【マリオブラザーズ】

マリオブラザーズ とは、【ファミリーコンピュータ】用のゲーム。

概要

マリオブラザーズ


他言語

Mario Bros. (英語)

ハード

【ファミリーコンピュータ】

ジャンル

アクションゲーム

発売元

任天堂

開発元

任天堂

プロデューサー

横井軍平

プレイ人数

1~2人

発売日

1983/09/09 (日本)

値段

Wii U:524円
3DS:524円

レーティング

CERO:A(全年齢対象)

シリーズ

マリオシリーズ

移植・リメイク

【ファミリーコンピュータ ディスクシステム】
FCD:【帰ってきたマリオブラザーズ】
FC:【スーパーマリオブラザーズ3】(ミニゲーム)
SFC:【スーパーマリオコレクション】(ミニゲーム)
GBA:【ファミコンミニ】
GBA:【スーパーマリオアドバンス】
GBA:【スーパーマリオアドバンス2】
GBA:【スーパーマリオアドバンス3】
GBA:【スーパーマリオアドバンス4】
【Wii】:バーチャルコンソール
Wii:【スーパーマリオコレクション】(ミニゲーム)
3DS:バーチャルコンソール
【Wii U】?:バーチャルコンソール
【Wii U】?:【スーパーマリオ 3Dワールド】(ルイージブラザーズ)
Switch:【ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online】
【ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ】?
AC:VS.マリオブラザーズ
PC:【マリオブラザーズスペシャル】?
PC:【パンチボールマリオブラザーズ】?
【ゲーム&ウオッチ】

日本販売数

約163万本

【ドンキーコング(ゲーム)】から続く1画面固定タイプのゲーム
本作で【ルイージ】が初登場した。2Pプレイが交代プレイではなく同時プレイであることも特徴である。
ジャンプ力はまだ低いものの、滞空時間の増加や高所からの落下で死ななくなった事でドンキーコングの時よりは強化されており、今後のシリーズをジャンプアクションとする布石になったのは想像に難くない。

2Pプレイも自由度が高く、協力プレイも妨害プレイもできる。妨害プレイは2Pでの対戦ゲームの先祖と言えるだろう。

  • カセットに貼られているレーベルについて
    本作はカセットに貼られているレーベルのフォーマットがちょうど切り替わる時期にまたがって販売され続けていたため、「ゲームタイトルの文字のみ表記」の前期版と、「ゲームタイトルの文字が左側、パッケージイラストが右側に表記」の後期版の2種類が存在する。レーベルの違いだけでゲーム内容はどちらも同じである。

ゲームシステム

  • 敵を倒す
    パイプから敵が次々と飛び出す。これらを下からパンチし、ひっくり返ったところを上に登って蹴り落とす。
    敵を倒す毎に報酬としてコインが流れてくる。
    敵を全て倒すとクリア。本作は「敵を退治する」事自体を目的としたゲームである。
  • ボーナスステージ
    数ステージクリアする毎にコインが流れてくるボーナスステージが登場する。
  • 二人プレイ
    本作は1画面で二人同時プレイが可能。
    更にお互いが干渉し合うため、協力してクリアする事も妨害しあって遊ぶ事もできる。

キャラクター

味方キャラクター

敵キャラクター

アイテム・武器

  • コイン
    敵を蹴り落とす度にパイプから出てくる。取ると得点加算。
  • パワー床
    地面を揺らし、全ての敵に対し下からパンチした時と同じ攻撃を与える。
    3回使うと消滅するが、ボーナスステージを経由すると元に戻る。
    地面を揺らすという効果はPOWブロックとしてその後の作品に受け継がれた。

BGM

  • アイネ・クライネ・ナハトムジーク
    PHASE1開始時に流れるクラシックの曲。第1楽章冒頭部分が使用されている。
    ゲーム作品にクラシック音楽を使用する例として有名になった。

関連作品

他ハード版

移植・リメイク

  • 【スーパーマリオブラザーズ3】
    「なつかしのマリオブロスゲーム」として、2Pプレイ時のみ対戦形式で行える。
    踏めないことを示すため、カメさんが【トゲゾー】に置き換わっている。
    また、1回行うごとに出現する敵が変化し、中には「画面内にあるコイン5枚を先に多く取る」「土管から飛び出す炎に当たらないように、同じく飛び出すコインを先に多く取る」「ブロックを蹴飛ばし、中にあるコインを探す」という形式で行う場合もある。
  • 【帰ってきたマリオブラザーズ】
    永谷園の広告が入っている事で書き換え料が2割引きの400円である事が有名。
    操作性やグラフィックの改善を始め、アーケードに近い仕様になっている。
    当時開催された抽選プレゼントやスポンサーとして永谷園が入っている関係か、バーチャルコンソールなどでは配信されていない。
  • 【スーパーマリオコレクション】
    スーパーマリオブラザーズ3と同じ「なつかしのマリオブロスゲーム」の他、対戦専用で行うモードがあり、このモードはスーパーマリオブラザーズ3のマリオブロスゲームを大幅に拡張したルールとなっている。
    キャラクター名はトゲゾー・【カニキチ】【ハエまる】になっている。 このモードに限りファイアボールが【テレサ】になり、踏める【ノコノコ】や取ると大きくなれるスーパーキノコ、サイズまたは位置を入れ替える?キノコが登場する。
  • 【スーパーマリオ 3Dワールド】
    「ルイージの年」記念としておまけゲーム『ルイージブラザーズ』が付属。
    本編のゲームクリアで出現する隠し要素だが、【New スーパールイージ U】のセーブデータがあれば最初から遊べる。
    タイトル画面が「LUIGI BROS.」になり、マリオは登場せず、1P側・2P側両方共にルイージとなっている。
    1P側は現行のモダンカラー(緑の帽子・シャツに青いつなぎ)のルイージ、2P側は旧来のクラシックカラー(白い帽子・シャツに緑のつなぎ)のルイージとなっている。
    その他、コピーライトの年数に「2013」が追加されていること以外は、バーチャルコンソール版の原作とほぼ同様。
    移植作品である【スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド】でもそのまま収録されている。
    ただしそちらは【New スーパーマリオブラザーズ U デラックス】?とのセーブデータによる救済措置がないため、自力で出現させる必要がある。

【ゲームボーイアドバンス】

【スーパーマリオアドバンス】アドバンス2アドバンス3アドバンス4【マリオ&ルイージRPG】に収録。
最大4人までのマルチプレイに対応しており、収録されている5作品間であれば別ソフト同士でも通信が行える。
バトルモードは1カートリッジプレイも可能だが、クラシックモードのマルチプレイはマルチカートリッジプレイ限定。
基本的にどのソフトでも仕様は同じだが、『アドバンス』では後に発売したシリーズと音質が異なったり、『マリオ&ルイージRPG』ではタイトル画面で一人で遊ぶかマルチで遊ぶか選択するという違いがある。

キャラクターの見た目はスーパーマリオブラザーズ3の「なつかしのマリオブロスゲーム」に準じた姿になっているが、効果音はオリジナルのマリオブラザーズに準じている。
それに伴いテレサがファイアボールに先祖返りしていたり、フリーズがフリーザーと名を変えて復活したりと初期の要素が見られる。
操作方法はスーパーマリオアドバンス基準に変わっており、下長押しで貯めジャンプができる他、POWブロックや他プレイヤーを持ち上げる事も可能。

クラシックモードはルールも従来のマリオブラザーズに準じており、ボーナスゲームも収録。もちろん1人でもプレイでき、最大4人協力プレイできる。
残機が3以上溜まるようになり、ボーナスゲームでパーフェクトを取ったり、敵を一度にまとめて倒すと1UPするようになった。

マルチ用のバトルモードでは4の倍数のステージ毎に【クッパ】まで登場する。
こちらのルールはコインを先に5枚集めたプレイヤーが勝利と、スーパーマリオブラザーズ3のそれに準じたルールとなっている。
さらに、2人対戦時限定でPOWブロックの代わりに「ゴミ箱」が登場し、中に入ると一定時間閉じ込められる代わりにアイテムが1つ貰える。
アイテムは「POWブロック」「こうら」「魚の骨(ハズレ)」「たまご」の4種で、たまごはさらに「コイン1枚」「ハート(スーパーマリオ化)」「スター(無敵)」のどれかが出る。

なお、タイトルこそマリオブラザーズだが、ゲーム内ではタイトル画面にしかルイージが出ておらず、2Pが操作するのは緑色のマリオである。
3Pは黄色のマリオ、4Pは水色のマリオになっている。

『マリオ&ルイージRPG』の本編内には本作を由来とするネタが数多く収録されている。
また、流出した開発中のサンプル版ROMでは復活演出の際に画面上部に出現した足場から兄弟が復帰するという演出も設けられていた。

キャラクター(アドバンス)

アーケード版

1983/07/14稼働開始。アーケードゲーム版でFC版の移植元となった作品。
基本ルールは同じだが、カメさんの見た目が異なり、つららが登場する。
2017/09/27にはNintendo Switch向けにハムスターからアーケードアーカイブス版が販売された。

【ゲーム&ウオッチ】

1983/03/14発売。アーケード版及びその移植作品が有名だが、実は同名タイトルで最も早く発売されたのはこちらのゲーム&ウオッチ版である。
ベルトコンベア上を流れてくる荷物を運ぶ仕事をしている。
まったく別物のゲームであり、左右のキーでマリオとルイージを上下に動かし、箱を一番上まで運んでトラックの荷台に乗せる。
荷台がいっぱいになるとトラックが出発して多くのスコアが入る。
箱を掴めないと下に落ちてワンミスになってしまう。
後に【ゲームボーイギャラリー3】に収録された。「いまモード」では【クッパ】【ワリオ】も登場する。

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最終更新:2025年05月11日 14:44