクの亜種だけどね…)。
最新版は氏のOneDriveではなくBaiduにて公開されており、実質入手不可能なので注意。
 
 
「ざつおん」ではなく「ざつね」と読む。「雑音ミクって何ぞ」という人はここを参照 。
 
P415氏のMMDミク同様、MMDモデル「あにまさ式ミク」を素体にMUGENキャラ化したもの。
 
MMDミクと違い常にネギを手にしており、それを剣のように振るって戦う。
 
凶~狂クラスの強さになるパッチが同梱されているので、好みで調整されたし。
 
ただし、readme等の中国語で書かれたテキストがことごとく文字化けしているため、各自Wordで開くなどの工夫が必要である。あと翻訳。
公開当初はAI未搭載であったが現在は搭載済み。炎のクリス氏による外部AIも同梱されている。
 
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        | + | 一條氏製作 シテヤンヨ | 
元ネタは初音ミクから派生したクリーチャー。
 
恐ろしいことに、これでもクリプトン社公認 の初音ミクの亜種だったりする。
 
ニコニコでは「御惨家」 の一員として有名だとか何とか。詳しくはこちら を参照。
ジュラルの魔王 の作者である一條氏によってMUGENキャラ化された。
 
見た目通り、そのスラリとしたおみ足から繰り出される攻撃は凄まじいリーチを誇る。
 
ジャンプの飛距離も異様に長い反面、ジャンプ攻撃は連打も効かずリーチも短いキックしかなく、空中戦は非常に苦手。
 
投げ技を喰らった際に姿が消えることがあるが、そこはまぁご愛嬌ということで…。
 
A,B,Cの3ボタン方式で、超必殺技を除けばキック技しか持たず、技数も通常技以外に必殺技が2つ、超必殺技が1つと極めて少ない。
だが、必殺技の一つ「対空飛び蹴り」と超必殺技「顔だけ初音ミク」の性能がかなりぶっ壊れており、ネタキャラ丸出しな癖に侮れない実力を持っている。
 前者は足を真上に振り上げつつジャンプする対空技で、単発の威力は上記の通りなのだがヒット数が多い。
 特に空中の相手に対して当たり所が良ければ(悪ければ)凄まじいヒット数を叩き出し、冗談抜きで相手が即死することも。
 
ただし隙が大きく、不用意に振ろうものなら反撃は免れない。
後者は猛然と突進し、顔だけが本物の初音ミクに変化して相手のSAN値を削るという恐るべき技。
 というかこっちのSAN値も削られる発生が速くガード不能で高威力、発動時に暗転などの演出が無く、突進時の動作がダッシュとほぼ同じため非常に見切りにくい。
 おまけに突進中のシテヤンヨの前方にかなり大きな攻撃判定が発生しており、至近距離で使われようものならまず躱せない。
 連続技に組み込むことも可能で、リーチの長い立ちCや、普通に出すと隙が大きい必殺技の「飛び蹴り突進」から繋がる。
 おまけにダウン中の相手でも拾えてしまうという極悪っぷりである。
 ちなみにこのミクの顔は本体に重ねて表示されているらしく、技の最中に攻撃を受けるとズレる。…仮面みたいなものなんだよ、多分。
 
 
2017年1月4日にIX氏によるAIが公開された。
 
ゲージが溜まると隙あらば超必殺技を絡めた連携を叩き込み、ゴッソリ相手の体力 とプレイヤーのSAN値を奪い去っていく。
 
酷い時には超必殺技から超必殺技へ繋いでくることもある。
 
なお5段階にレベル設定が可能だが、デフォルトの時点で最大レベルの5になっている点に注意。
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        | + | maruhen氏製作 レーシングミク2014 EV MIRAI Ver. | maruhen氏製作 レーシングミク2014 EV MIRAI Ver.
 
クラリック、白玉 で知られるmaruhen氏が製作。新MUGEN 専用。
 
デザイナー・コヤマシゲト氏が描き起こした「レーシングミク2014 EV MIRAI Ver.」をモデルとし、
 
2D対戦格闘用にデザインを落とし込み、 某特撮ヒーローみたいな独自の設定を加えた2次創作物である。
 
 
    
    
        | + | キャラクタの設定 | 
"レーシングミク2014 EV MIRAI Ver."はサイボーグである。
将来有望な学生バイクレーサーであった彼女を拉致・改造したのは、
 新世紀の神"MIKU"を信奉する死の商人、ホワイトゴースト団。
 彼女は神の似姿に造られた第2世代型・014番目の生体兵器なのだ。
 某軍事大国への供与のため、洗脳手術を施される直前であった彼女は、
 科学者たちの反乱により施設から脱出。
 孤独な逃避行を続けるのであった…。
 
 
彼女のエネルギー源は食料とマイクロプラズマ発生装置である。
固体の摩擦により発生する微小な放電現象であるマイクロプラズマ。
 マイクロプラズマ発生装置とは、
 体内の神経経路に直列定着させたナノマシンの相互作用によりマイクロプラズマを発生させ、
 同時に蓄電し、任意に放出が可能なデバイスである。
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飛び道具・対空技・突進技といった、プレイヤーが直感的に操作しやすい技を持ち、
素早いダッシュや移動技により高い機動力を発揮する。
 特殊防御や受け返し技は敢えて搭載せず、キャンセルを絡めた絶え間ない攻めと爆発力が持ち味のキャラ。
 相手の攻撃を食らいつつも前へ前へと進む、ガン攻めタイプのAIが搭載されている。
 
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        | + | 竜之助氏製作 ミクダヨー | 
セガ の手違いにより生み出された新たな電子の妖か …もとい妖精、ミクダヨーさんがMUGENにもご降臨なされた。
 
まさかの実写 キャラ、そしてデカい 。 おまけに怖い
DEF120というその威容に見合う防御力を誇り、更にはMUGEN界に存在する名だたる格闘家の武術を体得、
高速移動 や切れ味抜群の対空キック に運送技 、瞬獄殺 にATフィールド 等を使いこなす武闘派である。
 
おもむろに四股を踏みだす辺り、どうやらSUMOU の心得もあるようだ。
 
通常技や必殺技の隙が大きく反撃を受け易いが、攻撃時はアーマー 化するという特性を活かし、そのワガママボディで豪快に暴れ回るんダヨー。
 
ちなみに設定でアーマーをOFFにすることも可能。
 
現在は後述のリメイク版公開に伴い公開停止。なお、転載・改変禁止だが、動画使用は自由とのこと。
 
攻撃面では1ゲージ消費の必殺技(暗転演出まであるが必殺技扱い)「ダヨダヨ乱舞」がかなり凶悪で、無敵あり・ガード不能・持続が長いと超高性能。
 
しかも図体がデカい所為でカンフーマン の2段ジャンプ程度の高さでは飛び越せず、なんとか背後に回り込んでも瞬時に方向転換して来る 極悪ぶり。
 
威力自体は然程高くないのが難点だが、相手の大抵の行動を一方的に叩き潰せてしまえる。
 
3ゲージ以上で発動可能な超必殺技の一つ「覚醒」は、ゲージを徐々に消費しつつ、その間は常時アーマーを纏う技。
 
発動時に1ゲージ消費するものの、ガード時や喰らい中にも発動出来る上、攻撃判定も付いている優れ物である。
 
更に覚醒中に条件を満たすことで謎ジャムっぽい奥義 を使用可能。
 
12Pは特殊カラーとなっており、常時覚醒&常時ゲージ回復&ダメージ半減&奥義の条件緩和 という鬼仕様と化す。 正に電子の妖怪
ただ、ゲージ技が強力故にゲージ依存度が高めになりがちだったり、アーマー持ちの宿命として事故死する危険性があるのが難点か。
 
また、一部のやられモーションには喰らい判定が設定されていないのか、相手側のコンボが上手く繋がらない場合がある。
 
AIがデフォルト搭載されており、持ち前のアーマーを活かしてゴリゴリ割り込んで来るためかなり強い。
相手と距離が離れていればすかさずゲージを溜め、満タンになったら覚醒を発動、というのが基本パターン。
 だが、上記の通り各種ゲージ技頼りな面もあり、猛ラッシュでゲージ溜めの機会を与えてくれない相手は苦手である。
 この他、専用ステージ「AgeAgeAgain!」も同梱されている。
 
		| アイドルドウシノジンギナキタタカイダヨー(10:50辺りから) 
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2020年9月17日には新たにリメイク版が公開された。
 
旧版で猛威を振るったダヨダヨ乱舞など、幾つかの技が削除されている代わりに、新規モーション及び新技の追加や演出の強化が施されている。
 というか、足音といい新技といいなんだか某緑の悪魔の姿がチラつく
旧版にあった特殊カラーは廃止され、かつての12Pカラーに該当するものが狂化モードという形でオプションにて設定可能となっている。
 
また、覚醒と奥義に代わり、専用ゲージを溜めて喰らい抜けや一撃必殺技を繰り出すことが可能となった。
 
ちなみに一撃必殺技は旧版の謎ジャム風とは異なり、相手の頭を掴んで岩盤に叩き付ける大技「ラリアットエクスプレス」となっている。
 
しかもヒット時には相手の顔を岩盤にぐりぐり押し付ける カット入りという拘り様。 やっぱこいつブロリーだよ特殊やられにも対応しており、アニメ番号210139 (太いミク)を使用している。
 
腕に覚えのある方は挑戦してみてはいかがだろうか。ただしベジータ には専用演出があり、登録しても参照されないので注意。
 
この他にも初音ミクとの特殊イントロ や謎ジャムやられに対応している。
 
10段階にレベル調整可能なAIもデフォルトで搭載済み。なお、残念ながら旧版と違いステージは同梱されていない。
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        | + | Dissidia氏製作 D_Miku | 
MUGEN1.0以降専用。波動の力にでも目覚めたか、どこかで見たような 技を身に付けているミク。
 
……挑発 や飛び道具のモーションを見るに、どうやら極源流の人 も混ざっているようだが。
 
HIRON氏のスプライトと、上記P415氏や亜種ちゅ氏と同じくMMDモデルの「あにまさ式ミク」で製作されている。
 
 
性能的にはオーソドックスな三種の神器持ち。
 
それらに加え、ゲージを消費してガードキャンセル フロントステップや、通常・必殺技の終わり際の硬直をキャンセルすることが可能。
 
後者を上手く使いこなせばかなりのコンボ火力を叩き出せるだろう。
 
AIは未搭載だが、Roodic3z氏によるAIが本体同梱で公開されている。
		| 紹介動画 
 | Roodic3z氏AI(DLリンク有り) 
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Dissidia氏はこの他にもミクを題材にしたライフバー やステージ を幾つか製作・公開している。
 
気に入ったものがあれば導入してみてはいかがだろうか。
		| Dissidia氏製作のステージ「Miku Mansion」紹介動画 
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出場大会
    
    
        | + | 一覧 | 
    
    
        | + | ゆ~とはる氏製 | 【ゆ~とはる氏製】
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 個性爆発!強力タッグトーナメント(シュマゴラスと「プリティグリーン」チーム)
 
削除済み
 兄より優れた弟など存在しねぇ!(KAITOとタッグ)ポイント強奪サバイバル!スーパーインファイト大会
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        | + | MikuMikuDanceミク(Lat式、Tda式も含む) | 【MikuMikuDanceミク(Lat式、Tda式も含む)】
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出演ストーリー
プレイヤー操作
    
    
        | + | 当時の著作権事情 | 
ただしこの「JASRACの圧力により、デジタル音楽が壊滅的な打撃を受けた」という通説は、実は極めて胡散臭い 。
 
まず、JASRACが当時のネット音楽の主流であったMIDIに対して料金の徴収を行ったというのは事実なのだが、
 
そもそもこの時代のMIDI、ひいては着メロやBMSなどは、そのほとんどが版権音楽の耳コピ であった。
 
当然、許可など取っていない二次創作であり、権利者からは黙認されていたに過ぎず、JASRACはその当然の権利を行使したに過ぎない。
 
だが当時のネットでは現在よりも倫理観が未発達であり、「ネットには何を上げても自由」「権利者の権利など知った事ではない」という風潮が強かった。
 
このあたりはニコニコ動画黎明期のタグおよび大百科記事「不死鳥動画 」や「消すと増えます 」からも見て取る事ができるだろう。
 ぶっちゃけMUGENブーム自体がそういう時代の産物と言うか
そんな無法地帯に対して規制のメスが入るのは当然の話であり、それに文句を言うのは実際の所、盗人猛々しい逆ギレ でしかない。
 
また当時、正にMP3という新たな音楽形式が登場し、それを高速でダウンロードできるADSLが登場した事で、MIDIはそもそも限界を迎えていた。
ここに使用料請求が重なった事で、多くのMIDI使用者は「どうせもう時代遅れな物に対して料金を払うのもばからしい」と削除を選んだ。
 つまり、別にJASRACが何もしなくとも、程なくしてMIDIが消えていたと思われる。
 
 
とはいえJASRACの側も、使用料請求が雑であり、二次創作以外にも使用料を求めてしまったりはしていた。
そもそもこの使用料請求は手作業で行われていた上に版権音楽があまりに多すぎて、どうしても誤請求が避けられなかった、という事情はあるのだが、
 それにしても強権的に過ぎて、余計に反発を買った点は否めない。
 ただ、もちろん誤請求である事を主張すれば請求は撤回されたため、これを理由に「MIDIはJASRACによって滅ぼされた」と言うのは無理があるだろう。
 
 
さて、話を初音ミクに戻すと、黎明期において初音ミクの楽曲がクリプトン社の預かり知らぬ所でJASRACに登録されてしまうという、
通称「初音ミクJASRAC登録事件」が起き、「JASRACのせいで初音ミクが弾圧され、二次創作が出来なくなってしまった」と一斉にバッシングが発生した。
 ……が、そもそもこの事件もドワンゴのミスである事が明らかになっている。
 クリプトンから依頼を受けて「◯◯featuring初音ミク」の楽曲をJASRACに申請した際、誤って「初音ミク」の楽曲全てを登録してしまったのである。
 JASRACは権利者であるドワンゴの申請を受けて登録したに過ぎず、当然、ドワンゴがすぐに謝罪して登録も撤回された。
 そもそもの話としてあくまで管理団体に過ぎないJASRACが権利者に無断で他人の曲を登録できるはずがないのだが、
 そんな当たり前の事すら理解出来ないほど、当時のJASRAC憎しは極まっていたのである。
 
 
さらに、実際にはむしろJASRACは騒動以前から二次創作の制度化には協力的であり、この時点で既に二次創作の包括契約に向けて動いていた。
そして騒動から程なくしてこの契約は締結され、ニコニコ動画やYouTubeで管理楽曲を合法に使用できるようになっている。
 つまり、もしJASRACの力が無ければ、ネット上の多くの二次創作動画は「違法な音楽使用」という事でもっとアンダーグラウンドな扱いを受けていただろう。
 よって現在の初音ミクの隆盛に対し、JASRACはむしろ大きな助けとなっているのだ。
 
 
しかしJASRACに対して(逆恨みじみた)反感を持っていた多くの音楽ユーザーは、そうした事実を調べようともせず、過剰なバッシングを続けており、
こうした「事実」を指摘する者に対して、擁護派のレッテルを貼って過剰に批判する事も多かった。
 現在でも、これらの事実はほとんど広まっていない。
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*2
『第3次α』では本来チーフとハッター軍曹が参加している作戦に「フェイ・イェンタイプはいないはず」と発言していることや、
初登場時にフェイが「何故かこんな姿に」と言っている上に、チーフ達の上司であるリリン・プラジナーに心当たりがある節があり、
CVも
ファイユーブの中の人なので……。
特に『K』に関しては、2019年に公開された『電脳戦機バーチャロン masterpiece』公式サイト内の作中世界解説「Inside The Gate」において、
「星紀暦という暦を用いている世界(『K』世界)にファイユーヴが赴いた」と書かれ、バーチャロン世界の公式設定に組み込まれている。
 
最終更新:2025年09月26日 19:48