フランケンシュタイン

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フランケンシュタイン - (2010/11/25 (木) 13:55:32) のソース

#image(ボリス・カーロフ.jpeg,width=250,title=最も有名なフランケンシュタインの怪物
演:ボリス・カーロフ)

&size(30){&italic(){&bold(){「 It's Alive It's Alive! 」}}}

フランケンシュタインとはメアリー・ウォルストンクラフト・ゴドウィン(メアリー・シェリー)が
1818年3月11日に匿名で出版したゴシック小説『フランケンシュタイン』、あるいは同書の主人公である[[スイス人科学者>イカデビル]]の名前である。
よく誤解されるが、「フランケンシュタイン」とは人造人間の名前ではなく、それを作った科学者(ヴィクター・フランケンシュタイン)の姓である。
映画や漫画に登場する人造人間が、フランケンシュタインと呼ばれることが多いが、正確には「&bold(){フランケンシュタインの怪物}」である。
このような呼ばれ方をするのは、フランケンシュタインが人造人間に名前を付けなかったので、固有の名前を持っていないからである。
なお、当時メアリーは19歳(書き上げたのは21歳)という若さでこの作品を生み出したというから驚きである。

**原作ストーリーネタバレ
スイスの名家出身の青年、ヴィクター・フランケンシュタインは科学者を志し故郷を離れてドイツで自然科学を学んでいた。
だが、ある時を境にフランケンシュタインは、生命の謎を解き明かし自在に操ろうという野心にとりつかれる。
そして、狂気すら孕んだ研究の末、『理想の人間』の設計図を完成させ、それが神に背く行為であると自覚しながらも計画を実行に移す。
自ら墓を暴き人間の死体を手に入れ、それを繋ぎ合わせることで11月の侘しい夜に怪物の創造に成功した。
しかし、誕生した怪物は、優れた体力と人間の心、そして、知性を持ち合わせていたが筆舌に尽くしがたいほど容貌が醜かった。
そのあまりのおぞましさにフランケンシュタインは絶望し、怪物を残したまま故郷のスイスへと逃亡する。
しかし、怪物は強靭な肉体を与えられたがために獣のように生き延び、野山を越えて遠く離れたフランケンシュタインの元へ辿り着いた。
自分の醜さゆえ人間達からは忌み嫌われ迫害され、孤独のなか自己の存在に悩む怪物は、
フランケンシュタインに対して自分の伴侶となり得る異性の怪物を一人造るように要求する。
怪物はこの願いを叶えてくれれば二度と人前に現れないと約束するが、
更なる怪物の増加を恐れたフランケンシュタインはこれを拒否してしまう。
創造主たる人間に絶望した怪物は、復讐のためフランケンシュタインの友人・妻を次々と殺害し、逃亡。
憎悪にかられるフランケンシュタインは怪物を追跡するが、やがて北極に向かう船上で息を引き取る。
そして、創造主から名前すら与えられなかった怪物は、怒りや嘆きとともに氷の海に消えた。

(以上、wikipediaより転載、改変)
//丸々転載なら書いときなさいよ

この作品は最初のSF小説と言われ、当時のゴシック・ロマン文学に多大な影響を与えた。
「歪んだ科学によって生み出された怪物の悲哀」や「一線を越えてしまった科学者の破滅」といった定石は
この作品で確立されたと言える。

また数多くの映画が製作されており、一番最初に映画化したのはかの発明王トーマス・エジソン。
そしてフランケンシュタインの名を最も有名にしたのは1931年に米国のユニヴァーサル社が制作した『フランケンシュタイン』で、
「頭が平ら」「厚い額」「顔に傷がある」「体に電極が刺さっている」といった今日のイメージを定着させたのはこの作品である。
名優ボリス・カーロフが演じたこのモンスター(上の画像)は、映画史上に残る人気キャラクターとなった。
その後もユニヴァーサル社は『フランケンシュタインの花嫁』や『フランケンシュタインの復活』などの続編を次々と制作する。
しかしシリーズが進むにつれ、人造人間の悲哀や怒りは消え、ただぎこちない動きで暴れまわる怪物、
という描かれ方をされていくのだが、この辺りは[[シリーズものの宿命>ゴジラ]]であろう。
その後、メジャーからマイナーまで様々な映画会社からフランケンシュタイン映画が制作されていった。
日本では東宝株式会社による『フランケンシュタイン対[[地底怪獣>バラゴン]]』も有名である。

フランケンシュタインの怪物をモチーフとしたキャラクターは多くの作品に登場しており、
[[狼男>ガロン]]、[[吸血鬼>デミトリ・マキシモフ]]と並べ世界三大怪物、[[ミイラ男>アナカリス]]を含めて四大怪物とする見解もある。
『[[ヴァンパイア]]』シリーズに登場する[[ビクトル・フォン・ゲルデンハイム]]もフランケンシュタインをモチーフとしたキャラである。

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**MUGENにおけるフランケンシュタイン
アクションゲーム『悪魔城ドラキュラ』でブロック4のボスとして登場したフランケンシュタインがMUGEN入りしている。
移動が遅く、ジャンプもできないが攻撃は遠距離タイプのものが多くどれも強力。
更に、2匹の下僕がチョロチョロと動き回りながらオートで攻撃してくれるのも心強い。

#region(大会ネタバレ)
[[夏向け恐キャラタッググランプリ]]に[[ビクトル・フォン・ゲルデンハイム]]と「フランケン腐乱」コンビを組み出場。
優秀な遠距離支援でビクトルをカバーし見事優勝した。

[[Halloween向け恐キャラタッググランプリ]]にも同タッグで出場、このタッグを目安に参加者が決められたにもかかわらず、3位という好成績を残した
#endregion

**出場大会
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