バンダー・デッケン九世


漫画『ONE PIECE』の登場人物。
担当声優は同作でベラミーなども演じている 高木渉 氏。

かつて神に呪われて深海を彷徨う事になったとされる逸話を持つ海賊バンダー・デッケンの子孫にして、
フライング海賊団船長のネコザメの魚人。
元は普通に魚人島に住んでいたようだが、新世界編より10年前にてリュウグウ王国のしらほしが母オトヒメの危機に無意識に海王類を呼んだのを目撃し、
彼女こそ、先祖が追い求めていた「海王類を従える伝説の人魚姫」と確信し、彼女を自分の物にするためにストーカーまがいの求婚を繰り返している。
しかも、思い込みが強く「〇〇のハズだ」が口癖で、度々勝手な解釈をしては絶対に曲げようとしない。
ちなみに新世界編時点でデッケンは35歳のオッサンなのに対してしらほしは16歳(上記の事件時は6歳)。
無理をしてでも手中に収めたいであろうしらほしの能力を差し引いてもただのロリコン犯罪者であり、
しかも何度も恋文を送っても返事が来なかったため激怒し、恋が叶わぬなら殺してしまえとばかりに後述の能力で武器を投げてくるようになったため、
しらほしは身を守るべく甲殻塔の中に閉じこもって生活することを余儀なくされてしまった。

本編では魚人島編到着直前の深海で麦わらの一味を襲うが、海底火山が噴火し失敗。
彼らが魚人島へ上陸してからは、新魚人海賊団の船長ホーディ・ジョーンズと利害の一致から手を組み、
リュウグウ王国へのクーデターに協力した。

魚人でありながら超人系悪魔の実「マトマトの実」の能力者であり、
素手で触った相手を「的」として記録し、自分が投げた物は全て「的」の方へ飛んでいくようになる。
「投げる」という行為は「手で押す」も含まれるため、本来は持てないような重量物にも押すだけで効果は発揮される。
要はオートロックオン能力であり、投げた物は水中であろうと勢いを遮ることはできず、
上記の甲殻塔も少しでも通路が空いたらそこをピンポイントに通って対象目掛けて飛んでくるのだが、
対象が全方向遮られた状況下にいてどうしても障害物にぶつかってしまう場合や、叩き落されたりすると効力は失われる。
他の多くの超人系能力者と同じく、投擲中に能力者の意識が失われても効力は消えて投擲対象は勢いを失う。
また、的にするには「掌で触る」という工程が必要なため、タコの魚人のような多腕な者でもない限りメモリできるのは2つまで。
衣類は対象外かつ別の人間に触れると能力者の意思に関わらず後から触れた方に上書きされてしまうため、
1つの的をキープしておくには手袋をはめておくなどして直接触らないままにする必要がある。
デッケンはオトヒメ王妃暗殺のどさくさに紛れてしらほしに触れて的の対象にし、以降は彼女に触れた手は手袋をつけたまま十年も洗ってさえおらず、
このためしらほし以外に「的」にできるのは一人までである。
加えて悪魔の実の能力者共通のカナヅチになるリスクは魚人と言えども例外ではなく、海中では動ける程度の空気をシャボンなどで用意する必要がある。
そして、気になる点としてデッケン曰くこの能力は先祖代々が継いでいる「呪い」とのことで、まるで悪魔の実を食べていないような言い回しをしているが……。


MUGENにおけるバンダー・デッケン九世

Protozoark氏の製作したキャラが公開されている。
変則的な軌道で敵を追尾する飛び道具が特徴的なキャラとなっており、
さらにオートで動いて敵を攻撃する部下を飛び道具として投げて呼び出すユニークな技も持つ。
AIもデフォルトで搭載されている。
DLは下記の動画から

出場大会

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最終更新:2024年08月28日 15:47
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