「機装兵 ゲア・ガロウド」

[解説]
ガロウド系と呼ばれる聖華暦300年代当時の帝国軍主力機兵。
密集隊形を組み、大型の盾を持った機体の内側から竿状武器で攻撃する集団戦術を前提とした機体設計をしている。
様々な派生機や後継機が開発され、長きに渡って帝国を象徴する機兵として君臨した。
密集隊形を組み、大型の盾を持った機体の内側から竿状武器で攻撃する集団戦術を前提とした機体設計をしている。
様々な派生機や後継機が開発され、長きに渡って帝国を象徴する機兵として君臨した。
この機体は、もともと魔装兵ダアク・ガロウドから魔装兵的要素を排除し、機装兵として再設計するというコンセプトで開発が行われた。
その際に帝国工廠では、ダアク・ガロウドを300年代現在の機兵として完成させる際に大きく参考にした、聖王国軍より鹵獲した機装兵ラルグ・カリキュラに基本構造を求めている。
これはダアク・ガロウドがゲイズ・ガロウドに源流を持つ、超科学技術を投入されて設計・建造された、ヴァース条約違反の機体であったが故だ。
その際に帝国工廠では、ダアク・ガロウドを300年代現在の機兵として完成させる際に大きく参考にした、聖王国軍より鹵獲した機装兵ラルグ・カリキュラに基本構造を求めている。
これはダアク・ガロウドがゲイズ・ガロウドに源流を持つ、超科学技術を投入されて設計・建造された、ヴァース条約違反の機体であったが故だ。
結果として、純粋にこの時代の技術水準だけで造られたゲア・ガロウドは、ダアク・ガロウドから見れば非常に低水準な、しかし一般の機兵から見れば充分に水準以上の能力を持った、そこそこ強力な機兵として産声を上げる。
しかしこの機体の恐るべき点は、当時の低レベルな生産技術をもってして、多数の均質で均衡の取れた機兵を量産し得た、という事実にある。
しかしこの機体の恐るべき点は、当時の低レベルな生産技術をもってして、多数の均質で均衡の取れた機兵を量産し得た、という事実にある。
ゲア・ガロウドは、集団戦を行うための均質な機体能力を持ち、部隊指揮のための簡易通信機(発光信号を送受信する事で、ツー・トン方式の断続的な音による信号を送受する仕組み)を基本装備にしている。
このため、ゲア・ガロウドは第二世代機兵として造られた存在でありながら、第三世代機兵の最初の機体とされている。
このため、ゲア・ガロウドは第二世代機兵として造られた存在でありながら、第三世代機兵の最初の機体とされている。
ゲア・ガロウドの外観は、その祖である重機動人型戦闘機ゲイズ・ガロウドや、精霊機ゲインズ・ガロウド・クーロとは大きく異なっている。
並べて見れば、若干の共通性は見いだせなくも無い、程度の相似はあるものの、やはり大量生産のためか各部の意匠は大きく簡略化されているのだ。
並べて見れば、若干の共通性は見いだせなくも無い、程度の相似はあるものの、やはり大量生産のためか各部の意匠は大きく簡略化されているのだ。
[武装]

この機兵の装備は、長剣、斧槍、大盾、小銃型魔導砲などである。
集団戦を行うため、均質の取れた戦闘力を維持する必要性から、ごくごく稀に特殊任務を行う機体に特殊な武装が与えられる事はあるが、通常は一般的な武装のみを装備する。
集団戦を行うため、均質の取れた戦闘力を維持する必要性から、ごくごく稀に特殊任務を行う機体に特殊な武装が与えられる事はあるが、通常は一般的な武装のみを装備する。
[関連機体]
添付ファイル