帰ってきたマリオブラザーズ
とは、【ファミリーコンピュータ ディスクシステム】用のゲーム。
概要
【ファミリーコンピュータ ディスクシステム】向けに発売したゲームソフト。書き換え限定。
【マリオブラザーズ】のリメイク作品。FC版では再現できなかったアーケードゲーム版特有のグラフィックや仕掛けが収録されている。
新たな試みとして永谷園とタイアップを行っており、ゲーム内に永谷園のお茶づけや五目チャーハンの素などのCMが挿入されるというこれまでにない仕組みが導入されている。そのため、書き換え価格が他のゲーム(500円)より安い400円に設定されている。ある意味、現代の広告収入で運営するゲームの先駆け的な存在である。
「ながたにえんワールド」という本作専用のゲームモードもあり、そちらをクリアして閲覧できる暗号を永谷園に送ると抽選で特製グッズがプレゼントされるキャンペーンが行われていた。
変更点
※基本的な内容は【マリオブラザーズ】を参照。
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FC版では消えていたつららが登場。
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FC版ではオミットされていたボーナスステージの床が透明になる仕様が登場。
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【カメさん】が立ち上がる時に【はだかノコノコ】のように飛び出してくる等、演出面もAC版に近くなっている。
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ジャンプ中に左右ボタンを押すと空中移動を制御できる。
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CM
本作ではプレイ中に永谷園商品のCMが挟まる。
永谷園 五目チャーハンの素、スーパーマリオブラザーズふりかけ(+マリオカレー)、永谷園のお茶づけ海苔の3種類のCMが確認できる。
挿入されるのはゲーム開始前のみで定期的に挿入されるわけではないため、ストレスなく遊ぶことができる。
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名前とスコア
本作はゲーム開始時にプレイヤーネームを設定できる。マリオとルイージの2人分の登録が可能。
また、ゲームオーバー時にはTOP5までのスコアが保存される。
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ながたにえんワールド
追加されたゲームモード。
こちらではゲームオーバー時に「復活スロット」を回し、【マリオ】か【ルイージ】が2つ揃うと1つ、3つ揃うと2つ、「永谷園」が揃うと4つの残り数が復活する。
また、100,000点、200,000点を記録すると「おめでとうメッセージ」が表示され、その後には「暗号」が出る。
この暗号をハガキに書いて説明書付属の応募券を張って永谷園に送ることでグッズが入手できた。全部で3回開催されている。
200,000点コースは50名×3回分に、【スーパーマリオブラザーズ3】か、任天堂最新ゲームのROMカセット(1989/05/31発売まで)が、
100,000点コースは150名×3回分に、「スーパーマリオブラザーズ3特製トランプ」がそれぞれ贈呈。
更にダブルチャンスとして応募した全員から800名×3回分に、「スーパーマリオブラザーズ3特製キーホルダー」がプレゼントされた。
開催は第1回が1989/01/31まで、第2回が1989/03/31まで、第3回が1989/05/31までとなっていた。
200,000点コースの賞品はどちらを希望するかを選ぶ必要もあり。
1人につき6回まで参加できるが、同じ賞品が2つ以上当たることはないとのこと。
ゲームモード
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オリジナル マリオブラザーズ
オリジナル版と同じ内容で遊ぶ。
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ながたにえん ワールド
キャンペーン用の新モードで遊ぶ。復活スロットがある。
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1 PLAYER GAME
「オリジナル マリオブラザーズ」、「ながたにえん ワールド」にそれぞれある。1人で遊ぶ。
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2 PLAYER GAME
こちらも「オリジナル マリオブラザーズ」、「ながたにえん ワールド」にそれぞれある。2人で遊ぶ。
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最終更新:2025年02月12日 18:29