森林都市 ヘイゼルニグラート
[解説]
その起こりは建国期初期の頃であり、精霊 シュブ=ニグラス封印後、周辺の森林に暮らす複数の集落をまとめる形で築かれた。
当初から、豊富な森林資源を利用してスモークウッドに代表される木材や樹血(魔墨の材料)の生産が行われており、聖華暦800年代においても聖王国における木材、樹血生産の中心と言える都市である。
当初から、豊富な森林資源を利用してスモークウッドに代表される木材や樹血(魔墨の材料)の生産が行われており、聖華暦800年代においても聖王国における木材、樹血生産の中心と言える都市である。
また、その立地からアルヴの森に住まうエルフ達とも交流があるため、エルフの王国との国境管理、出入国審査機能を兼ねた関所のような役目を果たしており、聖王国の行政機関を通した正式な訪問であっても、森生まれのエルフの知己を頼った訪問であっても、ヘイゼルニグラート経由でアルヴの森に入るのが一般的である。
[都市施設]
アルベルティーニ邸
街の中心部、行政区画に隣接するように建てられた、領主アルベルティーニ家の邸宅。
大きな邸宅ではあるが、その作りは比較的質素であり、豪華さでいうなら街に存在する林業系大商会の主人の邸宅の方がよほど豪華な作りといえる。
街の中心部、行政区画に隣接するように建てられた、領主アルベルティーニ家の邸宅。
大きな邸宅ではあるが、その作りは比較的質素であり、豪華さでいうなら街に存在する林業系大商会の主人の邸宅の方がよほど豪華な作りといえる。
クルセイダー第七師団本部『ガッビアーノ・ロッソ』
クルセイダー第七師団、カシードラル・ホロウの本拠地であり、アヴェルラ・アルベルティーニが直接指揮をとる騎士団、緋鴎騎士団及び、偵察を旨とする月光騎士団が拠点とする基地。
クルセイダー第七師団、カシードラル・ホロウの本拠地であり、アヴェルラ・アルベルティーニが直接指揮をとる騎士団、緋鴎騎士団及び、偵察を旨とする月光騎士団が拠点とする基地。
街の南側区画の一部を占める中規模の軍事基地で、2つの騎士団が駐屯するのに十分な設備が整っている。
余談ではあるがカシードラル・ホロウの戦力的な中核でもある残る2つの騎士団、翠犀騎士団と藍鶫騎士団は、その規模もあり、聖都ヴァース・ラン近郊にある第七師団支部基地に駐屯している。
そのため、用があるときにも団長と数名のクルセイダーのみが訪れることがほとんどで、こちらの本部にカシードラル・ホロウ全軍が集まることはほとんどない。
そのため、用があるときにも団長と数名のクルセイダーのみが訪れることがほとんどで、こちらの本部にカシードラル・ホロウ全軍が集まることはほとんどない。
クター出版本社
企画出版、自費出版のほか、広告の印刷なども請け負う出版社。
貴族向けに、家に伝わる古文書、家系図などの製本や修復などの業務も行なっている。
企画出版、自費出版のほか、広告の印刷なども請け負う出版社。
貴族向けに、家に伝わる古文書、家系図などの製本や修復などの業務も行なっている。
ディオニソス・ワイナリー、ディオニソス農園
聖華暦560年ごろ創業のワイナリーで、ラコニアワインを製造することでも知られる。
広大な農園を併設しており、ヘイゼルニグラートを代表する観光地の一つとなっている。
聖華暦560年ごろ創業のワイナリーで、ラコニアワインを製造することでも知られる。
広大な農園を併設しており、ヘイゼルニグラートを代表する観光地の一つとなっている。
エルフの王国に出入りする為には基本的にここを通らなければならない。