ハンマーブロス


「ここ、とおりたいってか?
    右手の、じまんのハンマー、見えるだろ?
    み~んな、オイラで、くろうすんだぜ~!」

+ 担当声優
キートン山田
『ピーチ姫救出大作戦!』
高城元気
『スーパーマリオストライカーズ』以降の声が付くゲーム作品

スーパーマリオ』シリーズに登場する敵キャラクター。
クッパ軍団に所属するカメ一族の一員で、「ブロス」とは元々は「ブラザーズ(兄弟)」の略
(タイトル画面などで『SUPER MARIO BROS.』と書いてあるのが代表的。あと他ゲームの敵で「バラモスブロス」など)なので、
その名の通り2匹1組の兄弟で登場するステージが多いが、単独で出現することもあり、
日本名では区別されていないがその場合の英名は「Hammer Bro」と単数形表記される。

クッパ軍団の上級兵士として扱われており、大量のハンマーを連続で投げて攻撃してくる。
真下のブロックを叩いたり踏めば倒せるが軌道も不規則かつ大量のハンマー投擲攻撃をかいくぐりながら攻撃するのは慣れていても困難で、
踏もうとジャンプで襲いかかったらちょうど投げてきたハンマーに直撃という悲劇も有り得る。
おまけにブロックの足場を上下しながら移動したり不規則にジャンプするので攻撃のチャンスを狙うことは難しい。
極めつけは一定時間が経過すると前進しながらハンマーを投げてくるため、手をこまねいていると余計状況が悪化する。
『スーパーマリオブラザーズ2』に至っては最初から前進して来るタイプさえいる。
その攻略難易度は雑魚敵の中では上位に入り、同作のトラウマとして名高い
その代償か、撃破で入手できる得点もザコではぶっちぎり最上位の1000点(他は全部400点以下)。*1
ちなみに設定では使用しているハンマーは自費で用意しているそうである。

なお、『1』と『2』のクッパ大王(後半ワールドの影武者を含む)も彼らと同じハンマーを大量に投げて来るため、
ノーダメで飛び越えて(或いはジャンプの下を滑り込んで)橋を落とすのがどんどん難しくなっていく
(なお、7-4に登場する7匹目の影武者クッパの正体もハンマーブロスである)。
犠牲者ホロライブ編)
犠牲者(にじさんじ編)

マリオ達に数多くの新形態が登場した『3』ではヘルメットと甲羅を装着したハンマーマリオも登場した。
ファイアボールを無効化するメットの要素も入った強装備で、しゃがむとファイアパックンなどの炎を防げる。
投げるハンマーは連続ヒットしてクッパも瞬殺するため、入手自体がレアな形態だが人気は高い。
ただ、何故かコクッパ達には効かない。何でさ。


MUGENにおけるハンマーブロス

+ KingPepe氏製作
  • KingPepe氏製作
FC版『スーパーマリオブラザーズ』のドットがベースと思しきハンマーブロス。
現在は海外サイト「MUGEN Database」にて代理公開されている。
原作同様のハンマー投擲に加えてハンマーを振り回す近接技も持つ他、キラーを発射したりプクプクやノコノコを呼び出して攻撃する技も持つ。
超必殺技では、なんと主君であるクッパに変身して攻撃する。
AIもデフォルトで搭載されているが、ゲージが溜まるとすぐゲージ技を使う傾向にある。



+ キヰ氏製作 ハンマーブロス・エース
  • キヰ氏製作 ハンマーブロス・エース
上記KingPepe氏製を改変し、超強化を施した真っ赤な甲羅のハンマーブロス。
きぼぜつグランプリ~新たなる絶望の訪れ~に向けて製作され、先行登場した。

常時アーマーに加えて被弾無敵やダメージカットまで備えており、圧倒的な人間弾幕(?)で相手を葬り去る。
ダメージを受けると気絶ゲージが減少していき、気絶状態になるとダメージ耐性や被弾無敵が消滅して無防備になるという弱点もあるが、
デフォルトで狂上位~最上位、諸々の設定による調整込みで狂全般に対応した強さとなっているため、
並のキャラでは触れる事すら出来ずに瞬殺されてしまうだろう。
参考動画


(こよいのハンマーは ひとあじ ちがうカメカメ。)

出場大会



*1
ただし、このゲームの得点は攻略上で有利になる(何万点ごとに残機が増えるとか、何万点以上で追加要素の解禁とか)事は無いので、
「どれだけ得点を得たか」という自己満足の要素でしか無い。
そして、その得点を稼ぐのも、無限1UPの要領でカメを踏みまくれば割と簡単にカンストしてしまう。
なので「あくまでも自力で稼いだ点数」というレギュレーションを自分で設けて、その中で高得点が狙える敵、という事になる
(なおこの頃の家庭用ゲームには、同様に得点に報酬がなく永久パターン対策も無いゲームは珍しくなかった)。

『SUPER MARIO BROS. 35』では原作で倒した時の得点が大きいほど倒した時に増えるタイムが多かったり、
『アーケードアーカイブス VS.スーパーマリオブラザーズ』では、
「HI SCORE MODE」「CARAVAN MODE」といったオンラインで得点を競うモードがあるなど、
派生作品の中には得点に意味のあるものも存在する。

なお、上記の『SUPER MARIO BROS. 35』では「バトルロイヤル形式で倒した敵を別のプレイヤーに送る」というシステムの関係で、
アスレチック面や地下面など、原作以上に対処に困る所にハンマーブロスが出現することもあった。


最終更新:2025年03月06日 20:29