「自分の気持ちは自分の為に言わなきゃダメだよ」
福田晋一女史による漫画『その
着せ替え人形は恋をする』のヒロイン。読みは「きたがわ まりん」。
「かいむ」ではない。どちらもスクエニが関わっていたりするが。あと、EDFの広報官とも無関係である
アニメの担当声優は
直田姫奈
女史。
思い立ったら即行動の行動力の塊であり、良く言えば思慮深く悪く言えば引っ込み思案な性格の五条君を、
持ち前のバイタリティでずんずん引っ張っていくし、感情表現(好意含む)も素直。
だが決して我儘な訳ではなく、自分がオタク趣味という事もあって相手の「好き」を尊重出来る気遣いの持ち主。
過去に雛人形職人を目指している事を「男なのに気持ち悪い」と友達に否定されたトラウマを持つ五条君にとって、
自分の好きを隠さず他人の好きを否定しない彼女との出会いは、蒙を啓かれる経験となった。
元々読者モデルをしていた事から人に見られる事への抵抗感が薄く、特に趣味に夢中になった時は無防備さが加速する為、
五条君を度々煩悶とさせる無自覚小悪魔系の側面を持つ。
初手から二人きりでビキニ姿のセクシーボディを全身採寸とか最早何のプレイだよ
一方で貞操観念自体は普通にまともな物を持っているし、羞恥心も決してゼロというわけではないので、
何かの拍子に自分がすごい格好してる事を自覚して真っ赤になる事も。
ただ、部屋着でノーブラな事よりもカラーコンタクトを入れ忘れた事を恥ずかしがる等、若干ズレた部分もある。
親が仕事で他所に居る為一人暮らしをしており(親子仲自体は円満)、自己流ながらそれなりに料理も出来るが、
SNSでアップされる食卓の画像を見た五条君が健康を心配するレベルのほぼ男飯みたいな食生活をしていたようだ。
ぱっと見は「オタクに優しいギャル」という一部界隈での類型キャラかと思わせて、
実態は
「オープンオタクのギャルが趣味に理解のあり過ぎるスパダリに出会ってベタ惚れする」という、
なかなかに変化球の物語となっている。
海夢も滅茶苦茶魅力的だが「本作のメインヒロインは五条君」との声も多し
ただ、こうしたラブコメ物にありがちな、物語に起伏を生む為だけの不快な描写やドロドロの三角関係といった物がほぼなく、
衣装を製作してコスプレする事の意義と楽しさをひたすら真摯に描き、趣味を楽しみながら近付いていく二人の距離を、
実に嫌味なく描いている事から、漫画は非常に好評。
更に、それをCloverWorksが大変丁寧にアニメ化し、ネット配信もされた事で世界的に人気が爆発。同社の出世作ともなった。
また、ED曲「恋ノ行方」を歌ったあかせあかりさんご本人によるコスプレMVも、作品の空気をそのまま実写化していると話題。
ドラマ版?何の事かな?
アニメOP「燦々デイズ」
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アニメED「恋ノ行方」
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実写MV 喜多川さんはここにいたんだ(混乱)
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余談ながら、高木ユーナ女史による漫画『ドルメンX』には「私も超オタクだよ」という台詞があったのだが、
それを言ったキャラがギャルっぽい外見だったため、海夢と絡めてネタにされる事もあったりする他、
直田女史関連では『BanG_Dream!ガールズバンドパーティ!』の登場人物、桐ヶ谷透子もギャル系である事に加えて、
『アサルトリリィ LastBullet』の苅谷緋紅は外観が海夢の系統に見せかけて、
乱暴な口調で強気な性格ながらも面倒見のいい性格という事もあってファンを驚かせた。
MUGENにおける喜多川海夢
Faceshield Ninja氏とJorge Diaz氏の共同製作による、『
JUS』風
ドットを用いた
ちびキャラが某所で公開中。
FN23 Senki氏製作のスプライトを用いて作られている。
通常攻撃はほぼ
飛び道具が無く近接攻撃主体となっており、
超必殺技ではコスプレキャラに扮して攻撃を行う。
AIもデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新:2024年11月10日 09:46