【ケン・マスターズ】

ケン・マスターズ とは、ストリートファイターシリーズからのゲストキャラクター。

プロフィール

ケン・マスターズ

他言語

Ken Masters (英語)

別名義

ケン

種族

【人間】

性別

所属

マスターズ財団

初登場

ストリートファイター

任天堂初登場

【大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U】

赤い道着を着た筋肉質で厳つい金髪の男性。
剛拳の弟子の一人であり、【リュウ】とは兄弟弟子の関係を持つ。
マスターズ財団の社長である上に妻子持ちのエリートの上、リュウと互角の格闘術を身に着けている。
しかし彼と比較して未熟な部分も持ち合わせ、何かと洗脳される事が多く見られていた。

作品別

ストリートファイターシリーズ

最初はリュウの2Pキャラでまったく違いはなかったが、シリーズが進むごとに「波動拳に長けるリュウに対して昇龍拳に長けるケン」といった形に差別化されており、炎を纏った昇竜拳のような独自の技も身に着ける。
リュウからは親友兼ライバルとしてその実力を認められているものの、サガットやベガ、セスといったボス級キャラクターとの掛け合いの多くで「リュウに劣る」と評価されており、本人もそれを自覚してリュウに対してコンプレックスを抱いている。
その隙をベガに付け込まれて洗脳されるのが一時期はお約束のように繰り返されてしまっていた。
『ストリートファイターZEROシリーズ』以降はリュウが持つ「殺意の波動」にいかに向き合うか、が『ストリートファイターシリーズ』そのものの根幹をなすようになっているため、暴走キャラとしての枠は完全にリュウに移行している。
しかしながら、当時カプコンと相互コラボを行っていたSNKが製作した『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』で自社キャラの八神庵のEXキャラ暴走庵こと「ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ」の対になる存在として「 洗脳されたケン 」という身も蓋もない名前のEXキャラが登場し、Switchで発売された『ウルトラストリートファイターⅡ ザ・ファイナルチャレンジャーズ』にも逆輸入されている。

なお、初代『ストリートファイター』の後に発売されたアクションゲーム『2010ストリートファイター』の北米版にあたる『Street Fighter 2010 The Final Fight』では、国内版と設定が違ってケンが主人公を務めており、初代『ストリートファイター』で彼が優勝してから25年後が舞台となっている。しかし、とんでもないハードSFな世界観な上に最終的に地球が滅亡することを匂わせるバッドエンドで終わっていることや、後の『ストリートファイターⅡ』以降の正史では初代でリュウが優勝した設定になったことから、流石にパラレルになっている。
一応、カプコン公式でなかったことにしているわけではなく『ストリートファイターⅤ』の公式サイトで言及されている。

リュウや春麗ほどでは無いがコラボ作品に出演する機会が多く、『頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM』などで【テリー・ボガード】、『NAMCO x CAPCOM』などで【三島一八】、『MARVEL VS. CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES』などで【ロックマン】、『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』で【クロム】【ルキナ】、『パズルアンドドラゴンズ』などでジョーカーと共演済み。

【大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U】

本作の時点ではフィギュアで登場。

【大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL】

隠しファイター。「ケン」表記で登場する【リュウ】のダッシュファイター。
ダッシュファイター扱いではあるものの、結構な部分でモーションや技の性能が異なっており、リュウとはかなり差別化されている。
スマブラSPと同時期に展開していた『ストリートファイターⅤ』ではそれまでの赤い胴着を一新して黒いスポーツウェア姿となっているが、本作ではリュウのイメージに合わせるためか『ストリートファイターⅣ』まで着ていた赤い胴着で参戦している。クラウドやベヨネッタは衣装違いが採用されているがリュウと彼は『ストリートファイターⅣ』以降のスポーツウェア以外のカスタマイズ衣装も採用されなかった。

リュウ共々アップデートで強化され侮れない強さを持つに至ったキャラなのだが、コマンド入力等の独自要素が操作難度を引き上げており、強さの割りには使用人数が少ないちょっと不憫なキャラ。

勝ちあがり乱闘では【ダークサムス】の「仲間に牙剥く精神汚染」、【ミュウツー】の「洗脳による支配」でそれぞれ味方タッグを組む場面がある。
この2つの勝ちあがり乱闘は「原作で洗脳されて敵に回ったことのあるキャラと手を組んで主人公を倒す」という如何にも悪役チックなルートなのだが、やはりケンと言ったら洗脳されるキャラ、という印象は今なお色濃いらしい。

スピリッツバトルではカラフルな服を着た格闘家、筋肉質でキザな男性キャラのスピリッツバトルで相手になる傾向がある。

共演済みで顔馴染みのファイターが多いが、スクリーンショットでの絡みは三島一八に格ゲートリオで挑んでいるシーンぐらい。

能力・武器

  • 昇龍拳/ファイヤー昇龍拳
    おなじみの対空技。ケンは炎をまとったファイヤー昇龍拳を使用可能。
    ケンは「迷ったら昇龍拳」と語っているが、『スマブラ』では補正の関係で連発するのは悪手である。
  • 大外回し蹴り
    体を一回転して放つ蹴り。
  • 鉈落とし蹴り
    斜め上への蹴り上げ。
  • 稲妻かかと蹴り
    大外回し蹴り・鉈落とし蹴りから派生する踵落とし。
  • 神龍拳
    回転しながら昇龍拳を放つ。一部作品では炎の柱が上がり、『スマブラ』でもこちらのバージョンが採用。
  • 疾風迅雷脚
    蹴り技のコンビネーションを放つ。『スマブラ』では『スーパーストリートファイターⅣ』の紅蓮旋風脚のエッセンスも含んでいる。

おもなセリフ

  • いくらでも かかってこい! たたきつぶして やるぜ!!
    『Ⅱ』の勝利セリフの1つ。この当時は「わしの ふんどしかつぎにでもなって やりなおすか? がっはっはっはっ!!」だの「ろしあの だいちを おまえの ちで そめてやろうか!?」だの「フフ、私みたいな小娘にやられちゃって くやしくないの?」だの他のキャラも血の気が濃いセリフや上から目線のセリフが多かった。
    『スマブラ』でも前半部分が勝利セリフに採用されている。

関連キャラクター

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最終更新:2024年02月12日 20:52
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