「…… やっぱり きたわ!
よかんが したのよ!
なにげに スプーンを なげたら
まがって いらい…… わたし
エスパー しょうじょ なの」
任天堂の育成RPG『
ポケットモンスター』に登場するキャラクター。
『
ニンジャマスターズ』の
エロ担当とか『
ガンダム・ザ・バトルマスター』のメーカーでは無い。
カントー地方の中央都市「ヤマブキシティ」のジムリーダーであり、
同町に存在する格闘道場とジムの座を競った末に勝利し、ポケモンリーグ公認ジムの座を得た経緯がある。
エスパータイプのポケモンを専門にしており、自身も超能力者である。
名前の由来はクロウメモドキ科の植物「棗」から。
原作中の性能
黒髪ロングの女性で、タイツを着た上に半袖ミニスカートのぴっちりした服を着用し、前髪を切り揃えている姿で登場。
なお、
金が枯渇しているとヤマブキシティに行けなくなるので注意(一応救済措置はあるにはあるが)。
『赤・緑・青』では、ユンゲラー、バリヤード、モルフォン、
フーディンを使用する。
当時はエスパーを半減できるのはエスパーだけ(ただしエスパータイプ自体の耐性はこれと格闘半減・ゴースト無効のみ)であり、
おまけに特攻と特防が「とくしゅ」で統一されてたので、フーディンが現在の比ではないほど強く、ゲーム中最難関のジムであった。
一応フーディンの最強技が「サイコキネシス」ではなく「サイケこうせん」(威力が約2/3しかないうえ追加効果が低確率の混乱のみ)なのが救い。
上述の仕様から他のジムのようにタイプ相性は考えず、防御が低いものが多いことに目をつけ「威力の高いノーマル技でごり押し」が無難。
下手に相性を考えて「ダブルニードル」で弱点を突ける
スピアーを連れて行くと余程育てていないと殺す前に殺されます。
エスパー以外の対策要員は一撃は耐えれる
カビゴンか、急所狙い「きりさく」で殺られる前に殺るダグトリオが望ましい。
勝利すると技マシン46の「サイコウェーブ」をくれるのだが、
相性無視、レベル依存のランダムダメージで命中80とハッキリ言って使えない。
がまんよりはマシか
同じ町に住んでいるエスパーオヤジがくれる技マシン29の「サイコキネシス」が凶悪性能なだけに。
『
ピカチュウ』では使用ポケモンがケーシィ、ユンゲラー、フーディンと同じ系統の3段階になっている。
余談だが、『初代』での戦闘時の立ち絵におけるナツメは、
何故か猛獣使いのように鞭を所持していた(他には猛獣使い・エリートトレーナー男女・
ロケット団のしたっぱが該当)。
ちなみに草タイプ使いのエリカの場合、超能力者でもなければボールを放り投げるようなキャラでもないのに、
正座で
モンスターボールを上にあげている(静止画なので浮遊させているのか上に投げているのか不明)。
この他にも『初代』の外見について言うと、
ナツメのフィールドでの姿は「茶色い髪にマント(?)を羽織った女」という戦闘時とかなり異なる容姿だったりする。
ギエピーこと穴久保漫画版でのナツメ(「マジック勝負は命がけ!?」登場)もフィールド版に準拠しているので読むとかなり印象が変わるはず。
なお、彼女だけではなくヤマブキジムも「敗北して再挑戦すると入った時点でクリア扱いにされる」「よく見ると他のジムと内装が違う」
(グレンジムも該当するが「像の台座が低い」など)といったような差異があるなど、他のジムと制作の経緯がやや異なるらしいことが窺える。
殿堂入り後にカントーで戦える。外見は前作とほぼ同一だが鞭を持たず、服の色が暗いものに変更されている。
まだこの頃は対エスパー用のあくタイプの技が全て特殊判定なので決定打になりえないが、
バトル可能なタイミングが十分戦力が充実可能な時期なので苦戦することは少ない。
リメイク『ファイアレッド・リーフグリーン』で戦闘可能。
デザインは第2世代以前準拠で、エスパーらしくボールを浮遊させるグラフィックで描かれている。
相変わらずあく技が特殊判定なので物理を狙った方がダメージが期待できる。
フーディンが「サイコキネシス」を使用可能など地味に強化されているが、
AIがポンコツで「みらいよち」を連発して不発させることが多々あり、そこが付け入る隙となる。
リメイク『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではそれまでのイメージから大きく変わり、
外跳ねのセミロング、へそ出しキャミソールにローライズの長ズボンとスポーティな風貌になった。また、オーラを帯びた腕輪も着用している。
この世代から技がタイプではなく個別に物理特殊で判定されるように変更されたのでエスパー対策が容易になった他、
第2世代と同様戦力が充実可能な時期に戦闘可能なので余程育成を怠けていない限り苦戦することは無い。
『ブラック2・ホワイト2』のPWTで参戦。外見は第4世代準拠。
これ以外に「ポケウッド」のお芝居にも出てくるが、あくまで芝居なので手持ちも外見も他と大きく異なる。
MUGENにおけるナツメ
Jamesx15氏の製作した『
頂上決戦最強ファイターズ』風
ドットのキャラが某所で公開中。
格闘戦で戦いつつ、スリーパー、バリヤード、フーディンなどを繰り出して戦う。
おい、ポケモンバトルしろよ
バリヤードとフーディンは第5世代のスプライトだが、何故かスリーパーは第1世代のドット絵が使われている。
AIもデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新:2022年12月19日 22:07