サイクロップス

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サイクロップス - (2015/03/24 (火) 19:02:46) のソース

//原作部分の記述で注釈が多かったので分離、見出しを追加、段落の順番の入れ替え、AvXの追記を行ってみました。
#image(left,cyclops-mountain.jpg,title=初代リーダー(笑)も今は昔)
&br()&br()&br()&br()&br()&br()
&font(b,i,28){&color(magenta){"Optic Blast!"}}
#clear

**[[アメコミ]]でのサイクロップス
マーヴルコミック『X-MEN』シリーズに登場するキャラクター。英語表記は”&b(){Cyclops}”。
本名はスコット・サマーズ。愛称は「サイク」、「スリム」。日本の一部ファンには本名をもじって「スットコ」とも。
その立ち位置から「リーダー」と呼ばれる事も多いが、最近の彼の立ち位置からするとむしろ「[[司令官>コンボイ]](コマンダー)」の方がピッタリかもしれない。
「アベンジャーズvsX-MEN」の#0のオマケではヒーローとしてのクラス:コマンダーと表記されていた。

[[ウルヴァリン]]がX-MENの主人公的存在だとすると、''こちらは[[主人公(笑)]]的存在。''

&b(){…などと揶揄されたのもかつての話。}
近年はマーヴルユニバースにおけるミュータント社会の激変に伴いリーダーポジションである彼が大きくクローズアップされており(詳細は後述)、
なんとマーブルのTop Ten Heroes of 2009において''第3位''、同2010でも''第4位入賞''を果たしている。どちらも''X-MEN勢の中では最高順位''である。
もっともX-MENは完全な群像劇形式であり、
リーダーのサイクロップスも、何かと優遇されているウルヴァリンも「&b(){出番が多い主要メンバー}」に過ぎないのであるが。

[[プロフェッサーX]]ことチャールズ・エグゼビア教授によって創設されたミュータント保護施設「恵まれし子らの学園」の最初の5人の生徒(ファーストファイブ)のうちの一人。
他の4人は、[[ジーン・グレイ]]、[[ビースト]]、エンジェル、[[アイスマン]]。後にジーンに一目惚れをし、恋仲となった。
生真面目な性格のため……というか他に適任がいなかったため、一時期を除きX-MENのリーダーを務めており、
プロフェッサーXに成り代わりX-MEN全体の指揮を執っていた時期もある。

#image(cyc-combo.gif,title=バイクを勝手にガス欠まで借りた?ならガソリン入れて返せ!)
ワイルドな性格のウルヴァリンとは馬が合わず、ジーンを巡る恋敵という事も相まって非常に仲が悪かった。
ジーンの死後もやっぱり仲が悪いが、チームメイトとしての信頼関係は築いている。

***オプティック・ブラスト
#image(cyclops-megaopticblast.gif,title=Behold!!)
彼の力は、両目から破壊光線「オプティック・ブラスト」を発射する能力。

子供のころの事故による脳の損傷のため力を制御することが出来ず、裸眼の状態だと目を開けている限りビームが放出されてしまうため、
ビームをさえぎる性質を持ったルビー・クオーツ製のサングラスやバイザーで威力を調整している。
彼のコードネーム「サイクロップス([[一>ズゴック]][[つ>アッガイ]][[目>サザビー]]の巨人)」はこのバイザー姿にちなんでいる。
自身の肉体には効果がないという特性を有しており、目を閉じることでまぶたでオプティックブラストを遮断できる。
加えて、彼と血縁関係にあるミュータント(後述)の一部にも効果がなく、彼らの能力もサイクロップスには効果がない。&link_anchor(*1){*1}

近年においてようやく僅かだが制御が効くようになり、バイザー無しでも少しはブラストを調整できるようになったが、あくまでも少しであり、今でもバイザーは手放せない。
当初は壁を壊す程度の威力だったのだが、最近はフルパワーでは都市一つ吹っ飛ばしかねないなど[[パワーインフレが激しい>ドラゴンボール]]。
例えば90年代においてはMARVEL世界において最高の硬度を持つとされるアダマンチウム&link_anchor(*2){*2}よりも
数段劣る硬度の物質である[[モジョニウムTM>スパイラル]]を破壊することが出来なかったが
近年においては数少ないアダマンチウムを破壊しうる技とされている。

ビジュアル的な派手さに欠けるため今ひとつ地味な印象を受けるが、実はミュータントの中でもトップクラスの破壊力を持っている。
後付けで太陽エネルギーを吸収することで目にエネルギーに満ちた異次元への扉を開き、そこからあふれるエネルギーを放出しているという設定になった。
なんだかんだで破壊光線を出せるミュータントやヒーローは少なくないし、威力の面で差別化を図ったのかもしれない。
なお、フルパワーで放つ際にはバイザーを外し裸眼で直接ブラストを照射する。
また、身体に負担はかかるが一時的にビームの威力を普段の数倍以上にすることもできるようである。
これは、最近制御が利くようになった前からちょくちょくやっていたので、以前から通常~強~最強(身体に負担あり)程度の調整はできていたようであると考えられる。

#region(close,[[本気を出した結果がこれだよ!>ゆっくりしていってね!!!]])
#image(honki.jpg,,width=400,title=おぺばっ!!)
かつてX-MENを壊滅させた怪物クラコア(クローン)の半身をたった一撃で消し飛ばしてしまった。頭の中の[[核>A-Bomb]][[兵器>愚地克巳]]と言われる所以である。
#endregion

***愉快なサマーズファミリー
#region()
|続柄|コードネーム|本名|解説|備考|
|父|コルセア|クリストファー・サマーズ|妻と共に[[シーアー帝国>グラディエーター]]に誘拐される。&br()後に妻の仇を取るため &b(){[[宇宙海賊>コブラ]]}のリーダーになる。&br()シーアー帝国の[[皇帝]]になったヴァルカンによって殺された。&br()が、生きてた。|&s(){故人}|
|母||キャサリン・アン・サマーズ|夫と共にシーアー帝国に誘拐され、時の皇帝ディケンに殺されてしまう。|故人|
|弟|[[ハボック]]|アレックス・サマーズ|元X-MEN、現在別チームのリーダー。&br()洗脳されたり悪役になったりと不遇な弟。||
|弟|ヴァルカン|ガブリエル・サマーズ|元シーアー帝国[[皇帝]]。[[どこぞのハゲ>プロフェッサーX]]に存在を抹消されグレた。&br()サマーズ一家ではあるが互いの能力が通用する。|ヴィラン&br()故人(復活の可能性大)|
|息子|[[ケーブル]]|ネイサン・クリストファー・&br()チャールズ・サマーズ|最初の妻との実子。&br()とある事情で未来人に預けられ、父親より年上になって過去に帰還した。|生還しウイルスからも解放された|
|息子|ストライフ|ネイサン・サマーズ|俺こそ本物のネイサンでケーブルは俺のクローンだ!&br()と思っていたら[[実は自分がクローンだった>クリザリッド]]かわいそうな人。&br()遺伝学的にはケーブルと同一人物。|ヴィラン|
|息子|X-MAN|ナザニエル(ネイト)・グレイ|[[IFの世界>アポカリプス]]で彼と[[ジーン>ジーン・グレイ]]の遺伝子から作られた存在。&br()遺伝学的には(ry|最近復活した|
|娘|フェニックスII|レイチェル・サマーズ|元X-MEN、現宇宙海賊。&br()未来から来た彼とジーンとの娘……のはずだったが&br()彼女を産む前にジーンが死んでしまった。[[/(^o^)\ナンテコッタイ>オワタ]]||
|孫||ホープ・サマーズ|ケーブルの養女なので血のつながりはないが一応孫。&br()サイクがケーブルを死地へと追いやったため&br()アイヘイチューやらサノバビッチやらと彼を罵る。||
|若い自分|サイクロップス|スコット・サマーズ|一時錯乱していたサイクの目を覚めさせるためにと&br()[[ビースト]]が過去から呼んできた若き日の本人。&br()理由は不明だが、過去(彼の本来の時間)に戻れなくなっている。||
|>|>|>|>|以下、本編の現在の時間軸には登場していない方々|
|娘||ルビー・サマーズ|マルチプルマンが訪れた別次元の未来における彼と[[エマ>ホワイトクイーン]]との娘1。&br()ルビーフォームで全身が真っ赤な女の人。||
|娘||メガン・サマーズ|別次元の未来における彼とエマとの娘2。&br()&s(){「megan summers」でググると18禁になるので要注意だぞ!}||

上記のように本人にはケーブルという実の息子以外にも身に覚えのない遺伝子上の子供が何人もおり、家族関係がとんでもないことになっている。
というかサマーズ一家は揃いも揃ってヒーローだったりヴィランだったり[[未来人>ケーブル]]だったり、挙句の果てには親父が家族を[[投げ捨てて>命は投げ捨てるもの]]宇宙で海賊をやっていたり。
お前ら[[普通に生きることができない>コーディー]]のか。
([[シリーズを長く続けていく内に一族血縁がとんでもないことになる>ケンシロウ]]のはよくある話だが)
別の見方をすれば[[超能力者>古泉一樹]]、[[未来人>朝比奈みくる]]、異次元人、宇宙海賊(=メンバーに[[宇宙人>長門有希]]がいる)、と[[某団長>涼宮ハルヒ]]も満足の家族構成だが
楽しく遊ぶ、ということから縁遠いのは困ったものである。


ちなみに上の一覧表、うかつに鵜呑みにはできなかったりする。なぜかと言うと''設定がコロコロ変わるから''。
当たり前のように死んだり生き返ったり死んだのは偽物だっただのクローンだっただのと言い出す世界なので、
「故人」と明記された連中もいつ生き返るか分かったものじゃないし、
''生き返ったと思ったら敵が用意したロボットでした、なので本物は死んでます''
というオチが待っているかもしれない。
さらに、なにしろサマーズ一家のことだから、またどこぞの異世界から息子や娘が新たに現れる可能性があり……
「一応現時点ではこうなっているんじゃないかな、たぶん。明日変わるかもしれないけど」ぐらいの信憑性である。
#endregion

***その他
作品中ではピンチになる事も多く、映画2作目『X-MEN2』では敵に洗脳され、
最終作『X-MEN ファイナル ディシジョン』では(演じていたジェームズ・マースデンの都合で出番を少なくせ[[ざるを得なかった>お覇王]]とはいえ)&b(){超生命体フェニックスと化したジーンにあっけなく殺されてしまう}、
さらには過去のX-MENの学生時代を描く「ファーストクラス」でも出番がはぶられるなど、まさに[[主人公(笑)]]的なキャラと言えようか。

原作でも、ウルヴァリンを意識するあまり、リーダーとして問題ある行動を取ってしまったり、
やや怒りっぽく他メンバーに呆れられたり、女性問題を起こしたり、
その性格ゆえに柔軟性に欠け、有事への対応が遅れてしまうなどといったシーンがあり、
見るに見かねた[[ストーム]]にX-MENのリーダーの座を奪われた(しかも決闘に負けて)こともある。

ただ、そのあまりにもあまりな駄目っぷりが一部で妙な人気を呼んでいるのか&b(){[[進んで問題行動を起こすキャラ>問題児]]は便利なのか}、
[[出番がなかったり扱いが非常に悪くなる>ガンビット]]こともなくコンスタントに出番を持ち続けている。

実際のところ、いろいろ言われているし実際にやらかしてきたこともあるものの、長年X-MENのリーダーとして活躍してきただけあって指揮能力は高く、
X-MEN以外のヒーローとの共闘の際でも[[アイアンマン]]や[[キャプテンアメリカ]]までが彼の指示に従ってくれるほど。
これは[[才能はなくともひたむきに努力し続けた結果>アーチャー]]であり、まさに継続は力なり、である。
欠点こそ多いがリーダーとして&b(){決めるときは決める男}であり、扱いの悪さに負けず根強い人気を保ってきた彼も立派なX-MENの顔の一人なのだ。

……まあ、妻[[子>ケーブル]]がいるのに復活した[[元カノ>ジーン・グレイ]]の元に走ったり、[[妻>ジーン・グレイ]]がいるのに
元ヴィランの[[チームメイト>ホワイトクイーン]]と浮気しそうになったりという女癖の悪さ(というより誘惑に弱い)については本気で弁護しようがないのだが。
ちなみに二度結婚し、二度とも死別しているという[[女運に恵まれてない人>テリー・ボガード]]でもある。
なお、[[妻>ジーン・グレイ]]の死後は[[浮気相手>ホワイトクイーン]]と正式に付き合いだしたのだが、
明らかに[[先妻>ジーン・グレイ]]よりも性格面・実務面・能力面等々全てにおいて相性がよかったりする。
しかも「世界中の人間の願望が実現した世界」ではジーンでなくエマと結婚して%%やが%%るし。
(もっともこれは[[もうジーンは静かに眠らせてやりたいという内心の思いがあったから>仮面ライダーストロンガー]]だそうであり、
 本編では現在でも重大な事態に遭遇した時は事あるごとにエマを差し置いてジーンのことを思い出している)、
挙句の果てにはX-MEN結成前の時代が舞台の『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』でまでエマとの名コンビぶりを描かれていた・・・ジーンカワイソス(´・ω・)

ちなみに恋人と師がことごとく強力なテレパスであったため、その付き合いの中で自身も精神のコントロール法を学んでおり、
自分の精神内に教授クラスのテレパシーでも内容が分からないようなブラックボックスを作れる。
後述の暗殺部隊(X-フォース)のことは、この精神内のブラックボックス内に収めており、[[恋人>ホワイトクイーン]]にも秘密にしていた。

現在はそこに自分の中に侵入してきた邪悪かつ強大な精神体[[ヴォイド>セントリー]]を閉じ込め、完全に封印している。
&del(){絶対その内何か起こす気だろ…いや、ひょっとしてもう起きているのか?}

これは余談だが、日本で良く「[[ドラえもん]]みたいだ」と言われる[[最新コスチューム>http://www30.atwiki.jp/niconicomugen?cmd=upload&act=open&pageid=995&file=NewCostume.jpg]]だが、
頭を覆っている部分を外すとそれがパーカーのようになって非常に爽やかで格好良かったりする。
最近人気が出てきたのはその爽やかなルックスで新たな女性のファンを得たから・・・かどうかは定かではない。

最近では%%ローガンが激しくイケメン化した%%マッドハウス版「ウルヴァリン」で日本のメディアにも上のようなコスチュームでお目見え。
[[前作>アイアンマン]]でのローガンのようなチョイ役ではあったが、彼と憎まれ口を叩き合う仲の良さ(?)を見せた。
なお、この「ウルヴァリン」の後番組として4月から「X-MEN」が放送予定であり、ここでの登場もそういう理由の顔見せである。
ちなみに[[声>MUGENキャラクターCV別一覧#m]]は森川智之氏。なにかと[[マーベル>スパイダーマン]][[キャラ>ベノム]]演じる機会多いっすね。
#region(close,誰だ、お前は!)
#image(cyclopsA.jpg,title=こんなにイケメンになっても一発でサイクと分かるバイザーは偉大)
コラそこ!「[[汚い忍者]]じゃね?」とか言わない。バイザーは黒目線じゃないぞ
#endregion

***近況
#region(近況と言っても相当長い。ストーリーが進む[[から仕方ない>○○だからしょうがない]]けど)
かつて(ウルヴァリン、[[コロッサス]]、ストーム、[[ナイトクロウラー]]ら第二期X-MENが登場する直前)
弟ヴァルカンを失って心が壊れかけていた時にプロフェッサーXが心を守るために弟に関する記憶を消していたことを知り、
激怒してプロフェッサーXを学園から追放&link_anchor(*3){*3}し、その後釜に居座る。

教授を追放して学園のトップに立ってからは、肝心なところで判断ミスをする詰めの甘さは相変わらずなものの性格の甘さは完全に捨て、
X-MENのメンバーにも極秘で学園と生徒を守るためにウルヴァリンらによるチーム「X-フォース」に反ミュータント主義の権力者の暗殺を
命令するなど自分や仲間の手を汚すことも厭わなくなった。&link_anchor(*4){*4}

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その後、ミュータントの理想郷を築くべく、独立国家「ユートピア」をサンフランシスコ沖に建国。
X-MENのみならずミュータントという種自体の未来を担う立場にまでなった。
#image(nationx.jpg,title=現在のコスチュームはこの通り最初期の頭のてっぺんからすっぽりの全身タイツに戻った。…すごい衣装だ。)
エグゼビアの後継者と目されてきた彼が、師の理想である「人類との共存」ではなく、(人類との敵対はしないものの)
宿敵である[[マグニートー]]が理想とする
「ミュータントの楽園の創造」に行き着いた辺りが、(それが最もミュータントを守るのに現実的な方法ではあったのだが)皮肉なものである。
もっとも教授の理想と完全に決別したわけではなく、ミュータントへの風当たりが強い状況においてこのような道を選んだのであり、
次世代のミュータントに教授の理想を託している。
なお、ユートピア建国はなんだかんだで非常に大きな意義を持つことであり、教授もマグニートーも結局は二派に分かれて争うことしかできなかったのに対して
ミュータントを結束させるという誰にもできなかったことを成し遂げたとマグニートーがサイクロップスに&b(){頭を垂れて恭順した}ほどである。

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……が、幼少のミュータントの育成方針に関してウルヴァリンと衝突。
「子供であっても敵の多いミュータントである以上、戦う術を覚え、必要となれば戦闘にも駆り出すべき」と主張するサイクロップスと
「ミュータントを兵器として扱う世代は終わりにすべき」と主張するウルヴァリンの意見は平行線を辿り
暗殺者として扱われてきた幼少のミュータントにサイクが(多くの人々を救うために仕方のない状況だったとは言え)人殺しをさせた事で
決裂は決定的となり、ミュータントの半分をウルヴァリンに引き抜かれ分裂してしまった。

更にはホープにフェニックスフォースが宿ることがミュータントの救済に繋がると考え、
フェニックスフォースを恐れてホープを排除しようとするアヴェンジャーズと対立、戦争状態にまで陥ってしまう。
紆余曲折を経て、なんとサイクロップス自身がフェニックスフォースを取り込み、
同じくフェニックスフォースを取り込んだコロッサス、ホワイトクイーン、ネイモア、マジックとあわせ「フェニックスファイブ」と称される存在へと変化。

#image(phoenix-five.jpg,width=600,title=エマ先生、相変わらずキワドイっすね)

フェニックスフォースを手に入れてからはプロフェッサーX並のテレパシーや生身で[[宇宙空間を航行する能力>シルバーサーファー]]に加えて、アベンジャーズが束になっても敵わないほどの力を獲得。
その力に物を言わせ、「フェニックスファイブによる強制的な世界平和の実現」という、事実上の世界征服まで目論み始める。&link_anchor(*5){*5}
以前は自分もかつてのマグニートーのようになってしまうのではないか、ということを恐れていた彼だが、
本当に同じような[[人類への憎悪と神にも等しい強大な力をもったマグニートー以上の人類の脅威>オンスロート]]となっていった。

そんなサイクロップスの態度に、味方のはずだったX-MENたちも次々に離反し、
「アベンジャーズ vs X-MEN」という形で始まった話が、最終的には「アベンジャーズ&X-MEN vs サイクロップス」という状況にまで追い詰められていく。
同じフェニックス・ファイブになっていたエマを攻撃して力を奪い、最後まで説得を試みたプロフェッサーXを殺害し、ダークフェニックスと化して地球全土を攻撃。
結局、アベンジャーズとX-MENの総攻撃の前に敗れ去り、逮捕、投獄されてしまう。

ただ、この戦いは最終的にスカーレットウィッチとホープの力によりフェニックスフォースが世界中に拡散し絶滅寸前であったミュータントが再び増え始めたというオチが付いた。
結果として彼が盲信していたホープこそが救世主という事が証明されたために獄中でも、ダークフェニックスとして暴走したことによる自身の行為については後悔してているものの、
そこに至るまでのホープとフェニックスを信奉して行ってきた自身の所行を特に反省するそぶりはなかった。
現在はウルヴァリンがミュータントを守り育てる立場となったことを認め、
逆に自身は陰に回りミュータントの脅威を排除していく道を選び、脱獄して%%スーパーヴィラン%%ダークヒーローっぽくなりつつある。
#image(Revolution.jpg,width=250,title=正統X-MEN)

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#endregion

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**格闘ゲームにおけるサイクロップス
格闘ゲームでは『[[X-MEN Children of The Atom]]』より登場し、その後の[[マーヴルシリーズ>MARVEL VS. CAPCOM]]のほとんどに出演している。
光線を発射して相手を近づけさせない遠距離キャラとなっている。

#region(close,X-MENのリーダー、サイクロップスの輝かしい歴史)

一作目:X-MEN Children of The Atom
当然出演。しかし1Pの初期カーソルはウルヴァリン、2Pは[[サイロック]]である。
初っ端からリーダーらしさが陰りを見せている。

二作目:MARVEL SUPER HEROES
二作目にして夢のドリームマッチで&b(){[[いき>藤堂竜白]][[なり>タムタム]][[クビ>紅美鈴]]}になる。
ウルヴァリンは当然の如く続投した。
ちなみに&b(){どう考えても[[ハルク]]とキャラが被る[[ジャガーノート]]も続投}した。
&s(){どうやらサイクはジャガーノートや原作で2回しか登場してない[[某触手目玉>シュマゴラス]]以下の必要性であったらしい}
なお、本作のモチーフである「インフィニティ・ガントレット」にジャガノやシュマゴラスは出演していない。サイクは出てるのに・・・
&s(){[[サノス]]にオプティックブラスト撃ってもビクともしなかったけど}

三作目:X-MEN VS. STREET FIGHTER
なんとか復活した。さすがにX-MENとつくものでクビになるわけにはいかない。ウルヴァリンも勿論続投。
タイトル画面では[[リュウ]]と握手をしたり1Pカーソルを独占したりと主人公らしさを全開。
でもジャガーノートも続投しているのでこの時点での出演率はジャガーノート以下だったりする。
性能はというと、異様にやりやすく、かつ覚えやすい(エリアルだけ覚えればOK)、更に爽快感もあり微妙にテクさを魅せつけられる[[永久]]のおかげで、
街には彼(と他に永久しやすいキャラ)を使うプレイヤーが続出した。%%・・・主に初心者狩り的な意味で%%

四作目:MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER
なんと続投できた。しかもジャガーノートが初めてリストラされたので出演率ではようやく互角となる。
そしてウルヴァリンはやはり続投。
1Pカーソルはリュウに、2Pカーソルは[[スパイダーマン]]に奪われたものの
X-MENの主人公としての貫禄を見せつけた形となった。良かったなサイク。

五作目:MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES
と思ったら&b(){またプレイアブルキャラクターとしては登場できなかった}。
しかし[[スペシャルパートナー>ストライカー]]として、
出演率争い最大のライバル・ジャガーノートと共に登場しているので
一応はX-MENの主人公としての面目を保つこととなる。
ウルヴァリンはやっぱりプレイアブルキャラとして続投していた。

六作目:MARVEL VS. CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES
どうにか復活。今まで出演した連中全ても復活しているが、
サイクロップス自身は上位として扱われているのがせめてもの有り難みか。
ただし今度は&b(){[[息子>ケーブル]]にマーヴル側の主役級(無いも同然のストーリーではあるが)の立ち位置を奪い取られ、挙句性能では上方向に遥か彼方を行かれてしまった。}
ウルヴァリンは言うまでもない。それどころか&b(){[[二人もいた>EXキャラクター]]}。


&b(){結果としてジャガーノートと出演率は同じ}である。しかもほとんどの作品で1Pカーソルどころか2Pカーソルすら合っていない。
%%というかジャガーノートと争っている時点で何か間違っている気がしないでもない%%
更にゲームの出演、待遇など見ると明らかにウルヴァリンの方が主役である。
やはり人気の差は如何ともしがたいのか……
[[現実は非情である。>ジャン=ピエール・ポルナレフ]]

#region(MARVEL VS. CAPCOM 3では)
MVC3では[[元嫁>ジーン・グレイ]]は出たのに引き換え彼は%%ジャガノと仲良く%%お休みである。
しかも[[カート>ナイトクロウラー]]や[[ダズラー]]といったメンバーもEDで出ているというのに、彼はそこにすら…%%っていうかジーンのEDには出ろよせめて%%
ちなみにウルヴァリンは一人になったかわりに女性版クローンも出演していた。しかもいつの間にかリュウと対比するポジションまで奪い取られていた。

そして最新作UMVC3では……
''[[C.ヴァイパー>ストリートファイター]]というカプコンキャラに代名詞のオプティックブラストをパクられた。''
技名は「オプティックブラ''イ''ト」。
開発スタッフの新妻PたちがMARVEL側に依頼したら
「この名前なら使ってもいいよ」と、なんとか許可をもらえたらしい。
&s(){つまりサイクの技とは関わりを持たせるな、ということかMARVELよ}
メンスト時代はほとんどの設定関連の要望(豪鬼がウルヴァリンの過去を知ってるとか)にOKしてくれたと船水氏がムックで言ってたのに。
また、リュウも自己強化技を使うと真空[[波動拳]]がスーパーオプティックブラストのような性能に変化するようになった。
そしてサイク本人は当然のようにお休み。
#endregion
#endregion

MVC2における性能は上位クラスであり使いこなせばかなり強い。

#region(close, サイクロップスの性能)
簡単に言えば、b(){マーヴル側の[[リュウ]]}。
[[波動>波動拳]]・[[昇竜>昇龍拳]]・[[竜巻>竜巻旋風脚]]コマンド持ちで、全体の挙動もかなり安定している。
マヴカプの中でも屈指の扱いやすさなので、ゲームに慣れるのに最も適していると思われる。
そんな初心者向けな彼だが、実際は初心者向けというか、言うなれば[[器用万能>レイ]]…全体的に強性能が揃っていることが挙げられる。
立ち・屈み強Pが単発飛び道具になるため、それだけで打ち合いで有利を取りやすい。
対空・空対空でも有利を得やすい通常技も持ち合わせているため、どの状況でも対抗する手段がある。
サイクといえばオプティックブラストなのだが、レーザー系で攻撃を貫通しながら攻撃できるので、
牽制をしつつゲージを溜めるのに向いている。
対空方向にも使えるので、スーパージャンプされた後でも何もできないということもない。
レーザー系は全体的に「ダウンを起こせない」ということで若干の欠点がつくのだが、
サイクのオプティックスウィープはヒットするとダウンする効果があるので、その限りではない。
さらにコンボに使えるサイクロンキック、ライジングアッパーカットなど、
ヒット確認が容易な技も揃っているのも強み。
そこから繋ぐ2種のHCだが、どちらもレーザー系で扱いやすく威力も高い。
さらに削りも高いのでぶっぱでも効果が期待でき、逃げられづらいという利点もある。
当然ディレイドでもその力は発揮され、ぶっぱからディレイドも上等。
メガオプティックブラストは発生に時間がかかるため(地上だと暗転まで22F、空中だと発生がやや遅れる)、
安定して使えるスーパーオプティックブラストがメインになっていく。
アシストでも大きく効果を発揮し、β(対空迎撃)アシは非常に強力。
ライジングアッパーカットを繰り出すのだが、多段ヒットの初段までが無敵なので潰されづらい、
さらにヒット確認が容易なためコンボにも使えるという素敵性能。
本人の使いやすさも相まって、アシストとして選ばれることも多い。
特に[[ケーブル]]や[[ブラックハート]]と相性が良いとされている。

とはいえ、やはりそこは4強の壁。やはり格が違った・・・。
サイク自体は二段ジャンプもあり、機動能力は良い部類に入る。
だが飛行持ちの輩には劣り、さらに飛び道具まで持ち始める始末。
レーザーそのものでは[[ケーブル]]に劣る上、そもそも[[ケーブル]]はゲージ有り前提の強さ評価なので、
HC(と飛び道具)の部分でしか競うところがない。
接近ができるかというと、4強で接近しそうなのは[[ストーム]]・[[マグニートー]]だけ。
でもそいつらには火力面で劣るし、そもそも近づくことが困難。
とまぁ、全てが劣るわけでもないのだが、全体的に「厳しい」の一言である。
元々ガンガン攻めるタイプのキャラじゃないので(アシストのこともあり、守りタイプと言われる)、
そこはまぁ[[四強だからしょうがない>○○だからしょうがない]]。
でも実際、こいつより上には(ほぼ)四強しかいないくらいの位置なのよ?
#endregion

ウメハラとの激戦で有名なジャスティン氏は絶望的に詰んでいる状況でこのサイクロップスを使い奇跡の逆転劇をやってのけた。
&nicovideo(sm962024)
さすが[[アイツ>ケーブル]]の父親、只者ではない。
ちなみに上の動画、どれぐらい詰んでるかと言えば&b(){マヴカププレイヤー100人中100人が無理だと断言できるほど終わっている。}
とはいえ最後にサイロックにエリアルを食らった段階で本来なら追撃及ばず…となったのだが何故かサイロックが締めの胡蝶隠れを発動ミス。
まあ、まさに”詰んだ”状況からあそこまでひっくり返されたら動揺するのも無理は無いことだろう。

余談だが、目からバンバンビームを放つ彼の姿は日本の格ゲーユーザー&アニメ視聴者に衝撃を与えたようで
オマージュと思しき技・性能を持つ[[キャラ>鈴仙・優曇華院・イナバ]][[クター>デ・ジ・キャラット]]も少なからずいる。
他にも[[正体不明の>ネコアルク]][[存在>ネコアルク・カオス]]がビームを放つ際のボイス、「おぷばっ!」は、恐らく「オプティックブラスト」が元ネタであろう。

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**MUGENにおけるサイクロップス
MUGENでは主に海外の製作者が作っており、アレンジの入ったものなど数多く製作されている。
また、特徴のない典型的タイツ系キャラであるため、改変ドットのベースにされることも多い。

#region(Reza氏のサイク)
-Reza氏のサイク
動画で一番見かけるのがこれ。通称Rezaサイク。
強さ的には[[ボスハルク>ハルク]]並のアッパー調整と優秀な[[AI]]が備わってるので、強~凶大会などで多く見かける。
mugenオリジナル技として100hit以上叩きだす[[乱舞技]]がある。
おまけにロック時間&演出が長いので乱発されてお腹いっぱいという声も。
この技の発動条件としては life<500 の記述があるので、動画の用途に応じて条件を変えれば残りライフに応じて乱舞技を連発するようになる。

また[[大ポトレ>ポートレイト]]がお笑いコンビ「さまぁ~ず」の大竹に似てるともちらほら言われてたりする。(本名(サマーズ)とのネタでもあるのだろう)

しかしながら二コ動で主に活躍したRezaサイクはヴァージョンが古い方で
新しい方は性能も抑えられて(それでも優秀だが)大[[ポトレ>ポートレイト]]も大竹顔ではない。(1ゲージ乱舞も無くなった?模様)
現在は作者のサイトが閉鎖されているが、このサイク自体は某所(海外サイト)で旧版が代理公開?されている。
#endregion
#region(Kong氏のサイク)
-Kong氏のサイク
いつものKong氏アレンジ。AIもほどほどに強く、普通の大会でも出しやすい強さとなっている
ただしAILvHardはいつも通りライフ固定と割り込みブロ等が搭載されており、狂クラスの強さになるので注意。

またこのサイクを改変したものとしてaaa氏のサイクロッペスがある。
この改変サイクは数の暴力をコンセプトとして制作しており、数体のサイクが暴れまわる狂キャラとなっている。
#endregion
#region(うんこマン氏のサイク)
-うんこマン氏のサイク
我らがうんこマン氏が新たに公開したサイク。メンストベース。
いくらかアレンジは入っているが、操作感覚はかなり原作に近い。
もちろん永パも完備。というか&b(){ほぼ基本コンボで10割}。
うんこマン氏キャラのAIに定評のある、グラテン厨氏のAIが公開された。
helper.txtによって細かい設定が可能で、程よい強さから対AI特化まで自在な調整が可能。
Lvを強くほど永久を駆使してくるため、最大レベルに設定すると[[狂下位~中位>MUGENキャラクターのランク付け]]に食い込むまでになる。
[[ミュータントなら仕方がない>○○だからしょうがない]]。
現在は本体、AIともに公開停止となり、AIのほうは動画使用が最終更新版限定かつ対応していない本体による使用が禁止となった。
&nicovideo(sm11936163)
#region(コンボというかなんというか…)
なお、このAIの名物コンボが以下のもの。
『投げなどで相手を空中に放り上げ、空中コンボを叩きこみ、地上でバウンドさせてもう一度空中でコンボ。
 以上を数回繰り返したのち、浮いた相手に&b(){ひたすら立ち小パンチを叩きこみ続ける}。』
ファンからは&b(){[[ボクサ>バイソン]][[サイズ>山本無頼]]}と呼ばれ、AIの設定等にもよるが&b(){一回はまると7~9割ぐらいはザラにもっていく}。
とどめに「おぶっぱ」なんかされた日にゃ、確実に撃沈。
動画などでは、どっかの[[スタンド使い>ジョジョの奇妙な冒険]]よろしく「[[オラオラ>空条承太郎]]」等の弾幕が入ることも。
その様相の何とも言えないシュールさが漂う。
&nicovideo(sm13769564)
#endregion

#region(close,大会ネタバレ)
[[力が・・・勝手に・・・トーナメント プラスコミュニケーション]]においてマーヴルチームとして参戦。
試合中&b(){[[超必殺技]]が勝手に[[暴発]]する}大会のルールに振り回され、ビホー!しつつビームを乱射する姿に、「バイザー修理しろw」という声が多数上がった。
…が、戦績はいまいちパッとしなかった。

しかし、おまけ試合の[[ランセレ>ランダムセレクト]]タッグマッチにおいて&b(){4人中3人がサイク}という珍現象が発生。画面はビームで埋め尽くされた。
その後も度々ランセレに選ばれ、&b(){「サイクはランセレの婿」}と言われるようになった。

サイクはこの大会を象徴するマスコット…もといマ''スットコ''となったといえよう。ビホー!
&nicovideo(sm9293322)

#region(サイク怒りの…)
[[凶と狂の境界で台パンするシングルトーナメント2]]では[[風祭みやび]]を相手に苦戦すると思いきや、「みやびちゃんぷりちー!」と発言した瞬間、''「(#゚Д゚)アァ!?」とマジギレして例のボクササイズで逆転KO勝ち''と言う謎の試合展開となり、これを見た視聴者達は腹筋崩壊をせざるを得なかった。
|13:48と14:20からマジギレタイム|
|&nicovideo(sm17774303)|
#region(そして歴史は繰り返される…)
その後、同大会は凍結となってしまったが一年半後に別人が開催した[[リスペクト大会>凶と狂の境界で台パンするシングルトーナメント勝手に2Re]]でお互いの初戦でまさかの激突。
今度はお互い1R取るという展開になり、3R目、相手が「みやびちゃんぷりちー!」と発言した瞬間、''「(#゚Д゚)アァ!?」とマジギレして例のボクササイズでフルボッコ''にしてしまった。
|11:46からマジギレタイム|
|&nicovideo(sm22514997)|
#endregion

[[神速久那妓ファンクラブの会 【狂下位・中位】]]でもみやびとの対決で見事なまでのマジギレっぷりを披露。

両者この結果になったのは起き上がり移動が無敵だったので「みやびちゃんぷりちー」当てようとして空振りしそこから投げられて・・
&nicovideo(sm19612802)

&b(){無論このネタを二人がいない大会やMUGEN以外の場所で使ったら「他人がマジギレ」するので気をつけること。}
&b(){実際、MUGENと関係無い動画に上記ネタ関連のコメントをつける行為には、&color(red){風祭みやびの製作者も不快感を示している}。}
//「サイク怒りのボクササイズ」大百科掲示板での風祭みやび製作者の発言(>>41)に基づき修正

//談話室での議論により、残すことにしました
//議論なしでの記述の削除、コメントアウトは規制されることがあります
//一旦、談話室のコメントを参考に、このネタを使用することを煽るような文章を削除、修正しました。
//また、このネタに対して大きな嫌悪感を持ち、その根源となる文章を消してしましたいというのは分からない話というわけではないのですが、
//「自分の意に染まない内容だから」という理由での削除はガイドラインで禁止されています。
//現在このネタに関する議論を談話室で行っているので、むやみに削除するのではなく、議論に参加することをおススメします。
#endregion
#endregion
#endregion
#region(Buckus氏のサイク)
-Buckus氏のサイク
同氏製作の[[ガンビット]]と同様の独自システムが組まれており、パンチ・キックの弱中強の6ボタン式、かつブロッキングを搭載。
デフォルトでAIが搭載されているほか、斑鳩氏によりAIパッチが存在。
斑鳩氏AIは1~8段階に調整が可能で、反応速度レベル共に細かく設定可能。
堅実に戦う戦法をとり、ビームをあまり撃たずにLv1HC版サイクロンキックを切り返しやコンボに多用する姿は新鮮に見えるだろう。
余談ながらLv1~3のHC全てにビーム技があり、MVCとは違う、独自のビームエフェクト演出であり、一見の価値あり。
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#region(ZVitor氏のサイク)
-ZVitor氏のサイク
[[最新コスバージョン>http://www30.atwiki.jp/niconicomugen?cmd=upload&act=open&pageid=995&file=NewCostume.jpg]]に描き換えられた海外版。
日本人の格ゲーマーが長年慣れ親しんできたおなじみのコスチュームはアメコミ読者にとっては相当古いバージョンで、
あちらから見ればこの改変ものこそが&b(){現行版サイク}である。
ビームのエフェクトも描き換えられ、ロケットパックを背負って空中から降下してくるイントロなど演出も新しくなっている。
単なる画像描き換えだけでなく技の構成も新たに組み直されており、
強Pボタン一発でビームが出ていたのが打撃技に変わり、強Pビームは236+Kの「オプティックバレット」に格上げ。
オプティックスイープが消えて、小さくジャンプして地面にビームを撃って地震を起こして[[全地上判定]]攻撃の技「コンカッションビーム」が加わったとか、
相手を空中に放りあげてビームで追撃する投げ技がゲージ使用の必殺投げ「ボディスラム」になったとか、
スーパーオプティックブラストが手動で角度を変更する仕様から
自動で画面下から上に向かって(キャプテンソードの逆向きの軌道)広範囲攻撃をする技「ビームスウィープ」に変化したとか、
ビームしかネタがないけどいろいろな事ができるようになっている。
このように変わった部分は多いが、普通のオプティックブラストとメガオプティックブラストはいつものままなので安心。
ただしメガオプティックのみ「オプティックレイジ」という技名に変わっている。
メガオプではバイザーを外してフルパワーで繰り出す演出も見られるぞ!
3ゲージ使って弟ハボックと一緒にビームを繰り出す兄弟コンビネーション技「サマーズブラザーズ」も搭載。&s(){''明らかに弟の方がビームが凄い''けど気にするな!}

Readmeが同梱されておらず、cmdファイルやcnsファイルの中を覗いてみても技名らしい表記が無いため困惑するが
Infinity Mugen Teamのwikiに紹介ページが存在しそこに技表が載っている。

一応AIも入っているが、ニコニコ動画の大会を勝ち抜けるような強さは持っていない。
他にもライダー未満氏によるAIパッチが公開されている。
//リドミが無いからこれ以上は分かりません
//なんとか触ってみた範囲で加筆してみました
#endregion
#region(Loganir氏のサイク)
-Loganir氏のサイク
さらにストーリーが進んだ現行バージョン(原作ストーリーはさらにその次に入ってるが)。
MUGEN1.0専用。AIあり。
3ゲージ使用のハイパーコンボ「フェニックス・ファイブ」が搭載されている。
#endregion
#region(KAZ氏のサイク)
-KAZ氏のサイク
2013年10月1日公開。
氏が愛してやまない『X-MEN Children of The Atom』仕様に調整されたサイク。
大ポトレがアメコミ画像やゲームドットではなく「誰だお前」的なイケメンとなっている。
原作モードとアレンジモードが選択できるが、原作モードは凄まじい火力を全く自重してないので注意。
勝利後のBONUSスコア表示や勝利メッセージも含め、今回も再現度が非常に高い。
原作では彼のみハブられたXパワーを搭載させたり、オプティックブラストの出を早くしたり、
ライジングアッパーカットの始動時に原作にない無敵時間を付加したりとかなりのアッパー調整が施されている。
もちろん作者による優秀なAIもデフォで搭載、10段階にレベル調節できる。
11Pカラーが「狂上位」クラス、12Pカラーは「準神」クラスにまで強さが跳ね上がる。
また、氏のキャラ御用達『安心と信頼の[[フライング]]カウンター』もバッチリ搭載。
&b(){いいか"フライング"だけはするなよ、絶対だぞ!!!}
#region(大会ネタバレ)
上記のうんこサイクであった例の因縁がこちらのサイクでも勃発した。
[[ビーム撃てれば魔法使い マジカル☆ランセレバトル]]終盤において崖っぷち状態の[[風祭みやび]]と激突。
1R目は例によって「みやびちゃんぷりちー!」と発言した後、ビーム攻撃などで先勝。
2R目はほぼワンサイドゲームにされたが、続く3R目では互いにいい勝負を演じたが最終的に敗北した。
このようにキャラが別物になればいい勝負になることを視聴者にアピールしたのであった。
&nicovideo(sm25863473)
#endregion
#endregion

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***出場大会
''シングル''
#region()
#list_by_tagsearch_cache([大会],[シングル],[サイクロップス],sort=hiduke,100)
-[[テイルズオブトーナメント]](おまけ)(旧Reza氏)
#endregion
''タッグ''
#region()
#list_by_tagsearch_cache([大会],[タッグ],[サイクロップス],sort=hiduke,100)
-[[真お神杯凶下位~上位タッグバトル]](おまけ・サイクロッペス)
#endregion
''チーム''
#region()
#list_by_tagsearch_cache([大会],[チーム],[サイクロップス],sort=hiduke,100)
-[[大将だらけのチームトーナメントII【世界樹杯】]](Aブロック順位決定戦特別選抜チーム・うんこマン氏版グラテン厨氏AI)
#endregion
''その他''
#region()
#list_by_tagsearch_cache([大会],[その他],[サイクロップス],sort=hiduke,100)
#endregion
''削除済み''
#region()
#list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[サイクロップス],sort=hiduke,100)
#endregion
''更新停止中''
#region()
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[サイクロップス],sort=hiduke,100)
#endregion
#co(){
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[サイクロップス],sort=hiduke,100)
}
#co(){
-[[凶強タッグトーナメント]](旧Reza氏)
-[[最終鬼畜全部世紀末タッグトーナメント]](旧Reza氏)
-[[【超過激】MUGEN作品別トーナメント【超危険】]](旧Reza氏)
-[[闇鍋パーティー]]二杯目(力が・・・勝手に・・・チーム)
}
***出演ストーリー
[[A・B・C]]
[[風と星の夜話]]
[[無限戦記]]

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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
どうもライターに徹底されていないらしく、[[話>アポカリプス]]によっては弟のブラストで兄が殺されるという
致命的な不整合が発生している場合もある。
最近『[[なかったことに>ジーン・グレイ]]』されて復活……と思ったら「死んだけど生き返った」だった。%%わざわざ矛盾がある方に戻してどうする%%

まぁ、これも膨大な設定があるアメコミでは[[よくある事なのでしょうがない>○○だからしょうがない]]。
ちなみに、MVC2でもMUGENでも[[そんな事はない>格ゲー補正]]ので一安心(?)である。

&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}}
アダマンチウムはMARVEL全体を見渡しても、なんらかの能力を使用して無効化した例はあっても
単純な力押しで破壊された描写は本当に少ない。

&aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}}
ヴァルカンの一件は元々プロフェッサーXの非道な行為が原因で、許してこそいないが大人としてきちんと和解はしている。
(ヴァルカン所属チームが自身のミスで全滅した事を隠蔽するため、それに関する記憶を関係者全員から消していた)

&aname(*4,option=nolink){&color(red){*4}}
マーベル世界のアメリカではミュータントはかつての黒人や先進国の先住民もかくやというほど差別・迫害されており、
戦闘力がなければ街でリンチに遭って殺されることも珍しいことではなく、
政府は事あるごとにミュータントを社会から排除・抹殺しようとする政策を打ち立てる
([[センチネル]]もそんな政府側の存在であり、センチネルの開発者は政府御用達である)など、
ミュータントにとって非常に生きにくい社会になっており、
そんな中でミュータントの集まりを守るためには手段を選んではいられない状況なのである。

さらに言えば、標的にしたのは、
「細菌兵器上等、自爆テロ上等、ミュータントを根絶やしにできるなら一般人がどれだけ巻き込まれようと気にしない」
というような危険な過激派ばかりであり、敵対するものを見境なく抹殺しようとしていたわけではない。

また、非情にふるまっていても戦いの中でミュータントに犠牲を出してしまったことに内心ではとても苦しんだり、
他に手は無かったとはいえケーブルを死地に送り込み、その結果死なせてしまった時には葬式の席で言葉も出せなくなってしまうなど
実際のところ色々と内にため込みちっとも平気ではない。

なお、X-フォースは「セカンドカミング」というミュータントの節目となるイベントにおいてX-フォースの存在が仲間たちにバレたが
それによる非難に対してサイクロップスは、これは必要なことだった、と返している。
ただし、このイベント後には「新しいミュータントの時代にはふさわしくない」としてサイクロップス自身によってX-フォースは解散された。
(ただし[[ウルヴァリン]]がサイクにも極秘で再結成している)

&aname(*5,option=nolink){&color(red){*5}}
フェニックスフォースには宿った者の感覚を増幅し、&b(){遠近感を失わせる}という効果があるらしい。
即ち、宇宙規模の強大な力を得たことで、それまで自分が価値を見出していた経験や、忘れ難いトラウマを
取るに足らないものと感じてしまうのである。
ジーン・グレイはそれが感情の暴走という形で現れたが、サイクロップスは……逆に感情の揺らぎがなくなり、[[人間性を失いつつある>Dr.マンハッタン]]。
何しろ、「全ての人間の願望が叶った世界」であるハウス・オブ・M世界ですら蘇らせなかったかつての恋人ジーン・グレイを
&b(){ただ話し相手が欲しい}という理由で月の灰塵から蘇らせた(彼女は月面で死んだ)上、
その死に由来する悲しみを「取るに足らないもの」と考えていることが発覚する。
本人はジーンとの対話からそれを自覚し、その時は人間としての視点を捨てまいと自ら戒しめていたが、
最終的に落ちるところまで落ちてしまった……

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***関連項目:[[ビーム脳]]
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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//ヒーロー,バイザー,目から光線