+ | 担当声優 |
TV版では最初はすました声で話していたが、形勢が不利になると鼻をつまんで喋ったような声に変化していった。
PS『世紀末救世主伝説』では口調まで含めてTV版の演技とは大きく異なり、 TVアニメが古い作品で、かつ世紀末シアターの存在が広く知れ渡っている事もあり、 PS版のアミバに馴染みがあるというファンも多いのではないだろうか。
また、堀内氏と関氏もトキと兼役である。
この様に、設定などもあってアミバの声はトキと同じ声優が演じている事が多い。
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+ | 原作ネタバレ |
「おれはどんな拳法でも、だれよりも早く習得できる天才だ!!」
己をどんな拳法でも誰よりも早く習得できる「天才」だと称するが、誰にも認められず、どこからも奥義を授けられる事は無かった。
そんな中、北斗神拳を医術に応用して病人の治療を行なうトキの評判を聞き、彼は「奇跡の村」に訪れる。 自分も同様の事ができると老人の足に秘孔治療を行なうが、 ![]()
「ん!?まちがったかな…」
失敗した所をトキに発見され、顔を叩かれた(実際は運悪く顔に手が当たっただけ)上に実力不足を公然と突き付けられ、
歪んだ自尊心を傷付けられた彼はトキに対し異常なまでの恨みを抱く。 しかし力の差が大きい事も悟ったため、トキになりすまして悪事を働き、罪と悪名を擦り付けようと企む。 トキを騙り、「奇跡の村」の村人達を木人形(デク)と呼び、彼らを実験台にして新秘孔究明のための研究を開始。 村人が死に絶えると部下(アミバを本物のトキと信じていた)に命じ、「木人形(デク)狩り」と称して近隣より民を拉致しさらに秘孔究明を続けていく。 「トキ」の悪名を広め、かつ秘孔の研究ができるという一石二鳥の計画である。
北斗四兄弟末弟にあたるケンシロウをしてなおトキと信じ込ませた程完璧な変装(顔、声、身長、背中の傷等)を果たし、
ケンシロウさえも「こ…この技の切れは…!!」と見紛う程に北斗神拳を巧みに使いこなすなど、「模倣の才覚」という点では天賦のものがあった。 また、習得している拳法も北斗神拳だけにとどまらず、かつて修行していた南斗聖拳を始めとし、 原作でボクサーの攻撃を無効化した謎の流派の技など多岐に亘るようだ。 というより、一子相伝で長年かけて教え込まれる北斗神拳を、南斗聖拳の伝承者になれないと決まってからのわずかな期間に習得している事、 敗北の切っ掛けとなった秘孔封じについても、 ケンシロウと対峙した時点で「解除の秘孔を突く事無く自力で秘孔を破らせようとする」という酷似した目的の人体実験を始めていた事、 一時的にとはいえ伝承者であるケンシロウを追い込むにまで至っている事から、 「人格的な問題で伝承者になれないだけで、本当に天才なのではないか」という説もある。 ![]()
闘いの序盤では再現度の高い北斗神拳でケンシロウを苦戦させ、新たに究明した秘孔を見せ付けた。
この時に見せた秘孔の一つ「激振孔」は、北斗神拳二千年の歴史の中にもなかったもので、更にケンシロウですら破る事ができなかった。 その効果は「相手の心臓を血管すら破るほど急速に活性化させ死に至らしめる」というもの。 こうした面からも、並の拳法家を大きく上回っているのは間違いないだろう。 しかし、ケンシロウが暗殺拳の本領を発揮し出すと、
「え!?えひゃい」
「みみみみえない!!ま…まったくみえない…そんなばかな!!」
と次第に追い込まれて行き、女性を盾にするなど卑劣な作戦に出る。
この戦法により秘孔を突いてケンシロウを不動にする事に成功すると、勝ち誇って意気が高揚、とどめを刺す事を怠りケンシロウを傷め付けはじめる。 この直後、レイが現れ、ケンシロウにトキが偽者である事を伝えると、奥義"秘孔封じ"で反撃され、立場は一気に逆転。 彼を本物のトキだと信じていた部下達にも見捨てられる (「本物のトキだと信じていたから非道な人体実験にも協力していたのか」という点についてはよく指摘されるが、 後年のスピンオフでは「本物のトキに命を助けられた恩があって逆らえなかった」とされている)。 この時に放ったアミバ流北斗神拳究極奥義「鷹爪三角脚」は伝説となっている。
「トキ!トキ!トキ!どいつもこいつもトキ!
なぜだ!なぜやつを認めて、このおれを認めねえんだ!」
「鷹爪三角脚」もケンシロウにあっさり迎撃されると、奥の手として自分に新秘孔を使いマッチョ化、さらに強靭になった身体で逆襲を狙うが、
直後に指が爆ぜたうえ筋肉も元に戻ってしまい文字通り手も足も出なくなる (なお「人体実験をして発見した秘孔の欠陥に何故気が付かなかったのか?」という疑問をよく言われるが、 ケンシロウは「その指で(オレの)秘孔が突けるのか」と言っているのみなので指爆発が新秘孔の結果なのかははっきりしていない。 ジャギの手下の北斗神拳使いのように油断した所をケンシロウに別の秘孔を突かれていた可能性もある。 PSの『世紀末救世主伝説』では、戦闘後ケンシロウに殴り飛ばされた直後に指が吹き飛んでいる)。 最期は北斗神拳奥義「残悔積歩拳」を受けて勝手に後ろに歩き始め、アミバは解除方法は知っていたようだが指が無いので解除する事もできず。 トキの居場所との交換条件をちらつかせながらの必死の命乞いも叶わず、自分が天才でありながらも何故敗北したのかを理解できぬまま死亡する。 そして断末魔の叫び「うわらば」もアミバを語る上で欠かせない伝説となった。
「うわっ うわああ」
「うわらば」
後にトキ(本物)の台詞から拳王の配下であり、開発した新秘孔は全て拳王の元に伝えられた事が ケンシロウがトキ(実はアミバ)の人体実験を知る切っ掛けとなった男が実験された秘孔の効果が似ているため ファンの間では「秘孔新血愁はアミバが開発したものではないか?」と言われる事もある。
(戦闘初期の)圧倒的強さ、(半分捏造だが)悲しき過去、(完璧逆恨みな)激しい憎悪に加えて、正体発覚からのヘタレっぷりも魅力。
さらには最後まで天才である事を信じ続けるその頑なさ。そしてアミバ様の台詞全てが名言。 あの強烈な個性を持つ完全無欠の名当て馬、ジャギ様の次の敵役という非常に困難なポジションを見事務めて見せた。 特に戦闘中の変身や断末魔の叫びは、後の漫画界に多大な影響を与えたといっても過言ではない。
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+ | スピンオフ作品のアミバ |
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外伝作品にも幅広く登場。特に前述の『トキ外伝』ではこれでもかというほどトキへの憎悪が感じられるように描かれ、
ながてゆか女史の画風も手伝って見事な悪役オーラを醸し出している。
『ラオウ外伝』では既に拳王軍配下となった状態で登場し、トキへの恨みを晴らすために、拳王軍副官のウサが独断で決行したトキの暗殺を実行した。
その際、北斗神拳を元に自己流であみ出した「北蛇鍼拳」を自称し、トキの秘孔を突いて勝ち誇るが、あっさり「そのような秘孔は無い」と言われ、 挙句に本物の北斗有情拳を喰らってKOされてしまった。こんな扱いだからか、TVアニメ版では彼の出番は丸々カットされてしまった。 一方、PSPの同作を題材にしたゲームには、同じ境遇のジャギと共に出演し、しかも必ずストーリーモードに登場するという破格の扱いだった。 …のだが、必殺技として自分に激振孔を突いてパワーアップする技がある。強靭になる秘孔じゃねえからそれ!心臓がビクンビクンする秘孔だから!*1
ちなみにこちらでは上記の、「悲劇以前にトキが豹変した」という証言の矛盾について、
「村が野盗に襲われる以前から近隣の村でアミバがトキの名を騙って人体実験していた」と設定されている。
『レイ外伝』では、かつてレイと共に南斗水鳥拳を学んでいた時代の回想シーンで登場するが、
レイがいる限り自分が伝承者になれないと判断し、ユダにそそのかされて修行中のレイをボウガンで狙撃するというお約束のような立ち位置だった。 勿論、一度は谷底に落下したレイだが難なく生還し、その後アミバに格の違いを見せる事になるわけだが……。 さらに、現代ではサザンクロスのシンの元に現れ、南斗水鳥拳の先代伝承者のロフウが生きていた事を彼に告げた。 KINGの軍勢が全て健在であった頃のサザンクロス(直前のシーンでハート様を始め全員集結している)でシンの元まで忍び込めるとは、 何気にアミバにしては凄い事をしていると思うのは筆者だけだろうか。やはり腐っても天才だったか……。
アニメ版『DD北斗の拳』では詐欺師グループのトップとして登場。
「小さいばあさん」の話をでっち上げてラオウから大金を騙し取ろうとするも、 持ってきたのが千円札一枚だったため引き裂いた上でラオウを物凄くおちょくった。 これが原因でラオウの逆鱗に触れてしまい、怒りのデコピン&投げコンボで部下共々遠くへ飛ばされてしまった。 本作ではスペイン語混じりになっており、非常に胡散臭い。
『北斗の拳 イチゴ味』でも登場。
相変わらずトキの姿を騙っている…はずなのだが、特にトキの事を憎んでいる様子はなく (そもそも本作では何故か一切喋らず、まともな台詞があるシーンが一つしかないのだが)、 むしろ吐血したトキの背中を擦る良好な関係を築いており、 そればかりかトキ不在の際には村の留守と診察を任せられるほど。 更にトキから「使い方を間違わなければ人の為になる男」と言われるまでの評価を受けており、 それどころか自身亡き後も人々の希望となるための全てを受け継いだ次代のトキとなれる人間と認められ直弟子となった。 現在は才能とトキの修行 群将カイゼルを殺さないよう手加減しつつ瞬殺できるほどにまで強くなっている。 恐らく北斗史上今まで一番報われている綺麗なアミバ。 ただそれでもコンプレックスは未だあるらしく、襲来した羅将ハンにトキと間違われた時は心底嬉しそうな反応をした。
『北斗の拳』が実写ドラマ作品として製作された世界を描くスピンオフ『世紀末ドラマ撮影伝』ではトキ役の
……というか、本作ではアミバの存在自体が大石の続投を要求された挙句、 脚本家発案のトキと決着はつけた上で復活させる妥協案も突っぱねられた上での苦肉の策という扱いになっている。 事もあろうに背中の傷を確認するシーンを撮影した後での方針転換となったため、当然撮影現場は大混乱。 ケンシロウ役は「そんなの、ケンシロウがおかしい人じゃないですか……!!」と監督に抗議を入れ、 当の大石からもトキ編撮影後に「これ視聴者は納得してくれるんでしょうか?」と言われる始末。
単行本巻末収録の令和リメイク版の撮影陣を描く「北斗の拳FUTURE」ではアミバ役が別個に起用されたものの、
そこでもケンシロウ役に「やっぱ途中まで本物ですよ!!」とツッコまれている。
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覇者決定戦セリフ集(1:59~) | |
「強靭になった体」コスチューム(7:38~) |
+ | パチンコ・パチスロにおけるアミバ |
サミーのパチンコ・パチスロでは、アミバと闘うことになった時点で激アツどころか大当り濃厚という、
ある意味本人にとっては認めたくない待遇。そのため、しばしば「客の救世主」と呼ばれる事も。 あくまでも大当り濃厚になるのは「アミバが登場」するのではなく「アミバと闘う」時のみ…なのだが、 『ぱちんこCR北斗の拳 剛掌』に至っては彼のステージに移行するだけで当確。なんなんだアンタ。 確変のバトルモードでも勝利濃厚のレアキャラ。当然出現率もすこぶる低い。 だが、これは裏を返せば彼の圧倒的弱さを意味しているので、彼としてはどうなのかという話ではある。 それに対する救済なのか、『ぱちんこCR北斗の拳7 転生』では「アミバチャンス」、『パチスロ北斗の拳 宿命』では「秘孔究明チャレンジ」という、 アミバが秘孔の究明に成功すれば大当りとなる演出が搭載され、本当の意味で「客の味方」の役割を背負うことになった。
そんなアミバだが、実は2008年の『ぱちんこCR北斗の拳』では通常時のアミバリーチが前半と後半に分かれており、
ケンシロウの弱点を突き確実に身体を動けなくする、サウザーやジャギに負けず劣らずの強敵として立ちはだかっていた。
そして『ぱちんこCR北斗の拳6 拳王』ではまさかの「アミババトルモード」が登場した。
しかしこのアミババトル、どう見てもギャグである。BGMはディスコ調の曲に乗せてラップみたいに、 「俺は天才だぁー!」「突いてみろおケンシロウ!」「へっはっは♪」などアミバの声が入っており、 バトル中も敵の攻撃を空き缶にけつまづいた結果避ける(そもそも攻撃が飛んでくる時の顔が見事なビビり顔)という、 笑わせにかかっているとしか思えない演出。
まぁそもそもが勝利確定のネタキャラ扱いなのだから止む無しか。
ちなみに敵キャラは危険度の高い順にトキ>ケンシロウ>レイの3人。 ラオウ相手でも期待度50%以上のジャギとは対照的に、 アミババトルモードのトキは期待度40%弱でラオウバトルモードのリュウケン並に強く、本物と偽物の力の差を思い知らせてくる。 ちなみに復活演出では木人形隊のギュウキとハブの「救世主様ぁ~!」で復活。
「アミバ様」と言わない所が何気に忠実である。
現在はCR機がホールでは稼働できなくなったため、『ぱちんこCR北斗の拳6 拳王』を打とうと思うなら777TOWN.netでバーチャル上で打つしかないが、 ぜひ降臨成功(1日2回各5分の「アミバ降臨タイム」中に当たりを引く必要があるか、毎月6・8日にとにかく確変を引く)の暁には、 めくるめく天才の雄姿を拝もう。単発でも仕方なく思えるだろう。 |
+ | オタク文化での余談 |
『ファンロード』誌の人気投稿コーナー(尤も誌面の9割が投稿だが)「シュミの特集」(今風に言うなら箇条書き形式のアンサイクロペディア)では、
特集の内容に関係なく(バトル要素が一切無い作品の特集であろうとも)常に彼の項目がある。 50音順で掲載されるこのコーナーで頭文字が「あ」は巻頭を狙える可能性はあるが、二文字目が「み」なので、 ほぼ確実に他の頭文字「あ」に阻止される事となる。 それどころかアミバのトップを阻止するためだけに項目が作られる事もある。要するに自称天才である彼を揶揄した出オチ担当である (ただし何度かトップを取った事はある。そしてアミバの項で「阻止できなかった」と悔しがられる)。 とはいえ、流石に古い作品である事もあり後年では投稿数も減り、カットを担当するイラストレーター諸氏も「パス」をする事が多くなりがちである。 それでも様式美として「アミバ」の項目が途絶える事はなく、 おかげで若い世代には「アミバは知っているけど北斗の拳って何?」という妙な形で知られている。 更に「頭文字「あ」だがアミバより後ろになる」キャラは「アミバのトップを阻止できない」と言う有り難くない肩書きを頂戴する。 代表例はアムロレイ。だからどうしたと言う話ではあるが、まぁネタなので。 この影響からか、ネット上のオタク向け辞典(用語集)でも特に意味もなく彼の項目が作られている事が稀によくある。 『クイズマジックアカデミー』でも「正解:ファンロード」となる連想クイズのヒントとしてアミバの名前が登場するほど。 |
+ | ヅァギ氏製作 アミバボイスパッチ |
残念ながら、長きに亘ってまともなアミバは作られていなかった。
しかし、ヅァギ氏によってトキの声がアミバのものになるアミバボイスパッチなるものが作成され、 スレは核の炎に包まれた(大喝采的な意味で)。 現在、配布先がうわらばしており残念ながら入手不可。
姿や強さはトキのままなのでやや不気味だが、天才だから無問題。
ちなみに「死ねぇ!!」というボイスは実はアミバではなく、スペード(ハート様と同じシンの部下の一人)のセリフである。 何故そんなトキやアミバと無関係の雑魚キャラのボイスが混ざっているのか。これは恐らく「 真・世紀末死あたぁ伝説 」シリーズが元ネタであろう。 |
+ | Ts氏製作 トキ(アミバモード) |
現在はフリーティケットシアター終了による公開場所の消滅で入手不可。
Ts氏のトキは.defファイルの登録を変える事で「アミバモード」になる。 見た目こそトキだが、ボイスは正真正銘のアミバ様。 ただし、ポトレがトキのままなので入れ替え作業が必要。 面倒な人向けにsffファイルだけを変更するパッチも別途公開されている。
声だけがアミバ様になるのかと思いきや、無想流舞が封印され性能までアミバ様になる。
要は那戯無闘鬼なのだが、これによってトキモードとは大きな性能の差が付いてしまう。 那戯無闘鬼の提唱者曰く「ジャギ様並」。実際のランクについては意見が割れる所ではあるが、少なくとも下位キャラになってしまう事は間違いない。
「移動技一つなくしただけでそこまで弱体化するの?」と思われるであろうが、
要するに火力が世紀末を生き抜くには致命的なレベルで下がり、立ち回りの自由度も大幅に下がり、
その煽りで防御面の弱点も浮き彫りになるという踏んだり蹴ったりな有り様なのである。 それでもアミバ様には その多くは上記の通り流舞の狂ったキャンセル性能に支えられての高性能なのである。
ちなみにこのTs氏アミバ様の6P以降のカラーはアレンジモードとなっており、
と、上記の弱点をある程度克服できる(ブースト依存ではあるが)調整がなされている。
まあ、トキのアレンジモードと共通する要素もあるのだが……。
さらに一撃必殺奥義が鷹爪三角脚になるというアミバファン感涙の変更点がある。 ……のだがこの一撃、三段攻撃の突進技なのだが相手を特にロックしたりはせず、三段目を当てないと一撃必殺にはならない。 そのためカス当たりになりやすい。しかも判定がかなり弱く、小技であっさり潰される事もある。 なお最新版においては「演出方面が迷走してきたので暫く封印」との事で、鷹爪三角脚は使えない。 |
+ | オキ氏製作 |
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2009年8月、ボイスのみならず顔のドット・各種技までもアミバ仕様となった、
正真正銘本物の天才アミバ様が、オキ氏によってMUGEN界に降臨した。 氏曰く「なぜトキを作ってこの俺を作らねえ!」という事から製作に踏み切ったようで、 ドロウィン氏のトキを氏の了承のもと改変して製作されている。 各種技はもちろんの事、カットインなど細部へのこだわりもハンパではなく、アミバ様を崇拝する狂信者を思わせる出来の良さ。 上記のアミバ様とは違い画像や声もアニメ版がベースとなっており、見分けも簡単に付くだろう。
「俺は天才だ、天才はなんでも許されるんだ!!」
基本的な性能はトキのものを踏まえているが、アミバ独自のアレンジももちろん加えられている。
その性能を端的に言えば「一撃必殺奥義に傾倒したトキ」。 主要な星取り技によろけ・気絶を誘発するものが多く、加えてAC北斗原作のように星取りに制限がかかることも無いため、 一撃必殺奥義を狙うチャンスが非常に多い。 星取り技の中でも特に強力なのが、トキのヘヴィーストライクに相当する「とったぁ!!」。 ガード不能かつ地上ヒットでよろけを誘発するという長所はそのままに、発生が異常に速くなっており、暗転を見てからジャンプしても逃げられない。 おまけによろけ時間が99999F。秘孔封じで復帰を早めるなどといった仕様もないため、好きなように追撃を叩き込める。 ヘヴィーストライクと異なり、連続で当て続けて延々よろけさせ続けることこそできないものの、 「追撃の通常技→キャンセルとったぁ!!→通常技…」と繰り返すことで、同様の攻めが展開できる。 加えて、相手の気絶アニメがよほど低い姿勢でなければ、一度よろけさせた時点で気絶を確定で誘発する星取り技「ドカッ」連発によるお手軽永久が確定する。 また、トキ同様に壁コンの有用なパーツとなる6Dが気絶確定+星取りなので、壁コン始動=一撃確定。 各種当て身や無想流舞もトキに匹敵する性能で使えるため、壁コンを決めるチャンスも多い。 さらには、北斗砕覇拳に相当する「呼吸に必要な筋肉の動きを封じる秘孔」も気絶確定。 なお、気絶のステートは先に述べたよろけのステートと共用のため、気絶時間も99999Fである。 つまり、どこからでもワンチャンで星七つ奪ってテーレッテーが可能。俺は天才だ、天才はなんでも(ry
一撃必殺奥義はなんと4種類も所持している。
1つは原作でお馴染み「激振孔」。トキの刹活孔(敵)と同じコマンドというのが粋な演出である。 2つめは「レッツゴー・アミバ」。詳しくは 見れば分かる。 こちらは投げ判定。 残念ながらよろけ等のやられモーションには入らないので、相手の隙を突いて決める必要がある。 3つめはアミバ流「何本目に死ぬかな~?」こと「ん!?間違ったかな…」。 最後は当然「スマイルビーム」。しかもその性能は「最初のビームでも致命的なダメージを与える」という本家より強力なもの。正に天才ならではの技である。 挙句の果てに、この技以外は七星ゲージが回復しない(!)というトンデモ仕様である。 つまりスマイルビーム以外の一撃必殺奥義を決めても、次のラウンド開始時は相手は星1個だけという状態。これも天才の器と言うべきか!? さらには伝説の究極奥義「鷹爪三角脚」、まさかのウワラバーまでも実装と至れり尽くせり。流石は天才、スケールが違う。
AIはデフォルトで搭載されている。
…が、改変元のトキ用に作られたAIをそのまま流用しているためか、時々ギクシャクした動きになってしまう事がある。 上記の事情に加え、AIの調整が元々対人向けだったこともあり、北斗キャラとしてはかなり有情な強さで、公開されてしばらくの間は出番が無かった。
2012年には凱氏による外部AIが公開されたが、氏のOneDriveからは削除されており、残念ながら入手不可となっている。
壁コンを多少失敗はするものの、その高性能さを武器にあっという間に星をとって一撃を決める様は正に世紀末。さらに強靭になった動き! こうしてこのAIのおかげで、MUGENでアミバが対戦相手を木人形にしながら活躍するという悲願が達成されたのであった。 なお、このAIを導入すると、先述の各種一撃必殺奥義を決めても七星ゲージが回復しないという仕様が是正され、次ラウンドで全快するようになっている。
「俺は天才だ!だれも俺には勝てん!」
しかしこのアミバ、上記のように技の一つ一つを挙げれば高性能極まりないが、
それらを十全に使いこなすに至る難しさは並大抵のものではない。 基本はトキの動きがベースであるが、いざ戦ってみるとどうしても、トキより優れた部分よりも劣った部分の方が際立ってしまう。 特に、北斗キャラがベースとは思えない致命的な火力の低さはいかんともしがたく、 過剰にも思える一撃必殺のチャンスの裏には「さっさと一撃必殺を決めないと、火力差であっさり負けてしまう」という重大な弱みが隠れている。 強みの「とったぁ!!」に関しても、秘孔を突く動作は速くとも、相手は密着して小技を連打していたら簡単に封じる事ができる。 つまり「打たせない立ち回り」を徹底された場合、簡単に封殺される程度の強さでしかなく、 相手を木人形にするまではかなり慎重な立ち回りが要求されるキャラなのである。 また、ハイパーアーマー等でよろけ・気絶への対策ができるキャラに対してはまるで強みが生かせず、 それこそトキの完全な下位互換へと成り下がってしまう。
「一見凄い性能に見えるが実際動かしてみると使いにくい」という、見掛け倒しな彼らしい良調整と言えるだろう。
人操作でAIばりに動いて仕留めるにはそれなりの判断と動きを必要とするテクニカルなキャラ、それがアミバなのである。
この他、ゼロヴァインCX氏により声をPS版にするパッチも公開されていたが、現在は公開先の動画が削除されており入手不可。
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+ | E-FRY氏製作 |
ケンシロウやレイのアニメ版ボイスパッチを製作した氏による、新たなアミバ。2014年9月14日にバージョン1.0が公開。
Ts氏のトキのアミバモードをベースにドットを改変し、PS版とアニメ版のボイスを搭載している。 現在は氏の他の製作物共々かまぼこサイハ氏によって代理公開されている。
性能面では、
といった弱体化・アミバ化(?)が行われている。
現行バージョン(2016年8月更新以降)では、リンク先のpart1の紹介動画とセリフや仕様が大きく異なっている点に注意。 更に、デフォルトカラーは原作アニメに準じた色に変更されている。
AIは未搭載だが全てのファイルが改変自由であり、かまぼこサイハ氏よる外部AIも公開されている。
ただし最新版には対応していない模様。また、AI製作がしやすいように一部改変を施してあるとの事。
この他に、(笑)氏による改変キャラ「超外道アミバ」も公開されている。
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+ | ralhorn氏製作 |
E-FRY氏のアミバに更なる改変・性能調整を加えたアミバ。2023年4月27日公開。
現在は氏のOneDriveにて公開されている。 主な変更点として、
といった改変が施されている。
AIはデフォルトで搭載されている他、林育澤氏よる座標修正パッチも公開されている。 |
+ | 萃香の夫氏製作 死の灰を浴びたアミバ |
ネタと一枚絵キャラに定評のある夫氏によるアミバ。
このアミバ、何故かあぐらで空中に浮いており、しかも自由に移動可能でハイパーアーマー。 技はたった一つ、北斗有情破顔拳(の衝撃波部分)だけである。 先出しすればスーパーメカ翡翠や範馬勇次郎12Pさえも葬れるこのビーム、飛び道具なので当身を取られる事もない。 正に天才。さらにはアミバ様の知略を加える事で無限リザレクション持ちにも対応可能。
しかし飛び道具判定なので、アルティメットプリティ萃香ちゃんのように飛び道具無効のバリアがあると絶対に倒せない。
流石は夫氏、嫁の命を奪う相手には死あるのみ。 またRare Akumaだと攻撃は通るが、即死判定が出ずに普通のダメージになる。 これだけ見れば狂最上位はありそうに見えるが、技術次第ではスカーレットデビル(7P AILv5)などといった狂上位に敗れやすく実際は狂上位。
顔はトキのままだが、顔がアミバになるパッチが他の氏により公開されている。
他にもなすの氏がこのアミバを改変して作り上げた野獣先輩が公開されている。 |
+ | MelvanaInChains氏 & The_None氏製作 ALTER AMIBA |
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defファイルにはMUGEN1.0用とあるが、WinMUGENでも使用可能。
珍しい?海外製の北斗アレンジキャラ。取り敢えず一言で言うなら色々とカオス。 ![]()
ポトレから既に出所不明の謎の実写画像であり
(海外で実写版はいくつか製作されているものの、いずれにもアミバはおろかトキすら登場しない)、 持っている技もほとんど原形を留めておらず、最早トキはおろかアミバの姿をした何者かである。 ALTER AMIBA…いったい何者なんだ…。 とは言え、製作に関わったThe_None氏はシャドウ紅摩やマジックギースといった、 ぶっ飛んだアレンジキャラに定評のある方なので、同氏からすればむしろいつも通りである。 魔法弾のような飛び道具を使ったり、何の前触れも無く戦闘機が墜落してきたり、「パワーウェイブ!」と叫びつつナギッのポーズで飛び回ったり、 果ては空中からレイのコスプレをしたような人に変身して飛び蹴りを放つ。 更に超必殺技は、モーコンのバラカを飛び道具代わりに何人も呼び出し、ヒットすると何故かこいつがフラッシュバックしたり、 「うわらば!」と言いながら前に倒れ込んで攻撃したりとやりたい放題。 また、空中で通常技を出すと、勝手にダウン状態になり落ちていく。いみふ。 そして勝利演出ではアミバとは何の関係も無い人々が現れて祝福してくれたりとやっぱりカオス。
AIはデフォルトで搭載済み。
立ち回りに隙が多いものの、カオスながらも性能が良い技を所持しているため意外と手強い。 他にはホルン氏が外部AIを公開している。 隙の大きい技はなるべく控えつつ、的確なカウンターやコンボを駆使する堅実な立ち回りを見せてくれる。 もちろん持ち味である数々の奇想天外な技も、要所要所でしっかり使ってくれるので安心(?)である。
対戦動画は主にYouTubeに投稿されている。
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+ | Ataru氏製作 パーフェクト天才 |
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ゆっくり魔理沙を改変して作られた、吹き出しではなく髪を手足の様に伸ばして戦う首だけのアミバ。
巨大なアミバの生首(モノクロ)が、妙に澄んだ目でこちらを見つめてくる様はシュールの一言に尽きる。 おまけにやたらヌルヌルしたアニメーションで瞬きしたり顔をしかめたりするので正直怖い。 搭載されている技が通常技が3つに必殺技が1つと極めて少なく、ジャンプ中は攻撃できないが、いずれも単発火力が高い上に非常に高性能。 また、ダッシュがナギッのごとき動きで非常に速く、攻撃をキャンセルして出す事も可能。 更にはブーストゲージも備えており、見た目とは裏腹にその機動力は極めて高い。 単なるネタキャラに見えるが、秘められたポテンシャルは中々のものである。 なお、ファイル名やdefファイルが「yukkuri」のままなので、登録する際には注意されたし。 AIは搭載されていない。
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+ | Uwaraba氏製作 Dr.Toki |
ドロウィン氏のトキのPS版アミバボイスパッチをベースに改変して製作されている。
無想流舞の代わりに搭載されたノーゲージ刹活孔その他ステートを奪う技全般で様々な特殊やられを誘発するネタキャラ。 MUGEN関係うpロダのup0026で初公開され、同所の閉鎖後は弾丸マックス氏によって代理公開されている。 なお、ヘルパーに刹活孔が当たって分身を発生させてしまうなど、非常にバグが多いので注意。
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+ | 大会ネタバレ |
トキ&アミバがトーナメントに参戦にて本格的なアミバのお披露目となり、トキと共に出場。
数々の世紀末級タッグを打ち倒し準決勝戦にて紫もやしタッグと対戦。 その結果については こちら を参照すべし。 この時はまだボイスパッチを当て若干の性能改変を加えた程度の半ばトキのコンパチ状態だったが、 オールスターゲージ増々トーナメントにて前述の完全なオリジナルとして生まれ変わったオキ氏制作のアミバが参戦。 5回戦までほぼ全員ストレートで勝ち抜くと言う世紀末らしい凄まじい性能を持って勝ち抜くが、 6回戦にて三宮紫穂と対戦。だが、トキとは違い飛び道具への対策を持たないアミバでは、彼女の銃へのカウンターがろくにできず、 また接近しようにもストライカーに阻まれ続けるというまさかの相性の悪さが露呈。 その後ようやくコンボに移行するも彼女の当たり判定のせいかコンボを繋げるための小パンがまるで当たらずバニコンもろくに命中しないと言う有様。 結局その後再び圧倒されパワーショベルで轢き飛ばされ終了という彼らしい結末を迎えた。 だが優に2000体を超えるキャラが参加しているこの大会にて、ベスト64という最上位と行っていい位置まで健闘したその戦績は評価されるべきであろう。
MUGEN祭 大盛りシングルトーナメントに出場した際もさらに強靭になった体で並み居る強敵をことごとく木人形にしながら順調に勝ち上がり、
遂に6回戦で本物との直接対決が実現。挑発や舐めプレイを全く自重しないトキを相手に世紀末ともコントともつかない熱戦を繰り広げた。 1ラウンド目は相手の破天荒すぎる立ち回りに苦戦しながらも鷹爪三角脚などを駆使して星を全部奪いレッツゴー・アミバで先取するが、 続くラウンドでまさかのぶっぱ破顔拳を浴びてしまう。 そして最終ラウンド。終始トキペースで試合が進み、体力残り僅かまで追い詰められるも……
こうして、彼は名実共にトキとなった。
しかし、続く7回戦ではベアトリーチェと当たり、前述通り飛び道具に弱いアミバは豊富なストライカーを駆使する彼女にほとんど何もできず敗北。 一瞬の栄華から一転、視聴者から「なんだやっぱりアミバか」と見限られる様はまさしく原作さながらであった。
余談ながら、カットインのあまりのインパクトのためか同大会で4回もサムネに抜擢されている。
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