オルクス・レギオン
[解説]
第五世代機兵
通称:オルクス・レギオン(Oculus Legion)
通称:オルクス・レギオン(Oculus Legion)
ゲア・ガロウドをベースとした世界初の早期警戒管制機であるオッキオ・ガロウドでは手持ち式であったエーテル・ロケーター・アンテナは後頭部に内蔵されており、通常型のレギオン、N型レギオンと比較して非常に大型の頭部を持つ。
大型で重量のあるエーテル・ロケーターシステムを装備している上に、その膨大な消費魔力を賄うために大型の液体エーテルタンクを装備しているために機体重量は非常に重く、運動性は極めて低い。
N型レギオンをベースとした後期型ではバックパック及び脚部に高機動装備を増設され、機動力は多少改善されているものの、やはり近接戦闘に耐えるだけの機動力、運動性を確保できているとは言い難い。
[武装]
早期警戒管制機である本機が戦闘に巻き込まれた時点で戦略的には敗北を意味するため、戦闘用の武装は一切装備しておらず、緊急時用の閃光弾投射器を待つのみである。
閃光弾投射器
本機唯一の携行装備。この装備は攻撃用のものではなく、通信ができない状況において、観測した敵の規模や脅威度などの情報を予め決めておいた色の閃光弾を撃ち上げることで味方に伝えるためのものである。
当然、閃光弾を打ち上げることは自身の位置を敵にも伝えることに他ならず、機動力に劣る本機においてはリスクも大きな行為であるが、最悪、機体を犠牲にしてでも「味方に情報を伝える」という本機の目的を確実に達成するために欠かすことのできない装備であった。