[禁忌の地]調査報告
聖華暦759年 6月
我々、自由都市同盟考古学研究会6名は、今年2月にようやく許可が下り、準備を進め、ついに、ついに、禁忌の地へと脚を踏み入れた。
護衛兼案内役としてロドスで冒険者3名、傭兵5名を雇い入れ、一路、東を目指してひた進む。
護衛兼案内役としてロドスで冒険者3名、傭兵5名を雇い入れ、一路、東を目指してひた進む。
仲間内から、これ以上は危険だから引き返そうと言う者も出始めた。
馬鹿な、まだ何も発見出来て無いんだぞ。
ここで引き返したら、無駄な経費を浪費したと馬鹿にされてしまう。
馬鹿な、まだ何も発見出来て無いんだぞ。
ここで引き返したら、無駄な経費を浪費したと馬鹿にされてしまう。
その日、我々は揉めたが、なんとか前進する事に決まった。
だが、仕方がないが次に危険と判断されたら引き返す事となった。
だが、仕方がないが次に危険と判断されたら引き返す事となった。
5日目
やったぞ。
WARESの移動要塞の残骸だ。
とは言っても、外殻の一部分だけで、他は見当たらない。
旧大戦後に持ち去られたか、鋼魔獣達が回収していったのかはわからない。
しかし、このオーパーツを持ち帰れば、幾分かは成果があったと、無駄では無かったと言える。
我々は、この外殻を掘り起こし、持ち帰る事にした。
やったぞ。
WARESの移動要塞の残骸だ。
とは言っても、外殻の一部分だけで、他は見当たらない。
旧大戦後に持ち去られたか、鋼魔獣達が回収していったのかはわからない。
しかし、このオーパーツを持ち帰れば、幾分かは成果があったと、無駄では無かったと言える。
我々は、この外殻を掘り起こし、持ち帰る事にした。
作業は大変だったが、夕刻までにどうにか掘り出す事が出来た。
機兵一機が抱える程の大きさなのが幸いだ。
明日はこれを持って帰路につく事となった。
機兵一機が抱える程の大きさなのが幸いだ。
明日はこれを持って帰路につく事となった。
6日目
またしても鋼魔獣から襲撃された!
今度はシュトルッツォが3台だ。護衛の傭兵と冒険者が一人ずつ犠牲となった。
機兵は後3機…うち1機は大切なオーパーツを抱えていて、戦闘なんかさせられない。
我々、調査隊員も従機に武器持たせてを自衛をせざるを得ないとは…
またしても鋼魔獣から襲撃された!
今度はシュトルッツォが3台だ。護衛の傭兵と冒険者が一人ずつ犠牲となった。
機兵は後3機…うち1機は大切なオーパーツを抱えていて、戦闘なんかさせられない。
我々、調査隊員も従機に武器持たせてを自衛をせざるを得ないとは…
7日目、8日目
奇跡的に魔獣、鋼魔獣とは遭遇しなかった。
我々は運が良い。このまま何事も無く安全圏にたどり着ける事を願う。
奇跡的に魔獣、鋼魔獣とは遭遇しなかった。
我々は運が良い。このまま何事も無く安全圏にたどり着ける事を願う。
どうなっている?
事態が良く飲み込みないまま、ティールテイルは掃討され、ネコグモは我々には目もくれずに移動して行った。
事態が良く飲み込みないまま、ティールテイルは掃討され、ネコグモは我々には目もくれずに移動して行った。
助かった。
その時に思い出した。過去にネコグモが魔獣に襲われた冒険者を助けたという報告が挙がっていた事を。
眉唾だと思っていた事が、自分達の危機で実証された訳だ。
その時に思い出した。過去にネコグモが魔獣に襲われた冒険者を助けたという報告が挙がっていた事を。
眉唾だと思っていた事が、自分達の危機で実証された訳だ。
これも、今回の調査の成果として、報告書に記しておこう。