ザ・魔雲天

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ザ・魔雲天 - (2012/06/23 (土) 12:04:23) のソース

#image(19.jpg,width=300,title=超人山脈)

&font(21,b,i,gray){「二枚目のテリーマンを粉々に打ち砕いてやるわ&br()&space(2)この俺、魔雲天が!」}

分類:悪魔超人
出身:ネパール(エベレスト山)
身長:285cm
体重:1000kg
超人強度:50万パワー(資料によっては300万パワー)
年齢:21歳&link_anchor(*1){*1}
必殺技:魔雲天ドロップ

ゆでたまごの漫画『[[キン肉マン]]』に登場した超人の一人で、7人の悪魔超人の中の一人として登場。
アニメ版では北川米彦氏が演じており、他にも[[カナディアンマン]]や[[悪魔将軍]]など本作の超人を何人か担当している。
柔道着を着た山塊そのものといった姿の超人で、岩石で出来た巨大な身体と怪力が武器。
見かけによらず関節技のオーソリティであるが、実戦においてはそうした技巧に走る事を嫌い、
自分の巨体を生かしたスタイルにこだわる傾向があった。同じく巨体のサンシャインをライバル視している。
秩父連山にて断崖絶壁デスマッチで[[テリーマン]]と対戦。
得意の魔雲天ドロップでテリーマンを押しつぶすも立ち上がったテリーマンの全身全霊を傾けたブレーンバスターに敗れる。
その衝撃でリングが耐えられなくなり、テリーマンを道連れに落下していった(''だがテリーマンは生還'')。&link_anchor(*2){*2} 

黄金のマスク編では悪魔六騎士に首をはねられて処刑され、腕をアシュラマンに奪われた。
夢の超人タッグ編ではアシュラマン・サンシャインのはぐれ悪魔超人コンビが放った「地獄のキャンバス」の亡霊超人の一人として登場。
二代目キン肉マングレートの正体がテリーマンであることに気づこうとしたり、霊界ポケットに入ろうとしたブロッケンJr.を撃退したりと
亡霊超人の中では一番活躍していたが、最終的にはマッスル・ブラザーズのツープラトン「マッスル・ローリング」によって
元のキャンバスに封じ込められてしまった。

続編『キン肉マンII世』のスピンオフ作品「テリー・ザ・キッドの夜明け」では
テリーマンへの復讐心が大魔王サタンの目に止まり、次世代の正義超人を倒すためにと超人墓場から復活。
この作品では彼の息子・暴瑠渓(ボルケーノ)が登場し、テリーマンの息子であるテリー・ザ・キッドと戦った。
なおこの際、魔雲天自身はテリーマンたちの前に再び姿を見せている…のだが、
''すかしたオヤジ風に車を運転しており、さらに身にまとっていたのは柔道着ではなくオーバーオールであった。''
''1トンの体重を支えられる一般乗用車''とは一体……。

#region(新作ネタバレ)
Ⅱ世ではなく、初代キン肉マンの王位争奪サバイバルマッチ(原作最終話)以後の新たな戦いを描く現行シリーズにおいて、
新たな敵、リアル完璧超人「完璧・無量大数軍」がアイドル超人へ挑戦状を叩きつける。
しかしながら、王位を放り出して駆けつけたキン肉マンと緒戦で傷ついたテリーマン以外のアイドル超人たちは強制療養中で参戦できない中、
傷ついた体をおして対戦場へと向かおうとするテリーマンを押しのけて各地の完璧超人たちに立ち向かっていったのは……
魔雲天達七人の悪魔超人であった。

悪魔超人たちは「[[どうせアイドル超人参戦までのかませ犬扱い>カナディアンマン]]。全敗だろう」という読者の予想を覆し
完璧超人たちと一進一退の名勝負を繰り広げ、完璧超人の力の前に惜しくも敗れたものの以前とは見違えるほどのパワーを見せてくれた者、
完璧超人の猛攻を受けて満身創痍になりながらも見事勝利をもぎ取った者、[[かつて敵として相対した超人>ロビンマスク]]の必殺技で相打ちに持ちこんだ者、
&s(){やけに変なポーズで読者の笑いを1コマで掴んだ者、}
など見事な活躍を演じて&b(){現時点での主役級軍団}と言ってもいい存在感を示している。まさに奇跡の復活である。
……だが、魔雲天は2012年6月現在、
・完璧無量大数軍で名称の判明している7人の中で最強と目されるストロング・ザ・武道が対戦相手
・悪魔超人に参戦を命じた「[[あのお方>悪魔将軍]]」が警戒する厄介な超人がおそらく件のストロング・ザ・武道
・同時進行の各試合開始前、憂いげな表情で「魔雲天……」と呟くバッファローマン
・たったのひとつしかない名前付きの持ち技を試合開始と同時に使っちゃった
などから、良くて善戦するも敗退、下手をすると[[モニターが彼の試合会場に切り替わった時点で既に死亡している>バイト]]、
など敗北が半ば確実視されている……。
#endregion

魔雲天の話題でよく語りぐさになるのが''超人強度50万パワー''である点。&link_anchor(*3){*3}
何故かというと、魔雲天以外の7人の悪魔超人は全て100万パワーを超える超人パワーを有しているためである。
悪魔超人登場以前の超人たちはウォーズマンと''何故か''[[カナディアンマン]]の超人強度100万が最大で、
アイドル超人たちは100万~90万の間に収まり、その他の%%雑魚%%一般的な正義超人が60~40万ほど、&b(){ミート君が50万}&link_anchor(*4){*4}という具合で
正義超人の前に立ちはだかる強敵という立場としては魔雲天の50万パワーは正直言っていささか物足りない。

とはいえ、その巨体から繰り出される魔雲天ドロップは下手な小細工をせず非常に説得力のある破壊力を持った技であるので、
超人パワー抜きにして強大な超人というのがしかと理解できるだるう。
なにしろ魔雲天の体重は1トンである。こんな物体がボディプレスを仕掛けてくるだけで即死は免れないであろう。
%%超人オリンピックの予選競技でみんな1トンの怪獣を軽々と持ち上げてた?そのへんの古い話は勘弁してくれ%%
事実、ゲーム『マッスルグランプリ』では超必殺技「渾身のマウンテンドロップ」が完璧マッスル・スパークや地獄の断頭台をも超えて
作品中最大ダメージの技と設定されている。&link_anchor(*5){*5} ベンキマンやビッグボディあたりが食らったらマジでひとたまりもない。
その証拠がこれ。
&nicovideo(sm1558388)
ついでに、防御力も全超人中No.1だったりする。
『闘劇魂』に掲載された『マッスルグランプリ2』のキャラランクでは、スーパーフェニックス、悪魔将軍に次ぐ3強キャラに君臨していた。
&s(){動きの鈍さも全超人中No.1なのはどうしようもないが。}

ちなみに初登場時は&b(){眼が丸いうえに口がなく、妙に可愛らしい顔をしていた。}
『マッスルグランプリ』ではそちらの顔も再現している。
(上の動画の勝利デモを参照。小さくてやや分かりにくいがサムネイルにもなっている)

&font(21,b,i,gray){「死ぬ時は一緒だぜ!」}

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**MUGENにおけるザ・魔雲天
牛鬼氏による物が氏のskydriveにて公開中。一部の技がまだ未搭載である。
ドットは氏の他の超人同様、フリーゲーム『マッスルファイト』のものを参考にして全て手描きで製作した物。 
小ポートレートがなんか実に爽やかで可愛らしい笑顔に見える。

グラウンドインパクトやグラウンドゼロなどの『マッスルグランプリ』の技が搭載されており、
3ゲージ消費の「魔雲天ドロップ」は一発で体力5割以上を持っていく。
AIは搭載されていない。 

***出場大会
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#co(){
''削除済み''
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''非表示''
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}
//***出演ストーリー

&font(21,b,i,gray){「悪魔超人はタダでは死なん!」}

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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
ほとんどの作品では21歳となっているが、
「ジャンプコミックスセレクション」での紹介ページには&b(){53歳}と表記されている。
その年の差32歳。こいつは果たして若者なのかオヤジなのか・・・

&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}}
なお、このテリーマンvs魔雲天の決着となった回はジャンプ読者人気アンケートで
『キン肉マン』という作品が初めて1位を獲得した記念すべき回であり、
作者が選ぶ4つのベストバウトにも入っているなど、ゆでたまご氏にとって思い入れが強い試合のようだ。

&aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}}
週刊少年ジャンプ特別編集の雑誌『キン肉マン熱闘スペシャル』では300万パワーと表記されており、
こちらの方がイメージには合うのだが、他の資料集では大抵50万パワーが採用されている。

&aname(*4,option=nolink){&color(red){*4}}
子供なのに強すぎないか?とも思われるかもしれないが、超人パワーは一度備わったら一生増減はしないため
今後ミート君が成長して超人レスラーとしての最盛期を迎える年齢になったとしても、やっぱり50万パワーである。
ミート君の数字は将来性の上限値といったところだろうか。
魔雲天とミート君ではおそらく数字の示す意味合いが異なるのだろうが、
それでも「魔雲天はミート君と同じ超人強度」というのはやはり強烈な悪印象になってしまったのは否めない。

&aname(*5,option=nolink){&color(red){*5}}
この技に次ぐ大ダメージ技にビッグボディの「メイプルリーフクラッチ」、即死技にベンキマンの「[[七年殺し>カンチョー]]」が存在する。
…のだがこの二人、共に防御力が最低クラスで決めようと思ってもその前に倒されるのが実情。
ビッグボディは[[どこぞの聖帝>サウザー]]みたいに「守りに入ると弱い」状態だからまだいいものの、
ベンキマンは基本性能の時点で低く、肝心の七年殺しも&b(){[[隙が大きすぎてまず当たらない>ロマン技]]。}
おまけに、普通の必殺技なので「順逆自在の術」を使われて&b(){当てたと思ったら、自分が死んでいた}なんてことも…
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