ヘイムダル


マーベルコミックの代表作『マイティ・ソー』シリーズに登場する神。
初出は1962年の『Journey into Mystery #85』。
『マーベル・シネマティック・ユニバース』での日本語吹替声優は 斉藤次郎 氏。
元ネタは北欧神話に登場する全知全能の神。『ゼノギアス』のシタン・ウヅキの前期搭乗機等でもネタにされている。
他にも『鉄血のオルフェンズ』に登場する組織ギャラルホルンはヘイムダルが持つ同名の武器(普段は角笛だが戦闘時は剣に変形する)が由来。
格ゲーマー的にはこいつら最終特別攻撃の名前の由来と言った方が馴染みがあるかもしれない。

戦士シフの兄にしてビフレスト(虹の橋)に立ち、アスガルドへの攻撃を監視して侵入者から長年守護してきた全知全能の歩哨。
巨人の軍勢をその視力で見破ってアスガルドに到着する前に巨人を倒し、
巨人の王を捕虜にしたこともあり、神の王オーディンから最も信頼されている戦士の一人である。
初登場時はロキを幽閉していた木の葉に目を突かれたヘイムダルは偶然ロキを解放してしまい、
この事態がどのように危険なのかは分からなかったが、オーディンにその脅威を警告し、
このことは後にオーディンからその勇気を称えられることとなった。

能力は、アスガルド神族は地球人の3倍の身体の密度と重さがあるため基本的に強靱であり、
さらに怪力、スタミナ、スピード、敏捷性、耐久力、敏捷性など、一般的なアスガルド神を上回る身体能力を持っている。
加えて非常に鋭い超人的な視覚と聴覚を有し、木々の間を流れる樹液や、
隠れた丘の中心に生える最も小さな植物の音を聞き分けることができると言われており、
アスガルドや地球、さらには時空を目視し、9つの世界の至る所にいるアスガルドの神々の生命の感知、
特定の感覚情報への集中、意識から遮断する能力などを持ち、睡眠を全く必要としない。
一方、ある種の魔法の呪文にはその感覚能力を封じられ、片目でも見えないと視力は制限される。

(以上、Wikipediaより一部引用・改変)


MUGENにおけるヘイムダル

Arkady氏によるMUGEN1.0以降専用キャラが存在。
現在は海外サイト「The Mugen Multiverse」にて代理公開されている。

ベースとなっているのはTin氏の真獅子王(『NBC』版)。
操作方法は『MVC』風の6ボタン方式で、チェーンコンボやエリアルレイヴ、スーパージャンプが可能。
全体的に動きが鈍いものの、長いリーチと高い火力が持ち味のパワーファイターとなっている。
ビフレストの力で瞬間移動する「Bifrost Summon」や、剣を地面に突き立てて地震を起こす「Yggdrasil Forge」、
オーラを纏って一定時間相手の攻撃を無効化する超必殺技「Shield Of Asgard」等を所持しているが、
アースチョパーな斬撃を繰り出す「Hofund Landing」や、ナイトメアーな当身技「Soul Searching」、
ハンターキラーっぽい飛び蹴り「Tornado Kick」といった改変元の要素も色濃く残している。
とはいえ、元々鎧と剣を装備しているマッシブな御仁なのでボクシングスタイルに目をつむればさほど違和感は無いだろう。
なお、設定ミスなのか「Shield Of Asgard」がゲージ無消費で使えてしまったりするのはご愛嬌。
AIはデフォルトで搭載されている。
紹介動画(公開先へのリンクは古い物なので注意)

出場大会



最終更新:2025年07月13日 21:27