スーパーファミコンで任天堂から発売された横スクロールアクション「
スーパーメトロイド」に登場する中ボス。
爬虫類のような姿をした赤色の宇宙生物で、ずんぐりした胴体・長い腕・極端に短い足というアンバランスな体型が特徴。
作中では溶岩のステージ「ノルフェア」に登場し、主人公
サムスの前に立ち塞がる。
腕を振り回したり、口から火の玉のようなものを吐きながら攻撃し、放って置くとどんどん前進してくる。
この部屋ではサムスの背後にはトゲの壁があるため、追い詰められると大変なことになる。
その前に倒せばいいのだが、こいつは他のボスと違いいくら攻撃してもLIFEがゼロになることは無い。
しかし、口を開けた時にその中にスーパーミサイルやチャージビームを撃ち込むことで、徐々に後ずさりさせることができる。
それを利用してクロコマイヤーの後ろに広がる強酸の海にこいつを突き落とせば勝利となる。
この時、溶けていく過程が見えるため割とグロい。
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ところが…(一応ネタバレ注意) |
ところがこいつとの戦いにはおまけがある。
戦闘が終わって帰ろうとするサムスだが来た道のゲートが開かず、他に行く道も無い。
どうしたものかとトゲの壁の前に行くと、突如酸で体を溶かされ骨だけの姿になったクロコマイヤーが、
トゲの壁を破壊し再び執念で襲いかかってきてプレイヤーをビビらせる。
しかし、直後やっぱり力尽きて崩れ落ち二度と立ち上がることは無かった。
この最後の足掻きのおかげでスパメトプレイヤーの印象に残りやすいボスであった。
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実はクロコマイヤーの足にはグラップリングビームでぶら下がることが可能で、
グラップリングビームでスイング→口の中にチャージビーム→すぐまたスイングを繰り返すと、
段々足と本体が隔離されていき、それぞれが別の生き物のように動くというバグがある。
尤も、グラップリングビームは通常こいつを倒さないと取りに行けないため、お目にかかる機会はまず無いと思われる。
あと、クロコマイヤーにはもう一つ小ネタが存在する。
クロコマイヤーの後ろの強酸の海の天井にはグラップルビームでぶら下がれるブロックがあり、
その奥にエネルギータンクが存在するのだが、このエネルギータンクをクロコマイヤーが落ちた瞬間に、
どうにかして辿り着いて取ってみると、入手後に何故かクロコマイヤーの叫び声が
クレイドのものに変化する。
理由は不明だが、スパメトの謎現象の一つと言われている。
知ってる人は少ないが
MUGENにおけるクロコマイヤー
OMEGAPSYCHO氏が原作のドットを用いて作ったクロコマイヤーが存在。
AIと専用
ステージも付属している。
氏のサイトは消滅しているが、MediaFireのデータは健在であり現在も入手可能。
原作と同様、LIFEを削って倒すことはできず、攻撃で後ずらせて酸の海に落とすというミニゲームに近い仕様。
そして酸の海に落として一息付くと、原作と違い骨状態で突進して襲ってくる。
骨クロコマイヤーはプレイヤーを画面左端まで運んで押し潰そうとしてくるが、
この状態の時は普通にライフが減るため、攻撃してライフを全て削れば勝利となる。
無論
AIに攻略することは不可能とは言わないがほぼ
無理ゲーなので、
プレイヤー操作で挑戦するのが無難だろう。
出場大会
削除済み
プレイヤー操作
最終更新:2024年10月27日 11:23