エーフィ





     
分類:たいようポケモン
高さ:0.9m
重さ:26.5kg
タイプ:エスパー
特性:シンクロ(相手の技によってどく・まひ・やけどになった時、相手も同じ状態異常になる。
        先頭にすると50%の確率で同じ性格の野生ポケモンに出会える)
隠れ特性:マジックミラー(状態異常や能力を下げる変化技を跳ね返す)

摩訶不思議な力 操りて 空模様や 人心 先読みす。
日の光 浴びしとき 額の 緋の珠 輝きて 活力を増す。

+ 担当声優
冬馬由美
1997年アニメ版(サクラの手持ち)。『サイドストーリー』
かないみか
『水の都の護神 ラティアスとラティオス』(ザンナーの手持ち)
五十嵐裕美
『ベストウイッシュ シーズン2』(バージルの手持ち)
野中藍
『ポケダン マグナゲートと∞迷宮 紹介SPムービー』
矢野亜沙美
『ミュウツー 〜覚醒への序章〜』(バージルの手持ち)
井上喜久子
『ピカチュウとイーブイ☆フレンズ』

任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。初出は第2世代(『金・銀』)。
数多くあるイーブイ進化系の一つで、二又に分かれた尾とカーバンクルのように赤い宝石のような器官を額に持つ。
体毛はビロードのような艶と肌触りで、この全身の細かな体毛を使って空気の流れを読むことができ、
これにより相手の行動やこれからの天気を予知することができる。
戦闘では光り輝かせた額の玉からサイコパワーを放射して戦うが、パワーが尽きると玉の色はくすんでしまう
分類通り日光をサイコパワーに変換し溜める習性があり、逆に日光が無い夜間の戦いは苦手である。

イーブイを十分なついた状態で朝・昼にレベルアップさせると進化する。
なつき度となかよし度が統合された『剣盾』(第8世代)以降は、なつき度を上げてフェアリー技を覚えさせた状態だとニンフィアになるため、
エーフィに進化させたい場合フェアリータイプの技を忘れさせておく必要がある。


原作中の性能

HP:65
攻撃:65
防御:60
特攻:130
特防:95
素早さ:110

高速高火力のアタッカー向けの種族値で、ブイズの中で特殊アタッカーとしてはニンフィアやシャワーズと並んで最上位。
反面エスパータイプ全体でみるとフーディンを代表とした高速アタッカーのライバルがとにかく多いのだが、
第5世代で獲得した隠れ特性「マジックミラー」で相手の変化技をことごとく跳ね返せるのが最大の強みにして個性。
状態異常だけでなく「ステルスロック」や「どくびし」などの設置技もこの特性の前では放った方が不利な他、
さらに他のエスパータイプな苦手な「ちょうはつ」、補助技を多用するが故に他のブイズが苦手な「アンコール」も無意味な為、
特に変化技の優先度が加算される特性「いたずらごころ」持ちからすれば天敵同然。
「シンクロ」も技の追加効果をけん制できるので弱いわけではないが、汎用性は「マジックミラー」の方が遥かに上で、
何よりフーディンやサーナイトなどとの差別化のために対戦では実質これ一択である。

メインウェポンは基本的には「サイコキネシス」「サイコショック」「アシストパワー」、
サブウェポンは「シャドーボール」「くさむすび」「シグナルビーム」「マジカルシャイン」、
後は積み技の「めいそう」や他のエスパーのアタッカーがあまり覚えない「あくび」「バトンタッチ」などがよく採用される。
特に「あくび」は「めいそう」で積む起点を作ったり、強引に積んだり起点を作ろうとする相手に交代を強いる事ができるので有用。
第9世代では新たに「パワージェム」「ドレインキッス」「でんじは」などの有能な技も習得した。

「サイコキネシス」「サイコショック」は威力が100以下で初動火力こそスキン持ちのニンフィアに劣るが、
エーフィがいるだけで交代受けで相手の変化技を反射したり、逆にそれを警戒する相手に変化技の使用を躊躇させたりできるため、とにかく戦い辛い。
耐久は低く、物理アタッカーでごり押しするのも対策の一つだが、ブイズの中ではそこそこサブウェポンが豊富な上に、
主にダブルバトル以上のルールだと「リフレクター」で強引に耐える型もそこそこ見かける他、
高い素早さと「あくび」などを駆使して敵の起点作りを許さずに自分だけ起点を作ってくるため、
素でエーフィより速いか先制技などが無いと突破は困難。しかも弱点を突ける「ふいうち」は補助技を多用するエーフィには安定性に欠ける。
これにより、総合的な強さはブイズだけでなくエスパータイプの中でも最上位の一角に数えられている。

ただし、使い方としては2番手か3番手に置いて、相手が状態異常技を使うような兆候が見えたら即交代して反射し、
そこから積んだり「あくび」で流して積む起点にしたりして、逆に上記のように相手がエーフィを警戒しているようなら、
それはそれで交代せずに先鋒のポケモンで起点を作れるような編成が望ましいため、
牽制目的だけでも十分有用だが使いこなす場合はユーザーの方が相手の行動を相応に予知予測できる洞察力とセンスが要求される
敵の行動の選択肢を制限できる一方で、受動的な動かし方をせざるを得ないのがこの特性の欠点といえる。
また、双方に効果を及ぼす変化技は反射できず、特に「スキルスワップ」を使われると自分が変化技を反射される側になるので注意。


MUGENにおけるエーフィ

リーフィアも製作したRenanaya氏によるMUGEN1.0以降専用キャラが公開されている。
なお、氏はやはり『ポケットモンスター』シリーズの作品をプレイせずにエーフィを作ったらしい。
余談だが、これにより現行のブイズの進化態は全員MUGEN入りしたことになった。
主に「シャドーボール」や「サイケこうせん」などの飛び道具をメインにして戦う性能をしているが、
時間差で敵に攻撃が当たる「みらいよち」などトリッキーな技も持つ。
AIは未搭載。
DLは下記の動画から

出場大会

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最終更新:2024年11月25日 00:08