「正義と愛が俺を動かすんだ」「どこかで聞いたような低級な劇画の台詞はやめてくれ」
「まぁ僕に任せてくださいよ、別にお金は戴きませんから」
「とっ捕まえて地獄の責め苦を味わわせてやる!」
「どんな強い力でも、人の熱い想いに敵う武器は無いんだ!!」
「妖怪は誰も支配しないし、支配されもしない!」
「開け、地獄の鍵よ!!」
「僕は……自分と異なる者を認められない奴が、大嫌いだ!!」
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担当声優・俳優(Wikipediaより引用・改変) |
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野沢雅子
- 1968年アニメ版、1971年アニメ版、ラジオドラマ版、『墓場鬼太郎』
- 『ゲゲゲの鬼太郎のオールナイトニッポン』『妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』『妖怪ウォッチ4』
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戸田恵子
- 1985年アニメ版、『妖怪軍団』『妖怪大戦争』『最強妖怪軍団!日本上陸!!』『激突!!異次元妖怪の大反乱』
- テレビCM『宝くじ ビンゴ5』
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松岡洋子
- 1996年アニメ版、『大海獣』『おばけナイター』『妖怪特急!まぼろしの汽車』『コピー妖怪対鬼太郎 不正商品には気をつけろ!』『鬼太郎の幽霊電車』
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高山みなみ
- 2007年アニメ版、JR境線鬼太郎列車アナウンス(初代)
- 『日本爆裂!!』『妖怪JAPANラリー3D』『妖怪大運動会』
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沢城みゆき
- 2018年アニメ版、JR境線鬼太郎列車アナウンス(2代目)、『ぷよぷよ!!クエスト』『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』
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山本圭子
- 1985年アニメ版第62話(火車と入れ替わった鬼太郎)
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かないみか
- 『水木しげるの妖怪画談』
- PS『ゲゲゲの鬼太郎』
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青野武
- 1996年アニメ版第95話(釜鳴りが化けた鬼太郎)
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松本梨香
- 『逆襲!妖魔大血戦』『異聞妖怪奇譚』『危機一髪!妖怪列島』
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木内レイコ
- 2007年アニメ版第22話(釜鳴りが化けた鬼太郎)
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佐藤利奈
- 『パチンコ ブラック鬼太郎の野望』
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田村奈央
- 2018年アニメ版第90話(さざえ鬼が化けたG鬼太郎)
- 六浦誠
- 月曜ドラマランド版
- 和田求由
- 『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪奇伝 魔笛エロイムエッサイム』
- 渡辺典子
- 『奇想天外痛快爆笑劇 ゲゲゲの鬼太郎』
- ウエンツ瑛士
- 実写版映画2作
- 荒牧慶彦
- 舞台版2作
- 西畑大吾
- TVCM『レノア すすぎ消臭剤』
2025年のセレクション番組『私の愛した歴代ゲゲゲ』ではアニメ1期から6期の担当声優及び実写映画のウエンツ氏がセレクターの一員として名を連ねている。
沢城女史ボイス集(『ぷよクエ』)
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比較動画
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水木しげる氏の漫画『ゲゲゲの鬼太郎』(旧題:『墓場鬼太郎』)の主人公。
通称「鬼太郎(きたろう)」。
ただし某シティボーイズな俳優ではない。
この世のどこにあるのか誰も知らない不思議な森「ゲゲゲの森」に住んでいることから「ゲゲゲの鬼太郎」、
飄々とした性格の裏にどこか陰を感じさせる独特の雰囲気から「墓場鬼太郎」とも称される。
かつて地上を支配していた、妖怪に極めて近い種族「
幽霊族(第一期人類、あるいは霊類とも呼ばれる)」の末裔にして最後の生き残り。
外見は少年の姿をしており、父は
目玉おやじである。
長い前髪で左目を隠し、古風な学童服に縞模様のちゃんちゃんこ、下駄という特徴的な服装をしている。
学童服は仙人の髭から作られたもので百年経っても破れず、シャツは天女の羽衣製ともいわれる。
また、目玉おやじが
桃太郎から譲り受けたという
鬼のパンツを着用している。
鬼太郎の左目は失われており隻眼であるが、その理由については作品ごとに異なる
*1。
- 生まれつき左目がなかった
- 生誕直後に投げ捨てられ、墓石にぶつかって潰れた
など複数の来歴が存在し、設定は統一されていない。
性格は温厚で、人間であれ妖怪であれ困っている者を放っておけないお人好し。
そのため、ねずみ男や
原作者本人から「正義病」「単純な子供」などと揶揄されることもしばしばである。
一方で
美しい女性、とりわけ年上の女性には弱く、それが原因で危険な目に遭うことも少なくない。
両親は鬼太郎が生まれる前に死亡している。
しかし父親は、我が子を残して死ぬことを拒んだ執念と愛情によって、自らの眼球に魂を宿して蘇生し、目玉おやじとなった。
「鬼太郎の眼球に乗り移った存在が目玉おやじ」と誤解されることがあるが、それは誤り。
どの作品においても、目玉おやじは父親自身の眼球そのものである。
原作漫画によれば、鬼太郎の両親は幽霊族最後の生き残りとして、人知れず世の片隅で暮らしていた。
しかし、ある時まず父(後の目玉おやじ)が重い病に倒れ、続いて母・岩子も発病。
生活に困窮した二人は、やむなく血液銀行へ血を売って生計を立てていた。
ところが、その血を輸血された人々は
「死んでいるのに生きている」という異常な状態に陥ってしまう。
事態の調査のため、「水木」という社員が派遣されることとなった。
鬼太郎の両親から事情を聞いた水木は、彼らに同情し、この事実を秘密にすることを決意。
しかし病状は悪化し、やがて二人は相次いで死亡してしまう。
哀れに思った水木は二人を墓場へ埋葬する。
だがその直後、死んだはずの岩子の胎内から赤子が誕生した。
しかも、その赤子は自ら土を掘り返し、墓の中から這い出してきたのである。
「この赤ん坊は幽霊の子だ。生かしておいたら、どんな恐ろしいことになるか……」
恐怖に駆られた水木は思わず鬼太郎の首を絞めてしまう。
しかし、どうしてもとどめを刺すことができず、その場から逃げ出した。
その後、再び鬼太郎と出会った水木は自らの行いを悔い、孤独な赤子を育てることを決意する。
水木のその後については媒体ごとに描写が異なるが、最終的に鬼太郎は水木と別れ、
日本各地を放浪しながら妖怪や悪人達と戦い、やがてゲゲゲの森へと落ち着くことになる。
『その後のゲゲゲの鬼太郎』では、日本から遠く離れた南方の島へ移住し、
現地の酋長の娘と結婚。
そのまま酋長の座を継承する。
一方、実話誌連載の『続ゲゲゲの鬼太郎』では
高校生へと成長し、「田中ゲタ吉」と名乗って人間社会で生活していた。
作中では、
TNKを紛失するなどのスケベなトラブルに巻き込まれたり、
相撲や野球に精を出したりと比較的平和な日々を送っていたが、
やがて
宇宙人の襲来をきっかけに、再び正義の味方として戦う日々に戻らざるを得なくなる。
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戦闘能力 |
戦闘能力は媒体ごとに多少の差異があるものの、鬼太郎を象徴する能力として特に有名なのが以下の三つである。
中でも霊毛ちゃんちゃんこは鬼太郎を代表する装備であり、敵を包み込んだり、防御壁となったりと多彩な用途を持つ。
このちゃんちゃんこは、幽霊族の者が死の間際に一本だけ残すという「霊毛」を編み込んで作られたもので、
鬼太郎が危機に陥ると自らの意思を持つかのように行動する。
アニメ第3作では、筒状に丸めた先端から霊気を発射するバズーカとしても使用された。
なお、『続ゲゲゲの鬼太郎』では鬼太郎の成長に合わせてちゃんちゃんこが編み直され、セーターになったこともある。
なに?その後の展開で普通にちゃんちゃんこが出てきたって?聞こえんなぁ~
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その他の能力 |
鬼太郎の髪の毛は伸縮自在であり、単なる髪の毛針に留まらない。
相手を締め上げたり、持ち上げて地面へ叩き付ける「髪の毛投げ」といった応用技も使用可能。
また、自らの髪を取り外して他者の頭に被せることで、その人物の記憶を読み取ることもできる。
体内に存在する「妖怪原子炉」を稼働させ、強力な熱線や妖力エネルギーを放出する。
自らの指を弾丸として発射する技。
撃ち出した指は時間が経てば再生するため、継続使用も可能である。
ただしアニメでは表現上の都合から変更されることが多く、第5作では指先から 空気弾を、
第6作では 妖気弾を放つ技となった。
手首を切り離し、遠隔操作する能力。
偵察や攪乱、潜入工作などに活用される。
金剛顔負けの強力な消化液。
自身の胃袋と、 胃の中で飼育している蛇を除けば、この世のほぼあらゆるものを溶かしてしまう。
これらの他にも、歯を撃ち出す「歯の機関銃」、さらには「 鼻毛ミサイル」といった下品な技まで持つ。
正に全身武器庫と言ってよい。
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さらに鬼太郎は 肉体変形能力にも優れており、身体を球体やトランク状へ変化させて防御や奇襲を行うことができる。
紙のように薄くなったり、カメレオンのように周囲の景色へ同化して身を隠したりすることも可能である。
極め付きとして、体内に蓄積した毒素を加工して饅頭を作り、相手を毒殺するという妖怪らしい搦め手まで持つ。
血液や生体エネルギーの吸収も得意分野である。
アニメ第3作および第4作では、「妖怪 オカリナ」という武器を所持していた。
これは鞭や剣へ変形する万能アイテムである。
その妖怪オカリナが存在しない第5作では、新たに「地獄究極奥義」を習得。
髪の毛を鋼鉄の針や 地獄の炎へと変化させる強力な能力だが、鬼太郎自身にも制御が難しく、乱用は閻魔大王によって禁じられている。
戦闘能力だけでなく、鬼太郎は 情報収集能力にも優れている。
虫や動物と会話できるため、彼らから情報を集めることが可能。
また、髪の毛を利用した「妖怪アンテナ(妖気計算髪)」によって、遠方の妖気や異変を察知することもできる。
こうした多彩な能力に加え、鬼太郎は極めて高い生命力を持つ。
「お化けは死なない」の詩の通り、溶かされようが潰されようが、適切な施設で時間をかけて治療すれば蘇生が可能。
事実上の不死身と言って差し支えないほどである。
しかし、鬼太郎最大の武器は個人の戦闘力ではなく、日本中の妖怪達との幅広い人脈にある。
もちろん妖怪の多くは気ままに暮らしており、戦闘能力を持たない者も少なくない。
だが、いざという時には全国各地の妖怪達が協力者となり、鬼太郎を支えてくれる。
もっとも、当の鬼太郎自身は意外にも隙だらけである。
普段は非常にのんびりした性格で危機感も薄く、数々の強力な能力を持ちながら敵妖怪にあっさり敗北することも珍しくない *2。
また、ねずみ男以外の相手に対しては警戒心が薄く、嘘を信じて痛い目を見ることもしばしばである。
実際、あるエピソードでは目玉おやじが 「鬼太郎にねずみ男のずるさがあったら……」と、その善良さを心配する発言を残している。
言い換えれば、鬼太郎の 最大の長所である優しさや正義感は、同時に最大の弱点でもあるのだ。
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今でこそ「妖怪退治を行う正義の味方」というイメージが定着している鬼太郎だが、
初期作品である貸本版『墓場鬼太郎』や、それを少年誌向けに再構成した初期シリーズでは現在とはかなり印象が異なる。
当時の鬼太郎は人間社会に対して距離を置いており、場合によっては人間を生きたまま地獄へ送り込むような過激な行動も取っていた。
後年のアニメシリーズではこうした側面が徐々に薄められ、「人間と妖怪の共存を願うヒーロー」としての性格が強調されるようになった。
それでも鬼太郎は根本的には妖怪である。
悪人や妖怪を軽視する人間に対しては情け容赦なく恐怖を与えたり、見捨てたりすることもあり、
その根底には人間とは異なる価値観が確かに存在している。
そのため、どれほど正義の味方として描かれていても、ふとした瞬間に妖怪らしい不気味さや恐ろしさを覗かせることがあるのである。
「人間世界で生きていくのも、楽じゃねえな」
そうした初期作品の持つシニカルな魅力を色濃く再現したのが、ノイタミナ枠で放送されたアニメ『墓場鬼太郎』である。
本作では従来のアニメシリーズ以上に原作のブラックユーモアや毒気が前面へ押し出されており、鬼太郎も決して善良なヒーローとしては描かれていない。
作中では、水木を地獄送りにした後、紆余曲折を経て再会するものの、
最終的には水神に襲われて溶かされる彼を見捨てて立ち去るという衝撃的なシーンまで追加された。
それは水木との情の否定ではなく、むしろ鬼太郎なりの餞別として描かれているのだが、
その価値観は人間の感覚からすればあまりにも冷酷である。
「じゃ!」
この一言こそ、『墓場鬼太郎』という作品における鬼太郎の本質を象徴する台詞と言えるだろう。
2018年から2020年にかけて放送されたアニメ第6作では、鬼太郎の持つ「人間に対する厳しさ」が従来以上に強調されている。
中でも有名なのが、第6作の
数あるトラウマ回
の一つとして知られる「幽霊電車」。
この回では、自らの地位を笠に着て社員へ理不尽なパワハラを繰り返し、結果として彼らを死へ追いやったブラック企業の社長が登場する。
鬼太郎は被害者達の亡霊と共に社長を精神的に追い詰め、最終的にはそのまま地獄へ送った
*3。
なお、この際に自分の所業を棚に上げ、見苦しく救いを求める社長に向けて放った言葉が、
「……僕は人間じゃありません……」
上記の人間に対する冷酷さが最も良く分かる台詞である。
もっとも、第6作の鬼太郎は決して人間を嫌い、憎んでいるわけではない。
第6作の鬼太郎は、「妖怪と人間は無理に関わらない方がいい」という現実的な価値観を持ちながらも、
人間と妖怪の間に立つ存在として行動している。
その理由について、鬼太郎自身はかつて自分を育ててくれた「水木」という男の約束によるものだと語っている。
また目玉おやじも、水木という人物と共に戦った思い出を度々口にしており、
鬼太郎父子にとって極めて重要な存在であることが示唆されていたが、残念ながら本編では「水木」について詳しく語られることは無かった。
だが2023年、その謎に真正面から踏み込んだ劇場作品『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』が公開される。
本作は、第6作最終回から6年後の物語と、その発端となった70年前の惨劇を描く前日譚であり、
後の目玉おやじとなる「鬼太郎の父」と、人間の青年「水木」との出会いを中心とした物語である。
興行収入27億円を記録し、歴代鬼太郎映画の中でも屈指のヒット作となった。
舞台は終戦直後。
血液製剤「M」の秘密を探るため哭倉村を訪れた青年・水木は、「ゲゲ郎」という愛称で呼ばれる幽霊族の男と出会う。
二人は村で次々と発生する陰惨な殺人事件と、龍賀家が隠し続けてきた幽霊族の秘密に巻き込まれていく。
そして物語が進むにつれ、第6作の鬼太郎誕生にまつわる数々の「謎」、とりわけ生まれた時から左目を失っていた理由が明らかになっていくのである。
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『ゲゲゲの謎』(ネタバレ注意) |
哭倉村は龍賀家によって支配されており、幽霊族の血を利用して血液製剤「M」を製造する巨大な祭祀場へと変貌していた。
長年にわたる搾取によって幽霊族は絶滅寸前に追い込まれ、その無念は巨大な怨念の塊「狂骨」となって村に渦巻いていた。
そして、その怨念を封じるために打ち込まれた楔は、いずれも左の眼窩を貫いていた。
村で発生した連続殺人事件の犯人もまた、狂骨に憑依された人物であった。
被害者達が全員左目を貫かれた状態で発見されていたのも、狂骨の怨念と復讐の象徴である。
つまり、鬼太郎の失われた左目は、物語全体に張り巡らされた伏線だったのである。
物語の終盤、哭倉村は狂骨の怨念によって崩壊する。
直接・間接を問わず事件に関わった者達が次々と命を落とす中、幽霊族の男は「水木」との出会いによって人間への希望を捨てずにいた。
そして彼は、自ら狂骨達の怨念を受け止めることを選ぶ。
全てが終わった後、水木は村で起きた出来事と、「この世ならざるもの」に関する記憶を失っていた。
そんな彼は嵐の夜、とある夫婦を訪ねる。
そこで目にしたのは、人間とは思えない異形の姿となった夫婦の亡骸だった。
恐怖を覚えながらも哀れに思った水木は、その遺体を墓へ埋葬する。
すると墓の中から、一人の赤子が地面を掘り返して這い出してきた。
その子供の左目は潰れていた。
それこそが最後の幽霊族──ゲゲゲの鬼太郎、誕生の瞬間であった。
制作スタッフによれば、もし水木が哭倉村へ赴かなかった場合でも、事件そのものは鬼太郎の父によって解決されていたという。
しかしその場合、彼は人間への希望を完全に失い、鬼太郎は両目を持ったまま生まれながらも水木に捨てられて左目を失う。
その結果誕生するのは、人間と妖怪の懸け橋となる「ゲゲゲの鬼太郎」ではなく、貸本版に近い「墓場鬼太郎」なのだという。
第6期世界なら大して変わらないだろって?気にするな!
なお、映画冒頭で鬼太郎が廃墟となった哭倉村跡地を訪れた際、「お母さん……」と呟く場面がある。
鬼太郎にとって哭倉村は、たとえ忌まわしい土地であっても、生涯でただ一度だけ母と共に過ごした場所だったのである。
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なお、鬼太郎のルーツは戦前からある紙芝居『ハカバキタロー』で、当時は「奇」太郎だったらしい。
一人称はほぼ一貫して「僕」であるが、原作やアニメ2・3作目では時折「俺」「おいら」も使う。
実写映画版のみ、精神的に成熟した鬼太郎を表現するためか、例外的に全編「俺」が用いられている。
水木しげる氏の出身地である鳥取県境港市では、氏の作品をテーマにした観光名所「水木しげるロード」が有名であり、
鬼太郎をはじめとした多数の妖怪のオブジェ、絵タイル、モニュメントなどのコンテンツや、
「妖怪神社」「水木しげる記念館」などの施設が存在しており、町ぐるみで水木作品主体の観光業が行われている。
また境港市を走るJR境線では水木御大のイラストが車体にラッピングされ、
鬼太郎や目玉おやじ、猫娘が車内アナウンスを行う「鬼太郎列車」が運行されており、
沿線の駅にも「鬼太郎駅」「ねずみ男駅」などの「妖怪駅名」も付けられているなど、力の入ったPRがされている。
更にアニメ6作目ではこの境港市が舞台となるエピソードが数本作られ、本放送時には1ヶ月の間鳥取県が番組のスポンサーとなったことも。
これらの試みは創作物のモデルとなった土地や作者の出身地の地域活性化「聖地巡礼」の先駆けとして知られており、
映画『妖怪大戦争』(2005年版)では境港市が物語における主な舞台となった他、
同じく鳥取出身で『
名探偵コナン』の作者で知られる
青山剛昌氏を紹介する「青山剛昌ふるさと館」や、
ドラマ『西遊記』『北方謙三 水滸伝』のロケ地として知られている他、
コスプレイベントの際に『
無双』シリーズや『
Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』などのファンが愛用する、
国内最大級の本格的中国庭園「燕趙園」と並び、コンテンツツーリズムによる県有数の観光地として広く知られている。
ゲームにおける鬼太郎
当然これだけの巨大コンテンツとなったため、ゲーム化作品も枚挙に暇がない。
ファミリーコンピューターが同時期に発売された事もあり、1985年放送のアニメ第3作はPC-88版アクションゲームの他、
FCでは『妖怪大魔境』、『妖怪軍団の挑戦』、本編の後日談としてSFC用『復活! 天魔大王』と、オーソドックスなアクションゲームが多数発売。
主役の鬼太郎が多くの特殊能力を有している事もあり、髪の毛針やリモコン下駄などを駆使してステージを突破したり、
道中で多くの仲間妖怪の手助けを得ながら事件を解決していくといった内容になっている。
その反動か、90年代のアニメ第4作目ではセガサターン用サウンドノベル『幻冬怪奇譚』、鬼太郎がきたら助けてくれる
花子さんとは大違いだPS用ホラーADV、
妖怪を仲間にして戦う
ポケモンマスターつーかモンスターマスターつーかGB用RPG『妖怪創造主現る!』などの変わり種が発売された。
PS版については
異様に雰囲気が恐ろしい作品となっている事で有名で、実際にストーリーも七不思議の徘徊する旧校舎や、
おぞましい因習に支配された洋館に閉じ込められ、鬼太郎の協力を得ながらどうにか脱出と生還を目指していく一方、
迂闊な事をすれば恐ろしいバッドエンドが待ち受けているという、キッズ向けの皮を被った本格ホラーである。
おかげでゲゲゲの森に迷い込んでひたすら妖怪達に悪戯しまくって鬼太郎に説教されてお家に帰る「ゲゲゲの森」編が異様に浮いてる
『妖怪創造主現る!』は
どう見てもポケモンだけど鬼太郎を筆頭に水木作品に登場する妖怪が大量に出演、そのほとんどを仲間にして使用できる点は特筆もの。
ストーリーも傲慢な人間と妖怪との対立、そして環境破壊によって生み出された未知の妖怪達と、鬼太郎らしさが踏襲されている。
難易度も
とりあえず鬼太郎さんに全て任せておけば問題なしという程度に抑えめのため、とっつきやすい良作となっている。
2000年代に入ると、アニメが一端空白期に入る中、「水木しげる生誕80周年」と銘打って、今度は原作漫画準拠のゲームが3作同日に発売された。
PS2では
スーパー妖怪大戦SLGの『異聞妖怪奇譚』、GBAとPSではアクションの『危機一髪!妖怪列島』および『逆襲!妖魔大血戦』と、
いずれも原作のユーモラスながらもおどろおどろしい雰囲気を踏襲した、
全部高難易度だけど鬼太郎ファンなら遊んで損の無いゲームとなっている。
『異聞妖怪奇譚』は
ウィンキーソフトまで関わってるからマジで『スパロボ』「向き」の概念があるため高い戦略性を要求されるSLGとなっており、
キャラ性能差が激しいこともあって難易度は高いものの、多くの原作キャラが登場し、原作らしさを踏襲したクオリティの高いオリジナルストーリーが展開される。
『妖怪列島』は各ステージを探索して攫われた仲間を助けつつ鬼太郎のレベルを上げていく、鬼太郎版の
探索型悪魔城ドラキュラといった塩梅の作品で、
ゲゲゲの謎鬼太郎誕生からゲゲゲの森に腰を据え、ねずみ男がうっかり蘇らせた
悪魔城妖怪城の討伐までを描く、とにかく原作愛に溢れている良作。
『妖魔大血戦』は単純な2D横スクロールアクションで、
鬼太郎が原作に出た全ての技を使用可能というのが最大の特徴。
おかげで操作が難しい
豪華声優陣フルボイスながらストーリー面は『異聞妖怪奇譚』と『妖怪列島』があるからと割り切っているせいか、三作品の中ではやや薄味なのが残念なものの、
極めて高いクオリティで原作の世界観を再現したビジュアル面に関しては、とにかく文句の付けようのない作品となっている。
00年代後半にアニメ第5作の放映が開始されると、今度はキッズ向けの方向性に舵が切られ、Wii用『妖怪大運動会』、DS用『妖怪大激戦』が発売。
その後はしばらくゲーム展開は途絶えてしまったのだが、2025年、アニメ6作目準拠のホラーゲームとして複数プラットフォームで『ノロイカゴ』が発売。
妖怪や悪霊の徘徊する閉鎖空間に閉じ込められたプレイヤー達が、鬼太郎からのヒントを頼りに脱出を目指して行動し、
無事に脱出条件を満たすと鬼太郎が来て助けてくれるやっぱり花子さんとは大違いだという海外向けを視野に入れた協力型ホラーになっている。
開発スタッフが3・4期世代で思い入れが深く、またPS版のホラー要素に強い影響を受けた事で、
「アニメ風だが単なるキャラゲーではなくきちんと怖い」を目指している。
……まあ脱出条件を満たせないと容赦無く妖怪に殺されてゲームオーバーなのもPS版同様なので、そこはどうにか工夫して頑張って頂きたい。
MUGENにおける鬼太郎
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某スレ民共同製作 |
某スレにおいて 射命丸文と 博麗霊夢の ドットを改変した鬼太郎が、Passer-by氏(或いは339氏ことSchmidt Hans氏)ら複数の製作者の手により作られている。
恐らくMUGEN動画で一番登場頻度の高い鬼太郎。
技は「ちゃんちゃんこ」や「リモコン下駄」など原作通りの技、さらに何故か 運送技や ジェノサイドカッターを使い、
ストライカーとして猫娘やぬりかべなどを呼ぶ。
髪の毛針のヒット数が異常に多い(軽く100ヒットを越える)が、連射しても原作の様に禿げたりはしないので安心である。
またアニメ1~5作目+ゲーム版を合わせた6種のボイスが搭載されており、
1作目ボイスだとストライカーは一反木綿しか呼べない変わりに攻撃力と防御力が1.5倍など、ボイス毎に若干の差異がある。
そのために 音声データだけでも容量が凄く重い。
また、 ろうそくのような専用のゲージがあり、この ろうそくの火が全部消えると 即死技が使えるようになる。
ただしこの即死技、 味方にも当たる。まあ、技名が「トラウマ行進曲」だし。
AIはデフォルトで搭載済み。「簡易的なもの」との事だがかなり強力なAIである。
さらに、別バージョンとして、 ヴァンパイア風システムの鬼太郎も存在。
上記の通常版とは異なり長袖なのが特徴で、 ニュートラルポーズや髪型など、ドットも大幅に描き換えられている。
性能面ではストライカーも一撃技も無い代わりに、ヴァンパイア特有のシステムが組み込まれている。
やはり強力なAIがデフォルトで搭載済み。
現在は双方共にPasser-by氏のOneDriveで公開されている。
前半がVP鬼太郎。ラストのタッグの片方が通常の鬼太郎
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この他に、がんま氏による6期の沢城みゆき女史に変えるボイスパッチも存在したが、現在は公開停止。
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登場妖怪解説 |
ストライカーや必殺技で登場する妖怪達。
ほとんどが3期アニメ準拠のデザインとなっており、中にはSFC用ソフト『復活!天魔大王』のドットを流用したものも。
水木しげる氏の漫画『悪魔くん(コミックボンボン版)』に登場する、悪魔くん=埋れ木真吾を支える十二使徒の1人・第1使徒。
稲妻電撃や 絶対零度など、多彩な技を持つ。 ラーメンが好物。
ちなみに『悪魔くん(コミックボンボン版)』からは ユルグがMUGEN入りしている。
水木しげる氏の漫画『河童の三平』に登場する 河童。人間の少年・三平と知り合い、様々な騒動を起こす。
名前はアニメ映画版のもので、原作では名前は無い。
『河童の三平』に登場する 狸。三平に何度もいたずらをして怒りを買っている。
名前はアニメ映画版のもので、原作では終始「タヌキ」呼ばわり。
『河童の三平』に登場する、ねずみ男的ポジションの小悪党。
ノルマに追われる苦労人で、成績を上げるために三平の祖父の魂を狙った。
後の水木作品にも同じ姿の死神が度々登場しており、『サラリーマン死神』では主役を務めている。
藤田和日郎氏の漫画『うしおととら』に登場する字伏。詳しくは項目を参照。
人間を喰らう 巨大な骸骨の妖怪。アニメ3・4作目では善良な妖怪として登場。
牛車の車輪の真ん中に厳つい男の顔が付いた妖怪。
廃坑に住み、口から吐く光線で人間をダイヤに変えて食べていた。
古寺を訪れる坊さんに問答を仕掛け、答えられないと食べてしまうという妖怪。
アニメでは3作目のEDにデカデカと登場するのが印象的だろう。
一人で夜道を歩いていると後ろから足音を響かせる姿の見えない妖怪。
「べとべとさん、先へお越し」と言うと消えるという。
伝承では人に痛みの無い傷を作ると言われるが、『鬼太郎』では妖怪城に住み吸引力で相手を捕らえる妖怪として登場。
壺の中に封印されていた餅のような妖怪。妖怪エネルギーを吸って活動し、人間の命令なら何でも聞く。
3・4作目では狸の妖怪という設定で、玉袋が弱点。
不幸な男に富を与える契約をするが、その娘が大人になったら食べようとする卑劣な性格の古狐。
アニメ5作目ではコミカルな興行師、6作目では娘を護る義理堅い性格になっている。
雪女、 雪男とともに北海道の人間を凍らせ魂をアイスキャンディーにして食べていた子供の妖怪。
田んぼに住む大人しい妖怪だが、土地開発のため田んぼが潰された事に怒り、「田を返せ!」と叫びながら熱い泥で人を襲った。
釜の中に住み、野原に和式便器を出現させて用を足した者を釜に閉じ込める一つ目の妖怪。
鬼太郎の髪の毛も吸い込み、無力化してしまった強敵だ。
韓国に住む肉塊のような妖怪。「アリラン」の歌を聞いた者を 老化させてしまう。
4人兄弟だが末っ子だけ巨大で 姿が見えない。
砂かけ婆曰く「地獄よりも恐ろしい」餓鬼道に住む亡者。
アニメ3作目では手の目の命令で若返りの水に手を出そうとする者を喰らっていた。
バックベアードに率いられて鬼界ヶ島を襲った西洋妖怪軍団の一員。
妖怪ラリーにも参加している。
山奥に住み、子供の足の皮を好むという悪趣味な妖怪で、コマ勝負が得意。
頭のキノコを食べた者は丸1日彼の言いなりになってしまう。
むじなが化けたニセねずみ男の背負ったつづらから出現し、妖怪を食べる。
原作では単なる小悪党だが、アニメではねずみ男の兄弟愛が描かれた3・4作目のエピソードが印象深い。
原作ではねずみ男と結託して妖怪クリーニングを設立。クリーニングを利用した者はたくろう火になってしまった。
アニメ3作目では河童王国の侵略者、6作目では遊園地で人間と仲良くなろうとする善良な妖怪として登場。
かまいたちと同じく妖怪城に住む。
蛇になった髪で鬼太郎を捕らえ食べようとするが、口に胡椒をかけられて怯んだ隙に地面に落とされた。
妖狐の王で、ビルを建てようとする人間を戒めるため神隠しにしてしまった。
原作では穏やかだがアニメ3作目では好戦的な性格で、鬼太郎と一戦交えている。
かまいたちや二口女と同じく妖怪城に住む。
口から出す青痰は相手をどこまでも追いかけ、体中のありとあらゆる穴を塞いでしまう。
『復活!天魔大王』にボスとして登場する宇宙妖怪。
身体を液状化したり触手を使って攻撃してくる。攻撃を一切受け付けないため初見殺しになりやすい。
森に住む妖怪・木の子のボス格。木の子達の依頼で迷子の少女を連れ戻そうとする鬼太郎を退ける。
しかし、山天狗が少女を食おうとしたため木の子達が鬼太郎に付いてしまい、指鉄砲とリモコン下駄で叩きのめされ降参した。
アニメ3作目の映画『激突!!異次元妖怪の大反乱』に登場する登場する妖怪ぐわごぜの娘。
ねずみ男と仲良くなるが、妖怪皇帝の手下・朧車に轢かれ命を落としてしまった。
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神凪いくみ氏製作 |
教材用の カンフーマンの画像を入れ替えたキャラである。
同じようにねずみ男も製作されていたが、いずれもYahoo!ブリーフケースのサービス変更に伴い公開停止している。
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柳神鋭治氏 & 三十三氏 |
トレドマンなどの作者である柳神鋭治氏と、 カワイマンの作者である三十三氏による合作の鬼太郎。
ファミコンのアクションゲーム『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境』のネタを多く取り入れており、
様々な攻撃方法やぬりかべ等の仲間妖怪のアシストを再現している他、
劣悪な操作性、後ろから雑魚敵がやってきて鬼太郎に当たると即死、子泣き爺が敵を捕まえると自動で鬼太郎に向けて攻撃が放たれるなど、
自分が不利な方向にまで 原作再現ネタを盛り込んでいる。
また、専用ステージとして妖怪大魔境ステージも公開中。
妖怪地獄に登場した巨大ボス達が次々現れるという、往年のファンにはたまらない演出がある。 しれっと第5期デザインになってる奴もいたりするが
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Tohru Sama氏製作 |
MUGEN1.0以降専用。
GBAソフト『危機一髪!妖怪列島』のドットを用いて『 JUS』風に仕上げた ちびキャラ。
波動コマンドと 竜巻コマンドで簡単に必殺技を繰り出せ、中にはねずみ男のオナラで怯ませたり、猫娘が縦横無尽に引っ掻くユニークな技も。
また、真空波動拳コマンドで繰り出せる超必殺技は、お馴染みの 「ビビビビン」という効果音と共に 999連発のビンタをカマすという豪快なもの。
小さいながらもしっかりと原作のテイストを再現したキャラである。
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この他、藍灯篭氏製作の猫娘のストライカーとしても登場する。
「扉の向こうで何かが起こる!」
「君の後ろに黒い影!」
「見えない世界の扉が開く……」
出場大会
*1
実は鬼太郎は全く同じ『ゲゲゲの鬼太郎』というタイトルで少年マガジン・少年サンデーの2誌で連載されており、
しかも両作品は設定が根本から異なるため
(マガジン版は基本的に鬼太郎、目玉おやじ、ねずみ男のみで各地を放浪している。サンデー版は仲間と一緒に一か所に定住している)、
そういった経緯に詳しくないファンは、
ファン同士で鬼太郎の話をしているはずなのに微妙に話がずれているという事態に陥りかねないので要注意。
更にアニメ3作目に合わせてマガジンで『
新編ゲゲゲの鬼太郎』が連載されている最中、
コミックボンボンでも『最
新版ゲゲゲの鬼太郎』が連載され、
紛らわしい事に『
新ゲゲゲの鬼太郎』という作品もそれ以前に発表されている(これらは全て設定が異なる)ため初心者は注意が必要。
これ以外にも設定の異なる鬼太郎作品が大量に発表されており、
更に言うなら水木しげるや水木プロ以外の手による鬼太郎が2004年にコミックボンボンで、2018年に別冊コロコロで連載されている。
どれを最初に読んだかによって読者が抱く鬼太郎のイメージは大きく変わってしまうだろう。
伊達に半世紀以上も続いているわけではないのだ。
*2
一見無敵に見える鬼太郎にも弱点は存在し、そこを突かれて窮地に追い込まれる事が多い。
中でも、霊力の源である頭髪と霊毛ちゃんちゃんこを敵に奪われるという展開が多く、
この二つを失っただけで鬼太郎はほぼ全ての超能力を失い、ただの子供になってしまう。
逆にこれらを手に入れた者は鬼太郎の能力を継承し、原作漫画でもちゃんちゃんこを着たねずみ男が毛針を使用していた。
また、『鬼太郎の世界お化け旅行』では魔女にベラドンナ草のジュースを飲まされて超能力を一時的に封じられたり、
化け猫に体内に寄生されて衰弱死しかけるなど、全体的にピンチの描写が多い。
*3
なお、6作目以前のアニメシリーズでも「幽霊電車」を基にしたエピソードが2期を除いて放送されていたが、
そちらでは、妖怪なんていないとバカにしていた2人組が想像を絶する恐怖を味わう様を面白がっていたり、
同様の考えを持つ自分勝手な人間に己がかつて犯した罪を思い出させるなど、ある意味でマシな描写になっている。
いずれにせよ、どれが恐ろしいと感じるかは人それぞれだろう。
最終更新:2026年05月31日 23:54